◆8月27日(月)の子どもたち
2018年08月27日 月曜日
◆ ちょうどいいを探して… (つぼみ)
先生のとこまでとうちゃーく
まだまだ、暑い日が続いています。今日も、園庭に夏の元気な日差しが降り注いでいました。
園庭に出かけるのにいろいろ支度もあるわけですが、帽子に靴下をもって出かけます。○ちゃんは帽子をかぶっていなかったので「○ちゃん、帽子もってきてね」と声を掛けました。返事をしてくれるくらいでいいかなと思っていましたが、○ちゃんは、はっとした顔をして振り向いて帽子を持ってきてくれました。言葉で気持ちが伝わったようです。ついつい、できないだろうなと手伝ってしまうことがあるのですが、その子のちょうど一歩前の成長を感じ見守っていけたらと感じます。目標が高すぎず、低すぎずちょうど刺激的なところで大人が働きかけて行けたらと思いました。
日々、色々な成長を遂げていくつぼみ組の子どもたち。一人の目線だけでなく、いろんな人の目線も教えてもらいながら、その子に合ったちょうどいい声掛けができるようにしていきたいと思います。U・A
一緒にユラユラー
◆ 芽生え始める仲間への意識(ふじ1)
みんなで築山のぼり
朝のおやつの時間ですがピンクのドアで◇くんが泣いていたので手を繋いで朝のおやつに誘ってみました。手を繋いで手を洗おうと水道に向かっている途中も泣いていました。そこへ先に手を洗いに行っていた〇くんが戻ってきて◇くんの手を握ってあげようとしていました。
一緒に手を握って行こうとすると一緒にいた保育者の手を〇くんから離そうとしています。〇くんは少し嫌がっていましたが◇くんが優しく両手を握ってくれたので◇くんのしたいことが伝わったのか一緒に仲良く手を繋いで水道まで行きました。
そんな二人の姿を朝見ることができました。
その後、園庭に出てふじ1組の子ども達の行動を見ていると、誰かが行くとそれを真似してみんなで行く姿がみられました。☆くんが築山に登り始めるとそれを見ていた周りの子がどんどん登り始めました。しばらく築山上り下りを楽しんでいました。
しばらくすると交番の前にパトカーが止まっているのに気づき保育者の掛け声で子ども達もパトカーを見にバス通りのフェンスの方に向かっていきました。パトカーはすぐに交番の前から走って行ってしまいましたが近くにある車の遊具に集まり仲良く車に乗っていまいした。
すぐに車の座席は満員になってしまったので隣にある人口芝が貼ってある築山に登る子もいました。
この築山は他の築山よりも少し急な斜面になっていてつかまる所もないのですが頑張って登っていました。築山の下はトンネルが通っているので保育者の呼びかけでトンネルをくぐる子もいました。くぐって出ってくる子の名前を呼んで応援していました。応援を聞いてトンネルの出口で見守っている子ども達もいました。応援に励まされてまたトンネルくぐりにチャレンジする子もいました。
いろいろな場所えと遊びに行く子ども達ですがバラバラではなくなんとなくつながりがあり、子ども達同士意識しているようでそんな意識(仲間)を楽しんでいるように感じました。
園庭の大門の前の草むらを子ども達と歩いている時も最初に草むらを抜けてきた△くんはそのまま歩いて行ってしまうかと思いましたが保育者が、後続の子ども達がなかなか来ないので名前を呼んで呼びかけていると△くんも後ろを振り返って後ろから来るお友だちの様子を気にしながら見ているようでした。
少しずつ仲間意識が芽生えてきているようでいろいろな場面で見れるようなってきたのだと感じました。まだ個人差もありますが子ども達の意識を大切にしていきたいと思いました。y.n
トンネルをくぐっている子をおうえん
後ろを振り返ってお友だちの様子を心配しているのかな?
◆ 言葉でやりとりする楽しさ(ふじ2)
キュウリ、とれたよー
ふじ2組、今週もにぎやかに元気よく始まりました。
朝の集まりで、みんなの大好きな「うずらちゃんのかくれんぼ」の絵本を読みました。
「もーいーかい?」「まーだだよー」と可愛い声があちらこちらから聞こえてきます。
みんな言葉の掛け合いがとっても上手になりました。
絵本が終わっても、〇くんは神妙な面持ち…。どうしたのかなと思っていたら、
〇くん「あめ!」
保育士「そうだね。あめがふっていたね」
こくんとうなずき・・・
〇くん「おばけ!」
保育士「おばけだと思ったらおかあさんだったね」
そしてまたうなずいていました。
絵本の印象的なシーンを思い出して、言葉に出していました。
少しずつ思いや考えを言葉に出来るようになった子ども達。
これからも子ども達の思いや考えを逃さずキャッチできるようにしていきたいなと思います。
そして、今日誕生日の☆くんをみんなに紹介しました。
照れてしまいうつむき加減ではありますが、「おめでとう」と声を掛けられると嬉しそうな表情を見せていました。
「何歳になりましたか?」とインタビューすると、「ちぇちゃい!」と答えてくれました。
保育士にははっきり「2さい」と言ったように思えました。
そして☆くんが言葉で答えようとしてくれたことがとても嬉しく感じました。
そんな嬉しいことがあった朝の集まりでした。
☆くんは、午後のおやつの時に、ゆっくりお祝いしたと思います。
集まりも終わり、園庭へ行きました。
蒸し暑いので、少しだけ行ってみました。
今日も砂場の玩具を出すお手伝い隊が続々登場してくれました。
「よいしょ」の掛け声まで聞こえてきます。
キュウリもなっているかみんなでチェックしました。
小さめのものから大きなものまでいろいろありました。
◇くんは小さいものを指さして「まだ」と言い、取ろうとはしませんでした。ちゃんと収穫できるものを分かっています。
みんなで収穫し、二つ手にした◇くんは「はい(どうぞ)」とお友だちに分けてあげていました。まだ手にしていないお友だちを思いやる気持ちを持っている◇くんが素晴らしいなと思いました。
鉄棒では、身体の小さな▽ちゃんと□くんがぶら下がりに挑戦していました。
自分の力でぶら下がることが出来て、「やったね、がんばったね」と声を掛けられると、うん、がんばったという表情をみせていました。
そのあと、鉄棒にはチャレンジャーが続々登場。
みんな顔を赤らめて、奮闘していました。
短い時間でしたが、それぞれに楽しい時間を過ごせたようです。
(I・Y)
こんなにたくさんのお手伝い隊がきてくれました
◆ 順番(きく)
「はいどうぞ。」
今日は13名といういつもより少ない人数で過ごしました。
外はとても暑いのでお部屋で過ごすことにしました。
最近、『順番』ということができるようになってきたなと感じます。
カタツムリに新しい餌をやるため、給食室へ余っている野菜があるか聞きにいくことにしました。
給食室の先生から野菜をもらって帰ると、いつものように虫かごの掃除をします。
保育士が食べ残しの餌や糞を取り除いた後、乾いた土やカタツムリに霧吹きをするのが子どもたちの役目です。子どもたちが4、5人いる中で霧吹きは一つだけ。
始めは引っ張って取り合う姿も見られましたが、「順番で使おう。○くんが使い終わったら次は△ちゃんね。」と声をかけてみました。△ちゃんは手を離し、○くんが使い終わるのを待つことができました。○くんも△ちゃんが次に使いたいという思いを感じとっているようで、すっきりとした気持ちで「はいどうぞ。」と渡すことができました。
そんな二人のやり取りを見ていたからなのか、最後まで取り合うことなくみんなで順番に使うことができました。それだけでなく、待っている間に「◇くん、蓋洗ってくるから。」と主体的に虫かごの蓋を洗いに行く姿があり、「ありがとう。」と言っているお友だち…。とても気持ちの良いやりとりだなと感じました。
友だち同士のあたたかい関わり合いがこれからも沢山増えていくことが楽しみです。T.Y
シール遊びもしました。
◆ まっててね から どうぞ (たんぽぽ)
興味を持った〇くんはキーボードを鳴らした後、みんなに貸してあげました。
今日は、気温が高かったのでお部屋で遊びました。
少し園庭に行こうかと思いましたがお部屋で遊び込めていたので気づくと給食の時間になっていました。
朝の集まりが始まりご挨拶が終わるとすぐに絵本のリクエストがありました。
その前にお名前呼んでみよう。という事で元気なお返事で始まっていきます。
今日はお休みのお友だちも1人で、みんな夏休みが終わり週末の楽しかったお話しをしてくれました。
朝の集まりが終わるとそれぞれ好きな遊びに向かいます。
おままごと、ブロック、でんしゃなどが人気です。
〇くんがピアノに興味を持ちピアノの前で弾こうとしていました。
今日はキーボードで鳴らしてみようとキーボードを鳴らしました。
「なに?」「やってみたい」と興味津々です。
順番に鳴らしながら楽しみます。
休み中阿波踊りを見たという子もいたので手作りの手持ち太鼓も出しました。
数が限られているのでみんなでとはいきませんでしたが順番で待ちながら使っていました。
トントン・トンとトン
とたたいて楽しんでいました。
そんな中、でんしゃで遊んでいた△くんが太鼓をやりたくて◇ちゃんの太鼓に手を伸ばし「ダメ」と言われてしまいました。それでも貸して欲しい△くんは貸してと手で表現ししっかり相手に伝えていました。◇ちゃんの答えは「待っててね」でしたがしばらくあきらめず側にいました。
もう一つ使っていた◎ちゃんが△くんに「どうぞ」と渡して嬉しそうにたたく△くん。
「貸して」と相手に伝えられたこと「待っててね」と言われ使いたいけど待つこと。
使ってる、まだ使いたいけど、もう終わったから「どうぞ」と貸す。
いろんな気持ちがある中で相手とコミュニケーションを取っていく姿が見られました。
少し経つと今度は太鼓を持っていた☆ちゃんが、
「次は〇ちゃんでその次は△ちゃんでーその次がー◆ちゃんね」と
次に使うお友だちに伝えていました。
自分たちでやり取りしている姿に成長を感じました。
かぎられた数の中でのやりとりを経験し自分たちで解決をする糸口やコミュニケーションを取っていく中で感じる感情を大切にしていきたいと思います。
t*s
「かして」 「まっててね」
◆ 夏だから (うみグループ)
今日は、園庭遊びと室内遊びを行いました。
室内では久しぶりに会う友達と好きな場所で好きな遊びを選択し遊んでいました。
朝の共有の時間では、先週の遊びから休日の話などをしました。
休日に高円寺のお祭りに行った話や、お出かけ先の公園で虫取りをした話などを発表していました。
説明するのが難しい子ども達もおり、どう伝えたら良いのだろうと首を傾げたり言葉に詰まったりしていました。
お祭りでは、くじ引きをひいて一等賞が出たという子どもがおり、先生、僕何点当てたと思う?と何等賞ではなく何点と聞いてみたり、輪投げやったんだけど缶の中に入らなかったと言ってみたりし、想像すると不思議な感覚になるような内容でもありました。
お祭りの人達さ、先頭の人が大きいぼんぼり持ってたよ。とよく見ていた子どもが教えてくれました。
室内では縁日遊びがまだ繰り広げられており、今日はジュース屋さんが新たに出来ました。
最初に開店したお店は今では閉店しており新しい店舗がどんどん出てくる為、閉店はしているものの停滞はしてはいないのだと感じます。
お店で何かを売ることも楽しいようですが、今は新しいものをひたすら満足するまで作っていくという思いの中で過ごしているように見えます。
今どんな事に興味を抱き、どんな事を楽しもうとしているのかを見極めて子ども達の声を拾いながらプロジェクトとなっていく保育を進めていきたいと思います。
園庭では少しの時間だけでしたが木陰中心に遊びました。
ホースで水を出すと興奮し、自分から水の方に行ったりする姿や、わざと保育者にちょっかいを出して水をかけられたがる姿や、本当に濡れたくなくてその場からサァーっと身を引く姿など様々です。
服は嫌だけど頭は濡らして、服はいいけどズボンはダメなど、ちょっとは良いけどいっぱいはダメなど…。
それぞれの許容範囲があったようですが中々難しく、かけないという選択肢を保育者が選ぶと、つまらないとなってしまうようです。
どうして水かけるの?
夏だからだよ。
夏のせいか。
子ども達は久しぶりの園庭、ずぶ濡れになっても構わない時間を思う存分楽しんでいたように見えます。
k★y
◆ 今週開催予定です。(にじグループ)
今週29日は、今日まで少しづつ取り組んできた屋台の食べ物や射的・輪投げなどの遊びも加えてお祭りを行いたいなと思っています。
今日も登園してくると「お祭りいったんだ」「〇〇屋さんもつくりたいな」と休日にお祭りを楽しんできた子どもたちが次々に話してくれました。
先週までにうみグループの縁日を体験してきた子どもたちも多くいたこともあり、どんなことを行うのか想像がしやすく、うみグループのお友達のように「はっぴを着てお店屋さんやりたい」「看板つくらないと」と年長児を中心に今日は看板を完成させました。
「赤はたこやきがいい」「黄色はわたあめにしよ」とすぐに決まったのですが、オレンジと黄緑色は何屋さんにしようかなかなか決まらずに話し合っていました。
次に誰がどの文字を書くのか、そして誰が何屋さんを担当するのかなど、最初は話し合いというよりも自分の意見を言い合うような姿だったのが、自分達で保育士が言わなくとも役割を決めて積極的に取り組む姿がみられました。
文字は漢字にするかひらがなにするのか聞いてみると「漢字もいいけど、読めない子が多いからひらがなにしよう」と他の児のことも考えて決めていました。
出来あがった看板は、独特な味があり素敵に仕上がりました。少しづつ形になっていくと、それまで興味を示していなかった児も興味を示してくれて、また関わりが広がっていくのを楽しみたいなと思います。(B・K)
◆ 経験から発展する遊び (そらグループ)
今日はいつも違うクラスにいる保育士が1日そらグループで過ごすとなり、子どもも保育士も探りながらの朝の集まりとなりました。
「そらさんのお当番はどうやって決めるの?」「朝の挨拶の前に絵本を読んでもいいの?」など、時間になって集まってきた子どもたちに聞きながら始めた朝の集まりですが、子どもたちがしっかり合わせてくれて、スムーズに終わることが出来ました。
朝の集まりでは、園庭遊びを楽しみにしていた子どもたちですが、気温が上がってきてしまい、残念ながら中止。そのまま、室内で遊ぶことにしました。
夏休みの話や、日曜日の話をしながら遊びを進めていく子ども達。
ままごとコーナーでは「お弁当持って、お出かけしたんだよ」「ここにご飯並べよう」とピクニックを再現したり、「ひんやりいい匂いのする香水です」とお店屋さんを再現したりと楽しそうでした。
他にも、ラキューのコーナーでは、説明書を見ながら夢中になっている子ども達。
「こうするんだよ」「このパーツじゃない?」とお互いに協力しながら作り進んでいく中で、真剣に黙々と取り組んでいる〇くんがいました。
〇くんは、土曜日保育の際に、ラキューで大作を作っていたのですが、お迎えが来てしまい、完成させることが出来ませんでした。
改めて作りたいけど、作り方がそらグループにはないとがっかりしていたので、コピーしてそらグループに置いておくと、嬉しそうに取りかかり、午前中に完成させることが出来ました。
「出来たよ!」と笑顔で見せに来てくれた〇くんを見ることが出来て、こちらも嬉しくなりました。
1つのことを継続して遊んだり、経験したことを遊びに発展させていく事は、簡単なようで意外と難しいと思うのですが、それを楽しめる子どもたちは本当にすごいなと感じました。
(E.Y)
Posted in 園のこだわり