泥んこの靴
2018年07月12日 木曜日
帰りの時間、下駄箱で親子の会話が聞こえてきました。
園庭で遊んで靴が泥んこになったRくん。
お母さんに靴が汚れたことを伝えるとお母さんはおうちに帰ったら洗おうねと優しく話していました。
お母さんの優しい声を聴いたRくんは、突然泣き出し「せっかくママが買ってくれたのに~。」と何度も言い、なかなか泣き止みませんでした。
Rくんの気持ちを思うとせつなくなりました。
そして、お母さんを思いやる優しい気持ちが育っていることを嬉しく思いました。
子どもたちは、間違えてしまったりやり過ぎてしまったりすることがあるかもしれません。
でもどの子も皆、幼児教育に大切な非認知的能力が確実に育っています。
非認知的能力は、道徳的ルール・自己をコントロールできる・相手の気持ちがわかる等の力につながります。
非認知能力を育むには、日々の保育の中にたくさんチャンスがあります。
大事なことは言葉かけと研修で教えていただきました。
どういう場面でどういう時に声をかけるのか?
発達によって違います。
一人ひとりの発達を見極め、情のある言葉かけをしていきたいと思います。
副園長 高野
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