◆8月16日(木)の子どもたち
2018年08月16日 木曜日
◆楽器いじり (つぼみ)

今日はミッキー体操のあと、タンバリン、スズ、カスタネットを持ってきて、楽器あそびをしました。最近、手遊び歌など、興味を持って聞いたり、じっと見て真似をしたりするつぼみ組の子どもたち。朝の集まりでも、タンバリンをたたいて返事してくれたりしています。
今日はみんな好きな楽器を自由に使って遊びました。馴染みのタンバリン。床に置いてたたいたり、高月齢の子どもたちは、上手に持ってたたくことができました。スズも、揺らしたり自然と鳴る音に反応して楽しんでいました。そのうち、じっと楽器を見つめ出し、楽器の研究、楽器観察をしていじって楽しんでいました。
その後は水遊びをベランダでしました。お部屋遊びに飽きたころ、水を前にすると、いきいきとしてニコニコ笑顔になり、顔をビショビショにしてお水遊びを楽しんでいました。(T.Y)


◆自分のペースで(ふじ1)

朝の集まりの際に、「うずらちゃんのかくれんぼ」という絵本を読みました。うずらちゃんとひよこちゃんがかくれんぼをするお話しです。途中にカエルが出てくるシーンがあるのですがその時に〇くんが「ぴょーん!」と言って手に持っていたカエルのぬいぐるみを目の前に出してきました。何度か読んだことがある本なので、〇くんはカエルが出てきたことを覚えていたようです。それを伝えたくてお話しが始まる前からカエルのぬいぐるみを持っていたのだと思います。
今日は園庭にも出れましたが、体調が優れない子が何人かいた為お部屋の中でゆっくりと過ごすことにしました。
以前からやりたいと思っていた新聞遊びをしました。
まず、新聞の両端を持ちそれを突き破る遊びをしました。保育者が見本を見せると子ども達の反応は「・・・」。よくわかっていないようでした。△くんが初めに興味を持ったので、やってみることにしました。
まだ勢いがなかなかつかないので破ることが出来ません・・もう一度、保育者が後ろに着き一緒に走ると「ビリっ」といい音が鳴り新聞紙が破れました。その様子を見て新聞紙の面白さに気付いた子が集まります。中には音に驚いたのか、どうして遊んだらいいか分からない子などはお部屋の隅に集まりみんなの様子を眺めていました。
その後は、新聞紙をちぎって遊びました。大きい新聞紙を破りたい子がいれば、細かく破っていく子、破かれた山に飛び込む子、すぐに飽きてしまう子などそれぞれで、その子の性格が出るなぁと感じました。
新聞紙で、紙飛行機や紙鉄砲、棒を作ると嬉しそうにしていました。特に紙飛行機が人気でした。子ども達の頭の上を飛んで行くのでみんながそれを追いかけて「もういっかい」と取ってきたものを渡してきます。何度もやっていくうちにどんどんビリビリになり最後には使えなくなってしまいました。
「おかたづけしよ~」と声を掛けるとパタパタと駆け寄り「わっしょい わっしょい」と掛け声を出し、みんなで協力してお片付けすることが出来ました。
新しいことをする時に、興味を持つのが早くすぐに行動に移せる子と慎重に行動する子がいることを改めて認識することが出来ました。その子それぞれのペースというものがあるので無理に一緒にすることなくその子自身のスピードを見守りたいと思いました。
(I・K)


◆個々の成長を感じた日(ふじ2)

今日も暑いものの風が強く、連日よりも暑さがやや和らいでいるように感じる今日の天気です。園庭に出る子とテラスで水遊びをする子と分かれて遊んでみました。
ホースで作ったミストシャワーに大興奮な子ども達。水の感触を感じ、手や顔足など当たるたびに声を上げて楽しそうにしていました。その後、ダイナミックに水遊びをする子、こじんまりと水をすくっている子がいたり、園庭チームでは、ボールを蹴ってみたり、トランポリンをしたり、風が拭くと揺れる木々を見たりと思い思いに遊んでいました。
その後は、一人ずつ汗を流しシャワータイム。「気持ちいね」と言ってくる子もいました。その姿から、一人ひとりが自分の感覚で「涼」を感じてくれているように感じました。
室内では、コンビカーに乗ったり、絵本を見たりと静と動の遊びを満喫してきました。
そんな中、一足早めに保育室に戻った〇ちゃんと△ちゃん。2人ともが大好きなアンパンマンのパズルを出しておくと、「アンパンマンだ」と言って遊び始めます。〇ちゃんがアンパンマンのキャラクターの名前を言っては、自分のピースを△ちゃんのパズルとあてはめて「△ちゃんのアンパンマンいたね」と話しかけていました。
その言葉を聞いた△ちゃんが自分が使っているアンパンマンのパズルのピースを指さし「アンパンマンいた。」「ジャムおじさんいた。」と言っています。隣同士で遊びながらもお互いの存在を意識し、やり取りを楽しんでいました。
また、〇ちゃんは、自分が使っているパズルのピースを人形に見立てていたのか「コキンちゃんがえーんえーんしてバイキンマンがきて~」と物語を再現するかのように楽しんでいました。
途中、挿入歌のように歌も入り、ごっこ遊びをする〇ちゃんに2語文を話した△ちゃんと2人の遊ぶ姿から成長を感じました。
また、◇くんは、給食後に自分の口拭きでないものを渡されると「☆ちゃん」(友だちのだよ)と保育者に伝えていました。その姿にも大きな成長を感じます。
今後も子ども達から発信される言葉等を大切にしながら関わっていきたいと思います。
どんなやり取りが出来るか楽しみです。
(N.Y)


◆にじグループとコラボ『うみ』③(きく)

にじグループと一緒に取り組んでいるコラボ『うみ』に前々回は魚を作って泳がせに行きました。他にも何かあったらいいねの一言で、その後きくぐみはカニを製作。カニは子どもたちの小さな手で表現し、可愛らしいカニが何匹も生まれてきました。
昨日、にじグループさんが一緒に作った『うみ』を2階踊り場に飾ってくれ、そこにみんなが作ったカニを歩かせに行ってあげようと話をしてみました。子どもたちは何のことかすぐに理解し『ペタってやったよねー』とカニを表現する為に手型スタンプをやったと思い出しながら話し、『いいよーやる!』と意欲満々です。コラボが始まってから何日も経っているものの子どもたちの中で忘れる事なく記憶、そして意欲が繋がっているのは嬉しいことです。
早速みんなが作ってくれたカニを見返しますが何か足りません。子ども達には「このままだとカニさん、何も見えないの。何が足りないかな?」と問いかけてみると『あ、目だー!』ととてつもなく凄い事を発見した位の大きな声で教えてくれました。『ほんとだー』と後から気づいた子も得意気です。
さて、目を貼る時とうみに貼る時にちょっとしたグループ分けをしてみました。それは男の子・女の子です。
目を貼る際には女の子は先、男の子は後。
カニを貼る際は男の子はこっち、女の子はあっちと場所を変えてみました。
『◯は?どっちー?』と確認する子。
自分の性別を分かっている子。
堂々と間違えている子。
色々な姿がありました。
でも、子どもたちは分からないながらによーく考えています。自分で考える・保育士に聞く・友だちの様子を見る・友だちと相談する。とても面白い姿が沢山です。
1つの疑問に対して様々な対処法があるのだな〜と教えてもらった気分でした。
ちょっとグループが違う子もいますが目もカニも子どもたちは嬉しそうに無事に貼れました。あとはカニが隠れる岩を貼るのみ⁉︎(また何かやりたいと案が出ればまだまだ続きます)
楽しそうに作り上げて行く子どもたちの姿はとても微笑ましいです。
K・E


◆暑さに負けずに(たんぽぽ)

今日朝の時間おやつを食べ終わってトイレに行く〇くんと◇くん。二人ともトイレで排泄をして自分で引き出しからパンツを探して持ってこようとしていました。〇くんはパンツを見つけたのですが、◇くんは「パンツない!」と言い困っている様子でした。それをみていた〇くん…すぐに動き出して◇くんの引き出しの中をのぞいて一緒にパンツを探してあげていました。
その後〇くんが助けてくれたお陰もあり◇くんのパンツが見つかり二人ともとても嬉しそうにしていました。困っているお友だちを自然と思いやりすぐに助けてあげる〇くんの優しさにとても心が癒されました。
今日も外は暑かったので、朝の集まりをした後にお部屋で遊んでから園庭に行きました。
室内では、おままごとやシール張りやブロックなど色々な遊びを行う子どもたち。室内にある玩具だけではなくお友だちと一緒に「きしゃぽっぽ~」と楽しそうにニコニコ笑いながら楽しそうな様子で、自分たちで工夫して遊びを考えて盛り上げている子も中にはいました。
園庭に行くとき、靴を履くとき保育士に「せんせ~あってる?」と聞いてくる子が何人かいました。靴が左右反対にっている子もいれば、ちゃんと履けている子もいて皆それぞれが一生懸命な様子で確認していました。
しっかりと靴を履いてさっそく園庭に散らばっていく子どもたち。園庭に行くと日差しがあまりなく日陰が沢山あり風が吹いていたのでとても過ごしやすいお天気でした。花壇の方を見てみると子どもたちの顔より大きいゴーヤを見つけ目を輝かせて「見て~おおきいゴーヤだよ~」と嬉しそうに見せに来てくれる子もいました。
砂場にて小さなカップにシャベルで砂を入れて一生懸命に何かをつくる◎ちゃん。しばらくすると立ち上がり「できた~はいどうぞ!」と出来上がったものを渡してくれました。何をつくってくれたのか考え食べていると、その後もう一つおかわり分もつくってくれました。その時に「アイスど~ぞ」と教えてくれて沢山のアイスをご馳走してくれました。
またその後どこかにお出かけに行く◎ちゃん。しばらくすると砂場近くに戻ってきて「ハイど~ぞ」と小さな小石をお土産にくれる優しい◎ちゃんでした。
お部屋に帰りシャワーをして着替えたあとは美味しい給食を皆で食べました。園庭で収穫したゴーヤをさっそく調理して皆で食べました。保育士がゴーヤを切ってフライパンで炒めていると美味しそうな匂いがしてきました。その匂いに反応した子どもたちは、「はやくたべたい!」など沢山の声が聞こえてきました。
ゴーヤが出来上がり食べてみると「ゴーヤ苦い!でも美味し~い!」と食べた感想を教えてくれる子もいました。その後おかわりもして沢山給食を食べてさらに元気いっぱいになる子どもたちでした。(T.S)


◆ もったいなくない(うみぐるーぷ)

今日は室内で調理保育を行いました。
園庭に出てキュウリをぽきっと採ったり、ゴーヤをぐぐぐっと引っ張ったりと収穫を楽しみにしていた子ども達と取りに行きました。
全員で行きたかった気持ちもあるのですが、目的意識が定まっていた子ども達の達成感などの保障と、遊び込んでいる子ども達の遊びの邪魔や妨げにならないように少人数で行きました。
ベランダから高枝切り鋏を使って取る際には、先生、こっちだよ。頑張れ。あと少し…こっち。と応援してくれたり、ベランダを行ったり来たりしながらゴーヤのありかを見つけていました。
園庭に出て収穫したのは子ども達にも届く高さのものを収穫しました。
嬉しくて小さいものを収穫してしまう○さん。何度か伝えましたが、どうしてもとってしまっていました。どうして採ってしまうのか考えましたが、少し理由が分かりませんでした。
後で聞いてみると、採って欲しそうだったから、小さいのも美味しいと思ったからと言っていました。
沢山のゴーヤを収穫し、ゴーヤの種取りを子ども達と行いました。事務室の前で、年長女児が、先生聞いて?こんなにあるんだから事務室の先生にも作ったら食べさせてあげようよと言うのです。この気持ちには感動しました。
収穫から帰ってくると、僕も行きたかった、私も行きたかったという子どもがいます。その子ども達は一時的、もしくはしばらく悔しい気持ちや悲しい気持ちになってしまったかもしれませんが、その分、次回の活動に楽しみを持って期待を持って目的意識を持った計画をしていけるのではないかと感じます。そして、それが叶うように保育者は用意をしていきたいと思います。
収穫したゴーヤを洗い、包丁で二等分にした後にゴーヤの種取りを行いました。
これは周りに集まってきた子ども達全員で行いました。
僕は手を洗ったよ、私も手洗ったと教えてくれます。何度も教えてくれます。きっと、安心して大丈夫だから僕たち私たちは…と言っているように聞こえました。
中のタネをスプーンですくう事が楽しいようで無我夢中で楽しんでいました。
ねぇ、もう少し掘って。
掘ってないやつがまだこんなにある。
急がないと終わらない。
なんか臭いぞ。
これ全然取れない形なんだよね。
全てのゴーヤのタネを取り、保育者が最後に包丁で切り分け焼いていきました。
調味料には、沖縄の黒砂糖と醤油で子ども達は美味しい美味しいと食べています。
すると、食べたそうに近くで見ていた子どもがいました。
食べない?と聞いてみると、私、ゴーヤ嫌いだから食べない。
と言いました。
それが嘘だとすぐに分かりました。
以前よく食べていた子どもだったからです。
本当は食べたかったけれども、つい食べ終わった際に食器を下膳台に全部下げてしまい、ゴーヤをもらう食器が無くなり食べられないという事に気付き、遠目で見ていたようです。(食事スペースとは別の場所で調理をし提供している為、食べたい子ども達は下膳の際にお皿とスプーンは下げずにその場所に来るというルールがあります)
大丈夫だよ。と伝えると嬉しそうに食べていました。
嘘をつくその心理や心境、背景を見据えて子ども達に関わっていきたいと思います。
またそれぞれのゾーンやコーナー、玩具で遊びました。
今日は、たこ焼き屋さんが新たなコーナーとしてロフトの一画にセッティングされました。
様々な制作が行われていますが、その分素材の減り具合や使い方がよく見えてきます。
限られた資源でもあるため、「もったいない」という話もしました。
欲張りや自分だけという話もしました。
どう使う事が欲張りなのか?どう使えば欲張りではないのか?子ども達と更に共有を深めていきながら楽しく様々な事を遊びの中で考えながら、守っていきながら我慢するところと我慢しないところを見つけていける日々を相互に考えて保障していきたいと感じます。
k★y

◆新しいプール (にじグループ)

子どもたちの元気な声が日に日に多くなってきます。
今日久々の登園になった子どもたちに前に来てもらい、何をしたのか発表してもらいました。
「海行った」「花火した」「おじいちゃん家行った、そこでカエルがいた」「バッタ大きいのいた」「クワガタムシがいた」と発表してくれました。
とても楽しかった思い出のようで発表の時間が終わっても仲の良いお友達同士でお話しをしていました。
今日はプールにも入りました。
プールはプールでも園庭のプールではなく、新しく三階の中庭に設置したプールで遊びました。
子どもたちはいつもと違うプールでテンションが上がります。
プールカード○の子どもたち全員で着替えを行いました。
そして、にじグループからすぐに行けるため荷物の確認を行います。
通常の園庭のプールの場合、年少・年中児はパンツを持っていき、年長児は着ていたお洋服も持って更衣室で着替えを行います。
今回は部屋にすぐに戻れるため、着替えはいらない、タオルだけでいいね、と確認をしました。
「タオルはどこおくの」初めてのことのためとまどいながらも新しいことは興味を示し、楽しみな様子です。
しかし、走ったら危ないこと、階段にはいかないこと、新しい場所でのお約束ごとも伝え、子どもたちはルールをすぐに理解し遊びに取り組んでいました。
新しいプールは楽しめたようにも思いましたが、物足りないような様子の子どもたちもおりました。
また子どもたちと話し合い、より楽しめるような工夫を子どもたちと考えていけたらいいなと感じます。
(A,Y)

◆集団あそびからのプール (そらグループ)

今日は21人のそらグループ。夏休みを終えて活気も戻りつつあります。
朝の会の後は、ハンカチ落とし、大根抜きゲーム、椅子取りゲームをやってみました。
ハンカチ落としは初めて行う児も多く、戸惑う姿も見られましたが、ルールを知っている子が優しく教えてくれる姿もあり、初めての子もルールを理解しながら楽しんで行っていました。
大根抜きゲームはすっかり子どもたちにも馴染んできたようで今回も白熱。
いつ抜かれるかドキドキの様子が鬼側にも伝わってくるかのように真剣そのものです。
抜かれそうになると必死にお友だちの手にしがみつき、片や一生懸命助けてあげようとする姿があり、子どもたちの団結力の深さを感じました。
椅子取りゲームでは、音楽に合わせて椅子のまわりを周ります。
椅子に手を当てながら回ったりと姑息な姿もありますが、楽しんで行っていました。
一通り集団あそびの後は、プールに入りました。
新しくビニールプールが届いたので、3階のベランダで行いました。
いつものプールよりも小さく思いっきり泳ぐには窮屈なたため、どうかなと心配もありましたが、心配をよそに子ども同士上手に譲り合いながらビニールプールに入り、思いっきり楽しんでいました。
いつものプール遊びとは異なりましたが、「冷たかったー」「楽しかったー」とリフレッシュしたようでした。
子どもたちの「楽しい」と思える瞬間を今後も一緒に味わっていきたいと思います。(O.Y)


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