◆8月9日(木)の子どもたち
2018年08月09日 木曜日
◆ うれしいね (つぼみ)

今日は、かわいい手足の手形と足形を取らせてもらいました。廊下に飾ろうと思います。
名前を呼ばれて、保育士とともに行いましたが『○ちゃーん』と呼ばれるたびに、キョロキョロと周りを見渡していた△ちゃん。友達に関心が出てきている姿がよく見られる様になりましたが、△ちゃんは名前にも反応していました。
名前と本人が一致しないこともありますが、『どこかな~』と顔を覗き込みながら腰をかがめている姿が可愛らしいです。それぞれに、体の発達とともに視界からの刺激も変わり興味もそれぞれに広がっています。
又、保育園という集団のなかで生活している子どもたちは子ども同士で刺激し合っています。△ちゃんの行動で探してもらった相手の子はなんだかうれしそうな表情をします。子ども同士でそれなりにやり取りが生まれています。
『喜ばれるとうれしいね』『お友だちってうれしいね』そんな風に伝えて行けたらと思っています。UA


◆ 線路は続く (ふじ1)

今日も朝からおままごとと電車が人気です。午後にお部屋で遊ぶ時は、電車ゾーンをパーテーションで区切り、じっくり落ち着いて遊べるようにしています。まだ子どもたちで線路を長くつなげるのは難しいかなと、保育士が線路を長くつなげて見せ、遊びやすいようにしています。
それが、ここ数日は、朝から子どもたちが自分で線路を長くつなげる姿が見られるようになってきました。電車好きの〇くんと△くんが中心になり、長く線路をつなげ、電車も何両も連結させて走らせています。トンネルも置いたりします。以前はつなげた線路を見ると、すぐに壊してしまっていた子も、段々と線路で電車を走らせる楽しさがわかってきたようです。
遊び込めるようになってきたからか、ミッキー体操の音楽が鳴ると、パッと次に切り替えられるようにもなっています。集中してじっくり遊ぶ時間、友達と一緒に身体を動かしてワイワイはしゃぐ時間、お話しを聞いたり落ち着いて過ごす集まり…、それぞれの楽しさを知って、より楽しい園生活を過ごせると良いなと思います。
思いのほか逸れた台風のおかげで、心地よく園庭で遊ぶことができました。雨の恵みもたっぷり受け、葉っぱで守られていたきゅうりが大きく育っていました。皆が見ている前で収穫した巨大きゅうりは、少し曲がって電話の受話器のよう。保育士が「もしもし」とやってみせると、子どもたちもマネして「もしもし」。「ママと電話しているのかな?」と言うと、ニコニコしていました。保育士が、垣根の奥の方に大きなゴーヤも見つけました。あまりの大きさに思わず盛り上がっていると、子どもたちもまた集まってきて何事かと一緒に収穫を見物。2本目に採れたゴーヤはあまりに大きくなりすぎて黄色くなり、破裂していました。子どもたちに見せると、なんだかわからずに不思議そうに見ています。熟して柔らかくなっていたので、ボロボロっと崩れて落ち、またまたびっくり。面白体験ができました。
トランポリンエリアも今日は涼しく、存分に跳ぶことができました。ジャンプのうまくなってきた●ちゃん、ポンポンと跳ぶことができていて、また嬉しい成長が見られました。
(T.M)

◆ なんだこれ?(ふじ2)

朝の集まりで、今日お誕生日の〇ちゃんが、「おいでー」と手招きしてみんなを呼んでくれました。さすが2歳、といった光景でした。
台風も去ったようで、今日は雨も降っておらず園庭で遊べるようです。
久しぶりの園庭で、子ども達もワクワクしているようです。
セミを捕まえた保育士がカゴに入れて見せてくれました。
みんな興味津々。触らないけれど、セミを見たくて我先にと覗き込んでいました。
(おとなしいセミだったので、そっと鑑賞することが出来ました)
園庭に出ると子どもたちは、思い思いの場所へと向かって行きます。
砂場近くの木の手すりに、きくらげが出来ていました。
おそらく初めて見たであろうきくらげ。
3人の児が見つけて集まっていました。
初めは警戒して見ているだけ。そのうち◇くんが木の枝を手に、つんつんとつついてみました。保育士が触ってみると、真似してみんなも触ってみます。プニュプニュした触り心地に「きゃー」と声を上げて興奮気味です。また触ってみて…。今度は感触を楽しむかのようにじっくり触っています。
すると、◇くんが小さなきくらげを木の枝で削ってみます。みんなも削ったらどうなるの?といった表情で◇くんの行動を見守ります。
全て削れると、一仕事終えたような顔つきの◇くん。一緒にいた△ちゃんが、側に別の大きなきくらげを発見し、手で獲ってみました。みんなも取って、手で握ってみると、プニュプニュした感触がより一層感じられたようでみんなの顔がニヤニヤしています。
ちぎってみたり、なぜか耳につけてみたり、口につけようとしたり(寸前で止めました)、指にくっついたきくらげを振り払ったり…。
子どもにとっては初めてのもの。
観察し、感触を楽しみ、こうしたらどうなるのかなといろいろ試す姿がありました。
こどもの考える力はすごいと思いました。
なんだこれ?を思う存分楽しんだ遊びでした。
他にも、園庭にお絵描きしたり、「ミンミン」と言いながらセミを見つけたり(白いセミを見つけました)、キュウリを探したりと、久しぶりに園庭でじっくり遊べました。
I・Y


◆収穫(きく)

台風が去って今日はいつもより気温が低めだった為園庭へ遊びに行きました。
先日収穫して食べたゴーヤが美味しかったようで何度もおかわりする姿が見られたのですが、今日は園庭へ行くと子どもたち自ら「ゴーヤあった‼︎」と発見し嬉しそうに収穫していました。
「じゃあ行こうか。」と◯ちゃんが言うと、収穫していない子も、僕も(私も)といつの間にか現れぞろぞろと向かった先は給食室です。今までは給食室へいくことへ特別感を感じて、ちょっとしたやりとりも緊張した表情でしたが、最近はお手伝いをすることや給食室の先生へ会うことへの喜びを感じているようです。
「ありがとう。」や「ばいばい。」など給食室の先生へ伝えられる心の余裕もできたようです。
調味料や調理器具などを受け取るとお部屋へ運びました。
まだ園庭で遊べる時間があったのでもう一度外へでました。そこで発見したのは巨大ゴーヤです。もう黄色く熟して実が弾け、種が出ていました。今までに見たことのない大きさへの驚きと不思議な形に少し恐怖心を持ちながらも興味をもって触っている子もいました。
給食の時間に調理をして食べました。
ゴーヤの苦さを知っていて苦手意識を持っている子は配る前から「いらないもんねー。」の一点張りでしたが、「どうして?おいしいのに。」とお友だちが言うと、「やっぱり食べる。」と挑戦している子もいました。一緒に食べるお友だちや保育士の存在があることこそ食育だなと感じました。T.Y


◆ 園庭で大発見(たんぽぽ)

みんなが登園してくる頃には台風も過ぎ去り、強風も穏やかな風に変わっていました。
今日は身体測定をしてから園庭に出ました。
靴を履いて走って向かい、すぐに「こっちきて!」と何人のか子に手をひかれ向かってみると、大きくなっているししとうを発見。じっくり覗いていると、とても大きなゴーヤが花壇の一番奥側にあるのをふじ組の子どもたち・保育士も一緒に発見し、大盛り上がり。スーパーで見るようなとっても大きなゴーヤ、まだこっそり潜んでいました。
そして更に葉っぱで覆われている場所には、熟し過ぎてしまった黄色くて大きなゴーヤもいました。
みんなが知っているゴーヤのイメージとはかけ離れているほど、黄色くて中には真っ赤な種が。
興味で集まってきましたが、なんとなくゴーヤから距離をとる子どもたち。よほど驚いたようです。
収穫しないで大きく育ちすぎると食べられない、ということも子どもたちは目で見て感じたのではないかと思います。これはスーパーでは見られない育てているからこその体験です。
「みどりのゴーヤがたべたい」「いっぱい食べる」とはりきっています。
いつもは「1個だけ・・」の子が「今日はいっぱい食べてみる」とたくさん食べたり、毎日の積み重ねがこうした変化につながっています。
そして、給食を食べ終わって食器を片づけ忘れて寝てしまった子のお皿に気付いて「これ〇くんのかな?」と聞きながら片づけてくれた△くん。ありがとう。
優しさに心あたたまりました。
S.S


◆ 久しぶりのプール&縁日(うみグループ)

台風の影響で気温も上がらず、今日はももぐみの子どもたちがプールに入れました。
「今日はもも組さんがプールに入ります」という保育士の言葉に「やったー。今日はプールだ」と朝の会が一瞬にしてにぎやかになりました。
水着の準備をしてレッツゴー。
園庭で体操をして、シャワーを浴びて、プールに入ると「冷たい。気持ちいいー」と大興奮でした。すぐに身体に順番に水をかけて、プールあそびがスタート。
保育士に水鉄砲で水を当てようとたくらむ◎くん。すかさず保育士もボウルに水を入れて、かけにいくと「キャー」といいつつ退散。時には柱の後ろに隠れて、水を避けていました。ビート板を使ってみたり、如雨露を使ってみたりと様々な道具を使って遊びました。
プールの中は笑顔であふれていました。
室内ではひまわり組を中心に縁日が広がり、スーパーボウルすくい、かき氷屋さん、釣り屋さんと様々なお店が開店し、列を作って順番を守って楽しんでいました。店員さんも子どもたちがやるので「こっちに並んでね」「あと10秒でおしまいだよ」と遊ぶときのお約束を自分たちで決めています。プールから帰ってきたもも組さんも参加しようと広告紙と画用紙、鉛筆、ハサミを持ってきてお金と財布作りをしていました。もも組さんの中でもうまく出来ないお友だちがいると代わりに出来るお友だちが財布を作ってあげたりと自分たちなりに考えて行動している姿が見られました。
様々な遊びを通して色々な姿を見せてくれる子どもたち。
夢中になれる遊びや環境を提供していくことの大切さを改めて感じました。
(K.H)


◆ 久しぶりにプール入りました。(にじグループ)

昨日からの台風が明けて、午前中の涼しい時間帯に、もも・ゆり組の子どもたちはプールに入ることができました。
今年の夏は室内遊びが多くなっていますが、お祭り作りや見つけてきた夏の昆虫を調べるなどして夏ならではの遊びを楽しんでいます。
今日はプール遊びが出来ると喜んでいた子どもたち。
夏休みで日焼けしてきた児も増えてきて、海やプールなどでお家の人と一緒に体験してきた話を沢山してくれます。
体調やその日の気分であったり、得意不得意がありますが、臨機応変にそれぞれの楽しみ方を見つけるのが上手な子どもたち。
周囲で水鉄砲やジョーロをしたり、自分が水をかけられるのは嫌で小さなプールに集まっていましたが、小さなプールから水をかけて楽しんでいたり、プール遊びの同じ空間の中でも個性がでていて面白いなと感じました。
明日は年長児と楽しめるといいなと思います。(B・K)


◆ 日本の歴史プロジェクト19 (そらグループ)

今日は年少組がプールに入り、久しぶりに水あそびを楽しみました。
子どもたちの中で、おばけ屋敷に対するイメージが日に日に高まっており、自分が考えた意見を積極的に伝えるようになってきました。
「昨日、お家でおばけを描いたんだ。みんなに発表していい?」と年中の〇くん。
素敵な絵を見せてくれました。
その絵に刺激を受けたのか、次々に絵を描いたり、自分のイメージを伝えてくる子どもたち。
「お泊り保育の時に水かけおばけがいたよね。浴衣着て、水かけおばけに変身したらどうかな?」「髪の毛はスズランテープで作ろう」「そのおばけやりたい」等、意見を交換させていました。
そこで、朝の集まりで発表して共有をし、その後、年中・年長組でフローチャートを作ってみました。
子どもたちから出た意見を紙に書いていきます。書く事でおばけ屋敷作りに必要な事が視覚化され、更に意見が飛び交うようになりました。
印象的だったのは、誰かが「このおばけを作りたい」と話すと、今までのように「いいね」だけではなく、「紙で作るの?粘土で作るの?」と質問が出てくるようになった事です。
答えられる子もいれば、口ごもってしまう子もいます。
「じゃあこうしよう」と子どもたちからアイデアが出る事もあれば、意見が止まってしまう事もありました。
保育士がアイデアを提案する事で、子どもたちから意見を引き出せる事もあります。
「めだまおやじを作りたい。粘土で作っておわんに入れて、お湯はスズランテープで作る」と、何をどう作るかまでを考えて発表する子もいました。
また、年少児と年中児・年長組とで、こわさにレベルをつけ、年少組がこわがらずに楽しめるよう配慮する意見も出ました。
日本の歴史に興味を持ち、日本のおばけへと関心を膨らませ、おばけ屋敷を作りたいと始まったおばけ屋敷プロジェクト。おばけも少しずつ増えていきました。
そして、おばけ屋敷実現に向け、具体的な取り組みへと入っていくにあたり、子どもたちの意識が、『作って楽しい』だけではなく、『どんなおばけをどう作るか』『どんなおばけ屋敷にしたいか』へと変化したように感じます。
年少組はおばけ作りを純粋に楽しみ、それを披露する機会が待ち遠しいようです。
それぞれが自分の出来る事、したい事に取り組んでいるおばけ屋敷作り。
今後も子どもたちの声に耳を傾けていきたいです。
O・Y

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