◆9月10日(月)の子どもたち
2018年09月10日 月曜日
◆好奇心、探究心(つぼみ)

先週体調を崩してしまう子がチラホラいましたが、今日から体調回復で笑顔いっぱいで登園してきてくれました。
最近の子どもたちはミッキー体操が流れるとすくっと立ち上がり手をフリフリ足踏みをして体を揺らしと自分たちなりのミッキー体操をするようになりました。みんなノリノリです。
今日は園庭遊びをしました。
どんどん自分から探検に出かける◎ちゃん。2歳児が遊んでいる間にするりと入り込み一緒に砂場あそび。山を壊してみたりシャベルをそっと手にもったりと色々なことに興味があふれ出しながら一緒の空間にいることを楽しんでいました。
□君はシャベルを拾い遊ぶのかと思いきや砂場の玩具を入れるかごに片付けに行ってくれました。なんとシャベルの写真が付いているカゴの中にストンと入れた□君。偶然なのか様子を見ていると玩具の写真をジーッと見つめ入れる場所の確認をしていました。驚きと感動です。
▽くんは砂場の玩具を運ぶカートのタイヤが気になるようでしばらくの間クルクル手で回し楽しみました。回るものが好きなようで飽きることなくクルクル。
好奇心、探究心はこの頃からすでに育まれています。大切に大切にその気持ちを汲み取り成長していって欲しいです。
(K☆H)


◆ウッドデッキの上で(ふじ1)

朝、少し雨がぱらついていたので外遊びが出来るか微妙でしたがミッキー体操が終わるころにはおひさまが見えていい天気になり外に出ることができました。
今日から1週間ふじ1組に副園長が入ります。子ども達も初めて入る人に興味を示していました。園庭で〇くんがと一緒にいる姿を何度か見かけました。副園長が〇くんのしていることを近くで見守っていて2人の間には、のんびりとした時間が流れているように感じました。
トランポリンで遊んでいた△ちゃんと目が合いニタニタと笑いながら近づいてきたので逃げると、その後を追いかけてきました。一生懸命走っていましたがなかなか追いつきません。柱をぐるぐると回っているといつのまにか追いかけていたはずの△ちゃんが追われる側に・・。
面白い光景だなぁと思いました。
ウッドデッキの上に逃げると、同じ様に登ってきました。そこに☆くんもやってきてジャンプをしたり走ってみたり、さっきまで保育者対△ちゃんで遊んでいましたが☆くんがやってくると〇ちゃん対☆くんの世界になっていました。
☆くんがウッドデッキに寝っ転がるとと△ちゃんも真似をして寝っ転がっていました。最初は大の字で寝ていましたが、ゴロゴロと転がってみたりくっついてみてりしていました。
時折吹く風が気持ち良かったのか、風が吹くたびに顔をほころばせながら二人で大きな声を出して笑ったり目を閉じて風を体で感じていました。その大きな声に誘われて◇くんも仲間に加わり、最後には3人で仲良くゴロゴロとしていました。
遊びの中で保育者と子ども、一対一で関わる時間も大切ですが、その場面に他の子達が自然と集まってきたら少し引いて子ども達同士で遊べる空間を作っていけたらいいなと思います。
(I・K)


◆友だちとの関わりの中でたくさんの刺激をもらう子ども達(ふじ2)


今日は、園庭に出て遊びました。いつものように、砂場前に玩具が出ていないと倉庫前に自然と集まり玩具を出そうと声を掛けあいみんなで押してくれていました。
友だちがしている事、言っている事に興味関心を持ち、誰かに言われなくても自然に集まります。皆で力を合わせて運んでくれた、砂場の玩具のワゴンが定位置に来ると納得したかのように各々が好きな場所を目指し、向かって行きます。
太鼓橋やトランポリン。築山で走る車を見たりと思い思いに楽しんでいると、玩具を入れる倉庫の奥から〇ちゃんと△くんが寄り添い何かをしていたのでこっそり様子を見ていると足元にある木の実を見つけると、よく観察し、どちらからともなく指先でつまんでいました。
その感触を喜び、2人で笑い合っています。静かな空気感の中にも穏やかな優しい雰囲気が流れています。その姿に惹かれたのか続々友だちが集まり、興味がある子、来てみたもののあまり関心もなく、サッと見るとすぐに立ち去る子と様々ですが楽しんでいる様子が伺えました。
夏の収穫の体験が園庭内の植物への関心につながっている事が感じられ、これからもこの気持ちを大切にしたいと思える一コマでした。
園庭で遊んだ後に数人で廊下でコンビカーに乗ってきました。その際に、鼻水が出ている◇くんに気付いた□くん。「鼻出てるよ」と棚の上に置いてあったティッシュを◇くんの鼻元に置き、サッと拭いてくれた□くんです。
また、☆ちゃんが乗りたかったコンビカ-は、すでに他の子たちが乗っていて、「乗りたいよ」と言っているかのように声を出しているのを見つけた※ちゃん。※ちゃんは、その姿が気になったようで乗っていないコンビカーを指さし「ここにもあるよ」と教えてくれていました。
友だちが困っている事に気付き、手を差し伸べようとする姿も見え、日に日に子どもたち同士の世界も深まっている事が感じられます。この子どもたち同士の世界がより深まるように一緒に関わってみたり、様子を見ながら大切にしていきたいと思います。
(N.Y)


◆第2弾のかくれんぼとケーキ(きく)

お部屋で2回目のかくれんぼをしました。初めは、子どもたつがオニです。両手で目をかくし10を数えます。保育士が隠れるところが気になってしまって目で追ってしまう子、真剣に目を隠して数える子とそれぞれでした。
「もういいよ」の声で目を開けると、保育士はいません。張り切って探し、カーテンの後ろと柱の陰に保育士を見つけると大喜び、嬉しくて跳ねる子や走る回る子もいました。張り切りすぎて網戸を壊しましたが、そんなこと眼中にない子どもたちは、今度は自分たちの番と隠れだしました。
今まで保育士が隠れていたカーテンの後ろは、満員状態、体半分見えている子もいましたが、自分たちは上手に隠れているつもりのようです。ロッカーの中に隠れたつもりの子どもたちは、目を開けると、丸見えでした。カーテンに隠れている子どもたちもすぐわかりましたが、探そうとすると全員カーテンから飛び出してきました。
その中で本気で身を隠していた2人は、なんと小さな棚の下に身をかくし、さらにカゴで見えないようにしていました。もう1人は机の下に身をかくし、椅子を元に戻して見えないようにしていました。かくれんぼらしくオニから身を隠すことが出来ました。次は、何人本気で身を隠してくれるでしょうか、楽しみです。
園庭では、バケツに砂を入れ、そこに枝を指して豪華かなケーキを作っていました。聞くと、お誕生日のようです。食べようとしたら「まだ」と言われ怒られました。その後、豪華なお誕生日会を開いたようです。
かくれんぼも隠れられるようになって来たり、砂のケーキも工夫されてケーキらしくなってきたりと、子どもたちの成長が見え、これからも楽しみです。 M.k


◆お休み明けの月曜日 (たんぽぽ)

週明けの今日は曇り模様。
「朝雨降ってたから長ぐつできたー」と〇くんも言っていましたが、朝の集まりの頃には日差しもみられていました。
朝の集まりで週末のどこいったか聞いてみました。
「おまつり行った人?」 「はーい」「ぼく、たこやきたべたよ」
「おばあちゃんのお家いった人?」 「はーい」「ぼくシンカリオンかった」
「プール入った人?」 「はーい」
「海は?」 「△くん海いった」
「BBQ言った人は?」 「はーい、〇ちゃんいきましたー」
とそれぞれ教えてくれました。なかには夏休みに行ったことを教えてくれる子もいました。楽しかった思い出がしっかり繋がっているようです。
風があり日差しも弱かったのでさっそく園庭に行きました。
気温はさほどあがりませんでしたが、湿度があるようで園庭では注意して遊んでくださいの表示があり様子を見ながらあそんでいきました。
ゴーヤの確認はまだまだ習慣になっていて今日も収穫しました。
「もうないかな?」と子どもたちもよく見ていました。
なさそうとわかり〇ちゃんは「さかあがりでもしよっかな」と鉄棒に行きました。
〇ちゃんのさかあがりを披露してくれたところで、「ぼくも鉄棒やろうかな」と何人かきてみんなでぶらさがっていました。
その奥では風で落ちてきた枝で遊んでいました。
危ないから遊び方気を付けてねと言おうとしたら、「長いのあぶないからね」と声をかけ合ってあそんでいました。これは危ないと意識をしている子どもたち。
しっかりわかって遊んでいたので様子を見ていきました。
もうひとつ、
休み明けはあおむしの葉っぱもなくなっていました。
はらぺこあおむしになったら大変。ということで葉っぱを取りにいきました。
前回行ってない子と思い声を掛けていきました。
◇くんと〇ちゃんは前回行きましたが「あおむしの葉っぱとりにいかなきゃね」とはりきっています。前回6人くらいで行ったので今回もと思い「6人くらいで行くから誘ってきてね」と声をかけると◇くんと〇ちゃんはそれぞれ探しにいきました。
しばらくして◇くんが戻ってきました。
手にはいっぱいの葉っぱ。
「。。。」と◇くん。
これでどう?といった表情です。
すぐに〇ちゃんも戻ってきて手には同じく葉っぱがありました。
「これでどう?」と葉っぱを見せてくれて「あおむしたべるかなぁ?」と首をかしげていました。
そんなかわいい〇ちゃんの姿に◇くんの真剣な表情がとてもほほえましかったです。
『6人誘ってきて』をそれぞれ解釈して2人とも『あおむしが食べそうな葉っぱを6くらい??』と探してきたんだと思いました。
今日は5人で出発。〇ちゃんと◇くんもしっかり手を繋いで歩いて行きました。
「あおむしの葉っぱはこれだね」といくじえん沿いのみかんの植木から枝をもらってきました。
3匹目もさなぎになる準備をはじめてきたみたいで動きがなくなってきました。
ちょうちょになる日がたのしみです。
t*s
◆飼育は難しい(うみグループ)

久しぶりに園庭に行き、コンビネーションや虫探し、砂場遊び、車の固定遊具でドライブと様々な遊びを楽しんでいた子どもたち。
虫探しではたくさんのアリやセミの死骸、幼虫を見つけ、すぐにバケツの中に入れて観察したり、触ってみたり、砂場ではバケツにたくさんの砂を入れて山のようにして「かき氷作ってるんだー」と嬉しそうにビックサイズかき氷を作っていました。
ドライブでは、「さあ、ついたから行こうか」と子どもたちの中できちんと設定を考えているようでした。
そんな様子を見守っている時に、保育士から「リンくんが死んじゃったよ。お墓を作ろう。」という訃報を園庭に出ていたうみグループの子どもたちが聞き、すぐに「え?」と信じられないという表情をしながらお墓を作ろうとしている場所に行くと、お友だちがリンくんの亡骸を持って、保育士やほかの子たちが穴を掘っていました。
「じゃあここにりんくんを入れて」と言うと亡骸を持っていた●くんがそっと穴の中にリンくんを置き、砂をかけてうめます。
「さあ、みんなで南無妙法蓮華経しようか」と手を合わせ、唱えはじめました。これでカブトムシ(成虫)はいなくなってしまいました。
飼育(育てる・お世話をする)ことの大変さをカブトムシを通して学び、その学びをまだ虫かごの中にいるカブトムシの幼虫や卵、ザリガニのお世話で生かせて行けたらと思いました。
(K.H)


◆子どもと楽しみを共有する(にじグループ)

今日は、もも組・ゆり組は、保育室と園庭に分かれて遊び、ひまわり組はホールに集まり、鼓笛の楽器の経験をしました。
ファミリースポーツデーで鼓笛をやるひまわり組は、実際に鼓笛で使う楽器を出し、それぞれに合うリズムを子どもたちに伝え、自分のやりたいものから実際に経験してもらうことにしました。
先週、にじグループのひまわり組だけで集まった際に、「本番でやってみたい楽器を見つけてね」と話していたので、ほとんどの子がその時に思っていた楽器の所に並びに行きました。
何度か楽器の交代を繰り返したのち、今、一番やりたい楽器の所に並んで、『きらきら星』を演奏してみることにしました。
もちろん、きちんとリズムも伝えていないし、ピアノに合わせては難しかったのですが、子どもたちは、「楽しかった」「次は、違う楽器でもやってみたい」「やっぱりこれがいいな」など、いろいろな感想を聞かせてくれました。
来週から鼓笛の練習が本格化してくると思うので、子どもたちが興味が示せる関わりをしていきたいと思います。
園庭では、もも組の女の子たちが集まってトランポリンで遊んでいる場面に遭遇しました。
「先生もやろうよ」と誘ってくれたので、トランポリンの上に上がると、一斉にジャンプをし始め、まだ飛んでいない私までがジャンプをしているような形になりました。
バランスを崩しそうになって大笑いされたり、逆に私がジャンプをすることで子どもたちが転びそうになったりと、なかなかハードなトランプリンになりました。
それぞれに活動は違えど、楽しい時間を過ごせていた様で、一緒に共有できた私としてはとても嬉しくなります。
これからも、子どもたちと色々な経験をしながら、楽しめることを見つけ、共有していきたいと思います。(E.Y)


◆素敵な姿(そらグループ)

今週開催するおばけ屋敷。子どもたちは思いついたアイデアを口々に話し、自分のイメージを形にしようと取り組みます。
メダル作りをする子、「いい事思いついた」と構想を練る子、おばけの絵本を見て作るおばけを考える子たちと意欲的です。
おばけの絵本も新たに増えました。絵本ゾーンだけでなく、子どもたちが自宅から持ってきてくれた絵本や図鑑まで様々です。
「おばけの絵本屋さんが出来そうだね」年長児が笑顔でつぶやきます。
絵本を大切に扱う習慣がついている為、お友だちの絵本は勿論の事、そらグループの絵本も丁寧に扱い、絵本ゾーンは大人が片付ける必要がほとんどなく、いつも整頓されています。しっかりと認め、褒めていきたい姿です。
年長児は全員ホールに集合し、鼓笛について話をしました。
気持ち作りは数回行っており、これからホールに集まる事を伝えると「心をひとつにする」「年長さんしか出来ない事だからしっかり話を聴く」との言葉が。
以前に不安を伝えてきた子も今は笑顔を見せています。
3グループ集まっての初の取り組みでは、楽器の紹介、音楽クラブで覚えたリズム(全音符・4分音符・2分音符・8分音符等)の確認をしました。
また、楽器を今後選ぶにあたり、改めて楽器に触れてみます。
『きらきら星』の階名唱を歌いながら、自分で選んだ楽器を奏でる子どもたち。
全ての楽器に触れる子、1つの楽器に絞る子、何個かの楽器で確かめている子とがいました。
今週は楽器に触れる機会を多く持ち、リズムにも馴染んだ所で来楽器決めをしたいと思います。
「楽器の数が決まってるから、自分がやりたい楽器になれない事もあるよね」「そうなったら話し合うか、違う楽器を選べば大丈夫」といった会話が聞こえてきます。日々の生活から集団のルールを学んでいる事が垣間見えました。
鼓笛を通し、今後もどんな姿を見せてくれるか楽しみです。
O・Y


Posted in 園のこだわり