◆9月5日(水)の子どもたち
2018年09月05日 水曜日
◆だるまさんペープサート (つぼみ)
朝のお集まり。ミッキー体操が終わり、手遊びをすると、自然と子どもたちが近寄ってきます。真似をして手を動かしたり、またじっと保育士の様子を見ていたり。絵本もお座りが上手になり、保育士の前に並んでよく見るようになりました。
今日は大好きな『だるまさんが』。壁にも絵が貼ってあり馴染みもあり、読み始めると、みんな体を動かし楽しそうに見ていました。更に今日はペープサートでだるまさんが登場。またまた興味津々でペープサートの方へ向かい、みんな顔を上げてペープサートだるまさんを見ていました。
その後は、水遊びをしました。タライの水の量も少し多めにし、深めのお水の中で遊びました。みんな平気でタライの中に入り、水をバシャバシャたたいて遊んでいます。普段の動きも活発になってきたので、タライからタライへ移動しようとしたり、またまた目が離せません。今年のお水遊びもあと少しです。(T.Y)

◆挑戦と達成感 (ふじ1)

台風が過ぎ去り、ムシムシと暑い日となりました。
木の下は日向よりも涼しく、風が吹くたびに木の葉がザワザワと音を立てて揺れています。
木が揺れる音が聞こえると少し上を見て気にする子や体で風を受け止め「きもち~」と発していました。風を気持ちよさそうに感じている子が多い中、〇ちゃんは風で木が揺れるたびに「はっぱ、はっぱ・・こわいよ~」と泣きながら保育者に訴えていました。保育者も〇ちゃんの気持ちを受け止めながら園庭で一緒に過ごしていました。
何で泣いているのか、何が怖いのかを言葉にして伝えられる子が多くなってきた今、保育者も子ども達が何を思っているのかを理解出来ることが増え、それに寄り添いながら保育が出来るようになったと感じています。言葉のキャッチボールをこれまで以上に大切にしていきたいと思います。
2組の子がロープ登りをして登り切っている姿を見て1組の△くんも出来るかもしれないと思い誘ってみた所、笑顔で「ん!」とやる気になりました。最初だけ軽くお尻を支えるようにしてみました。最初はなかなか上手くいきませんでしたが、足の位置だったりロープを両手で握ったり片手は板のくぼみに入れてみたりと、自分なりに考え、工夫していました。試行錯誤をしているうちに、足をロープの結び目に置くと登りやすくなることを見つけ見事に登り切ることができました。登り切った△くんを呼ぶと汗だくでしたがその顔は達成感に溢れ、とてもいい笑顔をしていました。すべり台を滑って降りると一直線にロープの場所まで戻ってきてもう一回挑戦していました。2回目は1回目の経験があるため、1回目よりも早く登り切ることが出来ました。
難しいことを乗り越えた先に達成感があり、それを感じることが出来た子どもは一回り大きく見え逞しく感じます。子ども自身も自信が生まれまた次もやりたいという意欲に溢れ、心の成長にも繋がると思います。
まだ早いかもしれない・・少し難しいかもしれない・・と思うことでも興味を持ったのなら挑戦することができるようにすることも大切だと思いました。たとえやっぱり無理だったとしても子どもにとっては無駄なことではなく、むしろチャレンジをしたことを認め、成功するための一歩だと考えるようにしたいです。
(I・K)


◆秋晴れだ~!たくさん遊ぼう(ふじ2)

昨日の台風が去り、今日は、秋晴れ。
朝の会で「今日は、何をしようか」と話してみました。
やはり、この天気なので返事は、「お外(園庭)」でした。
砂場の玩具がないことに気付いた子たちは、玩具置き場のネットの前で出そうと準備をしていました。
他の子たちを手招きで呼ぶ〇ちゃん。「おいで」と言って友だちを呼んでいました。
その声を聞いた子たちと砂場の玩具を出してワゴンを砂場前に運び、準備万端。
そのまま遊び始めたかと思うとあっという間に砂場は、閑散としていました。
「出す(準備する)」ので満足だったようです。
その次は、「(次は、)キュウリ」と一言。きゅうり探しに行く前にテラス前のゴーヤを見つけた△くん。
「ゴーヤ」と指さし小さいゴーヤを見つけて嬉しそうでした。
皆の念願のきゅうりの収穫に出かけました。
この一連の動きが夏の日課になり、先を見通し張り切って行動しています。
その後は、納得したのか各々が行きたい所に向かって行きます。
そんな中、△くんが泣きそうになりながら「できない」と保育者の手を引きコンビネーションの太鼓橋の下まで連れてきました。
視線の先には、先日登れるようになった□くんが満面の笑みで手を叩きながら「がんばれ」「がんばれ」と△くんを応援していました。
△くんもロープを掴み足を上げて本人なりに工夫するものの上手くできません。「だっこ」「できない」と登らせてもらおうと困り、悔しそうです。
そのやり取りをしていると後ろには、☆ちゃんと♢ちゃんがいました。
出来なくて悔しい△くんは、複雑な思いを感じ、再チャレンジするか考えている時に☆ちゃんもチャレンジし始めました。
登りはじめが難しいので軽くおしりを支えてあげると腕や足を使い登り切りました。
☆ちゃんがジャンプをして喜んでいる姿に刺激を受けた◇ちゃん。
「◇も」と言ってチャレンジを始めました。
頭上には、□くんに☆ちゃんが「がんばれ」と声を掛け応援しています。
自分だけでなく、友だちを応援する優しい姿を見せていました。
☆ちゃんと同じでおしりを少し支えてあげると◇ちゃんもバランスを取りながら登れて三人で大喜びして、やりきった満足感な気持ちを共有し合っているかのようでした。
ローラーすべり台を滑り、再びチャレンジ。自信をつけて汗だくで取り組んでいました。
その姿を見ていた△くんは、今日は、チャレンジを終了し違う遊びをし始めました。
いつか、自分で登りたいとやりきる日が楽しみです。
その後は、もも組のお兄さん。お姉さんがコンビネーションの床に止まる虫を見つけて教えてくれました。
そのそばにいた※くんは、虫が怖くありません。
お兄さん・お姉さんが指を差す先に視線を持ってき、かなりの近距離で虫の観察を始めました。
ジッと動かない虫に興味津々。
虫の存在もこの夏でより身近になったようです。
みんながやりたい事を楽しんだり、出来なくて悔しかったり、やっと出来て嬉しかったりとたくさん遊ぶ中で満喫していました。
これからも引き続き、たくさん遊び、秋を満喫していこうと思います。
(N.Y)

◆9月の誕生会とキュウリ(きく)

9月の誕生会に参加しました。きく組では、2人のお友だちが3歳を迎えました。2人とも誕生会を楽しみにしており、張り切って参加しました。他の子どもたちも張り切って参加し、歌を唄ったり拍手を贈り盛り上がっていきました。
誕生児たちは、みんなの前でちょっと緊張しながらも嬉しさいっぱいでお祝いをしてもらい、「何歳になりますか?」と聞かれ指を3本出して「3歳」と答え、好きな食べ物と好きな色を聞かれて一生懸命に考えて答えていました。
アトラクションで、「たこ焼きマントマン」の絵本を見て、タコ焼きに興味を持ったようです。うみグループのお兄さんお姉さんが作ったたこ焼きの製作も見せてもらい、「食べたい人」と聞かれ、思いっきり手をあげていました。売り切れないうちに、隣のうみグループに買いに行きたいと思います。
園庭では、この雨で大きくなったキュウリをふじ組のお友だちが取り、園庭で切っていました。きく組の子どもたちも一緒に見て、キュウリを一緒に頂いて
しまいました。大きなキュウリの味は、大味で、おいしかったようです。
色々な出来事を楽しみながら、色々なことが培われています。これからも色々なことに参加して盛り上がっていきたいと思います。 M.k

◆発表する(たんぽぽ)

9月生まれのお誕生会です。
たんぽぽ組は一人です。
朝の会でちょっと練習して本番に望みました。
今は2歳、もうすぐ3歳。好きな食べ物はごはんとぶどうとりんご。とのこと。
本番もうまく発表できるでしょうか・・・
今日は朝の会で一人ずつ朝食べてきた物を発表してみました。
お名前を呼んだ後に、朝何やべてきたの?という感じで聞いていきました。
パン、とかパイナップル、とか思い出しながら発表します。
チーズとパンとヨーグルト、なめたけごはん・・・・色々なメニューが並びました。
食べたものを思い出すってちょっと難しいことかもしれません。
でもスラスラ話せるってことは、きちんとした時間を過ごしてきたからなんだろうな・・と感じました。
忙しい朝の時間でも、家族の会話の中で食べた朝食は記憶に鮮明なのでしょう。
皆に聞こえる声で発表することもちょっと難しかったかもしれません。
聞き取りづらい小さな声の子もいました。
でもちゃんと唇が動いています。 その子なりの力で発表出来たのです。
一人が終わるとみんなで拍手をして上手に言えたことを讃えました。
自分の言葉で自分の事を発表する。この経験はこの先も繰り返していきたいと思います。
昨日から給食もごはんとおかずの皿を自分で運ぶようになりました。
ぶつかるとこぼしてしまう・・・口数多く言わなくてみんな良く知っています。
自分たちで注意する気持ちからか駆けたり押したりすることはありません。
むしろ上手に並んで順番を待っています。
着々と成長しています。
誕生会の後は園庭にでました。
昨日の台風は嘘のようなお天気。気になるのはゴーヤです。
大きなゴーヤがぶら下がっています。
ししとうも沢山採りました。
辛いし苦いのにどうしてこんなに好きなのか・・・?
ゴーヤ愛が強すぎて、連絡帳をみると夕飯でもよくゴーヤを食べているようです。
今日も美味しくいただきました。
誕生会の主役の♡ちゃんは本番では3歳、好きな食べ物はぶどう、と少々頭で整理して立派に発表することができました。(N・S)

◆日陰で(うみグループ)

今日は9月の誕生会でした。
うみグループはもも組の女児と、8月の誕生会でお祝いできなかったひまわり組の女児がステージに上がり、みんなにお祝いしてもらいました。
アトラクションでは保育士がステージに上がり、ダンスをしました。
保育士が前に出ると「○せんせーい!」と、大盛り上がりです。
音楽が流れ始めると、立ち上がり、一緒に声を出しながら踊っている子もいました。
台風も過ぎ去り、今日はいつも通りの暑さとなりましたが、園庭で遊ぶことができました。
子ども達と手を繋いで歩いていると、前から長い葉っぱを持った★くんが歩いてきます。
「先生見て、傘にしたよ。」と、保育士の頭の上で葉っぱの傘をさしてくれました。
「なんで傘なの?」と聞いてみると、「だって日陰になるでしょ?」と、日傘にしたようです。少しして、保育士が座って話していると、今度は大きな長い葉っぱを持って「おっきくしたんだー」とうれしそうに、傘の中に一緒に入れてくれました。
砂場は日向と日陰で半分くらいに分かれていました。
「お山つくろー」とシャベルを持って来た◎ちゃん。
「日向にする?日陰にする?」と聞くと「こっちにする」と、日陰の方にみんなで寄り、涼しい中で砂場遊びを楽しみました。
暑い中でしたが、日陰を見つけたり、日陰を作る工夫をして、楽しく遊ぶことができました。
(K.Y)

◆9月の誕生会(にじグループ)

今日は、9月の誕生会がありました。
にじグループは、3人のお友達がみんなにお祝いをしてもらいました。
人数も少なかったので、あっという間にお祝いも終わってしまいましたが、お楽しみはまだ残っています。
それは、職員が毎回行う、アトラクションです。
手品をしたり、OHPを見たり、毎月子どもたちが楽しみにしているのですが、今月は、ファミリースポーツデーで年長児が踊った『ソーラン節』や新しく仲間入りした『ラーメン体操』の2曲を職員が踊りました。
どちらも、にじグループでは馴染みがあったので、子どもたちもノリノリで、一緒に踊る子もいて、終わってからも、「また踊ろうよ!」という声が聞こえてくるほどでした。
誕生会のお祝いムードに加え、ノリノリのダンスをしてテンションが上がった子どもたち。
そのために、ちょっとしたことでケンカになってしまう場面もありましたが、その都度話をして、楽しい雰囲気が取り戻せるようにしていきました。
元気いっぱいのにじグループなので、気持ちのバランスを取りながら、にじグループ縁日やファミリースポーツデーに向けて進めていきたいと思います。(E.Y)



今日は誕生会がありました。
そらグループには誕生児はいませんが、「うみグループさんとにじグループさんには何人9月生まれの子がいるかな?」と、子どもたちはワクワクした表情を浮かべます。
「自分の誕生会の時、お祝いしてもらって嬉しかったから」と笑顔で声援を送る子が何人かいる等、誕生会を重ねる事に祝い・祝われる喜びが大きくなっていると感じました。
アトラクションは何者かに変身した男性保育士の登場により、何が始まるのだろう?と子どもたちの期待は高まります。
そして職員による『ラーメン体操』が始まると、一緒に踊る子、歌を口ずさむ子と子どもたちのテンションは上がっていきました。それぞれのグループでも踊っている『ラーメン体操』だった為、子どもたちはすぐに反応します。
続いて『キッズソーラン』では、昨年度の年長児がファミリースポーツデーで踊った事もあり人気の踊りです。多くの子たちが一緒に踊るなど最高潮の盛り上がりを見せ、終了後も「踊りたい」と伝えてくる子が沢山いました。
誕生会後は園庭・室内で遊びます。台風が過ぎ去り、久々の晴天に子どもたちは大喜び。
年少組さん4人は木を見上げ、「セミがいなくなちゃったね」「どうしてだろう」と不思議そう。年長児が「秋だからだよ」と伝えると、「秋って?」「あ、分かった。ママが秋になると柿を食べるって言ってた。その秋の事?」「そう、その秋」との会話が聞こえてきました。
カブトムシがたまごを産んで亡くなったり、セミがいなくなったり、給食のデザートがブドウやリンゴになっていたりと、生物や食材、ご家庭での会話等を通じて季節の移り変わりを感じているようです。
これからも様々な事柄から季節を感じていくと思いますが、子どもたちとの秋の発見が楽しみです。
O.Y

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