◆9月13日(木)の子どもたち
2018年09月13日 木曜日
◆楽しみました(つぼみ)

気温も気持ちの良いくらいになってきたので今日は散歩に行くことにしました。今日の目的地は大聖堂屋上。大聖堂には何度か言ったことがあったのですが、行くまでの道のりが刺激がたくさんあり、通る車やすれ違う人、いろんなものを目にする反応が以前よりも大きなものになっていて、手を振ってみたり座りの散歩カーなのに立ち上がってまで周りを見ようとしたりとても楽しそうでした。
エレベーターにのって屋上まで行きました。初めて屋上で散歩カーから降りたので、場見知りをして泣いてしまう子もいましたが、他の子が遊んでいる姿を見てあそび始め、保育士が「わーい」と走り出すと追いかけたりしていました。屋上に生えている草も見つけると触って見たり、みんなで走ってみたりたくさん動いたり、のんびり過ごしていたりとそれぞれ楽しみました。
驚くことに帰り道散歩カーに揺られるとすぐ寝てしまう子がいたのですが、今日は直前までは寝ることなくいられ、体力もついて来たんだなと感じました。
たくさん楽しんで、食事も集中して食べていました。
(K.E)


◆友だちパワー(ふじ1)

朝、クラスに入ると保育者に抱かれウトウトとする〇くんがいました。最近の〇くんはとても眠いようでお昼寝を何度もしています。いつものように眠りにつくと、ふじ1くみに移動し静かに眠っていました。
しばらくお部屋で過ごしていると△くんが寝転びじたばたし始めました。何がしたいのか分からず、見ていると片手上に伸ばし、その腕に頭を置くとスーっと眠っていきました。△くんの行動は眠さからきたものだと気づき、そんな△くんの一連の姿に思わず笑ってしまいました。△くんを〇くんの隣に寝かせると寝返りを打ちながら、寄り添うようにして寝ていて微笑ましい光景でした。
おやつを食べ終えた子が戻ってくる頃に、〇くんを起こしていると周りに子ども達が集まってきて「おはよ~」「おきて~」と起こすのを手伝ってくれました。〇くんもなんだか周りが賑やかなのに気づきうっすらと目を開けました。その様子を見て「きゃ~」「おった(おきた)」と更にヒートアップしていました・・。
〇くん自身も目が覚めたときに、〇くんを囲うように皆の顔がみれてなんだか嬉しそうな表情です。いつもはなかなかすっきりとは目覚めてくれませんが今日はすぐに起きることができました。これこそお友だちパワーですね。
本五ふれあい公園にお散歩に行きました。歩きたいと訴える子が増え、目的地までしっかりと歩き切る子も増えてきました。
一緒に手を繋いでいた☆くん。好奇心旺盛で目に入って気になったものがあると必ず足を止めてじっくりと観察をしていました。途中にタクシーがたくさんたまっている場所があるのですが、そこを指さし、「あれ?タクシーいっぱいいたね~」と言いました。「すごいね。たくさんだね」と返しましたが、よく考えてみると4語文です。☆くんが4語文を発したことに近くにいた保育者と成長の喜びを共有しました。
園や外、お家など様々な場所・ものから刺激を受けながら成長していくのだと改めて感じることができました。
(I・K)


◆久々のお散歩を満喫してきました。(ふじ2)

ずっと、行きたかった散歩に出かけました。出発前に「今日は、お散歩に行こうか」と話すとみんな大喜びで「お散歩」「早く」など今までなかった言葉が聞かれました。この姿に成長を感じます。
天気が良かったので大聖堂の波羅蜜橋に向かっていると、側の駐車場で消防士さんが練習をしている所でした。「消防車」と見つけた子たちが指さしをして言葉で伝えてくれます。目に移る、もの全てに興味津々であっちを見たり、こっちを見たりとみんな忙しそうです。
久々に出かけた散歩なので移動中の時間も満喫してくれているようです。
波羅蜜橋に着くと走り出すことなく、ベンチに登り行ったり来たりをしていたり、背もたれをまたいで座り電車ごっこをしているかのようです。遊びは、次から次へと変わり追いかけっこタイムになりみんなで走り出します。走るのも早くなり、行きたい所まで自由に行くものの気付くと、友だちがいるところに帰ってきます。
すると、お散歩カーの辺りから「もういいかい?」「まーだだよ」という可愛らしい〇ちゃんの声が聞こえてきました。その姿になる前に保育者が「数日前にもういいかい?まーだだよのやりとりを〇ちゃんがしていた」と話していたのを聞いていたようでその場面になったようです。
その楽しそうな姿に惹かれた子たちが集まり、同じように顔をかくして「もういいか?」「まーだだよ」のやりとりを始めました。友だちの刺激は、とても大きいようです。
また、花壇のヘリを歩くアリを見つけた△くん。嬉しそうに「ありさん」と言って指さし、掴もうとします。その姿に反応した◇ちゃん。△くんの隣に座り一緒にアリ探しを始めました。見つけるたびに二人で歓声を上げて喜び、2人の時間は、微笑ましく楽しい時間なようです。秋の陽気を満喫し、思い思いに遊べました。
たくさん遊んだ後の帰路は、ちらちらとお散歩カーの中で寝てしまう子がいましたが、今日は、みんなが起きて帰ってこれました。子の姿にも成長を感じます。
これからは、過ごしやすい陽気になるので、沢山戸外で過ごしたいと思います。
(N.Y)


◆表現遊びと3匹の子ぶた(きく)
おにぎりを作って動物園に行く表現遊びか、3匹の子ぶたをする劇遊びにするかで朝からもめました。今日は、森に行くという表現遊びをすることにやっと決まりました。決まったら早いこと「車に乗る」と言ってもう表現遊びがスタートしました。
子どもたちに任せていたら「救急車に乗る」と言い出し、病院に寄ったり「消防車に乗る」と言い出し、火事を消しに行ったりと今までにない出来事が加わりました。やっと森に着いたらすぐに恐竜が現れ、ドンドンと言いながら大きく歩いたり、肉を食べたりしました。どの動物も突然現れるので、保育士側の方が付いていくのに大変でした。ゾウが出てきたと思ったら、キリンが草を食べていたり、急にワニが現れたりと忙しい表現遊びでした。
でもここまで自分たちで遊びを展開していけるのには、驚きました。思いもよらないものがこれからも現れるのかと思うと楽しみです。
園庭に出ると砂場では、山を作っているのかと思いきや、なんと3匹の子ぶたの家を作っていました。お部屋で出来なかった分、園庭で家を作り出しました。大きな山が出来てくると、頂上にカップを指して煙突を作っていました。1つだけではなく、2つ3つと煙突は、増えていきました。
「家が出来たよ」と呼び出されました。行ってみると大きな立派な家が出来ていました。おおかみになって「フーフー」と吹き飛ばし「あれ、飛ばないなあ」と言うと嬉しそうな子どもたちでした。
劇遊びが出来なかったことがこんな遊びに展開するとは思わず、保育士と共に大きな家を作っている姿に、色々な遊びに展開が出来ることを知り、子どもたちと遊びを一緒に広げて行きたいと思います。 M.k


◆発想と発展 (たんぽぽ)

今日は身体測定をしました。みんな脱いだ後のたたむのも上手になってきて、測定するために並んでいます。今日は「〇〇です」とお名前を言ってから測定しました。「大きくなったー」と嬉しそうに報告しあっています。
その後布団をひいて園庭へ。
園庭に出ると「せんせい一緒に走ろー」△くんが誘ってくれて園庭を走りました。走ると風を切り心地よく感じました。1周回って戻ってくると今度は〇くんが「かけっこしよう」と走りました。
道路側を走ってるとスピードを落とした〇くん。
「ここにナマズがいるんだよ」「そうなの?すごいね」と走りながら返事すると
「ここにナマズ。。。あっ、まちがえたーミミズだったー」と〇くん。
ナマズとミミズを間違えたようです。かわいい言い間違いにほっこりしました。
〇ちゃんが△くんと一緒に草むらの中に入っていったのでなにしてるのかなぁ?と思い見てみると「ここは〇ちゃんと△くんのおうちでーす」と言って座ったりして楽しんでいました。
昨日も草むらでおうちごっこをして遊んでいた〇ちゃんと△くん。昨日の続きのようにあそんでいました。遊びが繋がっていることを感じました。
太鼓橋では「ぼくのぼれる」「わたしも、みててね」と登っていきます。個人差があり登れない子もいますが登れる子を見てチャレンジしていきます。
◇ちゃんが登ろうとしていました。足がすべってしまいなかなかのぼれない◇ちゃん。何回か登っていましたが「のぼれなかった」と今日のところはおしまい。
休憩するためにお水を飲むことにしましたがまだでてなかったので給食室にもらいにいきました。持って来た◇ちゃん。「下のところにおくー」とウットデッキに置き自分でくんでいました。その後も「お水のむー」と来たお友だちに「どうぞー」「押さえてあげるね」と声を掛けていました。
棒を見つけた△くん「長いのみつけた」と見つけた棒で地面に線を描き「線路でーす。電車が走りまーす」と長い線を引いていました。
それを見た☆くんが電車になり△くんの後を「がたんごとーん」とついて行ってました。
他の子も来てお絵描きが広がり、「これは山手線でーす」とお話しと絵を描いたり文字のようなものを描いて広がっていました。
涼しくなり外で遊ぶ時間も増え遊びが広がっている子どもたち。
発想と発展に驚く日々で、見ていてこちらも楽しくなります。
t*s


◆訃報&ちょっと嬉しい(うみグループ)

今日も朝からまた訃報がありました。
「せんせい、ザリガニのオスが死んでる。触っても動かないんだよ。」と教えてくれました。
水槽にいるそザリガニの姿を見ると丸くなって横たわっていました。メスの方は石の陰に隠れています。すぐに「なんで死んでしまったのか」の話し合いに発展しました。
●くん「見て、瓶の下に髭が挟まってる。もしかしたら足が石に挟まって取れちゃって死んじゃったのかもしれない」
☆くん「違うよ。メスが卵を産んだから死んじゃったんじゃない」
△くん「毎日お水を変えていたけど、前に川にいた時には誰も水を替えなかったから死んじゃったんだよ。それか、水槽の水のクスリを入れなかったからかもしれない」
と話しは尽きません。
更に「あ、見て目が白くなってる」と死因究明の為に観察していました。
朝の会でそのことを伝え、園庭に出る際にお墓を作ろうという話になりました。
園庭に出る時間が近づくと☆くんが「先生、ザリガニを埋めに行こうよ」と言って来てくれました。「そうだね。じゃあ園庭に行こうか」と言って園庭に出る時にザリガニをお盆に乗せてみると気付いたことがありました。
「あ、目が片方ない」「メスとケンカしたときにガリってされちゃったんだよ」と新たな死因理由が出てきました。結局どの理由が死因かはわかりませんでしたが、自分たちで土を掘り、ザリガニを置いて、土をかけ、「南無妙法蓮華経ー。今までありがとうございました。沢山遊んでくれてありがとうございました。」と最後に声をみんなでかけてあげていました。
ザリガニの水替えも自分たちでやり、お世話が本格的になってきた矢先の出来事でしたが、沢山子どもたちに考えるきっかけを与えてくれたことに感謝しかありません。
そんなさびしい話の後には少し嬉しいお話。
今日からもも組も給食当番に仲間入りをしました。
今まではゆり・ひまわり組だけでした。自分たちも出来ると話があると嬉しいような緊張するようなな表情を見せてくれましたが、「今日やってくれる人」と保育士が声を掛けると何人ものもも組の子どもたち達が手を挙げてくれました。
今日は★ちゃんにデザートをお皿に乗せる担当をやってもらいます。
前に出て「給食当番の★です。」と挨拶するのはちょっと緊張していました。
お当番が始まるということでお当番の顔も描くことになり、「描きたい」と進んで描こうとしてくれる子もいました。「私のお顔はこんなの」「ピンクを入れようかな」と描くこともウキウキ。
実際に給食の時間になり、当番が始まるとリンゴを落とさないように真剣な表情でお皿に乗せている★ちゃんがいました。まだ慣れるまでに時間がかかると思いますが、出来たという達成感がすごいと思います。これから保育士やゆり・ひまわり組の子どもたちと共にもも組達のことをサポートしていきたいと思います。
出来ることが増えてまた一つ大きくなったもも組でした。
やりたい、こうしたいという気持ちを大切にしていきながら見守っていきたいと思います。
(K.H)

◆初々しい感じ(にじグループ)

先週から、にじグループには、保育の勉強をしている学生さんが実習に来ています。
その実習生さんが、今日は1日担任として、保育をしてくれました。
朝の会の後は、ひまわり組と一緒に制作をしました。
新聞紙を使ったロケットを作ったのですが、子どもたちは初めて前に立って説明をする実習生や、どんなロケットが出来るのか興味津々です。
新聞紙を丸めたり、カラーガムテープを貼ったり、自分でできる所は自分で出来るような関わりをしながら、ゆっくり進めてくれました。
そして、出来上がったロケットを持ってホールへ移動し、広い所でロケットを飛ばしました。
好きなように飛ばしてから、最後は的を用意して、得点を競う形でのゲームをしました。
みんな、最高得点を狙い頑張って飛ばしますが、なかなかうまく得点の的には入りません。
実習生も何とか入れてもらおうと、距離を近づけたり、得点の高い的を用意したりと工夫をしてくれますが、それでもなかなかうまくいきません。
給食の時間も近づき、最後の一投を子どもたちが投げると、なんと最高得点の的に見事に命中!!
入った本人が一番びっくりしていましたが、とても嬉しそうでもありました。
一位から三位の発表を終え、入賞できなかった子どもから「こんなのつまんなかった!」の一言。
それは、高得点を狙っても入らず、悔しさから出た言葉だと思います。
どのようにフォローをしていいか戸惑っている実習生がいたので、担任がその子に関わることにしました。
保「悔しいと思うことは大事なこと。だから、次に頑張ろうと思えるんだよ。」
子「もう、このゲームやらないじゃん。だからできない!!」
保「やらないって誰も言ってないし、きまってないでしょ?」
子「でもやらないじゃん。ロケットも壊れたし!」
保「じゃあ、直して、持って飛ぶやつを研究しようよ!形を変えたら飛ぶかもしれないよ。」
子「うん・・・」
このようなやり取りを繰り返し、もっと飛ぶロケットの研究を約束して、給食へと活動が移っていきました。
実習生のやること1つ1つ、反応の1つ1つがとても初々しく、微笑ましく感じました。
子どもたちも、いつもと違う伝え方などに、テンションが上がっているようでしたが、1時間以上の時間を集中し、楽しんでいるように感じました。
実習生が入ることで、私たちも初心の気持ちを思い出し、質問に対して真剣に考えたりします。
そういう機会を頂けて、とてもありがたく思います。
残りの実習期間で、実りのある実習になるように、一緒に学んでいけたらと思います。
(E.Y)

◆おばけバスケット&明日はいよいよ (そらグループ)

先週よりそらグループには実習生が入ってくれています。
今日の先生は実習生です。昨日の帰りの会に少しお話をしていたこともあり、
朝の音楽が聞こえると子どもたちは遊びを中断し、いつものように朝の会に参加しました。
少し実習生のドキドキが子どもたちにも伝わっていたのでしょうか。
「先生次はこれだよ」
「違うよー」
「違くないよ。あってるよ」
と実習生を助けてあげようとする子どもたちの姿も見られ、賑やかな朝の会でした。
朝の会が終わるとひまわり組を対象に「おばけバスケット」の集団あそびがありました。
始めに、おばけカードの作成です。
色々あるおばけの中から、からかさ、ぬりかべ、ちょうちんおばけが候補に挙がりました。この3種類の中から好きなおばけを選択してカードに描いていきます。
今までのおばけ屋敷づくりの効果でしょうか。あっという間におばけの絵を描き上げる姿に感心しました。
準備が出来たら「おばけバスケット」の始まりです。
からかさは、片足跳びで移動。
ぬりかべは、ゆっくり移動。
ちょうちんおばけは、跳びながら移動。
と、子どもたちと一緒に遊びのルールを決めていきました。首から手作りのおばけカードをぶら下げて、いつもの集団あそびとは少し違った遊びの新鮮さを存分に楽しんでいるようでした。
昨日のおばけ屋敷のリハーサル。子どもたちにとっても楽しい体験となったようで、
一部の女の子は浴衣を持ってきて、昨日の余韻に浸っている姿が印象的でした。
昨日のリハーサルで景品が少し減ってしまったので、景品づくりをしてくれているグループもありました。午後には、にじグループ、うみグループのお友だちにおばけ屋敷の招待状を渡しに行く予定です。
昨日の体験を踏まえて、思い出に残る一日になるように子どもたちをサポートしていきたいと思います。(O.Y)

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