◆8月23日(木)の子どもたち
2018年08月23日 木曜日
◆プールあそび (つぼみ)

朝の集まりで『おつきさまこんばんわ』を読み1ページごとに反応をしてくれるようになりました。こんばんわの時に保育士と一緒に頭を下げて表現する◇ちゃん。
楽器遊びもして△ちゃんはかえるのうたを唄ってタンバリンを鳴らす保育士をみて自分もとノリノリでたたき体を揺らしながら表現していました。
その姿を見た周りの子どもたちも一緒になってスズやタンバリンを慣らしプチ合奏会になりました。かえるのうたは△ちゃんのお気に入りになったようで唄いながら何度も頬に指を持っていき「もう一回」とエンドレスアンコールがかかりました。
◎ちゃんは布の上におもちゃを置き、保育士の指を引っ張りやってとアピール。玩具を包む楽しさに気が付いたようです。
今日もプールに入りました。季節的にあと少しのプールあそび。子どもたちはとても良い表情をしながら入っています。
〇くんは手を水にかざしキラキラ光る水滴をじーっと見つめて流れていく水滴を観察していました。顔に水がかかってもへっちゃらな子が多く、この夏でますます水大好きになったようです。
(K☆H)


◆セミとゴーヤときゅうり (ふじ1)

昨日、プールに入れなかった数人で園庭に出たとき、セミをたくさん見つけました。その中にいた◎くん、今日園庭に出ると、まず砂場近くの山を登って下り、後ろについてきたお友だちに「おーい。」と声をかけ、どこかへ誘導しているようです。お友だちがついてきたのを確認しながら木の方へ行った◎くん、木を指さしてセミを教えてあげているようです。昨日、たくさんみつけた喜びを友達と共有したかったのかなと思います。
一緒にセミを探しました。木の幹に止まっていたセミを見つけ、◎くんたちに教えてあげました。「あっいた!」と指さして驚きます。近づくと、サッと飛び去ってしまいました。もう一匹見つけたのですが、△くんが棒でつつくとまたサッと飛んで行きました。
虫かごがあったのを思い出し、捕まえるのが得意な保育士に捕まえてもらったセミを虫かごに入れてみました。虫かごの中でバタバタを音を立てて飛び回るセミに皆びっくり。虫かごを覗き込んでいます。△くんは、ちょっとおびえながらも興奮して、表情をくるくる変えながら、「ミンミン!ミンミン!〇☓※・・・!」と一生懸命、その思いを伝えようとしています。ゴーヤときゅうりを収穫した子たちも、手では野菜の感触を楽しみながら、目では虫かごのセミを観察。
興味のある子は一通り見たかなという所で、セミを離してあげることにしました。虫かごからセミを出し、持てる子はいるかなと数人に差し出してみましたが、ほとんどの子は怖がって触ろうとしません。死んだセミも一匹いて、そちらは普通に持っているのに、動く方はダメなのが面白いです。唯一持てた◇くんの手から飛び立っていきました。
この夏、直に見たり触ったりして覚えたことがたくさん。セミという昆虫も、きゅうりやゴーヤの野菜も覚えました。吸収したことを栄養にして、またぐんぐん大きくなっていく子どもたちです。
(T.M)


◆様々なやりとりを楽しむ(ふじ2)


一段と保育者が子ども達に話をするとよく聞き、返事をしてくれるようになってきました。
朝の会で絵本を読んでいても、今日の予定を話すと「雨が降っていないからお外に行こうか」と伝えると「準備!(靴下を履く、帽子を被るなど)」「お外」などと言っている子がいたり、靴下や帽子を取りにやってくる子もいました。
活動の見通しがついているようです。
準備中も自分でやってみようとする姿も見え、出来ないところがあると声を出してみたり、物をみせてきたり「やって」や「できない」「手伝って」など困ったときの伝え方も様々ですが、工夫しながら伝ええてくれます。
園庭にでても沢山のドラマがあります。
砂場で遊んでいた〇ちゃんと△ちゃん。隣同士で砂場の玩具を手にすると型抜きの入れ物に砂を入れて楽しんでいました。
すると〇ちゃんの腕に砂がついている事に気付いた△ちゃん。腕に付いた砂をそっとはらって砂を落としてあげていました。
自然に行うその姿は、△ちゃんが日頃してもらってきているのかなと思える優しい瞬間でした。△ちゃんと目が合うと「お砂きれいきれいしたの」と。伝えてくれました。
その次は、コンビネーションのトランポリンの奥の小さな出入り口からこっそり奥を覗く□くん。視線の先には、植木屋さんが木の剪定をしてたくさんの木々を切っていました。
木に登って枝を落とす姿やたくさんの切った木々を見て興味津々です。
その先に行きたいけれど、どうしようかとタイミングを見る姿も微笑ましく、気になる方へすんなり行くだけでなく、様子を見る時もあることがあるようです。
最終的には、一歩踏み出すものの結局、先には進まずその位置でじっと見つめていました。
不思議だなと観察することで満足だったようです。
思い思いに遊んでいたためか早めに「そろそろ帰ろうか」と話すと大半の子たちがテラスに戻ってきます。
沢山汗をかいたのでシャワーを浴びるとさっぱりして心地よさそうでした。
その後は、お部屋でのんびりする子とコンビカーにのり楽しむ子に分かれ、暑い夏の過ごし方も楽しんでいるようです。
活動の見通しがついているからこそ、保育者の誘いも伝わってきたので、今後も子ども達の気持ちに寄り添って行きたいと思います。
(N.Y)


◆水みずイロ水(きく)

朝の集まりで久しぶりに「あ〜なたのお名前は?」と歌って子ども達に聞いてみました。『◯くんです!』と照れながらも力強く言う姿が印象的でしたがその中でも数人の子は苗字から言ったり、以前は名前のみだった子も今では『〜です』とですます調を使うようになっています。たった一言かもしれませんが大きな成長を感じます。
今日は天気が良かったのでプール遊びを楽しみましたが、プールだけではなく今日は色水遊びも一緒に行ってみました。タライには水も何も入っておらず『なんで何もないの?』と不思議な様子の子どもたち。「ここには今から面白いものを入れるからちょっと待っててね」と言い、早速水を入れると『水じゃん』と鋭い突っ込みを受けましたが赤・青・黄の絵の具を持ってくると『絵の具かー』と期待で滲んだ表情を浮かべ始めていました。
絵の具を入れると『赤になった!』と喜び、その喜びは青・黄にも続いて行きます。子どもたちは手で絵の具を混ぜていき、色が広がっていく様子も歓声を上げて楽しんでいました。
透明の容器に三色の水を順番に入れていくとジュワ~と色が変化していき、その変化は子どもたちもしっかり感じていて『変わったよ!みどりになった』『あ、今度はむらさきだ~』と大興奮です。初めに保育士が見本を見せたものですから、早く自分の手で色を混ぜたいとウズウズしている様子が伺えましたので、みんなに容器を渡して色水あそびがスタートです。
『せんせい見て~りんご(赤)になったよ』
『わたしはぶどう(紫)』と、色をくだものに例えています。
『はい、どうぞ。メロンジュースでーす!』とジュース屋さんも開店。保育士が「乾杯しようか」と言うと手に持っている容器を掲げてみんなで『かんぱい!』
色水遊びは大盛況でした。
お部屋に持って行きたいと希望する子が多かったのでペットボトルに色水を入れ、お部屋でも少し色水遊びの延長戦。今回は三色を使いましたが、次回は違った色も用意してみようと思います。
K・E


◆友だちの存在 (たんぽぽ)

今日は、室内遊びとベランダでシャボン玉遊びを行いました。
室内遊びでは、おままごとや電車遊び、お絵かきなど様々な遊びが自発的に行われていました。
〇〇ちゃんは、一昨日、昨日に続き、おままごとゾーンで「結び」に挑戦していました。
目的、意欲を持ち納得いくまで取り組むといった姿には、成長を感じさせられるとともに本当に温かく見守っていきたいと感じさせられます。
〇〇ちゃんの真剣に取り組む姿、やりとげたときの喜び・達成感に刺激されたのか、周りにいた子も次々と抱っこひもや布を結びはじめたり、「むすびたーい」と保育士の元へやってきたりしました。
「せんせいむすんで」とやってきたのは、△△ちゃん。
しかし、ただ結んでほしいという気持ちを訴えにくるのではなく、見よう見まねで自分なりに結んでみた後の物(布)を持ってきてくれたのです。
やってみようという気持ちの芽生えに感心させられましたが、何よりも他児…友だちという存在の大きさを改めて感じた瞬間でした。
他児との関わり、遊びの変化が見られてきたからこそ、今後も子ども同士学び合える環境や「やってみよう」が実現できる環境を大切にしていきたいと感じます。
ベランダでのシャボン玉遊びは、子どもたちも大喜びです。
今回は、市販のシャボン玉液ではなく、シャボン玉の強度を得るため洗濯糊を混ぜた保育士手作りのものを使用しました。
想像していた強度に近づけることはできませんでしたが、子どもたちは、地面にシャボン玉を重ねてみたり、風を利用して泡を作ってみたりとそれぞれ楽しんでいました。
また、「すぐこわれちゃうね」「どうしてだろうね」などと、子どもたちと共に探究できる素敵な時間となりました。
次回、また用意できたらと思います。
(T.N)


◆アートな時間(うみグループ)
今日は、年長児がファミリーコンサートだったため、午前中は年中児と年少児のみで過ごしました。
朝の集まりが終わると、テーブルに向かう子ども達。
墨汁と筆、新聞紙を用意し、習字をやってみたり、絵具と綿棒と画用紙を使い、それぞれ好きな絵を描いたりしました。
習字では、「何書けばいいの?」と聞いてくる子ども達に「なんでもいいよ。好きなのかいてごらん。」と伝えると「じゃあ丸にしよう。」と★ちゃん。「◆ちゃんも」と★ちゃんが書いている姿を見て丸を書き始めます。同じ丸でも、墨のつけ具合や、筆の整い具合で全然違う作品になります。かすれ方や形で、子どものアート書道のような素敵な作品になりました。
書道が得意なお姉さん先生にお手本を書いてもらい、難しい漢字にも挑戦していました。
最初は「えー書けないよー」と言っていた子ども達でしたが、書きはじめると集中し、「できた!」と完成した作品を見てとても嬉しそうでした。
隣のテーブルでは、赤、黄、青の三色で絵具遊びを楽しんでいました。
綿棒を使い、自分の好きな絵を描いたり、点をたくさん描き、色が混ざって違う色になるのを楽しんだり…それぞれ色々な楽しみ方があります。
「あ、黄緑だこれー」と黄色と青が混ざった黄緑に驚く姿もありました。
自分の作品を見て満足そうな子ども達でした。
習字、絵具がひと段落すると、いつものように法被に着替え、鉢巻をして、縁日がはじまりました。音楽に合わせて踊ったり、かき氷、たこ焼きを売ったり、短い時間でしたが、楽しめたようです。
今日は子ども達の素敵な作品がたくさん完成しました。
ぜひ、ご覧ください。
(K.Y)


◆小さいプールだって十分!!(にじグループ)

今日は、もも・ゆりだけで午前中は過ごしました。
朝の集まりで、昨日のスライムが楽しかったと話す子どもたち。
ひまわりぐみが帰ってきてから、新しい色のスライムを作る約束をして、今日は何をして遊ぶかを相談しました。
子どもたちから上がったのは、やっぱりプール遊び。
しかし、大きなプールは準備していないことを話すと、「えぇ~」と残念そうにするも、「小さいプールは?」との意見が出ました。
そこで、3階ベランダのプールで遊ぶことにして、入る順番などを話し合いました。
「全員で!」「ゆり・ももの順番!」「男の子・女の子」など、いろいろな意見が出ましたが、いつも通りのもも・ゆりの順番で入ることに決まり、準備を始めました。
水着を着て、ベランダで準備体操をして、いよいよプールへ入りました。
おもちゃなどは、下のプールほどありませんが、みんなで水をかけ合ったり、「温泉だー」と言いながらみんなで使ったりと大喜び。
時間も、大きいプールの時よりも短かったのですが、それでも十分満足いくまで遊べたようで、「上がるよー」の声に嫌がる子はいませんでした。
ゆりぐみの子どもたちはプールの片づけも手伝ってくれました。
みんなでプールを持ち上げて中の水を流したり、おもちゃを仕分けをしてしまったりと、最後までしっかりやってくれました。
まだまだ暑い日が続いていますが、時には小さいプールで工夫して遊ぶのもいいかもしれませんね。(E.Y)

◆一緒にね・・・(そらグループ)

今日は、朝からパタパタと動いています。
年長児が荻窪の杉並公会堂で行われるファミリーコンサートに出かけるからです。トイレに行ったよ。帽子かぶったよ。電車で行ってくるね。とテンション高めの年長児。
生のオーケストラの音楽に触れ、指揮者に合わせて手を振ったり、体を揺らしたりとても貴重な体験だったようです。
帰園が13時とやや遅くなってしまい、眠りにつこうとしていたもも・ゆり組の児が思わず起きてしまうくらいの声で「楽しかったぁ」と元気よく戻ってきた子どもたちでした。
家に帰って、ぜひ感想を聞いてみてください。
お留守番だったもも・ゆり組。誓願制での当番決め。意欲的な子どもたちです。たくさん手が挙がりました。保育士とのじゃんけん大会に勝ったゆり組4人+もも組1人にお当番が決まりました。初めてのお当番になったもも組の△ちゃん。恥ずかしくて名前が言えずにいると、ゆり組の☆ちゃんが「手伝ってあげる」と一緒に名前を言ってくれました。ついこの間までは、前に立つとモジモジしていた☆ちゃんでしたが、今日の姿は堂々としたものでした。
連日プールにも入っているため、今日は園庭でたっぷりと遊びました。早速、きゅりとゴーヤ探し。きゅうり4本。ゴーヤ4個を収穫。
「ゴーヤ、苦くなくなったもん」と、何度か調理したことで美味しいと感じてくれるようになった〇ちゃんの発言でした。
もも組の児たちは、砂場でお料理したり工事をしたりとても忙しそうでした。
1歳児が部屋に戻ってしまったら、残ったのはそらグループだけ。これは大変と子どもたちが園庭に落ちている玩具を拾ってくれたり、砂場のシートをかけてくれたり、水分補給用のカップを給食室まで運んでくれたり、積極的にお手伝いをしてくれました。
子どもたちにとても助けられました。
その後は、シャワーでさっぱりと汗を流しました。(M.C)


Posted in 園のこだわり