◆8月20日(月)の子どもたち
2018年08月20日 月曜日
◆はじめて・・ (つぼみ)

お休みしていた子どもたちが登園し始めた今日。少し会わない間に、またたくましくなった気がします。それぞれに成長を遂げている毎日ですが、歩行の始まった子がちらほらとみられるようになってきました。
靴を履いて園庭で遊ぶのは、今日が初めてです。靴を見ただけで、嬉しそうな表情の◎ちゃん、靴を履くのに違和感のあった△くん。同じ初めてもそれぞれの反応でした。△くんは一生懸命自分で靴を脱ごうとしていましたが脱ぐことはできず、座ってみたり立ち上がってみたり・・いろいろしてみるうちに今日のところは靴を履いて遊ぶことにしたようです。
成長していく中で、初めての体験をしながらステップアップしていくのだと思います。出会い方はそのこによってそれぞれでありますが、その時々に一緒に笑ったり、思いに寄り添ったりしながら、共に成長していきたいと思いました。U・A


◆自らやり遂げた先に見えるもの (ふじ1)

朝の出来事。カタカタトレインで遊んでいる〇くんのところに、△くんも寄ってきました。〇くん、「どうぞ。」と自分が持っていた車を自ら△くんに渡そうとしましたが、△くんが受け取ろうとすると、サッとその手をひっこめ「だめー!」と言います。えー、自分で差し出しておいて・・・という感じですが、貸してあげようとする気持ちと、自分が使ってるからという所有の気持ち、、、色んな気持ちが〇くんの中で湧きおこっているのかなと思います。そんな気持ちの揺れ動きが、まさに手に取るように見える気がして、本当に面白いです。結局、そんなやりとりを繰り返しながらも、2人で一つのおもちゃを使って遊んでいました。
園庭に出て、たくさん遊びました。奥の4人乗りの車の所にいると、入れ替わりで色んな子たちがやってきます。運転席を巡っての取り合いがあったり、ぎゅうぎゅうと6人くらいで乗ったり、ふとやってきた子がタイミングよくちゃっかり運転席をゲットしたりと、様々なやり取りが起きます。ふじぐみの子たちにとって、お気に入りで安心する場所になっているようです。
動きの活発になってきた◇くんは、今日は築山の上り下りに挑戦。保育士が山のてっぺんから呼ぶと、しっかりと足で登ってきました。登ってみたらてっぺんから道路の車を発見。、車大好きな◇くんは、「あっ、あー!」と指を差して大喜び。自分でやり遂げた先に楽しいことが待っているのは本当に達成感を感じられるのだろうなと、◇くんの喜びに共感しました。
そこへ※ちゃんがやってきて、「あれ、やりたい!」とうったえてきました。ついていってみると、ロープを握って登る太鼓橋の前。お兄さん達がするすると登っているのを見て、自分もやりたくなったのです。※ちゃんには、まだかなり難しいようですが、いつか自分でできるようになった時に見えるもの、感じるものはきっと格別なはず。その時に一緒に喜び合えるのを楽しみにしたいと思います。
(T.M)


◆心地よい中で様々な楽しさを見つけた子ども達(ふじ2)

風が心地よく、そろそろ秋かなと感じるような天気です。
園庭に出かけたくてしょうがない様子の子ども達。
足取り軽く、向かって行きます。
そんな時に木のテーブルの所にセミの死骸を見つけた〇くん。生きているセミを身近で見てきて「動くかな」とやや不安そうにしていたので、〇くんと小枝で触ってみる事にしました。
恐々触ってみても動かないセミに興味津々でした。
その姿を見つけた△ちゃんも加わり「セミ動かないね」と触りながら観察していました。
その姿に寄ってきた◇くんは、セミの鳴き声を聞き「セミ!」と言っては、鳴き声がする木を指さし、動かなくなったセミと木で鳴いているセミの違いに気付いたのか不思議そうにしていました。
この夏で野菜の収穫だけでなく虫への関心が深まった様子の子ども達。日々の中で不思議さに触れた瞬間だったようです。
また、何人かが築山を登り頂上から「頑張れ~。頑張れ~。」という可愛らしい声が聞こえてきました。
その声に答えるかのように後から張り切って登って行く子ども達。
お互いにやり取りを楽しんでいます。
そんな中、築山を登りきると「がんばれ」という言葉に反応したようで「がんばったよ」と返事をしていました。
成長を感じながらも返答の仕方が可愛らしいく微笑ましく感じられました。
また、大門側の築山のトンネルすべり台を滑ってみたいという子が続出していました。
階段から上ると早いことを知っている子たちは、滑り終えると階段のところまで行きますが、自分ですべれることが嬉しくてしょうがない☆くんと※くんは、目の前の急な傾斜をハイハイや歩いて登って行きます。
目指すは、すべり台。
険しい道もへっちゃらです。
そして、思い思いの滑り方ですべってくると自信に満ちた表情で楽しさを伝えてくれます。
広い園庭の中で着実に世界を広げる2人の背中は、とても力強いです。
酷暑もおさまり、園庭遊びも満喫しやすい気候になってきたようなので、この気持ちを大切にたくさんのやってみたい→できたの体験が出来るように見守っていきたいと思います。
(N.Y)


◆ゆったりのんびり過ごした日(きく)

過ごしやすい天気の為、今日は爽やかです。
子どもたちの元気さは変わらずですが、気持ちが軽やかなのかみんなゆったりのんびりと行動しているように伺えます。
朝のおやつの際、ベルが鳴ると椅子をしまって一列に並ぶのが習慣付いてきました。まだ早くもらいたい意欲の方が強く、うっかり割り込んでしまう事もありますがそんな時は『ここちがうよ』『うしろだよー』と子どもたち同士で声を掛け合う姿も少しずつ見られるようになってきています。今日は、おやつを受け取る際に口拭きタオルを持って行くのを忘れてしまった〇くんに対して『〇くん、タオル持って行ってないよ』と必死に教えてあげる△くん。素敵な光景です。
とてもよく遊んでいたので今日はお部屋での時間をいつもより多めに取ってから園庭に出かけました。園庭に行く前に①お布団を敷く②帽子・靴下を履いて準備をする③朝トイレに行っていない子は行くというお話をしました。『はーい』とササッとやってのけてしまうきくぐみさん。こちらでも日々の流れが身についています。
あっという間に準備はOK。途中、帽子紛失事件が起こりましたが子どもたちの協力の元それも解決。子どもたちはかたつむりのおうちを掃除するとやる気満々で園庭に向かって行きました。
子どもたちにはかたつむりの移動と虫かごの蓋を洗うのをお願いしました。保育士が手伝わなくてもお手の物。最近は、かたつむりに水を掛けてあげる為の霧吹きもどんどん上達していています。『どうかな?』と聞くと『できたよー』と既に終わっており、掃除もあっという間です。掃除中にかたつむりの卵が新たに見つかると『どれどれ?これ?すごいねー』と喜び合っていました。
大切に関わり育てているからこその喜びです。かたつむりの赤ちゃん大発生中なのでまだまだきくぐみのかたつむり奮闘記は終わりそうもありません。どれだけの命が誕生するか子どもたちと楽しみたいと思います。
K・E


◆あるある探検隊(たんぽぽ)

週が明ける度、みんなどんどん日焼けでまっくろ。
一週間ぶりのみんなは背が伸びていました。
きっと数ミリのことだと思いますが・・・間違いなく大きくなっていました。
今日の天気はくもり、快適な陽気で朝から園庭でしっかり遊ぶことが出来ました。
向かう先は勿論ゴーヤのチェックです。
奥の奥まで入って行って上の方を見上げて確認。もうプロの目つきです。
表からは見えない所に今ポイントがずれてきたことをちゃんと知っています。
担任も少々手伝って、大きなゴーヤを沢山収穫しました。
やや痛みかけているものもあり、今日見つけてよかったーという感じです。
一度お部屋に戻り、着替え、手洗いを済ませてから皆で給食室に欲しいものを取りに行きました。
約束を守って廊下は走りません。給食室まで行くと「ガラッ。」「ガー。」と慣れた手つきで引き戸を二回通過します。
「おみそくださーい。」「わたしはフライパーン。」「まな板もでーす。」・・・
自分たちで味を決め、必要な道具をあれこれとお願いしています。
大きなゴーヤは洗うのも大変です。皆で手分けしました。
ちょっと痛みかけたゴーヤは切ってみると中の種が赤くなっていました。
大量のゴーヤを調理するのはけっこう時間がかかるのですが、ごちそうさまをしたはずの子が食器の片づけをしている最中に「ゴーヤまだたべていない。」と気づいたようです。
お椀とスプーンを持って戻ってきました。
「ゴーヤこれにいれてください。」とのことで、沢山食べて眠りました。
園庭では砂場に集合です。
バケツで水を持ち込んでいる3人娘が何を作っているかと言うと・・・アイスコーヒーだそうです。
誰の?と聞くと自分たちの胸元をトントンとしながら、「あたしとあたしとあたしと・・・大人の」とのことです。
ログハウスで沢山のケーキが並ぶケーキ屋さんにはろうそく付きのケーキが勢ぞろいでした。
「黄色のケーキほしいんです。」とお客さんもきました。
探検隊たちはやっぱり園庭が大好きでした。(N・S)


◆久しぶりに (うみグループ)

今日は30名以上の子ども達が登園し、にぎやかな朝となりました。
子ども達は久しぶりにお友だちに会えたことがうれしいようで、いつも以上に「○○ちゃーん」「○○くーん」とお友だちを呼ぶ声が聞こえてきました。
朝の集まりでは空いている席が少なくなり、ピアノを弾き始めると、いつもの何倍もの声で歌をうたっている子ども達。子ども達の元気な声にピアノを弾いているこちらもうれしくなりました。
そして、今日は年長男児2人の誕生日をお祝いしました。
6歳になった★くんと☆くん。それぞれみんなに6個の質問をしてもらいました。
お友だちからの質問にはすぐに答え、理由もきちんと話していました。
将来の夢は「サッカー選手」と「自衛隊」(航空?)
素敵な夢に向かって頑張ってほしいと思います。
園庭に出るとすぐに弟、妹のところへ向かうお兄ちゃん、お姉ちゃん。
今日はいつも以上に異年齢での関わりが目立っていたように思えます。
弟の靴が脱げてしまうと、靴を持って駆け寄り、履かせてあげるお兄ちゃん。
妹が転んでしまうと、すぐに振り返り、起こして砂をはらってあげるお姉ちゃん。
素敵な場面を見ることができました。
だんだんと夏休みも終わり、いつもの人数に戻ってきているうみグループ。
一人一人が充実した時間を過ごせるように、保育を工夫していきたいと思います。
(K.Y)


◆久しぶりがいっぱい(にじグループ)

お休みをしていた子どもたちが、今日から戻ってきました。
そのため、保育室もとっても賑やかになり、子どもたち同士も、久々に会うと話したいことが沢山あるようで、何をしていても話に花が咲き、笑い声に溢れていました。
先週に引き続き、今日もお休み中の報告をしてもらい、「おじいちゃん家にいった」「キャンプに行った」など、いろんな話をしてもらってから、園庭に出ることにしました。
最近は暑さ指数が高くなりすぎたり、プール遊びがあったりしていて、じっくり園庭に出るのは久しぶりだったので、そのため、園庭の約束を確認しながら階段を降り、勢いよく園庭に飛び出していきました。
木の上にはセミが何匹も止まっていて、「どうやったら捕れる?」「ねぇ、触れる??」など、気を見上げながら相談していたり、近くに落ちている枝に止まらないかと、上に伸ばしてみたりと、いろいろ工夫をしていました。
他にも、小さいクラスのお友達と一緒に遊んだり、アスレチックにチャレンジしたりと、園庭遊びを満喫していた子どもたち。
久しぶりの仲間と、久しぶりの園庭・・・と、たくさんの久しぶりに囲まれて、とても楽しそうに思えた一日でした。(E.Y)
◆子どもたちの絆(そらグループ)

今日は37人が登園し、久しぶりに会えた友だちもおり、「一緒に遊びたかったんだ」「どこ行ってたの?」「おばけが増えたんだよ」等、嬉しそうに言葉を交わしていました。
朝の集まりでは、京都とヨーロッパを旅行した〇ちゃんがお城や美術館めぐりをした事を発表すると興味津々な様子。プロジェクトを通し、『日本』や『外国』に意識が向かっている子どもたちは、じっと聞いていました。
その後、『わんぱくだんのなつまつり』の絵本を読むと、お祭りに行った事や、休み中に園の友だちに会えた事をそれぞれ報告してくれます。
☆くんが持ってきてくれた『妖怪温泉』や、◎ちゃん持ってきてくれた『おばけ図鑑』にも大喜び。おばけ作りの続きに取り組む子たちもいました。
年長組で集まり、大根抜きゲームや鼓笛の話し合いもしました。
気持ち作りを大切にしたいと思い、2回目の話し合いです。
△くんが「楽器、難しくないかな・・・出来ないかも」と、自分の気持ちを正直に話し、段々と涙目になっていきます。
すると、何人かが「心をひとつにすれば大丈夫」「お泊り保育の時みたいに、泣きたくなったらギュッってしてあげる」と発言しました。
「お泊まり保育もそれで大丈夫だったから」「そらグループはそうやってきたんだよね」と年長児たち。△くんは涙目のまま、小さく頷きました。
子どもたちは園生活の中で、不安や嬉しさ等、様々な気持ちを抱えながら1つひとつ経験を積んでいます。
初めての取り組みは期待よりも不安が上回る事もあると思いますが、その気持ちと向き合い、子ども同士が励まし合う事で、乗り切る力が大きく膨らむ事をまた教えてもらいました。
O・Y


Posted in 園のこだわり