◆10月1日(月)の子どもたち
2018年10月01日 月曜日
◆みんな集まってー (つぼみ)

昨夜は強い台風により、風の音などで寝不足になりそうな夜でした。朝からとても暑くなりましたが、つぼみ組の子どもたちはみんな元気に登園してきました。
今日は園庭で遊びました。台風の影響で、園庭の端には、折れた枝が集められていたり、古くからあった梅の木も折れてしまっていました。そんな中、つぼみの子どもたちは、みんなで集まって仲良く遊んでいました。すべり台の周りにはつかまり立ちしている子、階段を上がってすべれるようになった子も増えました。
〇ちゃんが石をもってすべり台をすべってきました。ローラーのすべり台にそれを投げ、当たる音を楽しんんでいました。サイコロを振るかのようにコロンコロン、お友だちと向き合わせて遊んでいました。
今日は園庭では、あるお母さんがシャボン玉を作って遊ばせてくれました。お兄さんお姉さんも集まってきて、みんなも間に入ってその様子も喜んで見ていました。大きなシャボン玉が出来る様子を、顔をあげてじっと見つめていました。
今日は地面もよく濡れていたので、手足、顔も真っ黒になるくらいあっちへこっちへ行き、よく遊んでいました。(T.Y)


◆台風一過 (ふじ1)

夜中に激しい台風が育子園を駆け抜けていったようです。朝、梅としだれ桜の木が、見事に倒れていました。なんとか10時前には片付いたので、台風一過の晴れた園庭に子どもたちと出ることが出来ました。
倒れた木を近くで見てみました。「夜に風がびゅーっと吹いてね、木がバターンて倒れちゃったんだね。」と話すと、少しはわかるのか、「たいふう・・・。」とか「ビュー!」とか、つぶやいては、大きな木の幹を触ってみたりしていました。共に園庭の中で季節の訪れを知らせてくれていた立派な木が、なくなってしまったのはとても残念ですが、これも自然界のひとつの出来事として子どもたちが何か感じられたらと思います。
台風は色んなものを落としていきましたが、その中に小さな赤い実が数粒。ハナミズキの実です。真っ赤に光る実は、子どもの目を引きます。小さな手に大切そうに握りしめているのが、とても可愛らしいです。秋は色んな実の落ちる時期、子どもたちと一緒に見つけたり、拾ったりしながら、少しずつ深まる秋を見つけていきたいです。
(T.M)

◆台風の後で(ふじ2)
昨日は台風の影響で雨や風がひどく、大荒れの天気で大変でした。
が、今日はうって変わって晴れ間が広がり、良い天気になりました。
子ども達は変わらず元気です。
今日は園庭で遊ぶことにしました。
園庭に出てみると、台風のせいで枝や木々がたくさん落ちています。
枝に気づいた〇ちゃんは、枝を拾って砂に何かを描き始めました。
それに気づいたみんなもそこへ集まって砂に描き始め・・・、皆でお絵描き教室が始まりました。
丸をたくさん描いてみたり、「アンパンマン描いて」とおねだりしてみたり、ぐるーっと線路に見立てて長い線を描いてみたり・・・。
思い思いの表現を楽しんでいました。
台風は思いがけないプレゼントを残してくれました。
△くんと一緒に築山付近を散策していると、まだ青いどんぐりが一つ落ちていました。
どんぐりを手渡すと、嬉しそうな表情を見せる△くん。もらったどんぐりをぎゅっと小さな手に握りしめて大切そうにしていました。近くにいた◇ちゃんもそれに気づき、「どんぐりあるかなー」とつぶやきながら探しました。もう一つ発見し、◇ちゃんも嬉しそうです。
2人で見せ合って、幸せそうなひと時を過ごすことができました。
☆ちゃんも下をじっと見ながら何かを探しているようです。
赤い実を発見すると、☆ちゃんもぎゅっと手に握りしめて大事そうにしています。
「あかいね」「とまとみたい」と嬉しそうにお話してくれました。
その後、赤い実をいくつか見つけた☆ちゃん、仲良しの▽ちゃんに「どうぞ」と分けてあげていました。▽ちゃんの優しさが垣間見れた一コマでした。
こちらでは、カゴをズルズル引きずりながら動かしている◎くんの姿がありました。
何をしているのか様子を見ていると、落ちている枝をカゴで集めているようです。
きっと気分はブルドーザーなのだと思います。
あっちからこっちから沢山の枝を集めたと思ったら、今度はカゴに入れようとしています。
少しはみ出している枝も気になるようで、きっちり入れようと奮闘していました。ブルドーザーの次はごみ収集車のようです。
枝がたくさん落ちているので、集め甲斐があるようです。しっかり時間をかけて、「はたらく車」の気分を満喫できました。
それぞれが台風の後を遊びに変えて、楽しむことが出来ました。
I・Y


◆観察力 外でも遊び出しました。(きく)

園庭に出るとすぐにトンボが飛んでいるのを見つけてみんなで「とんぼ」「いた」と指を差しだしました。よく見るといっぱいトンボが飛んでいました。チョウチョも飛んできて「あ、チョウチョ」とみんなで目で追いました。お部屋でカタツムリやあおむしを飼っていて日々観察しては、気にするようになってから虫をすぐに見つけて観察するようになりました。
「先生、来て」と連れて行かれたところには、大きな青虫がいました。子どもたちもすぐに寄ってきて、すごい近くでジーッと観察しています。「こっちも、来て」と言うので行くと、そこにも青虫がまたみんな寄ってきて、近くからジーッと見ていました。そのうち、棒で突き、棒にとまらせて、嬉しそうに持ち運んでいました。ダンゴ虫やミミズだけでなく、色々な虫が友達になってきています。
朝、保育室でかくれんぼをして「外でもやる」と言うのでかくれんぼが始まりました。「もういいかい」と何回も聞いて「いいよ」の声で探しに行くと、お部屋と同じで隠れてもすぐに出てきてしまいます。草の陰とか、遊具の中を探してもいません。なんて言ったって隠れていないのですから、園庭だと走り回っている方が探せません。大変なかくれんぼになりました。
3匹のこぶたも子どもだけでやりだし、切り株からオオカミが飛び降り「あっちっち」と逃げていきます。園庭だとどこまで逃げるのかと思うぐらい、遠くまで「あっちっち」が続いていました。
部屋で虫を飼っての観察が、色々な虫への興味になり観察する力にもなってきています。
部屋での劇遊びも、園庭でもやるようになり遊びが広がっています。
部屋での出来事が園庭まで広がりを見せ、自分たちの遊びになってきています。1つのものがどんどん広がり、大きな遊びになっていくのは凄い事です。子どもたちの力をこれからも楽しみにしていきたいと思います。 M.K

◆しゃぼん玉日和 (たんぽぽ)

台風一過の今日はすっきりいいお天気になり朝の集まりでも「晴れ~ということは。。。」「お外いけまーす」と子どもたちから保育士のより先に言っていました。
「やったー」「外いくー」と嬉しそうです。しばらくすっきりしない天気だったため嬉しさが増します。
以前、手作りしゃぼん玉を作った時に材料が若干違いリベンジという事で理科の先生(昨年たんぽぽ組だった子のお母さん)に教えてもらう日が今日でした。天気も晴れ、しゃぼん玉日和です。さっそくお母さんが用意してくれた材料で作ります。
水、洗濯のり、食器用洗剤を5対4対1の割合で入れていきます。
ポイントは食器用洗剤に入ってる界面活性剤が35パーセント以上入ってること!と泡立てないようにそっとまぜること。らしいです。
さっそく作り手作りのしゃぼん玉フープでとばします。
しゃぼん玉ができて「おぉ~~~」と歓声があがります。
しかし、そのしゃぼん玉はすぐに消えてしまい何度かやってもはじめはうまくいかず。
でも、さすが理科の先生。すぐに調整し丁度いいしゃぼん玉の液体を導き出します。
1対1対4分の1。今度は?とみんなの注目が集まります。
お母さんがしゃぼん玉のフープをひるがえすとしゃぼん玉が青空に飛んでいきました。
「わぁ~~~」と歓声があがり「〇ちゃんやりたい」「ぼくも」「△ちゃんも」とみんなしゃぼん玉をやってみました。風もいい感じに手伝い風に乗って青空に飛んでいきました。
「わぁー出来たー」と嬉しそうに飛ばしていました。
数は限られていたのですが順番でやっている姿が見られお母さんが用意してくれたと分かっていたからかなと感じました。しゃぼん玉を楽しみ大成功でした。
台風の風により園庭も被害をうけていました。育子園の春を色どる枝垂桜の木が折れてしまいました。子どもたちも「風すごかったんだよね」「てびりで見た。車もひっくりがえっちゃったんだよ」と言っていました。
そんな中〇くんが折れてしまった木の枝を見ながら「じゃあさ、もしかしたら~木のえだがおれて車にひかれちゃうんじゃない?そしたら~。。。たいへんだ」と言っていました。
〇くんの中で折れた木を見て感じたことを〇くんなりに想像していたんだと思い台風のすごさを感じたんだとおもいました。
◇ちゃんは「台風23ごーがきて大変だったんだよね」と数字はひとつたらなかったですが前回の台風を覚えていたようです。「もう、たいふーこないといいね」◇ちゃんの言葉にほんとにその通りだなと願いました。
t*s

◆台風 (うみグループ)

今日は台風の話で持ちきりでした。
台風が家に来た、風が来た、雨が来たなど言いながら、木が倒れている事や雷がなった事、葉っぱが沢山落ちていたり、暑かったり…etc。
誰も怪我なく元気に登園していたのを見て安心しました。子ども達同士も声をかけあいながら大丈夫だった?と嬉しそうです。
室内ではダンスをしたり好きな玩具で遊んでいました。久しぶりの登園となり体力が有り余っているだろうと活発な姿を予想していましたが、そうではありませんでした。元気でないわけではないですがそれぞれの遊びのゾーンで静かに過ごしていた様子です。
園庭では風が吹く中、かけっこやリレーの練習をしたり身体を動かすことを楽しんでいる子ども達がおりました。
そんな中カブトムシの幼虫の土の入れ替えを行いましたが、以前見つけた卵の数より減っていました。
以前は20以上の命が見つかりましたが、今日は半分の数の命しか見つかりませんでした。
無事に幼虫になっているカブトムシが少なく、大きさもまばらでした。
どうしてこんなに少ないんだろう、死んでるんじゃない?、動いてるよ、子ども達は土を出した一輪車の土山を興味深そうに覗いています。
これはうみグループのだから触らないでという声も聞こえました。
側から見るとそんな事言うなんて…と思うかもしれませんが、それだけカブトムシの影響があった事が子ども達の姿から伺えます。
室内では少人数で玩具遊びをしていました。
大きな作品を友達と作り、完成品を見せたりと嬉しそうです。
室内遊びの作品を見ればどんな風に遊んだのかがよく見え、成長を感じる事ができます。
今後、戸外遊びが増えていく中で室内遊びの充実も考えながら保育をしていきたいと思います。
k★y
◆制作ブーム、再来!(にじグループ)

制作が再ブームを起こしているにじグループ。
今日も朝から何を作るのかなどを子どもたち同士で相談したり、保育士に手伝いを頼んで次々に大作が産まれています。
朝の集まりでも、「船を作りました。」「ロボットを作りました」など、発表してくれる子もいて、朝の集まりの後は、さらにやる気満々。
絵の具で色を付けるなど、更なる進化を見せていました。
その中で、昆虫作りもブームを迎えていて、新聞紙・ガムテープ・スズランテープなどを使って上手に作っています。
絵本コーナーにある図鑑を見ながら体や足などの形を調べて、作っている姿は真剣そのもの。
そんな子どもたちの姿と、数々の作品の出来栄えに、「これを飾れるコーナーをどこかに作れないかな・・・」とその場にいた子どもたちに行ってみると、「じゃあ、昆虫博物展はどう?でも、材料がなくて博物展は作れないんだよな」との返事。
そのため、時間を見つけて何が必要なのか、どこに作るのかを相談することにして、園庭遊びへと移っていきました。
子どもたちのアイデアは次々に出てくるのに、なかなか形になっていかないのが現実で、申し訳ないなと感じているので、少しずつでも、形になるように保育士も努力をしていきたいなと改めて思いました。(E.Y)

◆秋を探しに (そらグループ)

今日から10月に入り、朝の集まりで「10月といえば?」と聞くと、子どもたちは声を揃えて「ハロウィン」「ファミリースポーツデー」と答えていました。
楽しい事が満載の秋。色々な経験が出来るよう取り組んでいきたいです。
今日はハロウィンのバッグ作りが大人気。カボチャ型と黒いバッグの2つに分かれて作っていました。
カボチャ型はジャックオーランタンの顔をカラフルに色付ける子もいれば、絵本を見ながら見本通りに塗る子とがいます。黒バッグはシールやクレパスを使い、花模様やおばけを描いています。
数人で同じ活動をすると、友だちの描いたものを見て同じように描いたりと、作品が似てくる場合がありますが、今回はお互いの作品を見せ合いながらも、影響を受ける事なく自分の好きに描いている姿が印象的でした。お菓子作りやハロウィンパーティーのアイデアを話し合っている年長児もいる為、益々楽しみになってきました。
園庭では2歳クラスが、保護者から教えて頂いた手作りシャボン玉の真っ最中。
一緒に楽しませてもらい、大きく膨らむシャボン玉に声をあげて喜んでおり、次回はぜひ、シャボン玉液を作る所から取り組み、どんな反応が見られるか楽しみたいと思います。
リレーに向け、自主的に走り込みを始める年長児もいました。木の実集めをする子たちも多くいます。
今後は散歩にも行き、身体を思いっきり動かしたり、木の実や自然物に触れたりと、この季節ならではの楽しみを満喫したいです。
O・Y


Posted in 園のこだわり