◆10月11日(木)の子どもたち
2018年10月11日 木曜日
◆未知との遭遇(つぼみ)
今日はやっと全員集合。みんなの体調も安定してきたようで安心しています。
今日はおひさま広場であそびました。
ファミリースポーツデイに向けた遊びも取り入れ始め、スズランテープで作った水を用意してみました。子どもたちは初めて見るものにいろいろな反応を見せてくれました。
〇くんは後ずさりして怖がっていましたが、お友だちが触っている姿を見てこれは怖いものではないんだと気づき少しずつ前へ歩みを進めてソフトタッチ。その後は引っ張ったりと大胆に遊ぶようになりました。
◇ちゃんは遠くから怪しいものには絶対近づかないぞという意思を強く感じる程の目力で見つめていました。
▽君は近付き手で触り様子を見てから笑顔いっぱいでくぐり抜けていまいた。
肋木すべり台は今まで何度も遊んできた遊具。一番上まで上り棒を掴んで立ち上がり周りを景色を楽しんでいました。子どもたちの遊びも少しずつ変化が見られてきています。
(K☆H)

◆緑のトンネル発見。(ふじ1)

今日は身体測定からのスタートとなりました。上手に体重計に乗る子、嫌がって泣いてしまう子・・・、一度計ったのにもう一度自分から積極的に体重計や身長計に乗ってくる〇〇くん。お部屋に戻ったと思ったら今度は服を脱いでオムツで登場、測る気満々でした。
そんなこんなで泣いたり真剣にだったり測る気十分だったり様々でしたが頑張って体重、身長を測らせてくれました。
天気の方はいまいちでしたが雨も降っておらず園庭に出て遊びました。ふじ1組とふじ2組しか園庭に出ていなかったので貸切状態でのんびりと遊ぶことが出来ました。
◇◇くんはお気に入りの大きいシャベルや熊手を両腕ににたくさん輪の部分を通して持って歩いていました。そのうちの1本を渡してきてくれたので、シャベルやみたいでした。渡した後はまた新たなお客さんを求めてかゆ~らゆ~らとのんびりと歩いていきました。
緑のトンネルはドングリを探しに行った時に発見しました。園庭にもドングリが成る木が数本あるので昨日ドングリを見つけて喜んでいたので落ちていないか見に行ってみました。残念ながら見つけることはできませんでしたが空中菜園から伸びて垂れ下がっているサツマイモの蔓が地面に届きそうになっていました。
丁度アーチのようになっている部分があったので子ども達に伝えるとトンネルをくぐったり覗き込んだりして不思議そうにしていました。なんだろうな~と興味を持ってくれたようで上から下まで伸びってきている蔓や葉っぱを見ていました。
じっくりと静かに観察でき遊べる時間があったのでいろいろな事にチャレンジできたので子ども達もとても楽しんで遊び込めているようでした。低い方のウッドデッキからのジャンプは気に入ったようです。滑走路のように長く繋がれたウッドデッキをダッダッダと端まで走ってジャンプする☆☆くんや慎重に一度止まって保育者に手を握ってもらってジャンプする△△ちゃん、何度か繰り返すうちに一人でジャンプできたり手を繋いでも上手にピョンと飛んだりと楽しく遊んでいました。(y.n)


◆子ども達同士のやりとりも盛んになってきました(ふじ2)

保育室でも戸外遊びでも子ども達同士のやりとりが日に日に盛んに聞かれたり見えるようになっています。園庭遊びでも隣に友だちがやってくると「何してるの?」「おいで」「ここから来ちゃだめだよ」等遊びの場面事に様々な会話のやりとりが聞こえるようになりました。この姿に成長を感じます。
只今、太鼓橋登りブームの子たちは、必ずその場にいて、スタートのみサポートをしてもらいながら手足を動かし、自分で登ろうとしています。「できない」「手伝って」「やりたい」などその時の気持ちを伝えてくれるようになり、順番を待つ子たちが「がんばれ」と応援を受けて頑張っています。その姿を見ていると刺激を受けて、チャレンジする子も増えてきます。
違う場所に目を移すと、トランポリンの裏側の段差を見つけた子たちがトランポリンの淵の段差を使い登ろうとしていました。しかし、身体が上手く使えず登れず、悔し涙を流しながら「やりたいんだよ」「手伝ってよ」と言っている声を聞いた子たちが「がんばれ」と自然に応援タイムが始まっていました。
友だちのピンチを感じると声を掛けてあげなくては、という気持ちがわいてくるようです。
その優しさに微笑ましさを感じます。色々工夫し、皆が登れるとみんなで喜び合っていました。まだ登れない子たちも下でその様子を見つめ何かを感じてくれているようです。
また、砂場ではカップをいくつも並べては、シャベルで砂をすくって入れては、型抜きを始める子も…。仕上がりを伝えたかった子は、「見て」と保育者を呼び出来た喜びを伝えてくれます。最近、出来た事を伝えたい〇くんは、一つ行うごとに「見て」という言葉が増え、保育者に喜びや楽しさを伝え、共感してもらうと満面の笑みで楽しんでいます。このやり取りにも成長を感じます。
身体的な発達も見えますが、耳を澄ますと言葉の発達も感じられます。この発見を今後も楽しんで行きたいと思います。
(N.Y)


◆お約束(きく)

子どもたちがたこやきなんぼマンボの音楽に合わせて元気に踊っている横で保育士はせっせとたこ焼きを調理中。そう、今日はたこ焼き作り第二弾です。
朝、前回同様に丸くて小さい可愛いものを作ると伝えると『たこやきだ!』と今日はほとんどの子が言い当て、子どもたちの中でたこ焼きの存在が確実に大きくなっているのが伺えます。ファミリースポーツディへつながったお楽しみとしては成功と言っていいのでしょうか。たこ?たこやき?たこやきマンボ?これからまだまだ楽しみがいっぱいです。
また、『やったーたこ焼き食べられる~』と喜ぶ姿もあり、こちらとしても作り甲斐があります。
前回より小さい机で調理したのですが、第一弾に比べるとたこ焼きの調理に興味が出る子が多く、覗きに来る子が続出しました。人数が多くなっていくと熱に近くなってちょっと危険ですので、机の回りにテープを貼り「火傷したり危険なのでテープより中には入らないでくださいね」と伝えてみました。すると、さっきまで何度伝えても身を乗り出してしまっていた子どもたちが『中に入っちゃダメなんだよ』『あ、〇くん入ってる』『危ないから出ようね』と子どもたちでルールを確認していました。所々、『ね?先生、入っちゃダメなんだよね?』とこちらに確認してくる姿もあり「そうだよね。入らないお約束だよね」と言うと『ほらね!』と得意気です。気分は保育士と言ったところでしょうか。可愛らしい一面です。時折、強い口調になってしまう事もありますが今日は穏やかに伝え合っている姿がとても印象的でした。
たこ焼きを食べた後は給食までお腹を空かせにちょっと運動をしにベランダでしっぽとりゲームをしました。きくぐみのみんなにとっては初めてのゲームです。まずは保育士にしっぽを付けて子どもたちに取ってもらいます。
逃げる保育士・追う子ども達・・・お互い必死です。
『待ってー!』とみんなは言います。
「捕まるもんかー」とこちらは本気で逃げます。
でも、気が付けばしっぽは子どもたちに取られてしまい、いつどうやって・・・と謎は深まりますが、今度は子どもたちがしっぽを付けて逃げます。そんな中で、子どもたちはちゃんと誰を追いかけ何を取るのかしっかり理解しています。また、狭い道は譲りあう場面もあり、みんな笑顔で楽しんでいました。
こちらが多くを伝えなくても日々過ごしている中で楽しむ為のお約束を自然と子どもたちは身に着け理解してくれているのだなと感じました。『次ぼく!』『次はわたし!』としっぽが付けたいと言ってくる中でも無理やりはありません。「順番だよ、待ってね」と伝えれば分かってくれます。
楽しむ為のお約束、これからもみんなで日々繰り返し確認していきたいと思います。
そして今日はたこやき2個食べました。前回は1個だったので今日は1つ多く作ってみましたが子どもたちの口からは『おかわり~!』と一言。たこ焼きを作っている際に『お!いい感じだね。丸くなってるよ』と立派なたこ焼き評論家が何人も登場してきました。次やる時はどれだけ評論家が増えているでしょうか。今度は3個食べられるかな?
K・E


◆たこやき・たこやき・たこやき(たんぽぽ)
少しずつファミリースポーツデイに向けて気持ちが芽生えてきています。
「たこやき」とwordを聞くとうきうきしてきてしまいます。
当日使う小道具(大きなたこやき)を準備しました。
新聞紙をぐちゃぐちゃっとして丸めていきます。
一枚では小さいので二枚にします。 まだ小さいです。
三枚にするとやっとしっくりしてきました。
三枚重ねの大きなたこ焼きをあるだけ作っておきました。
たこやき一丁できあがり。
次は食べるたこやきです。
ウインナーのたこではなく、今日は歯ごたえのあるちくわ。
そして大盛りの長ネギときゃべつ。
ジュージュー焼けるのを待ちました。
その間「たこやきまんぼでなんぼ」のミュージックスタート。
するとまるで椅子取りゲームでもしているかのようなスピードで、遊びに使っているポンポンを手に取り踊りはじめます。
いい感じに合いの手も入れて、初めてとは思えない動きでした。
もう一回と何度もリクエストをするので、汗をかいて着替えるほどでした。
そうこうしているうちに焼けた焼けた・・・
時間もちょうどいい感じです。
皆で布団の準備をしたり給食の準備をしたりしながらちくわ入りのたこ焼きを食べました。
きゃべついらなーい・・・と言っていた〇ちゃんもうっかりおかわりしています。
今日の給食にはきのこが入っていたり果物が柿だったりと秋を感じるメニューでした。
ファミリースポーツデイに向けてますます盛り上がっていきます。(N・S)


◆共存 (うみグループ)

今日は室内で過ごしました。
クラス別に分かれて運動遊びやダンス、鼓笛演奏などを楽しみました。
ファミリースポーツデイまで残り後わずかとなり子ども達は日ごろ踊っていた◯◯体操などを力強く、元気よく行なっています。恥じらいもなくなり、またやりたいまたやりたいと言う子どもが増えました。
ファミリースポーツデーに向けて頑張るぞという気持ちに自然と矢印が向いている子ども達がおり、普段の姿から更にグレードアップしたいつもよりもカッコいい姿を見せたいという思いがあるようです。
室内では造形遊びや制作活動、集団制作で増えたハロウィンの飾りに新たに加わった仮装を子ども達同士で貸し借りを行いハロウィンごっこを楽しんでいます。脅かしたり驚いたり、何かに変身して新たな自分や新しい楽しみを見つけているようでした。
お化け屋敷にしようよ。
おばけごっこにしようよ。
電気消して。
暗くして。
スポットライトも消して良い?
そらさんとにじさん呼ぼうよ。
おばけ縁日にしない?
ロフトにもおばけがないと。
おばけのお家にしようよ。
ロフト登っても良いですか?
◯◯貸してください。
ずっと待ってるのに貸してくれない。
貸してって言ってるのに貸してくれない。
上からかぼちゃ落とした。
◯君のカプラが壊れたよ。
楽しんでいる中で、そうでない子どももいます。お互いが気持ちよく過ごすためにはどうするかを考えていく必要があります。そこで再度ルールの確認をしたり、新たなルールを設けたりします。
日々楽しさの延長戦、楽しさの背景、楽しさの裏側には何かしら作用している副作用を子ども達と共有していき、共存を日々学んで楽しんでいけたらと感じます。
k★y

◆横の活動(にじグループ)

ファミリースポーツディの各学年ごとの遊戯の取り組みを今までは各グループの保育室で行なっていましたが、今日から各学年ごとに集まっての取り組みがスタートしました。
年長児は鼓笛もあるので、しばらくの時間は、ゆり・もも組の子どもたちと保育室で過ごしました。
いつも集まりをしているスペースで、もも組の女の子たちが集まっていたので椅子取りゲームを提案すると「やりたい」と椅子を持って並べはじめました。
最初は一列にお友達と隣り合わせにして並べたのですが、なかなか円にはなりませんでした。
「まるは全部がつながる形なんだよね」と声をかけてみると、それぞれが考えて動きだしました。
自分が持ってきた椅子なので、「自分の物」と、他のお友達が触れるのを頑なに嫌がる児もいたのですが、「みんなで合わせないと」と一人が動き出すと、その児も「まる」をイメージ出来たようで、協力して椅子を円に並べることができました。
年長児が戻ってくると椅子が増え、円が大きくなりました。
すると、椅子を並べるところやルール説明、同時に座ってしまった時にはジャンケン。と、年長児の指示でスムーズにゲームが進んでいきました。
少し圧倒され気味なところもありましたが、自分達で考えながらのゲームを経験した後に、年長児が加わったことで盛り上がりを見せ、安心して楽しめている様子も伺えました。
学年ごとの活動から異年齢の関わりと、それぞれに学ぶとこがあり、そのような経験ができるような活動も増やしていきたいなと感じました。(B・K)

◆練習からの果物グループ (そらグループ)

今日はファミリースポーツディに向けての練習をしました。
もも組はにじグループ、ゆり組はそらグループ、ひまわり組はホールにいき、遊戯の練習や鼓笛の練習を行いました。
ホールに移動したひまわり組。
遊戯と鼓笛、どっちを先に練習するか子どもたちに聞いてみました。
遊戯を最初に練習したい児は「楽しいから」と教えてくれました。
鼓笛を先に練習したい児の中には「みんなで合わせられるように沢山練習したいから」と教えてくれました。
ソーラン節は後半にして、鼓笛の練習から始めました。
楽器を持って演奏するひまわり組。一人ひとりがとても輝いていて、みんなで心を一つに演奏しようとする気持ちがとても伝わってきました。
1回目よりも2回目、3回目と回数を重ねるごとに上達していくひまわり組。
本番の姿も楽しみですが、頑張って練習をしている姿も大切に関わっていきたいと思います。
ソーラン節では、鼓笛との雰囲気とはことなり、一人ひとりが楽しそうに踊っていました。
ソーラン節も2回ほど練習して今日の集まりはおしまい。
「あち~」「汗かいたよ~」と疲れた中にも笑顔を見せてくれたひまわり組でした。
そらグループのお部屋に戻ると給食の時間。
今日から新しいグループの形で給食を食べることにしました。
今まで、1番テーブル、2番テーブル…と番号で呼んでいましたが、
「いちごグループ、みかんグループ、バナナグループ…」と果物でグループを分けてみました。
グループのメンバーも、もも・ゆり・ひまわり組がそれぞれのテーブルに座って食べられるようにしてみました。「○○くんここだよ」「☆ちゃんここに座って」と子ども同士で教え合う姿が見られ、早速グループの仲間を意識しているようです。今日は初めてでしたが、今後このグループで食べていく中で、より子どもたち同士の関わり合いが密になっていくと良いなと感じています。(O.Y)


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