◆10月20日(土)の子どもたち
2018年10月20日 土曜日
◆やさしい気持ち(つぼみ、ふじ、きく、たんぽぽ)

天気がよく過ごしやすい一日です。
園庭へ出て遊びました。幼児組の子どもたちが砂場でシャベルを使って穴を掘り始めました。その中に水を入れて川を作るようです。
ふじ組の△くんは一緒になって穴を掘り、つぼみ組の□ちゃんはお兄さんたちの様子をじっと見ていました。水がたまると砂場に小さな池ができました。
始めはシャベルで水をすくっていましたが、次第に手で泥の感触を確かめるようになりました。終いには足を入れてバシャバシャと足踏みを始めました。泥水がはねてお兄さんたちに少しかかってしまいましたが、
「楽しそうだねぇ。」と一言。優しくて穏やかな雰囲気に包まれた空間を見て温かい気持ちになりました。
靴ごと泥水の中に入ったため、靴下に浸水して気持ち悪く感じ始めるのかなと思いましたが、そんなこと気になることもなく夢中になってお兄さんたちと一緒になって遊んでいました。
土曜日保育が久しぶりだった児がいました。園庭へ出ると固定車のところでしばらくじっとしていました。きく組の○くんはとても気になっている様子で顔を覗き込んだり、肩をたたいたりしていました。
「どうしたの?」
「ねぇねぇ、遊ぼうよ。」
「こっちおいで。」
など声をかけ続けていましたが、ずっと動かず○くんは諦めていってしまいましたが、その後すぐに自ら好きな場所で遊び始めました。きっと○くんの心配していた気持ちが届いたのだと思います。
優しい触れ合いの中で子どもたちの心が成長していっているのだなと感じました。T.Y


◆涼しいですが・・・(幼児)

「園庭で泥んこしたい!!」という子どもたち。
「こんな涼しい日にやったら、風邪ひいちゃうかもよ・・・」と声をかけましたが、子どもたちはやる気満々。
園庭に出ると、砂場に駆け寄り、スコップで穴を掘ったり、道を作ったりしていきました。
「ここから、水流して!!」というので、ホースで水を流していくと、上手い具合に水路を通り、大きな穴に到着し、いい気な池が出来ました。
それを何度か繰り返していくうちに、近くで遊んでいたつぼみ組・ふじ組の子どもたちも近づいてきました。
せっかく作った池に入ってしまったり、水路を壊してしまったりしていたのですが、「あらら・・・」と笑って直したり、「あぶないよ」と池から出してあげたりと、ダイナミックに遊びつつも、優しい面もしっかり見せてくれました。
小さい子が来たからと、保育士がホースを片づけると、自分たちでバケツやペットボトルに水をくみ、泥んこ遊びはまだまだ続きます。
壊れるたびに補強したり、新しい道を作ったりしていったので、最後の方には崩すのがもったいないほど広範囲に広がり、「水流すよ!」「そこ、もっと掘って!」など、2人で始めたものが、小さい友達も加わり、大人数で遊び、子どもたちがみんな笑顔で協力し合っている姿を見ることができ、【涼しいから】と、無理に止めなくて良かったと思いました。
どうしても、涼しくなったら泥んこはしないと思ってしまいますが、今日の様子を見ていると、幼児組の子どもたちは、ちゃんと洋服がぬれないように気を付けていたり、友達にかからないようにしたりと、自分たちなりに気を付けていて、これが子どもたちの気づきに繋がっているのかなと改めて感じさせられました。
もちろん、天候や体調などを考慮してですが、【この時期はこの遊び】と決めつけずに、子どもと楽しい遊びを見つけていけたらと思います。(E.Y)
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