◆10月24日(水)の子どもたち
2018年10月24日 水曜日
◆園庭をいっぱい使って(つぼみ)

今日の朝は、『いないいないばー』の紙芝居をよみました。最近バーと顔を見るたび言う◎くん。いっしょになってバーと力を入れてお話ししながら、紙芝居をみていました。
今日は園庭で遊びました。いつものように、朝のお集まりの後、準備をして園庭に出ました。園庭に出ると、今日は誰もいなかったためか、いつもはすべり台の周りでしばらく集まって遊んでいるのですが、今日は、高月齢の子など、遠くの方へ、どんどん行く姿が見られ、トランポリン、赤いすべり台のあるお山の方など、自由に散って遊んでいました。ト
ランポリンでは、振動を感じて、身体が揺れるのを楽しんだり、跳ぶことは出来ないので、一生懸命歩いていたり。コンビネーションのトンネルを、お友だちについて通っていたり、みんなアクティブによく動いていました。秋の日差しを浴びながら、園庭をいっぱい使って伸び伸びとよく遊んでいました。
(T.Y)


◆散歩日和(ふじ1)

ふじぐみのはらぺこあおむしが段々大きくなってきました。まだ色は黒っぽいですが、だいぶあおむしらしくなってきました。時々、子どもたちと一緒に観察しています。今朝も、虫かごのふたを開けテーブルの上に置くと、どんどん集まってきて、頭を寄せ合って見ています。〇くんは、顔を近づけてじーっと見ては「あー!あー!」と声をあげ保育士を見て、「なにかいるよ。」と教えてくれているようです。朝の集まりでも、大型絵本の「はらぺこあおむし」を読み、虫かごを見せ「おんなじだねえ。ちょうちょになるかなあ。」と言うと、わかっているのかわかっていないのか、ちょっと不思議そうな顔をして聞いていました。
この季節は、晴れるとお散歩にはとても気持ちの良い季節。保育士体験に来てくださったママ先生のリクエストもあり、お散歩に行くことにしました。行き先は、なかなかプライベートでは行くことのなさそうな大聖堂の屋上に決定。出発してすぐに「ぷーぷー。」と指さす方向に目を向けると、パトカーを発見しました。今日もたくさんはたらく車が見られるかな?と楽しみに出かけました。バス、トラック、消防車・・・と様々な車に出会い、ご機嫌の道中を経て、屋上に到着。日も差してちょっとまぶしいくらいですが、とても気持ちよく、散歩カーを降りた途端に、思わず走り出す子どもたちです。「あ!」「ひこうき!」と見上げた空も、ずっと見ていたくなるほどの気持ち良さです。
階段を見つけると、どんどん登って、展望台を目指します。鉄板のプレートが置いてある部分があり、上を歩くと振動で音が出ることに気付き、普段トランポリンでジャンプをたくさん練習している子たちは、そのプレートの上でジャンプ。ガシャンガシャンと音がするのが楽しいようで、友だちと笑い合いながら、何度もジャンプしていました。子どもたちはなんでも楽しい遊びにしてしまう才能を持っています。
誰かが「ヨーイドン!」と言いだし、みんなでかけっこもして、たくさん身体を動かしました。帰り道は、ママ先生がお散歩カーを押してくださいました。散歩カーを押すのは、初めての体験ということで、ママ先生もちょっとうれしそう。ママに抱っこしてもらいたかった◆くんは、ちょっと不機嫌・・・。でも、歩いているうちにご機嫌も直り、笑顔で園に帰ってきました。
この季節ならではの気持ち良さを、戸外でたくさん感じたいです。
(T.M)


◆お散歩の道中も公園内もドラマがいっぱいです。(ふじ2)

朝のおやつの際に「今日は、何しようか?」と話してみました。
すると「カレー」と行った〇くん。その返事に笑わせてもらいましたが、確かに「何をしようか?や「どこに行こうか?」と言っていなかったのでこの返事にも納得です。
その返事を聞いたこと達は、「えっカレー?」「カレー食べたい」など話す子も聞く子もしてその場が盛り上がっていました。
こんなやりとりが出来るようになったのも成長を感じる朝の一コマです。
今日は、先週行ったさくらの坂公園には、ある子とお散歩カーに乗る子。ベビーカーの子と様々な方法で公園を目指しました。
道中にもドラマがありました。つかまり立ちが安定してきた△くんも立って乗るお散歩カーに乗りとっても嬉しそうです。友だちと一緒を満喫しているかのようです。
歩きたいといった子たちは、保育者と手を繋ぎ様々なものを見つけると教えてくれます。
歩きながらも段差を見つけると上がってみたり、下がってみたりと歩くを楽しんでいました。
公園に着くとすべり台に向かう子もいれば、ロッククライミングを登ったり、降りたりと自分だできるやり方を選ぶのでバランスを取りながら自分のペースで行ったり、他の遊具も2度目の公園な為か「ここは、やってみよう」「ここは、やめておこう」と決めながら遊ぶ姿にも成長を感じます。
遊ぶ世界が広がることを感じていると◇ちゃんがベンチに座って見たり、間に入って見ようか保育者の反応を見ながら遊び始めました。
その隣には、他園のお散歩リュックが置いてあり、その姿を見ていたその他園の子が「うちのリュックだよ」と静かに伝えてくれています。◇ちゃんは、触ることはないもののお兄さんの反応を見てニコニコしていました。すると他園の子が優しく◇ちゃんの鼻を拭いてくれました。
◇ちゃんも嬉しそうでした。明るい◇ちゃんだからかそのやり取りになったようです。微笑ましい姿です。
遊んでいると秋晴れになりみんな心地よさそうでした。また、一か所お気に入りの場所を見つけたので、また遊びに行こうと思います。
(N.Y)


◆続々と。(きく)

昨日に引き続き、今日もママ先生が来てくださいました。朝の集まりでドキドキしながらも『お名前は?』と代表して聞きに行ってくれた〇くんと△ちゃんは笑顔で答えてくださった☆くんのお母さんにホッと一安心のご様子。みんなで『よろしくお願いします』と挨拶をして一日がスタートしました。
園庭では以前も行ったしっぽ取りゲームをしました。しっぽ(リボン)を見せると『あっ、しっぽだ!』としっかり覚えており、ルールもバッチリ。スムーズに始まりました。『待て待て~』と大声を出して追いかける姿が様になってきており、逃げる方も前以上に必死になっていました。大人も子どももよく走りました。
徐々に遊びも広がっていき、まだまだしっぽ取りゲームを楽しむ子と他の遊びを始める子で分かれていきます。そんな中で、以前からツリーハウスに登るために下から棒をよじ登ろうと頑張っていた◇ちゃんがつり橋を渡りながら上から『先生登れたよー』と嬉しそうに報告してくれました。あれ?前まで登れていなかったはず・・・すると『初めて登れたよー』と更に教えてくれました。「そうだよね?初めてだよね?もう一回登って見せてー」とお願いすると、それはもう得意気になって一度と言わず二度三度披露してくれました。その姿を見て近くにいた◎くんが『◎もやりたい!』と挑戦し始めました。初めての試みで登れはしませんでしたが友だちが登っている姿をよく見て足の掛け方・手の使い方を真似ていました。そしてさっき登れたばかりの◇ちゃんが『こうやって登るんだよ』と教えてあげる場面も。こうやって一人、また一人と登れるようになっていくのだなと感じました。
また、その後ろでは◇ちゃんと同じ頃から太鼓橋に挑戦していた□ちゃんがついに一人で完璧に登っていました。□ちゃんに引き続いてその後ろを▼くんも足をバタつかせながらも必死に綱を掴んで一人で登って見せました。二人に「すごいよ。一人で登ったの?すごーい」と言うと、嬉しいのと恥ずかしい気持ちで顔はデレデレ。自分の力で登れるとこんなにも満たされた姿を見せてくれるのだと改めて感じました。
今日は続々と達成者が現れました。
ママ先生も来て、出来ることも増え、嬉しい事続きの一日でした。
そして、『ママ先生トントンして~』と大人気のママ先生。トントンして欲しさに眠らず待つ子も続々と。優しく関わって頂き感謝です。
これから来てくださるママ先生・パパ先生、ぜひお待ちしております。
K・E

◆なりきり☆店員さんです! (たんぽぽ)
今日はミッキー体操のあとに、たこやきなんぼマンボ!を踊ってみました。
元気いっぱいの「マンボッ!」の掛け声、ばっちりです。
少し曇りがかっていた空も、元気に踊っているうちに徐々に晴れ間が見えてきました。
昨日外に出られなかったこともあり、「園庭」のフレーズに大喜び。そしてお休みの子がおらず、全員集合なことにも大喜び。
嬉しい気持ちいっぱいで、園庭に向かいました。
「鬼ごっこする人~!」と集める〇ちゃん。「おにきめ・・おにきめ・・」と一人ずつ順番に靴をトントントン・・鬼が決まったようで一斉に走り出しました。
誰が鬼とかどっちが逃げていてどっちが追いかけているのかは分からぬままでしたが、終始楽しそうな子どもたち。あっという間に息も切れ「あついねぇ」なんて言葉も聞こえてくるほど全力で楽しんでいました。
その中でも子どもたちの中でそれとなくルールがあり、それをみんなで共有したり、「ちがうよ」「こうだよ」と確認したりといった姿も見られ、遊びがさらに広がってきています。
身体を動かしたあとは、自然とログハウスに集まってきました。
カウンター台にはズラリとカップが並び、「いらっしゃいませ~」「ケーキですよー!」とお店屋さんごっこが始まりました。
お金を持って買いに行くと「100円です!」と教えてくれました。
お金と引き換えにもらったチョコレートケーキにパンケーキ。
『ごちそうさまでした。美味しかったです!』と言うと、
「どうもありがとうございましたー!またきてくださいね~!まってまーす!」
「ケーキはいかが~?どうぞ~」「お金もくださ~い!」
最後までやりとりがしっかりしていて感心しました。
最近お部屋でもお金のやりとりが見られてきたので、お金が入ったお財布をおままごとの遊びの中で提供しています。そんなところからも、園庭での遊びにも繋がってきているようです。
お母さんたちと行く買い物での再現だったり、うみグループで行われた縁日の中でのやりとりだったり、いろんなことを参考に・・子どもたちのセリフのバリエーションも驚くほど豊富です。
たこやきを売っている子もいました。ちゃんと爪楊枝代わりに細い枝を差してくれるなど、細かなところまで再現しています。
アイスコーヒーも作りはじめたり、どんどん広がるお店屋さんごっこ、子どもたちの発想や展開がこれからも見どころで、楽しみです。
S.S


◆今日も良い日に (うみグループ)

今日は室内遊びと園庭遊びの時間を普段の生活の時間を繰り上げ長く持ちました。
ファミリースポーツデーに向けての活動や練習は少しおやすみをしました。
室内では共同作成をしたカプラの作品が多く、人気のチビブロックゾーンが閑散としています。一人で遊ぶ子どもが少なくなったのと、一人で遊ぶ玩具のレベルが上がったLaQゾーンが少しずつ人気となりました。
またおままごとゾーンも人気で、そこで遊ぶ異年齢の子ども達が増えています。
人数の割におままごとゾーンが狭くなるほどです。
ロフト遊びでは、ドアを閉めるか開けるかの交渉や、何ごっことして使うかの交渉を子ども達が行なっています。少し白熱する事もありますが、再度ルール確認や安全性を確認して折り合いをつけています。今日はロフトの階段に座り何を始めるのかと見ていると「皆さん、シートベルトした〜?」と何度も聞いていました。ドライブごっこでした。
ドアを閉めてそのドアを正面にハンドルを持つふりをして出発と言っていました。
何も無い空間の広場には造形ゾーンを設定し、自分達の仮装用のマントに装飾を施したり、新たにお化けを作っています。
この形は?これ良いね。と子ども達が想像を膨らませながら作成しています。
時に、イメージはあるけど形にできない時など保育者に相談したりアドバイスをしたりしていますが、その時の嬉しそうな表情とハッとした驚いた表情はとても心が温まります。
机上遊びでは、年長児が描いた塗り絵をやる子ども達や、工程のある制作を行っていました。
それぞれの遊びを見ていくのと同時に遊び場所を見ていくと今の子ども達の遊びに合ったレイアウトが必要と分かり、玩具の見直しと場所の設定や広さを考えて提供し、子ども達と再度環境を整えていきたいと思います。
園庭遊びでは好きな場所でとことん遊びます。大きな声や大きな音、走ったり、汚れてもある程度の自由の幅があります。
保育者は危険だと感じる場面以外は子ども達のありのままの姿を保障していきます。
最近保育者と行うのはサッカーです。
異年齢でやりますが、大体は年長男児です。
女児も参加する時もありますが、普段参加する女児は参加している男児の様なタックルや執着をボールに対して抱いていない為、中々ボールに触れる事が出来ません。
その時に、もう良いから、●ちゃんと遊ぶほうが楽しいし。と言ったり、少しは手加減したら?強いんだから。と言ったり、こんな遊びなんてつまんない。と言ったりします。そしてしばらくしていきなり後ろから服を掴み、男児に、今のうちよ。と言います。
十数年間、子ども達とサッカーをやって来ましたが十数年同じ様な場面を見るとその様な行動も微笑ましく思えます。
午後の活動も、保育園に来てよかったと思える様な保育環境を心がけていきます。
k★y

◆あと3回寝たら(にじグループ)

今日の集まりは遊戯の練習を行いました。
はじめにふじ組の踊る『エビカニックス』、きく・たんぽぽ組の踊る『たこやきなんぼマンボ』を踊りました。
先週の予行練習で踊りを見ていた子どもたちは思い出しながら踊ります。
年長児の『キッズ・ソーラン』から順に行いました。
年中・年少児は椅子に座って見守ります。
次に年中児『エイサー』、最後に『ラーメン体操』と続きます。
観客の子どもたちも歌って踊って、楽しんでくれました。
踊った後は組ごとに感想を聞いてみました。
「楽しかった」「上手にできた」と笑顔で答えてくれました。
見ていた子どもたちにも感想を聞きます。
「かわいかった」「笑顔が素敵だった」「上手だった」「かっこよかった」とたくさん褒め合う子どもたちでした。
最後に競技の一連の流れの説明を行い、親子競技のルールの確認など行いました。
園庭に行くと思いっきり身体を動かして遊びます。
ファミリースポーツディのこと練習しようか、と提案すると「リレーをやりたい」と年長児がいいます。
低年齢の子どもたちも多くいたため、時間をずらして行いました。
年中児の子どもたちも応援のため見守り、バトンの渡し方など練習を行いました。
あと3回寝たら本番。
子どもたちと一緒に当日まで楽しく雰囲気を盛り上げていきたいと思います。
(A,Y)


◆影響を与え合って成長する (そらグループ)

今日は昨日の続きのグループ旗作りをしました。
以前から「おばけを描きたい」「忍者や手裏剣も描く」と話していた子どもたちですが、最終的にはおばけ屋敷で作ったおばけを描く事に決まりました。
何度も描いてきたおばけという事で、子どもたちにはイメージが出来ているようです。
最初は以前描いた絵を参考にしながら描いていましたが、段々と何も見ないで描いていくようになり、「これは〇〇おばけでね~、食いしん坊なんだよ」「この子は女の子だから可愛くしてあげるの」等、自分のイメージをそれぞれ話し共有していました。
年長・年中児を中心に集まってきましたが、段々と年少児も興味を示し、最後まで取り組んでいたのは年中・年少組です。
年長児が描いた絵を真似て一生懸命描いていた子が、その後は何も見る事なく描いていたり、初めは絵を隠しながら描いていた子も、途中から隠す事なく描けるようになり、「見て」と笑顔で絵を見せてくれる等、異年齢の関わりの中で、自信を持って伸びのびと描く力が、自然と引き上げられている事が印象的でした。
ファミリースポーツデー本番には、このグループ旗と共に笑顔で入場する子どもたちを楽しみにしたいと思います。
また、折り紙でのハロウィン飾りやお菓子作りも人気で、ファミリースポーツデーの後はハロウィンと、楽しみはまだまだ続きます。
子どもたちの「描きたい」「作りたい」という意欲を大事にしていきたいです。
O・Y


Posted in 園のこだわり