飼育員さんの仕事は?
2018年08月09日 木曜日
今年の夏休みの自由研究で『飼育員さんについて調べる』という娘に付き合って、図書館に行ったり、インターネットで調べたりしました。
吉祥寺にほど近い場所にある「井の頭自然文化園」の女性飼育員さんのお話をインターネットで見つけ『見守る』という文字に目が留まりました。
―どんな動物の飼育を担当してきましたか?
井の頭自然文化園では、カモやガン、ツルなど14種類、約70羽の水鳥を担当しています。
―飼育ではどんなことに気を遣っているのでしょうか?
「水鳥たちは警戒心が強いので、直接触れることは必要最小限です。触るのは体調が悪そうなときと、体重測定のときでしょうか。飼育員といっても、ずっと動物に触り続けているわけではないんです。みんな野生動物ですので、大切なのは『見守ること』なんです。
動物園で暮らしていても、できる限り野生動物と同じように接しなければなりません。人に慣れる動物もいますが、水鳥のように臆病な動物もいます。ですから、基本的に極力触れずに、一定の距離を保って飼育することが動物のためでもあるんです」
「触れずに、見守ることが大事」と、意外と知らなかった飼育員さんのお仕事、見守っているということを知る事が出来ました。
種類ごとの特性を見極め特性に合った飼育をすること、大切なのは見守ることという飼育員さんのお話は
見守る保育10ヶ条の第2条
子ども一人一人の発達について理解し、一人一人の特性に応じ、発達の課題に配慮して保育すること。
と同じだと思いました。
人間も動物も大切な命です。
その命を育てていくことの大切さを、また改めて感じることが出来ました。
副園長 高野
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