◆8月3日(金)の子どもたち
2018年08月03日 金曜日
◆ お皿をガチャガチャ (つぼみ)
紐をひいて遊んでます
今日は暑さが厳しいため、外へ出ることができずお水遊びもできませんでした。今日はふじ1組のお部屋へ遊びに行きました。
目新しいものが大好きなみんな、ふじ1組への扉が開くと、気が付いた子はニコニコして部屋の方向へ向かい入っていきました。つぼみにはない玩具にやはり目が行き、歩ける子どもたちは、紐をひいて歩いてあそぶ玩具をまず引っ張り出し、それをひいて歩いていました。
その後ろで、ハイハイの子がその引っ張られた玩具を追う姿も見られ、それぞれに楽しんで遊んでいました。また、おままごとコーナーでは、お皿、スプーンなどを持ち出し、スプーンでお皿をガチャガチャとつついて遊んだりしていました。
最近食事の時でも、自分でスプーンなど持ちたがる子が多く、ここでもスプーンの取り合いになるほど、みんなスプーンを見つけると素早く取ろうとし、皿をつついて遊んでいました。みんなそれぞれに集中し、よく遊び込む姿がたくさん見られました。(T.Y)
スプーンでつんつん、ガチャガチャ
おままごとコーナー
◆ なかよしお部屋あそび(ふじ1)
団子さんのようになかよくくっついて上手にすべっていました。
今日はとても暑いので室内遊び、ホールでの体操遊びを行いました。
子ども達にホールに行くことを伝えると、どこに行くのかなと嬉しそうにピンクのドアに集まってきました。
途中、事務室の前の献食ケースの中に今日の給食で使用する食材が飾られていました。ナスにピーマン、ニンジン、キャベツです。ちょうど子ども達の目線にあったので伝えてあげると興味津々で見ていました。後から着た子も何かな何かなと近づいて覗き込むように見ていました。
ホールには、すべり台や鉄棒、マット、フラフープ、平均台を用意しました。
最初は、すぐに目につくすべり台に集まる子どもたちでしたが鉄棒に上手にぶら下がってみたり鉄棒の高さ調節のためについてあるネジに興味を持って見たりしていました。
フラフープは数が少なく、最初は取り合いなどトラブルの原因にもなっていましたが、次第にみんなで使った方が楽しいということに気付いたのか、自然とフラフープの中に入って歩くという遊びに発展していきました。友だちの楽しそうに遊ぶ姿を見て、徐々に他の子も集まり楽しい時間を過ごしました。
ホールからの帰り道、一度おひさま広場に行き体を動かして遊びました。ちょうちょうになったり、クマになったり、花火になってジャンプしてみたり…。△くんもニコニコで上手にジャンプして楽しんでいました。
うさぎや飛行機など、次々、いろいろな物に変身していく子ども達。
保育者の掛け声でいろいろな動物や物に変身して楽しんでいました。
玩具や遊具が無くても楽しめていていました(大切なことだと思っています)。保育者の面白い要求にも頑張って真似てくれていました。ダンゴ虫さんゴロゴロはなかなか面白くできたと思います。y.n
なかよしフラフープみんなニコニコ。
ゴロゴロ転がってみんななかよし。
◆ 様々な事に関心をもつ(ふじ2)
パネルシアターに興味津々です。
最近のふじ2組では、朝の会で読む絵本の中で人気なのが、「大きなかぶ」や「うずらちゃんのかくれんぼ」です。
動物が出てきてなセリフのやりとりが繰り返しの為、何度も読んでいると保育者が読む声に合わせて一緒にセリフを言ってくれるので子ども達との掛け合いもあり、絵本タイムは楽しさが倍増します。
繰り返しがある題材のパネルシアター3つを観てみました。
「かくれんぼだあれ」「シャボン玉とばせ」「カレーライスのうた」の3つは、初めて聞いた歌もありましたが、様々な動物の登場を喜びながら、保育者の歌声に耳を傾けながら身体を左右に動かしてリズムに合わせてみたり、振りを真似てみたりと楽しそうな表情を見せている子ども達です。
保育者が時折「これはなにかな?」と聞くと「〇〇」「△△」と言ってくれる子も出てきました。
様々な姿を見せ、思い思いにパネルシアターの世界を楽しんでくれていました。
その後は、ホールで身体を動かす遊びをしてきました。
滑り台や鉄棒、平均台、マット、フープと好きな遊びを見つけると好きなところに向かい、遊び始めますが、気づけば子ども達が集まり、同じ遊びをしています。
遊び終えたときに保育者が片付けているとサッと集まり「よいしょ!」「よいしょ!」と押して片づけを手伝ってくれる子たちがいました。
遊びの一環になっていますが、保育者の動きを観ている子たちがやってみようという気持ちが出て来たようです。
食事後のエプロンの片付けや着替えをしまう…おむつを持参してくれるなど自分でやってみたいという気持ちも高まり、「お手伝い」を楽しんでいます。
日々の中で模倣しながら「やってみる」が増えてきたので少しずつ自分でやる体験を増やしていけたらいいなと思えるふじ2組の子ども達です。
(N.Y)
カレーライスのうた「ぶたにく~♪」
平均台を渡ってみよう。
◆ フルコース(きく)
おおかみやってきて、藁の家飛ばしちゃったよ
昨日から劇で「3匹の子ぶた」がやりたいと言っていた子どもたち、今日も朝からやりたいという声があったので、早速「3匹の子ぶた」を始めました。
藁、木、煉瓦で家を建て、藁の家でお風呂に入って寝ていると、おおかみがやってきました。今日は、いつものおおかみじゃなく、〇〇先生おおかみがやってきました。迫力あるおおかみが、家の周りをくんくんと臭いをかぎやってくると、子どもたちのテンションは、舞い上がりフーッと吹き飛ばされたらキャーキャー言って逃げていきました。いつもよりすばやい動きには、ビックリです。最後に火をたいたところにオオカミが落ち、逃げていくおおかみをジーッと見ていました。いつもなら「やったー」と喜ぶところ、おおかみの行き先が気になって、動かなくなりました。本当にどこかに行ってしまったと思ったようで、〇〇先生が戻ってくるとホッとしたようでした。
さあ、これで満足したと思ったら、「アンパンマン(音頭)踊る」と始まり、「元気音頭」「カエルの体操」「エビカニクス」とフルコースでたくさん踊りました。保育士が「もう、いいかな」と言うと「嫌だ、やる」と言って、泣きが入るぐらいのリクエスト。子どもたちは大満足の様子です。
朝顔の染紙も行いました。1人ずつ絵の具に浸けて、青か赤の花を作りました。絵の具が浸透していくのを見て「しみてる」と言い出しました。この浸み込んでいく楽しさが、保育士が知らせる前に気付いた子がいるということに驚きました。染紙もまた少しずつやっていきたいと思います。
やりたいことフルコースで、只今、疲れてぐっすりお休み中の子どもたちです。
大満足の日だったようです。また楽しみたいと思います。
M.K
今日も張り切ってアンパンマン音頭踊りました。
元気音頭で「行ってきます」のセリフを言っているところです。
◆ 暑くてキケン (たんぽぽ)
のり、シール選んでいます。「のりにする」と〇ちゃん。のりが終わった△ちゃんは「次はシール」とシールを持っていきました。
8月に入り今週も暑い日が続きました。
今日もお部屋であそんでいきました。
朝の集まりで今日も天気を確認していきました。「暑い」「晴れ」「キケン」「あついからお水を飲んだほうがいいよね」としっかり分かっていてみんなで意識していきました。
中には「プール入りたい」「水着きたい」と言う子も。
プールしたいよね。やりたい気持ちを受け止めながら暑さから子どもたちを守るために『暑すぎるから今日はプールに入れない』ことを伝えていきました。
「プールに入りたいでーす」と…。この気持ちをおひさまに言うことにしました。
朝の集まりで久しぶりに紙芝居の「しんまいひこうきビーハチくん」と「ふつうでんしゃのでんしゃくん」を読みました。
電車好きの子たちはお部屋でブロックなどで電車遊びに繋がっていきました。
「黄色い電車は銀座線だよ」と電車好きな〇くんはみんなに教えていました。
最近ブームの糊付けやシールは人気です。
「シールやりたい」「のりにする」とやりたいものを持って椅子に座っていきます。
指先の動き、考えながら貼る、流れ、創造力、やるたびに上手になっていきます。
外に出れない…。
それなら、お部屋でやろう。
と、後半はお部屋で色水遊びをしました。
お水に触れると涼しさを感じます。
『ピンク』と『水色』を使って色も楽しみました。
その後はシャワー…。
水をたくさん浴びてさっぱりました。
暑さから身を守りながら工夫し楽しんでいきたいと思います。
t*s
たらいの水に『ピンク』のえのぐを投入。まぜまぜ。「わ~ピンクになったー」と色の変化に盛り上りました。
◆ こっそり…(うみグループ)
今日は保育士体験の保護者の方が来てくださりうみグループの子ども達も「◯ちゃんママ来てくれたね」と嬉しそうでした。
そして誕生日の子どものお祝いをし、皆からの質問がありました。
お母様が隣にいるだけで少し照れてしまう姿を見ていつもとは違う子どもの様子が伺えます。
朝の集まりの時間に、今日の活動の話をしました。
ストローを使ったプロペラ制作、ストローを使った射的遊びを子ども達に提供すると子ども達はやってみたいと集まります。
そして、すぐに「どうやってやるの?」と聞いてきます。
今回のストローを使った制作は今週取り組んでいたので、すでに完成させている子ども達がその場所について未完成の子ども達に保育者の代わりとして教えていきます。
射的ゾーンでは自分達で的を並べだし「射的やりませんか?お祭りです」と声を出していました。
何も描いてない的が並ぶ場所に★のマークのついた的をこっそり置いてみると「★に当たったら100点にしよう」と真ん中の当たりやすい所にその的を設置していました。
点数表をこっそり渡すと、閉店、開店の看板に使っていました。
お祭りの音楽をこっそり流すとさらに盛り上がり1時間以上射的ゾーンでの遊びが広がり、装飾や関係者以外出入り禁止のチェーンや、的の変化など沢山の発展が見られました。
「休憩中だから待っててください。」
「やりたい人はこのチケットどうぞ。」
「ちぎって渡しますよ、お泊まり保育の時みたいに。」…など。
「かき氷あげますよ。」
「わたあめもあげますよ。」
と声が響きます。
また、くたびれてしまった処分するはずの本を最後に再度開いて子ども達と読みその本にまつわる話をしました。
星の本です。
星座や星の名前、宇宙などの話をし、自分が何座なのかを言い合ったりその後の制作活動が発展的に展開されました。
今回行ったのはパステルを使ったボカシの色遊びです。
それと星座の本を組み合わせて作成した造形物がとても綺麗に表現されていました。
子ども達の好きな色や、組み合わせ、ベースの色に好みがしっかりありました。
カブトムシの観察も行なっており、元気がないから死んでるんじゃないか?と毎日心配する子どもがいます。
とても素敵な事だと思います。
思いやる気持ちやいたわる気持ちから出てくるものかと思うと優しい気持ちにさせられます。
今週は卒園生のボランティア(中学二年生)がきてくれています。
ダンス部でダンスを披露してくれます。
男子は座って見て、女子は立って見よう見まねの姿が印象的です。
今日は紙芝居を読んでもらいました。
とても緊張していたようです。
とても早口でした。
その事を伝えると「やっぱりですか?」と緊張した事を照れながら言ってくれました。
私自身、初めて育子園の保育者として、担任としてうけもった園児がもう中学二年生でした。二歳児クラスから卒園まで担任をさせて頂き、今では一緒に保育をさせて頂ける環境に感動しています。
保育者になりたいという強い思いがあるようで子ども達にも積極的に関わり見守りながら、保育士の動きを観察しているようです。
そんなお姉さん先生と一緒に遊んでいる子ども達の表情はとても豊かで安心しています。
保育士体験の保護者の方、保育士になりたいボランティアの中学二年生、そして、現役の保育者…。
現場の保育に携わる人々の保育が今日改めて垣間見られたように感じます。
保育士体験のお母様、子ども達と沢山遊んで頂きありがとうございました。絵本もとても聞き入っておりました。
k★y
◆ 命の大切さ (にじグループ)
今日保育室に入るとカブトムシが一匹死んでいました。
子どもたちはすぐに気づきます。
「かわいそう」と声を漏らし、虫カゴから出してあげました。
カブトムシのことを忘れないように観察して絵を描いてあげよう、と提案するとすぐに色鉛筆と紙を用意して描き始めます。
首元、手、足は動かすと以前動いていたように動かす事ができます。
「ここみて、筋肉があるよ」「足に毛が生えてるね」「大声ださないで」と発見をしながら絵に表していきます。
朝、死んでしまった蝉を持ってきてくれた子どももいました。
以前なくなってしまったザリガニやカブトムシ、イモリたちのお墓にいれてあげたいという気持ちになった為だと思います。
そのため蝉の絵も描いてあげていました。
「蝉の羽は4枚なんだね」「羽を持ってはいけないよ、ちぎれちゃうからね」「羽が破れてるね、アリが食べたのかな」「かわいそう」といいます。
朝の集まりでは何故死んでしまったのか話し合いました。
「おじいちゃん、おばあちゃんになったのかな」「暑かったからかな」と各々の思った意見を教えてくれました。
「あと四匹だね」という言葉に子どもたちはシーンとなります。
カブトムシが減っていく一方、子どもたちは大切に大切に関わっていくように感じます。
飼育を通して命の大切さ、を理解しているようにも感じました。
室内では弾き絵を行いました。
お題は『花火』です。
花火のチームがあり、チームを中心に行いましたが、やりたいという子どもたちも一緒に行いました。
花火は何色かな、と聞くと、「色んな色があるよね」と様々な色を使って花火や周りの風景、人など描いてくれました。
大きな花火や小さな花火がたくさんあったり、一つだったり、子どもたちは個性を見せてくれます。
花火が見られるのは夜とのことで、黒の絵の具を水で薄めてクレパスの上に塗っていきました。
クレパスは絵の具を弾きとても綺麗な仕上がりとなりました。
様々な色を意識して行い、子どもたちは満足そうな表情で仕上がった絵を見ていました。
(A.Y)
◆ 静と動(そらグループ)
からだを動かしたいとたくさん集まります
暑さが続き、なかなか外で思い切り遊ぶことが出来ません。
けれど、そらグループには身体を動かすことができる広いスペースがあります。そこで、今日は鉄棒・マット・フラフープを準備して身体を動かすことにしました。
危険のないように、約束事を確認してから行います。
ぶたのまるやき・ぶら下がらり・こうもり・まえまわり・さかあがり・・・自分たちの出来ることを「みて~」と嬉しそうにやってみせます。
友だちのやる姿に刺激されて、その技に挑戦してみようとする児もいました。「見る」いい刺激になります。
ラキューを手に持ちながらこっそりと鉄棒の方を見続ける〇くん。「やってみる?」と聞いても首を振ります。同じことを聞いて3度目・・・「やってみたいけど、できるかわからないの」と正直な気持ちを伝えてくれました。それならいっしょにやってみようと誘うと、「やってみる」と〇くん。
からだが硬いのか、うまく足が届きません。少し手伝いながらぶたのまるやきに挑戦。4度目で、なんとか自分の力で出来ました。〇くんの嬉しそうな顔。やってみてよかったの瞬間でした。途中入れ替えもありながら、結局1時間近く楽しむ子どもたちでした。。
フラフープはただ並べただけです。片足で跳ぶ児もいれば、両足で跳ぶ児もいます。カエルになって跳ぶ児もいます。楽しみ方は子どもそれぞれ。
ただ跳ぶだけでは物足りなくなった△くんと☆くん。フープを立てて、「くぐって~」と新しい遊びに発展させます。
こちらも、45分ほど飽きずに楽しんでいました。
そのせいか遊びのスペースはいつも以上に落ち着いて、使いたいものもたくさん使う事が出来て、トラブルがほとんど見られない1日でした。
※ちゃんのママ先生も来てくれて、カードゲームをしたりのんびりとした時間でした。
外での遊びが限られている分、室内での静と動を上手く確保していけるよう環境設定していきたいと思います。(M.C)
着地成功です
穏やかな時間が流れていました
Posted in 園のこだわり