自らの体験
2018年09月10日 月曜日
0、1歳児、朝保育でのできごとです。
1歳児のH君が、線路(レール)を持ち保育士の元へやってきました。
「はい。」とレールを保育士に渡すと、「あれ、あれ。」と、動いていない扇風機を指さします。
H君は、高いところにある扇風機の起動ボタンを、レールを使って押してほしい…。という気持ちを保育士に伝えに来たようです。
保育士がレールを持ち立ち上がると、H君は期待に満ちた表情で扇風機を見つめます。
「ピッ」というボタンの音…そして扇風機が動き出すとH君は、「わー。」と満面の笑みを見せてくれました。
そんな、保育士とH君の関わりを遠くで見守っていたのが同じ1歳児のS君。
「自分もやってみよう」と思ったのでしょう。
レールを持ち扇風機の下までいくと「あー。あー。」と一生懸命、腕を伸ばしボタンを押そうとしていました。
当然、扇風機には届きませんでしたが、背伸びをしてみたり、ジャンプしてみたり、体をねじってみたりと長時間、納得のいくまでチャレンジする姿に感動させられました。
改めて、子どもは見て学ぶということ。また、自らの体験を通し学んでいくということを感じさせていただきました。
保育副主任
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