◆9月18日(火)の子どもたち
2018年09月18日 火曜日

連休明け、元気な顔を見せてくれた子どもたち。今日は、日差しの気持ちいい日になり園庭あそびをで楽しみました。いつもは園舎の近くで楽しんでいる子ども達ですが今日はベビーカーを使って園庭の奥、築山まで行ってきました。
園庭を探索している子は経験がある場所だったかもしれませんが、初めて体験する子も・・・。築山を見つけると、はいはいが盛んな○ちゃん。前に前にとがんばって進んでいきます。横では、△くんが、立って登ってみたり手を使ってハイハイで登ってみたりと、自分で調節しながら登っています。
築山の一番上まで上り詰めた△くん。前向きで降りて行こうとしますが、躊躇します。こわいと感じたのでしょうか・・・自分でしゃがみこみお尻を付けてずりずりと下まで降りていきました。
○ちゃんも△くんも自分で思ったことを行動に移し、考えていました。そんな姿は小さな体でもとってもたくましく感じます。「やりたい」の気持ちを大切に、安全を保ちながらできる限りのサポートができる大人でいたいなと感じました。U・A

◆つるつる ぷるぷる (ふじ1)

金曜に引き続き、ママ先生が来てくださいました。朝から、早速ママ先生の周りには子どもたちが集まり、お膝も満員。ふじ組の中に溶け込んでいるママ先生です。
休み明けの今日、ちょっと変わった遊びをしてみました。保育士が事前に準備しておいた3色の寒天で遊びました。牛乳パックに入れて固めた寒天を子どもたちに見せました。牛乳パックを見て、当然中には牛乳が入っていると思った子どもたち。保育士が中を覗き込んで「あっ」と言うと、子どもたちも「なになに?」と言った様子で、押し合いへし合い覗き込んできます。「あ、黄色いの入ってる。」と保育士が色を言ったり、触ってみたりすると、子どもも真似っこします。最近、色に興味を持ち、覚えてきている〇くんは、保育士が赤い寒天を見せ、「何色?」と聞くと、「あか!」とうれしそうに答えていました。
テラスに出て、寒天をパックから出してみました。四角い形でプルンと出てきた寒天、なんだかわからないけど、ピカピカしててきれい・・・という感覚でしょうか。保育士が触ってみせると、子どもたちも触れてきました。つるつるしたその感触を楽しんでいます。一人一個、プリンカップを渡すと、手でつまんで中に入れ始めました。手でつまむと、ぽろっと崩れる感触もなんだか不思議です。シャベルも用意すると、直接触ることに抵抗のある子、すくうことが好きな子はシャベルですくっています。
その感触のとりこになった▽くんはカップにせっせと入れ続けたり、手でひたすら塊を握りつぶしたり・・・。その表情は「無」。保育士も握りつぶしてみましたが、確かにやみつきになりそうな。。。
普段から泥んこや粘土、絵の具遊びなどの好きな◇ちゃんは、今日の寒天の感触もやはりお気に召した様子。しばらく、カップに入れたりして遊んでいましたが、ついに足を、寒天の入ったタライに踏み入れました。それを見た※くんもすかさず中に入り、二人で足で寒天の感触を楽しんでいました。
初めてでちょっと不安のあることに対しても、いつも一緒の友達や保育士が楽しそうにしていることで、少しずつその一歩を踏み出すことができたりします。これからも増えていく色々な体験や経験、“一緒に”取り組むことで、その楽しさがさらに広がっていくといいなと思います。
(T.M)

◆その世界を楽しむ。(ふじ2)

お休みが終わり、笑顔いっぱいの子ども達。
楽しいお休みだったからか、どの子も満足そうです。
朝の会の一コマです。
絵本を読む前に「山小屋一軒ありましたー」とみんなで手遊びをすると、歌詞やふりを覚えて一緒に出来る子が増え、かわいらしい歌声が聞こえます。
最後の「もう大丈夫だよ」の所で指をうさぎに見立て撫でてあげる中、すくっと立ち上がった〇くんは、そのまま保育者の元にやってくると笑顔で頭を撫でてくれました。
その姿に「もう大丈夫だよ」と言ってもらえているようです。
その優しさにほっこりしていると違う子たちから「もう一回」とアンコールが入り、また、やってくれるかなと思いながら、もう一回歌ってみると同じように「もう大丈夫だよ」の所で再び頭を撫でてくれました。その姿に刺激を受けた△くんも頭を撫でに来てくれました。様々な形で手遊びを満喫してくれます。
その後の絵本は、子ども達のお気に入りの「うずらちゃんのかくれんぼ」に「大きなかぶ」と言葉のやりとりが楽しめる題材に大喜びです。内容も覚えてくれるのでやり取りが楽しめます。
お話の世界を楽しんだ後は、園庭に出て遊びました。すると…園庭の方から「もういいかい」「まーだだよ」と何度も言いながら、保育者が反応して探してくれるかなと待っている◇ちゃん。「もういいかい」「もういいよ」と返事をしてみると、にっこり。「うずらちゃんのかくれんぼ」の世界を継続していました。
次は、築山のすべり台上に登ると続々、集まり山登りを楽しんでいるかと思うと手すりにつかまり、「うんとこしょどっこいしょ」と掛け声が始まりました。次は、「大きなかぶ」の世界です。その楽しさに反応した☆ちゃん。2人でそのやり取りを楽しんでいます。
短い時間とはいえ、お話の世界の再現遊びを堪能し始めた姿は、とてもかわいらしいです。
大きなかぶを抜いてからは、突然空を見上げて「今日は、暑いね」一言。場面が切り替わりましたが、保育者とのやりとりを楽しんでくれます。その姿に刺激を受けた子は、一緒に空を見上げ「今日は、暑いね」の世界を一緒に楽しんでいました。
また、何人かの子たちは、「きゅうり」「ゴーヤ」と収穫の日課も忘れておらず、「ないね」「キュウリ・ゴーヤ(がない)」と収穫が出来なくなる夏の終わりを感じているのか、淋しそうです。築山の水路にたまった水を見つけた子たちは、そのまま入って行くと足で泥水の感触を楽しみ満足そうです。
過ごしやすい気候になり、様々な事に感心が深まってきたことが感じられます。同じように遊んでいても様々な姿を見せてくれる子ども達。その姿を見つけて、共有することが楽しみになっていく保育者達です。
(N.Y)


◆役割分担(きく)

園庭に出ると『先生、虫探そう』とお誘いを受けましたので早速、園庭中を捜索しに出発しました。目指す虫はだんごむしで、植木鉢や丸太を持ち上げてみたり枯れ葉の中をくまなく探しました。そんな様子を見ていた子どもたちが次から次と集まって来て、3人で始まった虫探しはいつの間にか8人に増えていました。
残念な事に今日はだんごむしが見つかりません。その代わりにミミズが沢山いて、ミミズを見つけた瞬間の子どもたちは『わぁーミミズだ!』『うごいてるー!』『気持ち悪いよー』と大騒ぎです。でも、やっと見つけた虫なので子どもたちはどうにかして捕まえたくて必死であーでもないこーでもないと話ながら頑張っていまいた。
そんな中で虫を探す以外にちょっとした変化が見られ始めました。
最初は花壇や丸太を持ち上げる(ひっくり返して途中で止める)のは保育士が行い、子どもたちは虫探しに集中していたのですが〇くんが『ぼくも持つ!』と保育士と一緒に花壇を持ち上げて支えてくれました。その次から△くんも一緒になって支えてくれ、自然と2人は支える担当になり、他の子は虫を探す担当になっていました。また、虫を探すチームの中でも虫を見つけて報告をする子(虫を見たいけど触れないようです)・虫を捕まえる子・お皿を持つ子となんとなくではありますが子ども達の中でちょっとした役割が出来ていました。子どもたちの中でも誰が虫を捕まえられるのかと分かっているので、捕まえられる☆くんに『☆くん捕まえて!』とお願いしてみたり、どうにもできない時には保育士を頼ってくることはありましたが子どもたちの中で自然と成り立っている様子が伺えました。
また、園庭に出る前には絵の具でスタンプをしたのですが絵の具を準備している際に『先生のだよ』と保育士が準備しているから触らないように教えてあげている姿がありました。触らないように教えてあげる子は何度も何度も教えてあげています。触ってしまう子は分かっちゃいるけどやめられないといった感じですが、触る子がいるから教えてあげる子が出てくるのでどちらも大切な役割ということになります。
ミミズを集めているとももぐみのお兄さんが『ザリガニってミミズ食べるんだよ』と教えてくれました。近くにいた保育士からも「そらグループのザリガニ、よく食べるんだよ」と教えてもらったのでそらグループの保育士に『ミミズ食べますか?』と聞きに行きました。欲しいと喜んでくれたので園庭からの帰り際にそらグループに寄ってミミズをあげてきました。ここでもミミズを触れる☆くんと◇くんに『やってやって!』と進めるきくぐみさん。ケンカにならずちゃんと役割分担していました。
誰が何を得意としているのか子どもたちの方がよくわかっているかもしれません。子どもたちの得意な分野を沢山発揮してもらおうと思います。
K・E


◆ちょっと待ってくさい(たんぽぽ)

朝部屋にはいると目に飛び込んできた嬉しい光景・・・あおむしが蝶々になって観察ケースの中で狭いせまいと羽根を動かしていました。
お休みの間に蝶々になっていたようで、今までの中で一番ばたばたと忙しそうに羽根をうごかしている元気な子です。
園庭で逃がしてあげよう・・・朝の会で決めました。
園庭に出て皆が見守る中飛び立って行ったのですが、やっぱり一番の元気な子。ケースの蓋をあけるとあっという間に飛び出していきました。
残念ながらシャッターチャンスもない位のスピードで、保育士が口をポカンとあけて見送る写真しか撮れませんでした。
あと一匹いるさなぎがかえる日がたのしみです。
園庭ではごっこ遊びが盛り上がっていました。
テーブルに沢山お料理が並んでいます。
ウェートレス役の子もいてせっせと次々に運んできます。
お客さんは満席でぎゅうぎゅうづめに座っているのですが、お料理が美味しいのでしょう。
皆黙々と食べています。
ウェートレスさんは運んでも運んでも忙しそうです。
でも、接客は丁寧に。そして思わず「ちょっと待ってくさい。」
「だ」が抜けてしまった。
ちょっと待ってください、って言おうとしたんだけどなぁ・・・
笑いをこらえて様子を見ていると、とにかく忙しいのよって感じでそんなことは気にしてはいませんでした。
みんな本気の本気でお店ごっこをしているのですから・・・。
そのなりきり姿に思わず拍手でした。
そんな私の所にも「お待たせしましたー。」とご馳走が届きました。
タコ焼きが出来たようです。
お祭りで食べたよと報告も聞きました。
さて、季節が変わり徐々にファミリースポーツデーに向けて動き出します。
タコ焼き作って楽しみたいです。
すでに自主トレ中の子も見つけました。(N・S)

◆音楽クラブ(もも)

先週に引き続き、3種類の音符を体で表現してみました。
四分音符(くろ音符)、二分音符(しろ音符)、八分音符(はた音符)です。
「これはなんでしょう?」と質問され、「くろおんぷー」「しろおんぷー」と答える子どもたち。よく覚えています。
女の子はタンバリンを持ち、しろ音符の動き。男の子は鈴を持ち、くろ音符の動き。
ピアノの音が止まると、元の場所へ戻る。素早い反応の子どもたちに驚く講師でした。
途中で楽器を交代し、はた音符では全員動くということも加わりました。
これもまた、よく反応していました。
「ド」の音が聞こえたら座る。他の音が聞こえたら歩く。少し難しかったのか、周りの友だちをチラッと見ながら…という児も。
最後には、「アンパンマン」「ミッキーマウスマーチ」「きらきらぼし」の曲に合わせて自由に楽器を鳴らし、ホールの中を自由に動きました。最初の2曲では、ただ歩くだけという児も多かったのですが、きらきらぼしが聞こえてくると、星をイメージしたのか手を上に挙げ、きらきらとさせながら歩く女の子たちの姿が見られました。
聞こえたものを自由に体で表現するというのもなかなか難しいのかもしれません。
保育士も一緒に楽しむ中で、少しづつ経験できるようになればよいなと感じました。(M.C)


◆音楽クラブ (ゆり)

今日は楽器を使っての音楽遊びでした。
楽器は、タンバリン、カスタネット、すずの三つです。
年少児はタンバリンとすずの二つでしたが、年中児はカスタネットが追加されています。
リズムを楽しめるよう、また理解出来るよう、分かりやすく音符だけを掲示しリズムの確認とそのリズムに合わせた楽器を子ども達に選択してもらいました。
最初に、リズムに合わせて手を叩いたり、友達の人数を変えたりとゲーム形式で楽しんだ後に楽器遊びを行いました。
今回、提示されたリズムも三つでした。
黒音符(四分音符)はカスタネット、白音符(二分音符)はタンバリン、旗音符(八分音符)はすずですが、慣れてくると、白点音符(付点二分音符)がもう一つ追加されそのリズムが流れると皆でリズムをとって楽器を鳴らすという活動でした。
それぞれのリズムを聞き分けながら行うので間違える事が多く子ども達同士で、まだだよ、僕たちの番だよと声を掛け合っていた姿もあります。
沢山の楽器に触れて、リズムを楽しんでいます。
k★y


◆
音楽クラブ(ひまわり)

鼓笛の楽器決めが近々あるため、今日の音楽クラブは実際に使う楽器を出して、全部に触れられるよう、順番に楽器を変えながら『きらきら星』を演奏してみました。
「次は何にしようかな」と考えながらやる子がほとんどでしたが、中には「この楽器がどうしてもやりたい!」と思いが強い子は、ずっと同じ楽器を続けてやっていました。
それぞれにリズムを確認し演奏開始。
講師の合図でみんな真剣に演奏をしていきます。
周りの音を聞いて、周りをよく見ているため、リズムもメロディーもばっちりで、「明日が本番でもいいんじゃないかな」と重めの言葉を頂けるほどでした。
音楽クラブ最後はお楽しみのやきいもじゃんけん。
いつもは、負けてしまった子は応援に回るのですが、今日は太鼓の片付けを手伝ったもらいました。
太鼓がケースになかなか入らず悪戦苦闘している子もいましたが、どんどん片づけを進めてくれ、楽器棚まで太鼓を運んでくれる余裕を見せてくれました。
音楽クラブが終わってから、「どの子がどの楽器をやっても安心ね」と言っていただけるほど、リズム感が安定しているひまわり組。
誰がどの楽器を演奏するのか、どんな演奏になるのか、今から楽しみです。(E.Y)
Posted in 園のこだわり