他者を見る目は
2018年10月24日 水曜日
先日、ある会議に「保育士募集の案内」に随行させていただきました。その会議の冒頭のあいさつに感激しました。A長さんは新潟県十日町のお祭りに多くの方と参加しその長を務められていました。お祭りも無事に終え帰路での出来事でした。サービスエリアで休憩しようと車を降りて歩いていたところ、窪みにはまって足をくじいてしまったとのことでした。そのことを多くの会員さんの前で、足をくじいたことを通して気づいたことを話されました。話を聞かれていたBさんがA長さんに直接、受け止めた思いを伝えました。「私たちが今日一日にお祭りに参加し、全員が無事に参加できたのもA長さんが祈り、念じてくださっていたおかげです。足のけがは一身に私たちの代わりに受けてくれたのだと思います。」と話してくれたというのです。A長さんは、Bさんからものの見方、受け止め方をおしえていただきましたとその時の思いを伝えてくれました。
A長さんが自分のけがを通して自分を内省したことを話されたことは、なんと正直な方なのか、精進される姿勢がすごいなと思って伺っていましたら、その話を聞いていたBさんはA長さんのけがを自分たちの代わりにされたものであると受け止められました。Bさんもなんと心の広い、心の温かい方なのでしょうか。
Aさん、Bさんのように素直に正直に出会いに感謝で受け止められるようになりたいと思いました。
副園長 田中
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