◆11月1日(木)の子どもたち
2018年11月01日 木曜日
◆初めての経験(つぼみ)

今日から11月。今日11月1日は育子園の69回目の誕生日です。
5,6月くらいに植えてくれた、さつまいもの収穫の時期がやってきました。今日はその芋ほりにつぼみ組も参加しました。
初めて空中菜園までの階段を登り、子どもたちも興味津々。空中菜園に到着し顔を出している芋を少し掘って見せました。いろんなものに興味を示して何でも触って見ようとする時期の子どもたちですが、紫の得体のしれないものには興味というよりも少し恐怖、、、紫の芋を目の前に子どもたちの顔は強張り「ふひぃぃぃ」と触るのも嫌がっていました。
保育士がしばらく掘り続けていると、やっと大丈夫なものと分かったのか、〇くんが手をだしツンっと触ることが出来ました。嫌そうな顔をしていた◇ちゃんも採れた芋を渡してみると、いやいやながらも持つことが出来ました。
全員は空中菜園には行きませんでしたが、初めての経験はなんだか不思議な芋ほりでした。来週は掘った芋を焼いて食べるので楽しみです。
(K.E)


◆土からおいもが顔を出した(ふじ1)

今日もいいお天気。外で、子どもたちと一緒にやりたいと思っていたことがあるので、嬉しいお天気です。今日は、中2階のベランダ(空中菜園)で育っていたサツマイモを抜く予定。子どもたちはどんな反応を見せてくれるかなと楽しみです。
朝の集まりでは「おおきなかぶ」の絵本を読み、事前にシミュレーション。「うんとこしょ どっこいしょ」のところでは、こどもたちからも大きな声が出て、無事におおきなかぶが抜けました。そのあと、「今日はね・・」とサツマイモを抜く話をすると、真剣な顔をして聞き入る子もいました。
外に出ると、中2階に上がる階段(プール横)の前に誘導します。「この階段を上って、畑に行くんだよ。」と話し、数人ずつ上がることにしました。初めての場所でも、いつもの保育者や友達が一緒なので、心配なし。なにをするのかな?という表情で畑に入っていきました。まずは保育士がさつまいもを見つけ、抜く様子を見ています。実際は「抜く」というよりは、「掘る」という感じなので、お部屋でのシミュレーションとはちょっと違いました。
おいもの周りの土を手で掘って、どかしながらおいもを出していく様子を見ていた〇くんは、自分でも「あ!あった!」とおいもを見つけたり、上手に土をどかし、おいもを掘っていきます。保育士の様子をとてもよく見ているんだなと感じました。
△ちゃんは、掘ったいもを両手に持ってうれしそうに見せてくれましたが、そのあとも絶対に放そうとしません。「カゴに入れておく?」と言っても、ぎゅっと握ったまま。(サイズもちょうど手のひらに握れるサイズで持ちやすかったのかもしれません。。)よほどうれしかったのかなと△ちゃんのおいもを一本お部屋に持って行って置くことにしました。
後からやってきた※くんは、保育士が手招きしても後ずさり。なんだかよくわかっていない様子。保育士が掘る様子を険しい顔で見ていましたが、子どもの握りこぶしほどの小さなおいもを渡すと、恐る恐る手で持ってみました。何度か見ているうちに、今度は自分でも、土から顔を出したおいもに手を触れ、一緒に掘り出すことができました。
土の中に入っていた石のようなもの=サツマイモとつながっている子はどれくらいでしょうか。そして、後日行われるやきいも会で食べるおいもとつながるでしょうか。いつもとちょっと違った体験を子どもたちがどんな風に感じるか、一人ひとりに寄り添った関わり、声掛けで、楽しんでいきたいです。
※大きい、小さい、丸い、細長い・・・、子どもたちと同じように、一つひとつ違ったサツマイモ。。。子どもたちの表情もとっても豊かです。いい写真がたくさん撮れたので、今日もPDFファイルにまとめました。ぜひ、ご覧ください。
(T.M)

◆様々な「いいもの」を見つけた (ふじ2)

園庭遊びをしていた際に玩具を入れている倉庫の上から下がっていたサツマイモの蔦に気付いている子がいました。葉や蔦を引っ張るなど関心がありました。夏のキュウリやゴーヤの収穫を楽しんだ子たちには、植物への関心がたかまっているようです。
そんな姿からの数日後の今日は、少人数ずつで空中菜園に出来たサツマイモ堀の体験をしてきました。土の中に埋まっているサツマイモの先端が出ている事に気付いた子たちがしゃがみこむと嬉しそうに土を掘ります。保育者と一緒に「うんとこしょどっこいしょ」というみんなに身近な「大きなかぶ」の掛け声と同じように張り切って言っている子たちもいます。
小さめのサツマイモは、簡単に抜けるものの、大きいものはなかなか抜けません。色々工夫し、大きなサツマイモが抜けると大喜びでした。短い時間となりましたが、土の感触や蔦、サツマイモの感触を楽しんでいました。
その後は、園庭に戻り、先ほどの体験が鮮明に残っていた子たちは、砂場や土の山になっている所を見つけ、収穫ごっこが始まっていました。
土を掘り、出てきた石や土の塊をサツマイモに見立て「あった」と見つけると嬉しそうに見せてくれました。遊びの世界が広がっていました。
この収穫したサツマイモは、来週に「秋の美味しいものまつり」で焼き芋にする予定です。みんながまたどんな姿を見せてくれるかが楽しみです。
最近友だちの存在がより身近になってきた子たちが増えています。泣いている子を見つけると顔を覗き込んでみたり、頭を撫でてくれたりとやり取りが増えていますが、給食を食べ終えた後にエプロンを汚れ物入れに行く時の事です。
保育者と〇くんが閉まおうとするとその姿を見ていた△ちゃんが汚れ物の籠を出していてくれていました。とても嬉しそうです。
午睡時には、隣同士の二人。△ちゃんが〇くんの手を握るとなんだか嬉しそうな〇くん。手を繋いでユラユラさせたり、△ちゃんが優しく声を掛けたり頭を撫でてくれてリラックスしていて気付くとそのまま眠ってしまいました。
〇くんが寝てしまうと満面の笑顔を見せて顔を覗き込みお姉さんな表情です。やり遂げて満足した△ちゃんもその後寝付きました。
保育者が一緒に居ながらも子どもたち同士の世界が広がる昨今。この気持ちを引き続き大切に見守っていきたいと思います。
(N.Y)


◆誰のお誕生日?今日はお芋掘りだよね?(きく)

今日は早いもので11月に突入です。子どもたちに今日から11月が始まった事を伝え、両手の人差し指を使ってみんなで11を表してみました。「これが11。今日から11月になったんだよ」と言うと『えー!?』と驚く子どもたち。分かっているのかどうなのかは謎ですが、可愛らしい反応でした。
「11月は〇ちゃんと△くんと◇ちゃんのお誕生日があるから楽しみだね」というと本人達は『そうだよー△の誕生日だよー』と自慢気に話し、他のみんなは『ぼくはもう終わったもんねー』と言ったり『わたしはまだ。2歳なの』と報告し合ったりと、自分の事をしっかり把握している様子が伺えました。そんな今日はある大物のお誕生日です。
子どもたちに聞いてみました。
「今日は誰のお誕生日だと思う?」
『えー?』『わからなーい』
「実はね・・・みんなが毎日元気に来てくれているいくじえんのお誕生日なんだよ」と伝えると驚きの表情を浮かべています。中には『いくじえんじゃないでしょ!保育園でしょ!』と鋭い突っ込みも入りました。そうなんだけどどうじゃない・・・なかなか説明が難しいですがちゃんと理解してくれた子どもたちと気持ちが届くように大きな声でお祝いしました。今日で69回目のお誕生日(創立記念日)。可愛い子どもたちと出会わせてくれた佼成育子園に感謝です。
昨日から子どもたちには伝えていました。「明日はお芋ほりするよー」と。子どもたちはよく覚えていてくれて『今日お芋掘るんだよね?』『うんとこしょどこでやるの?』と沢山の質問が飛び交います。空中菜園の場所を伝えると『あーあそこか』と大人びた返事が返ってきて思わず笑ってしまいましたが、その目はキラキラと楽しみな様子がひしひしと伝わってきました。
早速空中菜園へ。久しぶりの空中菜園に興奮気味の子どもたちは嬉しそうに足を踏み入れます。ここで「お山(うね)になっている所は踏まないようにね」とお芋を掘りやすいように菜園を整えてくれていた職員に教えてもらい、うねの横を歩いて行きました。どこにお芋があるか分からないから優しく土を掘ること・抜いたお芋は投げたりしないで大事に持つことも教えてもらいお芋ほりスタートです。
砂場ではシャベル等を使っている事もあってか素手で土を掘るという行動に一瞬躊躇した様子の子どもたちでしたが、大人が見本を見せると一瞬の戸惑いは消え去りそれぞれが手を伸ばし芋を掘り始めました。『あ!おいもあったよー』とすぐに見つけた子。なかなか見つけられず焦ってしまう子と色々な姿が見られましたがお芋が抜けると満面の笑みを浮かべるのはどの子も同じでした。
『見て~ぼくのおっきいよ』
『わたしだておっきいよ』
『葉っぱもついてるね~』
みんな収穫したお芋を大事そうに抱え、自分が掘ったお芋はどのお芋よりも可愛いんだなぁと感じました。最後にはカゴに入れ、来週の秋の美味しいものまつり(さつまいもはもちろんですが秋の美味しい食べ物を焼いて楽しみます)へ出荷です。
秋は美味しいもの・綺麗なもの等、楽しみが沢山です。
秋はまだ始まったばかり。沢山楽しみたいと思います。
K・E


◆おめでとう(うみグループ)

11月1日は育子園の創設記念日ということで、みんなで育子園におめでとうの歌をうたいました。そしてお誕生日の☆ちゃんのお祝いもしました。育子園が「69歳の誕生日」ということをお話すると、「育子園も僕たちみたいに大きくなっているのかなー?」という子どもらしい発言や、「69歳!?すごい!」と驚きの声が聞こえてきました。
今日はさつまいも掘りをしました。
「さつまいもはどうやって掘ったらいいかな?」と子ども達に問いかけると
●くん「葉っぱを引っ張ったらおいもが全部とれるんだよ。」
○ちゃん「それじゃあ葉っぱだけとれちゃうよ。スコップで掘るんだよ。」
◎ちゃん「大きいスコップで掘ったらすぐとれるよ。」
◇くん「手で掘った方が力が入るからとれやすいよ。」etc・・・と、様々な意見が出てきました。子どもたちなりに考え、手をあげて発表してくれました。
実際に掘るときは素手で掘りましたが、みんなすぐに見つかり、「こんなに大きいのとれた!」「あ、切れちゃった…」「2つついてた!」とそれぞれ嬉しそうにとれたさつまいもを見せてくれました。なかなかさつまいもが見つからないもも組さんでしたが、保育士と一緒に土をかきわけ、最後は見つけることができました。さつまいもを手に取ると「とれた!」と満面の笑みでカメラにピースサインを送ってくれました。
普段は「やきいもじゃんけん」で盛り上がっているうみグループですが、来週は本物のやきいもでやきいも会です。みんな今から楽しみにしています。
秋の季節が感じられるさつまいも掘り、やきいも会。日ごろから季節に親しみを持てるよう、園庭などの外での関わりも大切にしていきたいと思います。
(K.Y)


◆スペシャルな出来事(にじグループ)

今日から11月。
今日はスペシャルなことが3つありました。
1つ目は、にじグループに新しいお友達が仲間入りしました。
みんな興味津々、でも、声をかけるのはドキドキという子どもたち。
新入園児の〇くんも少し不安そうにしていました。
その中で、おもちゃの場所を教えてあげたり、「何して遊ぶ?」と聞いてあげたりと優しく声をかけ、「パパに会いたい・・・」を涙を流す〇くんに寄り添ってくれる◇くんがいました。
そんな◇くんの姿に、〇くんも心を許したのか、不安になると◇くんの手を握ったり、一緒に塗り絵をしたりと、少し遊びだせるようになりました。
時々「パパに会いたい・・・」「早くお迎えに来てくれないかな・・・」と涙を流しながらつぶやくこともありましたが、そのたびに「さみしいの?」「すぐ来るからね」と返事をして、〇くんにとって、初めてづくしで不安も大きかったと思うのですが、◇くんの存在が少しだけ不安を取り除いてくれる存在になったと思います。
◇くんに「ありがとう。自分の遊びがしたかったら、いいんだよ」と声をかけると、「大丈夫!」と頼もしい返事が返ってきて、その後もずっと一緒にいてくれ、私たちも、とても安心できました。
2つ目は、11月1日は育子園の創立記念日です。
朝の集まりで、そのことを話すと「えー!」と驚きの声を上げる子どもたち。
そこで、子どもたちに、育子園は何歳なのかというクイズを出しました。
「子どもがいる所だから、6歳!」「39歳」「すごいおじいちゃんだと思うから100歳」など、子どもたちの意見は様々。
ひと通りの答えを聞いたところで正解の歳(69歳)を伝えると、またまた「えーっ」と驚きの声が上がりました。
みんなで誕生会で歌うお祝いの歌を歌ってお祝いし、「喜んでるかな・・・」と保育士が壁や床に耳を近づけると、子どもたちも真似をして「ありがとうって言ってる」「嬉しいって聞こえた」と感想を話してくれました。
11月生まれの誕生会の時に、もう一度、みんなでお祝いしたいと思います。
3つ目は、今度やるやきいも大会に向けて、空中菜園にサツマイモを掘りに行きました。
行く前に大きなサツマイモをみんなで掘る内容のエプロンシアターを見ました。
みんなの顔が隠れるくらいの大きなサツマイモを見て、「これくらい大きいのを掘ろう!」と気合十分で臨みました。
残念ながら、エプロンシアターほどの物は見つかりませんでしたが、なかなかのサイズのものが沢山収穫で、やきいも大会がとても待ち遠しくなりました。
今日1日でスペシャルなことが沢山あり、そのたびに、子どもたちのいろんな反応を見ることが出来ました。
これからも、子どもたちの色々な反応を見つけ、気持ちを共有していけたらと思います。
(E.Y)


◆69回目の誕生日&食欲の秋 (そらグループ)

早いもので今日から11月。
今日は、育子園の創立記念日です。
朝の会で、育子園のお誕生日であることを伝えました。
何歳になったか子どもたちに聞いてみました。
「5歳」「8歳」「10歳」と声が聞こえてきました。
「みんなのお父さんお母さんよりも年上かな」とヒントを出すと
「58歳」「60歳」「100歳」と近くなったり、遠くなったりしましたが正解は69歳。
子どもたちから「え~」と驚きの声が上がりました。
「おめでとう~おめでとう~いくじえ~んおめでとう~」と歌でお祝いしました。
今日は空中菜園のお芋ほりをしました。
園庭で遊んでいると、そらグループの番が回ってきました。
順番に畑に入って行き、「一人一個ずつ掘ったらカゴに持ってきてね」とお話を聞いてから始めました。手で土を掘り返していくと・・・「あったー」「ちいさ~い」「でかいのげっと~」「雪だるまみたい」と色んな声が聞こえてきました。
大きいお芋から小さいお芋までみんなで大事に掘りました。
今日は掘るところまで。食べるのは来週のお楽しみです。
食欲の秋。また一つ秋の楽しさを体験した一日となりました。
先月は、ファミリースポーツディやハロウィンなどイベントが続きました。
今月もノベンバーフェスタや幼児組親子遠足などお楽しみが続きます。
「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」など、11月も子どもたちと一緒に沢山の秋を見つけていきたいと思います。(O.Y)

Posted in 園のこだわり