◆10月31日(水)の子どもたち
2018年10月31日 水曜日
◆散歩 (つぼみ)

今日は、園の近くを散歩してきました。スーパーには、大きなカボチャが飾られています。
指さして「あった~」というかわいい声が聞こえてきました。つぼみ組の中でもちらほらと言葉が聞こえるようになってきて、楽しみがまた増えます。歩行が始まっている子たちは、歩いてみました。大人と手を繋いで、よちよちと…。いつものなじみの道ですが、歩いてみるといろんな発見があるようです。「あっ!おっ!」と大発見の連続です。散歩カーに乗ってると気が付かないことも「歩いてみたらこんな発見」でいっぱいな姿が新鮮でした。段差に上ってみたり、しゃがんでみたり…なかなか前には進みませんがそれも楽しそうです。目的地に向かって歩き、そこで楽しむ散歩も楽しいものですが、のんびり目的地のない散歩も子どもたちはたくさん楽しみを見つけていました。そんな姿は、子ども達になんでも楽しむことで、こんなに豊かな時間に代わることを教えてもらいました。園に戻って、のんびり園庭遊びを楽しみました。
U・A


◆どっこいしょ~どっこいしょっ! (ふじ1)

「どっこいしょ~どっこいしょっ!」
朝のお部屋では、ソーラン節の掛け声が聞こえます。
ファミリースポーツデイの練習が始まったあたりから、バンダナを鉢巻のように頭に巻いてタンバリンを叩いてお祭りのようです。着けるものを「やって~」と持ってきます。鼓笛の様子をずっと眺めてお部屋では「たいこよ~たいこなのよ」とタンバリンで真似っこ。次第にその輪も広がりクラスの半分の子がお祭り仕様の恰好で盛り上がっています。
そんな子ども達の姿を見て昨日の午後、保育士がふたつの紙皿を重ねて作った太鼓を持ってきてくれました。数が2つと限られていた為欲しがる子全員の元にはいきません。使い終わったら貸してあげてねと約束をするとしばらく使い続け「どうぞ」と貸してあげる姿も見られました。「貸して」「どうぞ」「待っててね」のやり取りなど、子ども同士のコミュにケーションも上手に取れるようになってきました。
今回、子ども達が、幼児さんのおこなっていた鼓笛やソーラン節に興味を持ったことで広がったお祭りごっこ。子ども達の興味を持ったもの・刺激を受けているものをいち早くキャッチし、その要素をを普段の保育の中に入れ、楽しく過ごせるような環境を整えていきたいです。
昨日持ってきた太鼓を人数分くらい作りクラス全体でお祭りごっこができればいいなと思っています。
今日は、電車を見に行ってきました。お散歩カーにはファミリースポーツデイで使うはずだったダンボールが付いたままですが、ハロウィンの仮装の一種という事で取らずに行きました。
車庫に到着するとそこには真っ赤でカッコいい丸ノ内線の新型車両が止まっていました。
いつもと違う電車だと分かったのか子ども達のテンションが上がります。保育者も興奮気味です。「わぁ~」「あか!」など子ども達の感激した声が止まりません。
道中、パトカーをたくさん見れ新型車両にも会え、今日は運がいい1日でした。
(I・K)


◆ありがとう (ふじ2)

今日も秋晴れで気持ちの良い天気。朝から元気な声でいっぱいです。
朝のおやつに向かい準備をしている中、○ちゃんは散らばっていた積み木を、箱の中に並べ黙々と片づけをしていました。それを見た◎ちゃん。「一緒に手伝ってあげる」と言い、「こっちかなあ」と言いながら、手伝ってあげ、ふたりで最後まで片づけする事ができました。
最後まで終えられた自信が表情によく出ておやつへと、向かっていきました。
朝から心温まる良いものを見せてもらい、今日も一日頑張る気にさせてもらいました。
今日はハンカチをマントに見立てて、2組にはかわいいアンパンマンが揃っていました。
お友だちにハンカチを付けてあげようとして、気にかけてあげる姿もありました。
保育士が歌うアンパンマンの歌に、皆の気分はアンパンマンそのものでした。
身体でリズムに乗り、表現して踊る姿は、ただただ、可愛いと思うばかりでした。
電車を見に散歩してきました。ファミリースポーツデイの名残がある散歩カーに乗って、いつもと違う気分を楽しんでいる児もちらほら。
車庫に着くまでの道のりは、いつもはあるパトカーがない事を知らせてくれたり、見える乗り物に大興奮の子ども達。何度見ても、嬉しいものです。
着いてからは、すでに新型の丸の内線車両と到着していた電車を見ることが出来ました。
「ぷしゅうするかなあ」と(再出発する際に鳴る音です)つぶやいたり、動かない電車を見て、「大丈夫かなあ」と心配したり、電車を見ている間も様々な表情を見せてくれました。
笑顔で手を振り見送ってから、もう一本の電車を見ることができ、今日も良い1日となりました。
園庭に戻り再び遊びを再開し、園庭のテラスまで幼児さんや兄弟に連れてきてもらい、とっても嬉しそうに帰ってくる児が何人かいました。靴を脱がせてもらい、靴下、着替えまで手伝ってもらい、お兄さんお姉さんを見送る時の顔は、「ありがとう」の気持ちと憧れの眼差しで、手を振りありがとうを伝えていました。
いつの日か、この子たちも、年下の子のお世話をする日がくるのかと、楽しみになりました。S・A


◆つながり(きく)

先週のファミリースポーツデイは残念ながら中止となってしまいましたが、たこ焼きへの熱は冷めず、「マンボ!」と歌声が聞こえてきます。
子ども達にとって楽しい思い出となって心に残りますようにと今日はたこ焼きづくりをしました。
食育の一環で夏はキュウリやゴーヤ、ししとうなどさまざまな方法で調理をする中で、野菜についての関心が深まっていきました。
たこ焼きの中にはキャベツやネギを入れます。細かくなった野菜を見せてもこれは何の野菜かということが理解できていました。
出来上がるまでの間、
「好きな遊びをしていいよ。出来上がったら呼ぶからね。」と声をかけると、安心した気持ちで喜んで遊びに行く子もいれば、しばらく椅子に座って待っている子もいたり、材料が気になって一つひとつ手に取ってみる子もいたりと子どもたちの姿はそれぞれです。
それでも、
「できたよ!!」と声をかけると嬉しそうな表情で一斉に集まってきました。
おいしそうに頬張る子どもたちの顔を見るととても嬉しい気持ちになりました。
たこ焼きが食べられない子もみんなと同じ席に座ってみたりお友だちが食べている様子をじっとみたりと関心を示している姿が印象的で、一緒に食べる人がいるからこそ成り立つ食育の大切さと言うのを改めて実感しました。
たこ焼きを食べている様子をうみグループの子どもたちが気づき、仮装をしてきく組に訪れました。縁日に招待してくれたお兄さんお姉さんたちにたこ焼きをプレゼントするとお礼にかわいい折り紙のプレゼントをもらいました。
お兄さんお姉さんたちを愛おしいまなざしで見送るきく組の子どもたちでした。
いよいよ明日から11月。少しずつ幼児組へ行くことを意識しながら過ごしていきたいと思っています。食育やハロウィンという行事を通して異年齢の触れ合いができたこと、貴重な一日になったと感じています。(T.Y)


◆計画実行~(たんぽぽ)

朝から「たこやきつくる?」「今日たこやき作るんだよね」と覚えていて楽しみにしていたのが伝わってきました。
昨日の計画宣言通りたこやきを作っていきました。
朝の集まりでたこやきの具材を確認していきました。
・粉、キャベツ、ネギ、ソーセージ、ちくわ、卵、天かす
の他に今日は、ほうれん草と園庭で取れたししとうを入れてスペシャルたこやきを作りました。
「ぼく、ほうれん草きらーい」と言っていた〇くん。
「ほうれん草ちょっとがいい」と言っている△くん。
この夏、ししとうを食べてからいと知っているたんぽぽ組のみんな。
ほうれん草、ししとう入りたこやきは食べられるのでしょうか?
そして、今日はお部屋で遊んでから園庭に行きました。
時計の6の所にくまさんが貼ってあり、「長い針がくまさんまで来たら片付けをして外に行く準備をしよう。くまさんを見ててね。」と朝の集まりで伝え、お部屋で遊んでいきました。
たこやきを見ている子もいれば遊んでいる子もいました。
「あーくまさんのところまで来たよ」と〇ちゃん、△ちゃん、◇ちゃんが気づき時計を見ると長い針が丁度6のくまさんの所にきていました。
ちゃんと分かっていた〇ちゃんたち。
くまさんのところにきたらなにするの?と聞くと「お片付け」「あと帽子かぶってー靴下はく」「あと布団敷いていくの」とそれぞれしっかり分かっていました。「こんなに分かっているなんて」と驚いたのと同時に子どもたちの出来る・出来ないを決めずしっかり伝えれば子どもたちから動けるのだと納得した瞬間でした。
次の瞬間から「片づけてくるー」と行き「もう片付けの時間になったよー」「くまの所にきましたよー」と子ども同士声をかけ合っていました。
片付け終わって布団を敷こうと思い、ござを取ろうとした同じタイミングで、ござに手を掛けた☆ちゃん。帽子と靴下も完璧でした。最後まで片付けていた子と早く準備をして布団を敷きにきた子。いいチームワークでした。
園庭に出る時、靴を履きながらの子どもたちの会話です。
◇くん「〇くん一緒に園庭で遊ぼー」
〇くん「いいよー何して遊ぶ?」
◎ちゃん「◎ちゃんも一緒にあそんでいい?」
◇くん「いいよ。おいかけっこしようか」
☆くん「ぼくもおいかけっこしていい?」
◇くん「いいよ!行こー」
子どもたち同士で遊びを決めやりとりをしている姿でした。
大人の距離感に気を付けないとと感じました。
楽しみにしていたたこやきは給食のときにたべました。
最初はほうれん草とソーセージ入りのソース味たこやきです。
「おいしー」「ほうれん草食べられた」と美味しそうに食べていました。
大成功です。
おかわりは、ししとう、ちくわ入りの醤油味たこやきでした。
「からくないよ」「ししとうたこやきおいしかった」
あつあつふーふーしながら食べる子どもたちの表情は「おいしい~」の顔でした。
10月最後の日。たこやきはこれにて食べおさめ。
たこやきなんぼマンボを楽しんだこと、たこやき食べて美味しかったこと…。子どもたちにとって素敵な思い出なったら幸いです。
t*s


◆ハッピーハロウィン (うみグループ)

今日はハロウィンということで朝からかぼちゃのお化けの仮装をする子が2人現れたり、保育士も一緒に仮装してみたり、子ども達も前に作った衣装を身に着けてハロウィンの雰囲気を味わいました。
そして、朝の会で「昨日は和田のハロウィンだったけど、今日が本当のハロウィンだよ」と伝えると子どもたちの頭の上には?のマークが出ているようでした。「じゃあ、またお菓子もらいにいくの」とキラキラした目で保育士を見つめる★くん。「今日はお菓子はもらえないけど先生はお化けのスタンプを持ってるから「スタンプをくれないといたずらしちゃうぞ」って言ったら押してあげるね」と話をすると朝の会が終わり、もじもじと保育士の周りをうろうろする△くんと◎くんの姿がありました。
恥ずかしいのか「△くん、ほら、せーので言おうよ」「えー、せーの」「トリックオアトリート、スタンプをくれないといたずらしちゃうぞ(小さい声で)」と2人で言い、自分たちが作ったチケットにスタンプを押してもらい、次は他の保育士の所に行ってを繰り返して沢山スタンプをゲットしました。「こんなにもらっちゃった」と嬉しそうでした。
園庭では、仮装をしたまま遊びに来る子がいたり、給食でも仮装をしたまま席に着く子がいたり。
ランチルームの電気を消し、スポットライトで部屋の雰囲気を変えてみるとあっと言う間にお化けレストランに変身していました。お化けになって食べている姿はとても可愛かったです。
今日は一日ハロウィン尽くしとなりましたが、お化けが怖いと言った子も笑顔で楽しめる日になりました。
これからも楽しめる環境を提供していきたいです。
(K.H)


◆お散歩 (にじグループ)

今日は和田公園へお散歩に行きました。
秋晴れが続き、お散歩へ行くのにも心地よい気候になりました。
紅葉を見たり、どんぐり拾いをしたり、沢山の秋に触れることができました。
和田公園のどんぐりは細長いものや小さなものが多かったのですが、まだ緑色のものや帽子がついているものなど様々な種類があり、公園に着いてから帰る時間まで夢中になり、袋いっぱいになるまで集めている児も多くいました。
木の枝も沢山落ちていました。
それを木に立てかけて「どんぐり小屋」を作りました。
「どんぐり小屋」というのは、絵本のタイトルです。
3人組の子どもたちがどんぐり小屋を作り、小学生になってから、またそこに集まって懐かしい話をするというようなストーリーになっています。
少人数で始まった小屋作りでしたが、自分で木の枝を探して持って来て近づいたり、「仲間入れて」といって入っていたり、様々な関わり方で子どもたちが協力しあっている姿がありました。保育士も一緒に取り組む事で、更に小屋らしくなっていきました。
帰りは行きと別のルートで帰ることを提案すると、「やったー」と園までの帰り道が変わるだけで喜ぶ子どもたち。子どもたちの喜ぶ笑顔に癒されます。
日常の少しの変化や子どもたちと一緒に楽しんで取り組むことの大切さを改めて感じました。(B・K)


◆秋を見つけに(そらグループ)

今日は久しぶりに児童館公園に散歩に行きました。
ハロウィン当日という事もあり、集まりの時間にハロウィンやジャックオーランタンの由来について描かれた絵本を読むと、昨日のハロウィン地域祭りの話等で盛り上がります。
そこで、散歩中にジャックオーランタンを何個見かけるか、どんなハロウィン飾りが街中に溢れているかを見つけながら行く事にしました。
「いっぱいあるよきっと」「お家の近くにジャックオーランタンあったもん」「10個はあると思う」と期待感いっぱいの子どもたち。
葉っぱや木の実拾いも楽しめるようビニールを持って出発しました。
赤い葉を見つけると「あ、赤い葉っぱだ。秋だからだね」と笑顔の年長の○くん。
年少組の☆ちゃんも「秋になると葉っぱの色が変わるんだよね」と応えます。
「秋はトンボやコオロギもいるしね」と、自然物や生き物に触れながらしっかり季節を感じていました。
そして期待度の高かったハロウィン飾りは残念ながらほとんどなく、本物のカボチャで作ったジャックオーランタンを見つけるのを楽しみにしていた子どもたちでしたが、見つけたのは車にあるマスコットのカボチャと、ドアに貼ってあったシールの2ヵ所のみ。
しかし、子どもたちは「2個あったね」と笑顔いっぱい。どんな状況でも発見の喜びを忘れない姿から、満足するかは自分の心次第なのだと教えられます。
公園ではドングリや葉っぱ拾いの他、手つなぎ鬼・滑り台を船に見立てたサメごっこ・岩場の探検等で盛り上がり、「仲間に入れて」の言葉がなくても3学年が混ざり合い、自然と同じ遊びを楽しむ光景が繰り広げられました。
「楽しい」「まだ帰りたくない」「また来たい」との言葉が沢山聞こえた散歩となりました。
O・Y


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