子どもからの声かけ
2018年10月04日 木曜日
先日、誕生会があり幼児組がホールに集合しました。
最初にみ仏さまにご挨拶。
舞台にいてお祝いする園児の方を向いている誕生児は、司会の保育者の言葉で後ろを向き、み仏さまに顔を向け挨拶します。
しかし、誕生会で自分の番がくるのは一年に一回のことで、緊張や嬉しさで保育者の言葉が届いていない子もいます。
そんな子どもたちには、司会者や近くにいる保育者が声をかけるのですが、今月は違っていました。
保育者が声をかける前に、お祝いする子が声をかけて教えてあげてくれたのです。
「後ろ向くんだよ。」
「みほとけ〜。」
など色々な声が飛んでいました。
気付いた子が主体的に声をかけて教えてあげている姿が垣間見られました。
見守る保育とは、見守っても大丈夫な子どもたちを育てる保育です。
保育者が子どもの発達段階を捉え、時には見守り、援助が必要ならしっかり向き合うことを行っていますが、この関わりの中で子どもたち同士でも見守るということが自然と行われています。
そして、大人では思いつかないような見守り方をしてくれる時もあり、大人の方が学びになる時もあります。
これからも、子どもたちがキラリと輝く瞬間を見逃さないように見守ると共に、キラリと輝けるような丁寧な関わりをしていきたいと思います。
副園長 高野
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