保育において大事なこと
2018年07月04日 水曜日
保育の基本は、環境や遊びを通して「子どもたちの意欲や意志を引き出すこと」とあります。それは“自主性、主体性”を育むことであり一人ひとりの心情を豊にしていきます。乳児保育においてもねらいの一つに「健やかに伸び伸び育つ」があり、「健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活を作り出す力の基盤を培う」とあります。“自ら”ということがポイントとなっています。
保育において大事なことは、遊びや制作、創作を通して子どもの中に動機づけがなされることです。
全員で一つの制作に取り組むことも大事なことです。それは、達成感や一体感を味わうことができるからす。その中でより大事なことはどのように子どもの自主性を育んでいくかにあります。何ができたかではなく、何をやろうとしたか、こどもが自発的に活動するかが大事にしています。
そのために環境に対して積極的に興味を持てたり、子どもたちの好奇心を促す環境を用意します。
子どもたちに絵本の読み聞かせを行い絵本の楽しさを伝えます。楽しさや面白さが伝わることで子どもは、次には自分から絵本を選択して楽しんでいます。また園庭に出てのお砂場での遊びも、次第に型枠を使ってお団子、ハンバーグ、おにぎりを作ってお店を開いての“ごっこ遊び”に発展させ楽しんでいます。保育においてあらゆることが子どもの自主性、創造性を育むことが基本となっています。
副園長 田中
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