◆10月12日(金)の子どもたち
2018年10月12日 金曜日
◆枯葉あそび (つぼみ)

今日は園庭で遊びました。枯葉が少し落ち始めてきました。園庭にも、枯葉が散らばっていたり、風の流れでたまっていたりするところもあります。大きなバケツに枯葉をたくさん入れたものが置いてありました。近くにはお料理用のボールがありました。
枝を持っていた〇くん、◎ちゃん。その枝でボールをつついたりしていました。枯葉をボールにいれてみると、またそれをつついたり。また、地面の枯葉をその中へ入れてみたり、出したりしてしばらく遊んでいました。つぼみ組の子どもたちも少しずつ集まってきました。
それぞれに、地面や枯葉をいじり、みんなといて安心するのか、場を共にして遊んでいました。風が吹くとみんなで上を見上げ、目を細めて風を感じ、揺れる木の葉をじっと見つめていたり。また誰かが去り、誰かがやってきて、少し季節の変化を感じてあそんでいました。(T.Y)


◆作る (ふじ1)

朝、ブロックで何やら作っている数人。「できたー!」と〇ちゃん。見せてくれたのは、全部赤いブロックで作った車です。「わあ、消防車みたい。」と言うと、かなり得意げな顔です。〇ちゃんが消防車と思って作ったかはわかりませんが、色まで考えながら、あえて同じ色を選んで作っていたことに驚きました。
隣では△ちゃんが、高ーく積み上げてつなげたブロックを見せてくれます。△ちゃんの最近のお気に入り自信作です。
※くんは、まずブロックの車を二つつなげて見せてくれました。「つながったねえ。」と言うと、今度はその上にブロックをいくつかつけて見せてくれます。「バス?」と聞くと、「バス。」と言って、床を走らせていました。ただつなげるだけでなく、考えながら組み立てているのを見て、子どもたちの中で色んな力がぐんぐん育っていることを感じました。
玩具の取り合いをしている子がいます。その玩具は一つしかなく、相手の子はまだ自分も使いたいので、貸してくれません。「使い終わったら貸してくれるから、もうちょっと待とうね。」と声をかけ、気分転換に「エビカニ踊ろうか?」と提案しました。「踊る!踊る!」と思った以上の反応。朝から元気いっぱい踊りました。
いつものミッキー体操は、9時40分ごろなので、10分ほど時間が余りました。「外でミッキー体操する?」と再び提案。急いで、帽子と靴下、靴を履き、園庭中央のウッドデッキに集まり、「ミッキーさーん。」と呼んでいると、音楽が鳴り出しました。いつもはお部屋で踊っているミッキー体操、外で踊るといつもと違った新鮮な気持ち、気持ちよく踊りました。お友だちと一緒にやるのが、やっぱり楽しい。
終わった後は、それぞれ園庭に散らばって、遊びを見つけに行きました。
(T.M)


◆地下鉄を見に行ってきました (ふじ2)

今週は体調が優れない児が続出した週でした。まだまだ気候の変化が著しい日々が続きそうです。これからも体調管理に気を付けて行きたいと思います。
今日は〇くんのパパが保育士体験に来てくださいました。
〇くんも、他の子ども達も嬉しそうです。
子ども達はパパ先生、ママ先生が大好きです。
「今日一日遊んでもらおうね」と話すと子ども達の目がキラキラ。とっても楽しみです。
さて、今朝は月に一度の身体測定を行いました。
「自分で服を脱げるかな?」と声を掛けてみると、それぞれにTシャツを脱ごうと袖口を引っ張ってみたり、ズボンを脱ごうとしたり、おまけにオムツも脱いでしまっていたり・・・。
ハプニングもありましたが、それぞれに「やってみよう」という意欲が出て来ていて、嬉しく思いました。
測定は順番に行いますが、順番を待つ児のために近くに椅子を置いておくとちゃんと座って待っていて、なんだか急にお兄さんお姉さんらしさを感じてしまいました。
初めのうちは不安で泣いていた測定も、ほとんどの児が泣かずに受けられるようになっていたのにも驚かされました。
いろんな成長が感じられた測定でした。
朝、パラパラ降っていた雨もやみ、外へ出られるようです。
地下鉄を見にお散歩へ行くことにしました。
〇くんのパパ先生もお散歩カーを押すお手伝いをお願いしました。心強いです。
地下鉄車庫まで、お散歩カーで行きますが、歩きたい児は保育士と手を繋いで歩いてみました。
お散歩大好きな子ども達。
出発すると、顔が生き生きしてきます。
お散歩カーに乗っていた児も、歩く児をみて「あるきたい」とアピールしたりします。友だちの影響力は大きいものです。
歩いている児も、歩くのが少しずつ上手になり、足取りがしっかりしてきた児も増えてきました。
地下鉄車庫に到着すると、一台の電車が停まっていました。
「おーい」と手を振ってみたり、じっと様子を伺うように見つめてみたり・・・。
間近で見る電車は迫力満点です。
子ども達は言葉少な気で、じっくりと観察する時間がしばらく続きました。
「プシュー」という大きな音が鳴ると、やはり子ども達の身体はびくっと反応します。その音と共に去っていく電車を手を振りながら見守っていきました。
その後も何台か電車をみて、園へと帰りました。
その後園庭でも遊びました。
「もう園庭は自分たちの庭」と言わんばかりに、思う存分に身体を動かしながら、園庭遊びも楽しみました。
I・Y


◆大きなかぶとお寿司(きく)

今日は、劇遊びで「大きなかぶ」をしました。「おじいさんが、かぶを植えました」と始まった時は、誰もやろうとしなかったので劇遊びは、おしまいになるかと思いました。が、「かぶを抜くことにしよう。うんとこしょ、どっこいしょ」と抜き始めるとほとんどの子がおじいさんになって抜き出しました。
おばあさんを呼ぶともう残っている子が、ほとんどいない状態だったので、どうなる事かと思っていました。すると、孫になる子もいっぱいいて1人何役もこなしていました。イヌもネコもネズミも自然と誰かがやってきてお話は続いていきました。参加しない子もいず、全員でかぶ抜きをして大きな白いビニール袋で出来たかぶを皆でかつぎ歩きました。
めでたし、めでたしでした。久しぶりに急に始めた「大きなかぶ」ですが、自然にお話になっていきました。子どもたちの力を感じました。
園庭では、ベンチの所でカップを並べ、砂を入れておままごと遊びが始まりました。いつものカレーかと思ったら、「お寿司」と言う答えにびっくりでした。水をカップに入れて来てお吸い物までできてきました。板前さんが、1人2人と増えていき、砂のご飯に葉っぱがいっぱい乗っていきました。しめには、ラーメンまで出てきて豪華なお膳が並びました。
ふじ組の遊びにカレーが出始めてきたようです。豪華なお料理は、これも発達なのでしょうか。どんな風に発展していくのかも楽しみです。 M.k


◆今日は雨? (たんぽぽ)

最近朝の集まりでなんの洋服か聞いていますが今日は洋服とズボン両方聞いてみました。「おんなじズボンだ」「わたしおんなじの持ってる」とみんなが何を着ているか意識していました。
みんなのお洋服を聞き終わると天気の話しに移ります。「今日雨ふってるー」「きのうも雨ふってて外行けなかったよね」と話していました。
最近特に「今日~」とか「きのう~」などの言葉を使うようになったと感じました。
まだ前後が分からず使っている子もいますがあっている子もいて驚かされます。なんだか大人のようです。
朝は降っていましたが、今は雨が降ってないから外へ行こうと言うとさっそくお布団を敷きにいく子どもたち。雨大丈夫かな?と思いましたが子どもたちのやる気を大切にそのまま敷いてもらいました。
その後は園庭へ。虫探しをしている〇くん△くんたち。黄色いザルに気づけばたくさんダンゴムシがいました。
◇ちゃんがウットデッキが並んでいるのを見て「ながーい」とその上を走っていました。
それを見た子も一緒にその上を走っていました。
桃の木の下では女子たちが真剣になにかを集めていました。桃の種が半分に割れているのをひろって集めていました。カップにたくさん集める子・手にぎゅっと持っている子といました。
晴れ間もみられましたが、日が陰り風が吹くと半袖だと寒く感じ「なんかさむーい」「風がさむいね」と話していました。寒い時は動こうとみんなで身体を動かし遊びました。雨も降らずにたくさん遊べました。
元気いっぱいの子どもたち。寒くなってきますが負けずに元気に登園してほしいなと思います。
t*s


◆子どもとの距離感 (うみグループ)

今日は、室内、園庭遊びと、各年齢事にファミリースポーツデイに向けての取り組みを行いました。
お部屋では、各ゾーン遊びの他、ハロウィンに向けての制作やロフト遊びなど、様々な遊びが主体的に行われていましたが、遊びのなか、特に印象的だったのは制作です。
年中児が主となり始まりましたが、後から来た年少児や、見て参加する年少児に「〇〇ちゃんもやってみる?」「難しいからここやってあげるね」などと、温かく迎え入れるという関わりがあったのです。
子ども同士、主体性を保障しあう…。そんな学びの場に心温まりました。
このような関わり合いが自然と見られるからこそ、改め「見守る」ということ…。子どもとの距離感を大切にしようと感じさせられます。
「あー楽しかった」「もっとやりたくなっちゃった!」「リレーでまけちゃった」
ファミリースポーツデイの取り組みを終えた子どもたちが、目を輝かせお部屋に戻ってきました。
満足感や達成感に満ち溢れる子どもたちを見ていると、本当に素敵な時間になったのだなと嬉しい気持ちにさせられます。
本番が近づくにつれ、子どもたちの期待・意欲も高まってきています。
これからも、子ども一人ひとりの気持ちを大切に無理なく取り組んでいけたらと思います。
(T.N)


◆みんな踊ります (にじグループ)

朝、どこかでどんぐりを拾ってきてくれた子どもがいました。
そこから『どんぐり小屋』という絵本を読みました。秋をたくさん感じれる内容です。
またファミリースポーツデーで使う、にじのグループ旗はどんな風に仕上げるか話し合いを行いました。
「恐竜書くのはどう」「昆虫かくのはどう」「カブトムシ描きたい」「死んじゃったよね」「年長さんは鼓笛とか書けばいい」「ももとゆりはどうする」「好きなもの書くのでいいよね」「虹をかこうよ」様々な意見を発表してくれました。
日中は各学年ごとお遊戯の練習、年長児は鼓笛も行いました。
年少児は『秘伝ラーメン体操』です。
とにかくかわいい振り付けに釘付けになります。
年中児は『エイサー』です。りんけんバンドの『ありがとう』という曲に乗せて自分だけのペットボトルを叩いて踊ります。
かっこよさも加わり、たくましい姿が印象です。
年長児は鼓笛隊曲は『キラキラ星』と『キッズソーラン』です。
一人一人自分で決めた楽器を持ちます。
(キーボード・タンバリン・小太鼓・中太鼓・大太鼓・シンバル)
黒音符(四分音符)・白音符(二分音符)・まん丸ちゃん(全音符)のリズムでキラキラ星の曲に合わせて叩きます。
どの楽器もみんなで揃うように必死です。
遊戯は男女別に行いました。
鼓笛も遊戯も合わせるということが課題となってきます。
みんなの『合わせる』『合わせたい』という気持ちが一つになれるように今後の練習も行なっていきたいと思います。
どちらも迫力満点です。
それぞれ終わるタイミングは違い、園庭や室内で合流します。
園庭ではリレーも行われていました。
応援する子どもたち、虫探しをする子どもたち、おうちごっこをする子どもたちといました。
無理なく各年齢ごと練習していけたらと思います。
(A,Y)


◆心の成長 (そらグループ)

今日は〇くんママが保育士体験に来て下さいました。
手を繋ごう、一緒に遊ぼうとママ先生にたっぷり甘え、ニコニコ笑顔の子どもたちでした。
今日も学年事に分かれてファミリースポーツデーに向けた取り組みをしました。
『ラーメン体操』では「ラ~メンだいすき~」と声をあげて元気に踊る年少組。
踊りも覚え、笑顔いっぱいで踊っていました。一緒に踊る事でテンションが上がり、楽しさも意欲も倍増のようでした。この笑顔と意欲を大切にしていきたいです。
『エイサー』を踊る年中組は楽器に見たてたペットボトルを手に持ち、集中して取り組む姿が見られました。その特別感に「これぼくのだよ」と楽器を見ながら嬉しそうな笑顔。
「上手でしょ?」と誇らしげな表情を見せ、頼もしさが感じられます。
その気持ちをしっかりと認め、更なる自信に繋げて欲しいと思います。
年長組は鼓笛と『キッズソーラン』を行います。
男性保育士から最初にリレーについて話がありました。
子どもたちの気持ちを確認すると、全員が負けたら悔しいと答えます。その気持ちは1つの事にみんなで取り組む上でとても大切なものです。そして「心を1つにする」と口々に言います。
では鼓笛や踊りでは何が大切か?・・・そこでも子どもたちは「心を1つにする」と答えていました。
リレーのように勝ち負けがなく、「負けたら悔しい」「勝ったら嬉しい」ではない演奏と遊戯で「心を1つにする」とは何か?
子どもたちは保育士の話に耳を傾け、じっと考えたあと「音を合せる」「踊りを合せる」と答えました。その思いを大事に受け止めたいです。
年長組だからこそ出来る取り組み。その意味を子どもたちなりに考え何かを感じたようです。その後はよりいっそう集中して遊戯や鼓笛を行い、園庭ではリレーを数回やりました。
3学年とも、子どもたちは楽しみながら精一杯の力を発揮しています。
今後も勝ち負けや上手に出来たかではなく、その意欲や心の成長を大切にしていきたいと思います。
O・Y


Posted in 園のこだわり