◆10月3日(水)の子どもたち
2018年10月03日 水曜日

本五ふれあい公園へ散歩に行きました。
到着した頃にはもう他の園の子たちや近所の同じくらいの子が遊んでいました。園からはボールを持ってきたのですが、子どもたちが興味を示したのはボールではなく、散歩カーのタイヤや、近所の子が乗ってきたベビーカーに付いていた玩具たち。一目で「これはいい」と思ったものがあると釘付けになって集まっていました。
公園には同じくらいの年の子から年長児くらいの子まであそびに来ているのですが「お兄さん達何やってるんだろう?」というように歩けるようになったその足でよちよちと近づいて行ったりもしていました。
保育士と一緒にネコじゃらしを見つけたりゆったりと過ごせました。
立ち散歩カー組は帰り道疲れたのか座っていました。
(K.E)


◆園庭あそび(ふじ1)

今日は曇り空でしたが気候は穏やかでした。幼児組はホールでお誕生会だったのでしばらくの間園庭でのんびり遊べました。
のんびり遊べたのでいろいろな遊びにチャレンジしていました。お友だちと仲良く鉄棒にぶら下がっている子、台風で倒れたしだれ桜に興味を持って見学している子、砂場のシートをたたんでくれたり玩具が置いてある倉庫まで先導をしてくれて一緒に玩具の入っている台車を押してくれたりお手伝いをしてくれました。
トランポリンは相変わらず人気があります。〇ちゃんは一人で自分のリズムで跳びたいらしくお友だちが来ると嫌がっていました。友だちも一緒に遊びたいことを伝えて「広いからみんなでね」と言うと〇ちゃんも「みんなで」と言ってとても楽しそうにトランポリンでジャンプし始め仲良く遊んでいました。
「みんなで」という言葉が気に入ったようで「みんなで」と言いながらジャンプしていました。こちらも伝えたことが伝わったようでとても嬉しくなり〇ちゃんの成長を感じました。
しばらく園庭はふじ1組だけでじっくりと遊び込める環境だったので自分達の興味を持ったことに集中して遊んでいました。バス通りを見ていた☆くんしゃがんで何かをじっと真剣に見っていました。そこには昆虫の幼虫がいました。
◇くんは地面に絵を描いたり、太鼓橋のロープ登りにチャレンジしたり築山のぼりやループのすべり台などいろいろな遊びをたくさん楽しんでいました。(y.n)


◆大聖堂に行ってきました(ふじ2)

朝の一コマです。
レゴブロックを長細く連結させてその上にどんどん積みかせていく〇くん。何を作ったか聞いてみると「カーキャリア」だそうです。作ったものに命名する事に成長を感じていました。
その姿に惹かれた△くん。〇くんが作った大作にちょこんとブロックを乗せるとにっこり。一緒に作るという共同の作成タイムが始まりました。
その後は、あさのおやつになったのでそのまま飾ることにして二人は、おやつへ…。
おやつを食べるとブロック製のカーキャリアの存在を忘れていた〇くんは、違う玩具で遊び始めましたが、しかっり覚えていた△くん。とってもいとおしそうでした。
しかし、少し遊ぶと満足し、2人とも違う場所へ行き遊んでいました。近くにいた〇くんに使わないなら片付けるか聞いてみるとさっと片付け始め、〇くん△くん両者らしい性格が垣間見える時間でした。
その後は、先週に引き続き大聖堂にお散歩に行ってきました。大聖堂内に入り、み仏さまが見えると目を輝かせ「きれい」「きらきら」など様々な声が聞こえます。そんな中◇ちゃんが一言。「触ってみたい」とのこと。絶対に触れないものですが、それ位、気になる存在だったようです。
他の子たちも窓のステンドグラスや飾りなど見渡し、少しの時間ではありますが、きれいを探す探検を満喫したようです。
その後は、波羅蜜橋へ移動し持参したフープを持って走ってみたり、転がしてみたりと思い思いに遊び始めました。誰かが始めると他の子が集まり、集団になります。また、誰かが転ぶとサッと前にきて優しく撫でてくれます。常に友だちの存在を気にしながら遊ぶ姿が見られます。
暑くもなく寒くもないちょうどよい天候の中、どの子も身体を動かしよく遊んでいました。心地よい疲れなのか、給食を食べるとあっという間に眠ってしまう子ども達。今日も秋を満喫してきました。
(N.Y)


◆あきらめない気持ち(きく)

今日は10月のお誕生会です。きくぐみは〇ちゃんが今日の主役で、みんなで盛大にお祝いです。〇ちゃんは得意気に指を三本立てて『3歳』と答え、他のみんなは『おめでとー』と自然とお祝いの言葉が口から飛び出し大きな拍手をしていました。部屋でも本番の前にお祝いと共にちょっとしたインタビューの練習をしたのですが、この時も子どもたちは『おめでとー』と嬉しそうにお祝いしていました。保育士が何か言うでもなく子どもたち発信のこの行動…ほっこりさせられた瞬間でした。半年間一緒に生活して絆が深まってきているのだと感じます。心が大きく成長しています。
最近園庭で太鼓橋やウォールクライミングといった手足の力やバランス感覚が必要な運動が子どもたちの中でブームとなっています。『先生、あれやりたい』『今日も頑張るんだ』『一緒にやろう』と毎日のように誘いを受けます。約束として子どもも大人も手伝ってはいけません。登り方など伝えることは出来ますが支えたり押してあげたりは出来ず、自分の力で登れた子のみ頂上に行けるのです。
子どもたちはどうしても登り切りたいので『押して~』とお願いしたり『登りたいの!』と時には涙を流します。あぁ、やってあげたい…と思ってしまいますが、ここはぐっと我慢し「大丈夫。頑張れば出来るよ」と要領を伝えながら応援です。
今日で太鼓橋3日目の△ちゃん、そして横に棒が付いている登り棒に挑戦して3日目の☆ちゃん、まだまだ挑戦者は沢山いますが毎日とても悔しそうにしています。だからといって『もうやらない』という選択肢はないようで毎日悔しい思いをしながらも頑張っています。昨日はここまで…今日は昨日より出来たねの繰り返し。
いつ登れるようになるかは分かりませんが、最後まで見届けたいと思います。
K・E


◆園庭にて(たんぽぽ)

今日は10月生まれのお誕生会です。
たんぽぽ組は♧君のお祝いです。
好きな食べ物は「ぶどう」としっかり発表できました。
アトラクションも楽しく参加しました。「おむすびころりん」の人形劇でした。
お誕生会が終わったら園庭で遊ぼうと朝の会で聞いた話をちゃんと覚えています。
みんな自主的に支度を始めました。
支度が終わった子が一人二人・・・と増えていくと自然と丸くなっています。
そのうち誰かが「まーるくなーれー、わーにーなーれー・・・」と歌い出すと、歌の声も一人二人・・・と重なって可愛い合唱となりました。
園庭では幼児たちがリレーの練習を始めています。
ついつい保育者たちも名前を呼びながら応援してしまうのですが、ふと見ると砂場の囲いに座りながら声援を送っている姿を見つけました。
こうやって大きい子たちの様子を見ながら成長していくのだなと感じました。
リレーの応援もひと段落するとつり橋をそろそろ渡っている♢ちゃんをみつけました。
初めての姿です。
何処から登ったかと思ったら、ツリーハウスの真下にある棒に脚を掛けてぐいぐい力を振り絞って登ったようでした。
カメラを向けるとにっこり笑う余裕もありました。
そしてその様子を見ていた□ちゃんが「わたしもー」と踏ん張って何度も挑戦していました。
残念ながら今日はできませんでしたが、きっと明日はできるよ・・・そう決めて帰ってきました。
小さい方の築山では事件が起きていました。
サッカーボールを見つけて大事に抱えていた♡ちゃんから♤君が奪い取ってしまったのです。
返して、返して、と繰り返し伝えるもののなかなか返してくれません。
保育者も返してと言い続ける助言をしました。
でもぷいっと背中を向けて聞いてくれません。
しばらくそのやり取りがつづいたのですが、♤君がそろそろとゆっくり♡ちゃんの方を向いたのです。
じっと目を見ていました。
困っている、悲しんでいる、そう感じ取ったのです。
自分も使いたかったという思いをきちんと整理して、相手の表情を感じとった♤君の気持ちが嬉しく感じました。
毎日同じ園庭ですが、今日も濃い園庭でした。
お誕生児の♧君のお隣で給食をいただきました。
3歳ってどんな感じ?って聞いてみると、んー・・・えーっとねーお兄さんって感じ。
とのことでした。
つぼみ組の頃を思い出し、うるっとしてしまいました。(N・S)


◆姿勢 (うみグループ)

今日は10月の誕生会がありました。
朝の会で、今日の話しになると「今日はお誕生会」と知っている子が沢山いました。
お誕生会に参加するときの話しをすると「拍手する」「お話しない」と子どもたちの方から意見を言ってくれました。素晴らしいです。
自分がしてもらったことを相手にもしてあげようとする姿が素敵です。
ホールに向かい、始まるのを待っている時にも自然とお山座り(体育座り)で待つ姿があり、保育士の「ステキだね」という言葉により背筋をぴんとしたのは言うまでもありません。
するとすぐに会が始まり、お友だちのお祝いが始まると歌を歌ったり、ピアノのリズムに合わせて拍手をしたりとお祝いしようという気持ちが態度に出ていました。
ゆり・ひまわり組だけではなくもも組の子どもたちもその姿勢を意識していてとても可愛かったです。お祝いしてもらったお友だちもすごくうれしそうな顔をしていました。
誕生会が終わると「先生、園庭行きたい」「リレーやるんだ」とウキウキワクワクの表情を浮かべていました。
今リレーは年長さん達だけでなく、ゆり、もも組さんも応援をしたり、一緒にやったりと大盛り上がりです。園庭に出て、チームを作り、走りだすと「●くんがんばれー」「△ちゃん頑張れー」と自然と大きな声で応援が始まっていました。
その応援を胸に1周を走り切り、次の子へバトンを繋ぎます。ファミリースポーツディでは年長児だけでなくうみグループ一丸となって応援してくれる姿が想像できました。ファミリースポーツデイに向け、気合が入っている子どもたちでした。その気持ちを大切にこれからも見守っていきたいと思いました。
(K.H)


◆10月誕生会(にじグループ)

今日は10月の誕生会がありました。
にじグループは8名の子どもたちがお誕生月を迎えて、みんなでお祝いすることができました。
4月にはドキドキしていたもも組の子どもたちも、お誕生日の歌を覚えて大きな声で元気よく歌ったり、「次はアトラクションだね」と流れも覚えて、楽しみにする声も出てくるようになりました。
誕生会の後、園庭遊びでは他のグループのお友達と一緒にリレーをして、ファミリースポーツディへの意欲もわいてきています。
築山では、ペットボトルに水を沢山いれて小川に流している児がいました。
「チョコレートの川を作るんだよ」と言っていました。
作ることよりも、水を流すことが楽しくなっているようにも見えました。
最初はペットボトルを持ってきた児が仕切って「だめ、こっちに流して」「今はまだ触らないで置いといて」と指示をする児がいました。
周りの児はペットボトルを使わせてもらいたくて、待ちます。
しばらくすると交渉に入りました。「まだ一回もやってない」。「終わったらかして」。何度か言葉を変えて聞いてみても思い通りにはいかず、ついに泣き出しました。
すると、仕切っていた児もお友達の気持ちに気づき、「じゃあ、もう一回やったらでいい?」「じゃんけんして勝った方から使っていいよ」と譲ってくれようとする気持ちが出てきました。
じゃんけんは「ぼくがグー出すから、チョキだしてね」と言うじゃんけんでしたが、それでも子ども同士で決めたので、みんな納得して楽しむことができていました。
大人から見ると理不尽に見えることもありますが、それぞれが考えながらお友達と関わりあって相手の気持ちに気づいたり学んで成長しているのだなと感じる場面でした。
給食は誕生会だったのでミラーボールと音楽をかけて楽しい雰囲気で食事をしました。
毎日の生活の中でもちょっとした工夫で特別感が味わえて、子どもたちの喜ぶ姿が見られてうれしかったです。(B・K)


◆やってみないとわからない(そらグループ)

◎ちゃんにとって、待ちにまった誕生日会当日。にじ・うみグループは誕生児が多かったのですが、そらグループは◎ちゃんたった一人。みんなの声援を受け、舞台では『好きな遊びは?』との質問に「おばけ作りです」と堂々と答えていました。
1年に1回の特別な時間、大切にしてあげたいと思います。
アトラクションでは、日々そらグループのお部屋で歌っている『きらきらぼし』『そうだったらいいのにな』の2曲をみんなの前で披露しました。嬉しそうな恥ずかしそうな、けれど堂々とした姿でした。
その後は、殆どに児が園庭に出て遊びました。「外は、寒いからさ行きたくないなぁ」と言っていた△くんですがザリガニのエサを探してあげたいと提案すると「やっぱり行きたい」と。
「僕も行かない。着替える服がないから」と☆君。「貸してあげるから大丈夫」と伝えると「じゃぁ行く」と☆君。
子どもたちにも様々な理由・想いがあります。一人ひとりの気持ちを汲んであげる丁寧な関わりをしていきたいと思います。
園庭の真ん中ではリレーで盛り上がっていました。3チームに分かれて、バトンをどこでもらって誰に渡して、その後はどこで待つのか・・・やっていくうちにどんどんスムーズになります。自分の番が分からず迷っている児がいるとさりげなく教えてあげる年長児もいました。
何周も何十周も・・・ひたすらがむしゃらに走る子どもたちでした。
これからもまだまだ、毎日のように走っていくのだろうなと。楽しみです。(M.C)


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