◆8月22日(水)の子どもたち
2018年08月22日 水曜日
◆こどもの世界(つぼみ)

朝登園時泣かなくなった子どもたち。部屋に入るとすぐに自分から遊びだす姿が多く見られるようになったのですが、興味があるものが段々と似てくると、朝から取り合いが始まっている時もあります。
始めは〇くんが一人で使っていて、それを周りから数人の子が見ていたりまたは別な遊びをしていて、まるで輪になってなにかしているような光景が可愛らしかったです。でもそこからひとりふたりと〇くんがつかっているものが欲しくなってきて、、、(後はご想像におまかせします)いつもはそれぞれ楽しく遊んでいるのですが、他の子やいろんな遊びが気になるからこそあちこちいろんな関わりをしています。
言葉も出てきたので「ぱぱ~」「まま~」と友達が発したのを真似してみたり、お互いに影響し合って過ごしているんだなと感じました。
たくさんの子ども同士の関わりも増えてきたのでいい距離感をとりつつ見守っていきたいなと思います。
そして今日は登園した11人全員プールに入り思いっきり楽しみました。
(K.E)


◆言葉で伝える(ふじ1)

朝から元気いっぱいの子ども達。美味しいおやつを食べている時は静かでゆったりとした時間が流れます。食べ終わってお部屋に入ると一気にテンションが上がります。
おままごとをしたり電車をしたりと好きな遊びに一直線です。
最近再ブームしているのは、赤ちゃんを抱っこしたりおんぶしたりすること。「ママみたいだね~」と保育者が声をかけると、「パパみたいね~」と今日パパと登園した〇ちゃんが言葉を返していました。
ここ最近、言葉数が増えたり、二語文・三語文になったりと子ども達の表現の面でとても成長を感じます。保育者とも言葉のキャッチボールができコミュニケーションがより多くとれるようになったことに日々感心しています。子ども達同士でも「やめて」「かして」「どうぞ」のやり取りが多くなってきました。
☆ちゃんは、カスタネットを叩きながら朝の集まりで保育者が行なっている出欠確認の真似をしていました。今日お休みしている◎くんの名前を呼んで「◎くん、いないねぇ~」と言っていました。お休みのお友だちに気付くことができそれをいつも保育者が行なっていることを真似てやっていることに驚きました。視野を自分から少しずつ周りへと移せるようになったのだと感じました。
今日はプールに入りました。いつも通り、◇くんを筆頭に豪快に遊んでいました。水がいっぱいになったバケツを頭からかぶる姿も見られました。
☆ちゃんは、水鉄砲で水を勢いよく出しながら楽しそうに遊んでいました。その水鉄砲がやりたくて何度も「かーしーてー」とお願いをする〇ちゃんと※ちゃん。☆ちゃんは楽しく遊んでいるので貸してあげる気配はありません。〇ちゃんと※ちゃんは一旦諦めて他の遊びをし始めました。それからも、二人は水鉄砲を手に出来ずに終わりの時間になってしまいました。
☆ちゃんにお部屋に戻ることを伝えるとまだ遊びたい様子を見せながらも水鉄砲を〇ちゃんに貸すことが出来ました。※ちゃんには他の子が使い終わった水鉄砲を渡し、二人で念願の水鉄砲を手にし嬉しそうに遊んでいました。上がる順番も最後の方にし水鉄砲で遊べる時間をとりました。「かして」と口で言えたことも、使っているから待っててあげようという気持ちも、遊びたいけど貸してあげる優しさも、言葉で使いたいよと言う気持ちを伝えられたからだと思います。
(I・K)


◆ お友だちと一緒に(ふじ2)

最近のふじ2組は、お友だちとの関わりあいが多く見られます。
特に今日は朝からあちらこちらで子どもたち同士のハグが見られました。
相手の反応は両想い(?)だったり、「今はちょっと遠慮しておきます」など様々でしたが、お友だちとのスキンシップを自分から求めている姿でした。
少し前まで個々で過ごすことが多かったのですが、日に日に子ども達の様子が変化していく様は、とても頼もしく、面白く、楽しく感じられます。
さて、朝の集まりで「なんの手遊びにする?」と尋ねると、「あんぱんまん」と〇ちゃんが即答してくれました。リクエストにお応えしてあんぱんまんの手遊びをしました。
すると子ども達がとても上手にしてくれるので、〇ちゃんと△ちゃんに手遊びの先生をしてもらおうと皆の前に立ってもらいました。ちょっぴりドキドキしている様子の〇ちゃんと△ちゃん。初めての事なので無理もないです。それとは逆に、”わたしもやりたいな”という視線を送る◇ちゃん。「◇ちゃんもお願いしていい?」と聞くと嬉しそうに前にやってきてくれました。僕も私もと意欲満々の子も増えて、小さな先生がたくさんになりましたが、手遊びを披露してもらいました。やり終えた小さな先生たち、拍手を送ると、ちょっぴり誇らしげな表情を見せてくれました。
今日は久しぶりにプールに入れます。
グループを半分のメンバーに分けて、入ろうとしました。が、子ども達の気持ちはそれぞれ。
プールに入りたい。おひさま広場で遊びたい。とそれぞれ主張がはっきりしています。
急きょメンバー交代をし、それぞれの遊びたい事を楽しみました。
プールではじっくり楽しむ児がふじ2組は多いようです。
今日は大きいプールよりも小さなプールやタライに好んで入っていました。
ゆったりと水に浸かりながら、水車をクルクルまわしてみたり、ペットボトルと水鉄砲を繋げてなんだかかっこいい装置を作成してみたり・・・。
それぞれの遊び方で楽しむことが出来ました。
酷暑が続いた為、なかなか入れなかったプールでしたが、久しぶりに水の心地よさを感じられました。
夏も後半ですが、夏らしい遊びをまだまだ楽しめたらいいなと思います。
I・Y

◆ どんな気持ち(きく)

今朝、おやつを食べた後お部屋で遊んでいる時に、保育士同士で今日はプールに入ろうかと相談をしていました。その話を聞いていた子どもたちはいつの間にかロッカーへ移動し、服を脱ぎ始めたのです。一人が仕度を始めると周りのお友だちも張り切ります。
まだ、遊んでいた玩具がそのままになっていたので、皆で片づけをして体操後水着に着替えました。脱いだ服を畳むということも保育士が声をかける中で段々と自分で出来るようになってきました。
水分補給をしてからいざプールへ。今日は日差しが強く暑い日だったため、日陰に入ることを気にしながら遊べるよう声をかけていきました。冷たい水が気持ちよく感じている様子でした。殆どの子どもたちが大きなプールにざぶんとつかってから遊び始めました。玩具を手に持つとお友だちにお水をかけあうことを楽しむ姿が見られました。きく組のみんなが水遊びを楽しいと感じられるようになったことが何より嬉しいです。
プールからあがった後、保育室で遊びました。おままごとゾーンやブロックゾーンなどで遊ぶ子どもたちを見ると、お友だちの輪が今まで以上に広がってきているように感じます。
同じ場所で同じことをして一緒に遊びを楽しむことができるようになった分、同じ玩具がなくて取り合う姿も多く見られるようになりました。
今日は、○君と△君が平たいブロックを電話に見立ててごっこ遊びをしていました。ところが、始めは別々の色で満足していた二人でしたが、次第に○君は△君が持っている色のブロックが羨ましく感じ始めました。○君は「ちょうだい。」と言いますが、「やだ。」と訴えその場から逃げていきました。○君は「ちょうだいよー。」と泣き出してしまいました。
△君は少し離れた場所から○君が泣いている姿を見ていました。周りにいたお友だちは、○君に「どうしたの?」と声をかけたり△君に「使いたいんだってよ?」と代弁してみたり。一つの出来事に色々な子が関係して関わりあっているところに成長を感じました。
△君は○君に持っていた玩具を「はい。」と渡していました。○君は嬉しそうでしたが、何より泣いていた○君が笑顔になったところを見た△くんがとても嬉しそうで、そのあとも引き続き一緒に遊んでいました。
思うように言葉で表現できないこともまだ沢山ありますが、一つひとつのやりとりの中でお友だちが喜んだり悲しんだりしている気持ちに対して自分の心としっかりと向き合っているのだなと感じました。T.Y

◆ 結びたい(たんぽぽ)

ごっこ遊びが盛んになってきました。
おままごとコーナーではちょっと前に比べると遊び方が変わってきています。
より一層具体的になってきたというか、生活感が出てきたのです。
例えばお人形のお世話をしているとき優しく体を揺らすとか、リズムよく背中をとんとんするとか・・・
自分がしてもらっていること、心地よく感じたことを同じように真似しているのです。
ハンガーを下げるとすぐ洗濯を干す子がいたり、傘をさす真似をしたり、生活のなかの動作が入ってきました。
昨日から『むすぶ』に取り組んでいる子の様子を追って観察してみました。
お弁当が出来たようです。
ハンカチで自分のお弁当を包もうとあの手この手で頑張っていました。
結び目をバッテンにして一回結び、またバッテンにしてもう一回。
そのもう一回がなかなかできないのです。
何度もくりくりまわしていますがなかなかできません。
今日はクマさんをおんぶしようとリベンジし始めました。
もくもくとクマさんを背中にまわしこんでぎゅっと結ぼうとしています。
ところがうまくいきません。
何度も仕切りなおしてやるのですができません。
それでも『結びたい』気持ちが途絶えるこはなく、ひたすら取り組む姿を見守りました。
思いがどんどん強く深まっていく姿がここ最近のクラスの様子です。
電車を長くつなげて走らせる姿も、よく観察していると車輪の回転や向きを見ていることに気付きます。
寝そべっているようでそうではない、その角度から見える世界をのぞいていることに気付きます。
その景色を共感した時、新しい発見を感じると思わず嬉しくなるのです。
後半でのプール遊びも満喫しました。
勿論採りだめしてあるゴーヤも食べました。
皆、絶好調です。(N・S)


◆ 買い物(うみグループ)

今日はカブトムシの幼虫を見つけた子ども達がいました。
いつも登園してからすぐにカブトムシを見たいと観察をしています。
いつも虫カゴの上から覗くように観察している子ども達の姿が最近では次第に横から観察するようになっていました。
以前からメスのカブトムシ、名前はサクラちゃんがいつも地上に出てこないので子ども達はサクラちゃん何してるのかな?寝てるのかな?眠いんだねいつも、など思い思いの言葉を発しいつ出て来るかを待ちながら観察をしています。
その際に、土の中に潜っているかを横側から確認し、ここにいたと教えあったりする姿もあります。
たまに地上に出て餌を食べていたり動いていたりすると、すぐに報告しあい、サクラちゃんがでできた、サクラちゃんがさっき出て来たんだよと興奮気味に伝えて来る男の子達がいます。
そんな観察を続けて行く中で、卵があった。と卵を発見し報告に来たた男の子がおりました。
一緒に見てみるとそれは卵にも見えますが、石のようにも見えました。
子ども達は図鑑でカブトムシのページをよく見ています。
卵がどんな形でどんな色なのかをしっかり把握していたので、似たようなものを見つけて教えてくれたのかもしれません。
そして今日、いつも以上に興奮してカブトムシの幼虫の存在を伝えてくれた男の子がおりました。
終始、僕が最初に見つけたんだからと何度も言っていました。
確認すると本当に幼虫のようで動いていました。もしかしたら、違う虫かもしれないと内心思いましたが子ども達には伝えず朝の集まりで皆と命の誕生について共有していきました。
新しい住処が必要なこととその準備を早くしておくことを伝えると大勢の子ども達が賛同しました。
そこで、今日は土と幼虫用の虫カゴを買いにスーパーまで買い物に行きました。
また、金曜日に収穫したゴーヤを使ってケーキを作る為、その材料を買いにいく子ども達と合わせて行きました。
土と虫カゴを部屋に持ち帰り、現在育てている虫カゴからカブトムシも葉っぱや木を取り除き土をひっくり返していきました。
慎重に行う保育者の姿を見て自然と無言になる子ども達がいます。
半分ほど掘ったのですがまるで見当たりません。
子ども達は、居ないんじゃない?間違えたんじゃないの?と以前の失敗を覚えているようでした。
しかし、しばらくすると小さい幼虫が一匹でて来ました。
子ども達も保育者も歓声を上げ一体感となりました。
可愛いね、赤ちゃんみたい、この子は一歳だねと幼虫の姿を見て言葉を発しています。
そして掘り進めていくにつれどんどん幼虫や卵が出て来ました。
卵だ、すごい、本物だ、図鑑持って来たよ、一緒だねと大喜びです。
更に小さい幼虫が出て来ると、可愛いと喜んでみたり、さっきのはやっぱり二歳だねこれが一歳だと大きさを見て思ったようです。
しばらく掘るとサクラちゃんが出てきました。
そこでも大興奮です。
サクラちゃん、まだ眠いみたい、なんかウンコロガシみたいじゃない?、サクラちゃん卵取られて無くなったから探しに潜ったんじゃない?など子ども達は感性をキラキラさせ、現象に感動していました。
結果、卵は15個、幼虫は5匹見つかりました。
まだいたかも知れません。
先生すっごいね。今度カブトムシ10匹も出て来るよ、僕たちの時よりももっと出てきてくれると感動していました。
今度は幼虫のお世話や観察が始まりそうです。
室内ではお道具箱の整理や飾り棚の整理を行いました。
普段は金曜日に行うのですが、造形ゾーンを楽しむ子ども達も増えていき、週に一回の片付けではお道具箱が溢れかえってしまう為です。
決まった時間、決まった日にちだけでなく、その時々に合わせて環境やアプローチを変えながら、何の為にどういった理由で行うのかを見出せるような関わりを意識していきたいと感じます。
今日は、縁日遊びは行なっていませんでした。
カブトムシで持ちきりだった室内です。
午後にでもまた縁日遊びをしたいという子どもが出てきそうです。今は、かき氷屋さん、射的屋さん、魚釣り屋さん、スーパーボール救い屋さん、わたあめ・りんご飴屋さん、たこ焼き屋さん、焼きそば屋さんが出てきています。
午後の活動の前に、共有の時間を設け今どんな活動がありどんな事をしたいのか、今後はどうしていきたいのかを再確認していきたいと思います。
※ゾーン遊び、コーナー遊びは日々行なっております。
k★y

◆ スライムづくり(にじグループ)

今日は、子どもたちと以前から約束をしていたスライムづくりをしました。
約束をした経緯は、先日、そらグループで保育士体験をした保護者の方がスライムづくりをしてくださっているのを見て、「作りたい!」となり、作り方を教えて頂きました。
しかし、夏休みやプール遊びでなかなか実現できず、「明日ならできそうだ」と子どもたちと話をして約束をしたことでした。
昨日、その準備をしていると、興味津々で集まってきて、小さなスライムをさらに小さく分け合って遊ぶ姿に楽しみにも思えましたが、反面で、全く興味を示さない子もいて、少し不安がありました。
朝の集まりで実際に作ることを話すと、みんなの反応は上々で、ひまわり・ゆり・ももの順番で作ることにしました。順番を待っている間も「見せて!」「僕も作りたい!」とテーブルの周りに集まってきましたが、必ず作れる約束をしていたからか、不思議とトラブルにはなりませんでした。
まず、洗たくのり・色水を入れて混ぜてもらいました。
ひまわりの子は次の工程が分かっているので、「早く次入れて!」となりましたが、ゆり・ももの子は「あれ??」と不思議そうでした。
そこで魔法の水の登場です。
これを入れてかき混ぜていくと、どんどん固まっていきました。
これには子どもたちも「おー!!」と大興奮。
「触っていい??」と聞いてきたので、「もちろんいいよ!」と話すと、紙コップからスライムを取り出し、「ビローンってなるよ」「ベトベトする」など、いろんな反応を見せてくれましたが、嫌がる子はいません。
30分ほどで全員が作り終わりましたが、その後もそのまま遊び続け、一番最後まで遊んでいた子は1時間以上も遊んでくれました。
もの作りが好きなにじグループだからこそ、【実験】と名付けて始めたスライムづくり。
この経験をどうやって発展させていくかは、まだ見つかっていませんが、子どもたちの反応の中からアイデアをもらいたいと思っています。
また、今日欠席の子も、昨日の準備段階で「明日はお休みで作れないのか・・・」と残念そうにしていたので、別の日にもう一度スライムづくりをして、子どもたちの新しい反応を見つけたいと思います。(E.Y)


◆ 日本の歴史プロジェクト21(そらグループ)
昨日の夕方、年長児数名が「先生聞いて。考えてみたの」と保育士のもとへ来ました。
内容は『お化け屋敷について・・・』
・怖がる子がいたら途中でリタイヤ出来るといいよ
・ここのへやは、世界のおばけを集めたらいいよ
・チケットが必要だと思う
おばけ作りが進み、今度は実際どんなふうにお化け屋敷を作っていこうかと子どもたちから自然に生まれている姿に感心させられます。
この考えをそらグループみんなで共有できたらと、朝の会で少し伝えてみました。更に、朝の会の後に案を出し合おうと話をしたい児が残り、書き出してみることにしました。
・今、出来上がっているおばけ(からかさ、コウモリ、ぬりかべ、ちょうちんおばけ・・・)
・今後、作っていきたいもの(おばけ、チケット、ポスター・・・)
・どんなおばけやしきがいいか(音を出す、においを出す、通る道を決める・・・)
・見取り図
次々と、ああしたい、こうしたいと案が出ます。
大人が手を出さなくても、子どもたちから生まれてくる気持ち、考えを大事にしていきたいと感じる姿でした。書き出していったことで、具体的に何をすればよいのかわかりやすくもなりました。子どもたちのやりたい気持ちを上手く表現できるよう、準備したりサポートしたりしていきたいと思います。
話し合いに参加せずとも、おばけを作りたいとおばけ作りに夢中の児もいました。
今日は、やっぱり遊びたいという児もいました。ラキュー、電車、段ボールでの家作り。やりたい事のたくさんある子ども達。園庭へは行かず、室内でゆっくりと過ごしました。
途中、昨日に引き続き3階のプールにも入りました。
昨日よりも暑く、「みずかけて~」と冷たい水を求めてホースに向かってくる子どもたちでした。今日は、ゆり、ひまわり組が入りました。
まだまだ続く残暑。まだまだ水遊びも楽しみます。(M.C)


Posted in 園のこだわり