◆8月21日(火)の子どもたち
2018年08月21日 火曜日
◆ポットン落とし (つぼみ)

お部屋に手先を使う玩具として、ポットン落としの玩具を置きました。タッパ―に穴をあけ、短く切ったホースなどをその穴から入れます。子どもたちの側にそれを置きました。興味をもった子が近づいてきました。
特にやり方を伝えた訳ではありませんが、子どもたちはそれらを穴へ入れようとし、自然とあそび始めました。集中していくつか中へ入れると、そのタッパ―をつかんで保育士に渡してきます。中のものを出してと訴えてきます。出してあげるとまた中へ入れ、中へ入れると保育士に持ってきて、その繰り返しをしばらくしています。何人か子どもたちがタッパ―の周りに集まり、手を伸ばし。入れられない子も、側でチェーンをカシャカシャ揺らしたりして共にその場にいて楽しんでいます。
今日は水遊びをしました。タライの中にも積極的に入り、シャワーのお水にもかかり、気持ちよさそうにみんな入っていました。(T.Y)


◆さまざまな成長(ふじ1)

今日は、朝のうちは曇り空だったので園庭に出て遊ぶことが出来ました。子ども達の夏休みや自分の休みなども重なって久しぶりに会う子が何人かいましたが〇くんの雰囲気が少し変わったように感じました。それは髪の毛を切ったことだけではなかったようです。
園庭に出るといつもはお気に入りの砂場で遊んでいるのですが、今日はすべり台の所にいて一生懸命すべり台を登ろうと頑張っていました。階段から登るように声をかけてすべり台から離すと自分で階段の方まで歩いていき、階段を登り始めました。上手に手すりを掴みながら何度も階段を上ってすべり台をすべっていました。
しばらくすると階段を上るのではなくて下りることにも興味を覚えたようで上手に下りてきて、最後の一段は軽くジャンプするようにポンと降りていました。上手に着地するととても嬉しそうな誇らしげな顔をしていました。階段の上り下りを何度か繰り返していつもの大好きな砂場に遊びに行く〇くんでした。
その後は段々と暑くなってきたのでトランポリンで遊んでいる子ども達や水遊びをしている子ども達に声をかけたりお水を持って行ったりして水分補給を促していました。
トランポリンの所に行ってみるとこの前から気になってトランポリンに登ろうとチャレンジしている◇くんトランポリンに乗ろうと頑張っていました。
今日はいつもと違う場所からお友だちの乗り方を真似して乗ろうとしていましたもう少しで自力で登れそうですがなかなか思うようにいかずとても力いっぱい力を出しているような顔をして頑張っています。
本当にもう少しだったのと力を入れているので手が離れたら後ろに落ちないようにこちらも手が触らないぐらいで後ろをカバーしてあげていましたが、しばらく頑張ってよじ登ることに成功しました。
トランポリンの縁に立つ◇くんとても誇らしく嬉しそうにしていました。トランポリンの上に降りてそっとピョンピョンと優しく飛んでいました。日が出ってきて日差しが強くなってきてたのでトランポリンから降ろして日陰に誘ったのですが、しばらくは名残惜しそうに見ていたり戻ろうとしていたので今度はもっと長い時間出来るときにまた楽しめるようにしてあげたいと思いました。
〇くんの方はいつの間にか砂場から車の遊具まで来て乗ろうと頑張っていましたが満員だったのでなかなか乗れませんでした。せっかくここまで来たのだからと思って少し空いてる後部座席の隙間に乗せてあげようとすると☆ちゃんが声をかける前から隣のお友だちの方に寄ってくれて座れるようにしてくれました☆ちゃんのそんな優しさにもとても成長を感じとても嬉しくなれる場面でした。
さまざまな場面でいろいろな成長が見れてとても嬉しい一日でしたy.n


◆心地良さの中であそびました。(ふじ2)

風がそよそよ気持ちの良さそうな園庭に出てみたものの、木陰の下は涼しく陽が照る下は暑くといった気候のもと、夏の外遊びを楽しみました。
園庭に出て、お砂場遊びの道具を保育者が準備始めると、言われなくても自然と集まった子ども達が、一緒に「よいしょ、よいしょ」と手伝ってくれました。
誰かの役にたてる喜び、友達と一緒に行動する楽しさの芽が、この子たちに育っているのだなと、なんだか嬉しい気持ちになりました。
園庭の中央で保育者がミストシャワーを出していると、気持ちよさそうに自分から顔にミストを当てて喜んでいたので、タライに水を溜めて水あそびが出来るように、用意してみました。興味を持った児が集まり、靴を履いたまま、タライに入ろうとする児までいる程でした。
そこに、○ちゃんがシャベルで砂をタライの中に入れ始めました。その場にいた保育士が「砂いれないでね」と言うと、その児は自分で考えたのか、砂場のバケツを持ってきて、シャベルを使ってタライの中から水を、移し入れていました。
その後、砂場に行き砂を入れたカレーを作っていたのでした。
それを見たとき、タライの中に砂を入れた時から、もしかすると○ちゃんは、カレー作りをイメージしていたのかなと、思いました。
シャベルで混ぜ混ぜとやっている○ちゃんの姿を見た◎くん。興味が出て○ちゃんが使っている道具に、思わず手を伸ばしたので、◎君にも別のバケツを用意してあげると、同じく混ぜ混ぜの動きを始め、お互いを意識して遊ぶ二人の姿がありました。
完成したカレーを小さなお皿に、シャベルで上手に分けてくれた○ちゃん。
まるで小さくて、かわいいママを見ているようで微笑ましい光景で頼もしく見えました。
S・A


◆虫ブームは、健在です(きく)
園庭に行くとすぐに「セミ取って」と言って、みんなでセミ探しです。あっちの木、こっちの木と下から見上げてセミはいないかと探していると、向こうの方から「セミ居た」と言ってくる子に、みんな群がります。夏の初めにセミが触れなかって子が1人2人と触れるようになり、セミを手に皆に見せています。その脇で、セミを見て泣く子もおり、それぞれですが、その子なりに虫との関わりを十分にしています。
園庭の隅では、ダンゴ虫探しがまだ健在です。セミやセミの抜け殻に夢中になっていた子どもたち、ダンゴ虫のことなど忘れているかと思ったら、「ダンゴ虫探そう」と数人で探していました。夏前から取っていたので、見つけていくのも速いこと、虫取りの技も磨かれています。
部屋にいるバッタのエサも摘みました。昨日、草を食べているところを見た子どもたちは、忘れずに草を持って帰ってきました。
季節が変わっていっても虫取りは、続いて行くことでしょう。取る技も磨かれていくことでしょう。どんな虫を探してくることか怖くもあり、でも子どもたちとのやり取りは楽しみでもあります。M.K


◆いろんなかたち(たんぽぽ)

今日は蒸し暑いので、園庭では昨日より短めに遊ぼうとお話しました。
そして、シャワーが〇の子と今日はできない子の確認と、園庭に行く前にお休みでできなかった身体測定をする子もいることを一緒に確認もしました。
最後まで話を聞く姿勢、とても素敵でした。
そして朝の会で、クイズもしました。
動物の形と色・大きさを答えてもらいました。
「赤いひつじ・青いひつじ」「小さい」「おおきい」「黄色いあひるは小さいね」同じ形でも大きさの違いに気付いたり、頭をフル回転させて素早く次々に答えてくれました。「赤い大きいネコ」など柔軟な対応力もさすがです。
朝の会が終わると、早速興味を持ったようで、クイズに使ったマグネットの玩具で遊び始めた〇ちゃんたち。
「これは、ちいさいね、こっちはおおきい」「丸と四角もあるよ」と形にも興味を持ちながらいろんな方向から眺めていました。
木と木を並べて周りには動物たちを。「ほいくえん」だそうです。形を組み合わせて長いトラックもやってきたようです。
「#」は階段。いろんな形をいろんなものに見立て、子どもたちから生まれる物語は純粋さ溢れる素敵なものばかり。面白いお話も聞かせてくれるので、笑いが絶えません。
園庭では元気なセミにも出会いました。ちょっと怖がりながらも近くで観察もしました。
中には少し弱りかけのセミも・・。「げんきないね」という言葉も聞こえます。
いろんな出会いがあり、気持ちも豊かに育まれています。
S.S


◆音楽クラブ (もも)

今日の音楽クラブでは、「ド」「ミ」「ソ」の三つの音を使い、音には「低い音」「高い音」があるということを教えてもらいました。
子どもたちには、ホワイトボードに階段の絵を描き、階段の一段目に「ド」、三段目に「ミ」、五段目に「ソ」を置き「低音」「高音」の差を伝えていきます。
少し難しい内容でしたが、子どもたちは「あっ…ソが一番上にあるから、ソが高い音だー」「ドは一番下だ」などと目を輝かせ参加していました。
その後は、低い音の時は膝を叩く、高い音の時は肩や頭に触るといったリズム遊びや、友だちとグループを作り、わらべ歌を行いました。
活動を通し印象的だったのは、わらべ歌を行う際「あと一人だよ、あっ〇〇くんこっちおいで」と、子ども同士声を掛け合い協力しグループを作ったり、表現遊びでも「みてー△△は、うさぎになったんだよ」「◇◇は、おばあさん」「おもしろいね」などと、互いの個性を認め合ったりという子ども同士の心温まるような関わり合いがたくさん見られらたことです。
一つの活動が終わると「次は、なにやるのかな?」と期待に満ち溢れ意欲的に参加する姿をはじめ、このように、様々な場面で子ども同士の関わり合い「人間関係」の広がりが見られ、成長を感じさせられるとともに嬉しい気持ちにさせられました。
今後も音楽クラブを通し、子どもたちがどのような姿を見せてくれるか楽しみです。
(T.N)


◆音楽クラブ (ゆり)



◆音楽クラブ(ひまわり)

今日はホワイトボードにど、れ、み、ふぁ、そと階段のように書かれているのを見て「それはどうしてか」という講師の質問に「音がドンドン高くなって行くからだよ」と◎くんが答えました。実際に講師がピアノを弾いて音階を確かめるときには、自然とピアノの音に合わせて「ど、れ、み、ふぁ、そ」と声を出して言います。
では、「どうしてピアノの鍵盤は階段ではなく真直ぐなのか」と講師がまた子どもたちに聞いてみると「楽譜があるからその音が出るんだよ」「ピアノの中にギターみたいなやつがあるから」と自分たちなりに考えて言っていました。普段からピアノから音が出るのは自然なことなのであまり気にしていなかった子どもたちでしたが、ふと考えてみるとふしぎなことだと感じたようでした。
そんなピアノを使い、小太鼓のバチを持ってうみG、にじG、そらGに分れてそれぞれの担当の音が聞こえたら前に出て叩いたり、リズム(黒、白、旗、白点)に合わせて叩いたりとよく聞いていても大人でも難しいことをやっていましたが、わかる子が先陣をきって前に出てバチを叩いてくれたりするので、分からないこも「これがこのリズムか」「これがドか」と知ることが出来、お互いに切磋琢磨していました。
ハンドサインというものを教えてもらい実際にそのサインを使って「チューリップ」をやってみました。サインを覚えるのが大変でしたが、上手にサインを駆使していました。
ゆり組の時と比べるとやることが少し難しくなってきた音楽クラブですが、子どもたちはめげずにお友だちと一緒にやることで楽しんで取り組んでいます。
楽しいと思える環境作りをこれからもしていきたいと思いました。
(K.H)


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