◆7月25日(水)の子どもたち
2018年07月25日 水曜日
◆ これからどんどん(つぼみ)

猛暑が続き、昨日くらいから暑さもほんの少し和らいだかと思いますが油断は禁物です。
子どもたちも毎日元気よく登園していますが、少し疲れも見られ遊んでいてもどこか気持ちがよくないのか、機嫌がななめになったりと、子どもたちなりに訴えているようにも感じます。
遊びも中でも体調の変化にも気づけるように注意していきたいと思います。
いろんな変化の中ふじぐみへの興味も出てきて、朝自分からふじの方へ向かって遊びに行く姿も見られるようになりました。まだ一緒に遊ぶということは少ないのですが、同じ空間で興味のあるものに手を伸ばしてみたり、お兄さん達が遊んでいるものにあこがれ(人が使っているものは欲しくなったり)同じものを使って真似してみようという姿も見られ、これからどんどんふじ組との関わりも増やしていけたらなと感じます。
食事もスプーンに興味を持ってきたので自分でスプーンを持ってみたり手で食べてみたり出来るようにもなってきたんもあり、今日はハイチェアではなく、ふじぐみと同じような机・いすでも食べてみました。
子どもの成長・発達にあった環境設定もすこしずつしていけたらいいなと思います。
(K.E)

◆ 緑の大切さ(ふじ1)

今日は朝から曇り空で 暑さ指数 も午前中の時点では危険な数域にはたしていななかったので園庭に出て遊びました。それでもあまり園庭に出る時間が長いと危険なのでお部屋の中で大型絵本を読んだり、ちょっとした運動遊びをしたりしました。運動と言っても子ども達はほとんど動かなくて床にゴロゴロとしていて体を休めて外に出る鋭気を溜める時間にしてみました。
保育者がカミナリさんの役で子ども達がゴロゴロしている上をごろごろとお腹をくすぐって左右に移動すると喜んで笑顔になっていました。
外に出てみると園庭は木の緑のお蔭で木陰がほぼ全体に影を作ってくれています。本当に木の大切さが伝わってきます。子ども達が木の下で遊ぶように気を付けて見守ったり声をかけていきました。水分補給もこまめに行いました。
先日のセミの抜け殻はたくさん捕ったにもかかわらずまたたくさんあっちっこちにくついていました。葉っぱや葉っぱの裏などについていて木の下にの根元に近くなどの地面を見てみるとセミの幼虫の大きさ位の穴がたくさん開いています。子ども達にも「何の穴だろうね」と聞いてみると興味津々で見ていました。
抜け殻がおおいいので園庭に誰もいない午睡の時間は自然とセミの鳴き声も大きくなり子守唄のように聞こえます。子ども達もスヤスヤと気持ちよさそうに穏やかに寝ていました。
音と言えばセミの抜け殻ですが怖いのか見せてあげようと近づけると〇くんは手で抜け殻をはたいていましたが抜け殻がカリカリっと割れて粉々になっていくのが楽しかったのか手でつぶしてみたり靴で踏んでみたりして音や感触を試しているようでした。
築山の所からシャワーで水を流して泥んこ遊びも楽しみました。平気でドロドロになって遊ぶ子、興味はあって近づいてみたけどやめたりといろいろな反応でした。また 暑さ指数 が低いときには泥んこ遊びにチャレンジしてドロドロの感触や新たな経験を楽しめていけたらと思います。
子どもの様子や体が暑くないかを確認しながら早めにシャワーを浴び始めお部屋に入りました。y.n


◆ 同じこと=楽しいこと(ふじ2)

朝の集まりでは、「いないいないばぁあそび」と「ごあいさつあそび」の絵本を読みました。
「いないいないばぁ」と言うと、子ども達も上手にばぁ!と手をつけて、元気よく答えてくれます。
「こんにちは」と言うと、床に頭がつくかしらと思う程深々と頭を下げてごあいさつ。
言葉も行動も、とっても上手になりました。
何より、朝の集まりが始まるのを理解して、自分からいつもの場所に集まってきてくれる児が増えてきました。普段からの行動がちゃんと身に付いているのだなと改めて思いました。
朝の集まりが終わり、園庭へ少しだけ遊びに行きました。
久しぶりの園庭です。
子ども達も嬉しそうにかけていきました。
砂場の用具を保育士が出していると、サッと気が付いてお手伝い隊が駆けつけてくれました。
「よいしょ、よいしょ」と掛け声も聞こえてきます。
砂場の横の山には一人、また一人と登って行く姿がありました。
「おーい」と声を掛けると、それに応えるように手をあげてくれます。
みんなが登っていると、私も登りたいと思ったのか、〇ちゃんも仲間入り。
でも砂をたくさん積めたザルが相当重かったようで、「おもいー」と困っていました。
「持っててあげるね」と言うと、嬉しそうにザルを渡して、みんなと一緒に並んで登ることを楽しんでいました。
お友だちと同じ事をするのが「楽しいこと」と感じているようです。
その中の△ちゃんが、一人トコトコとトランポリンへと向かって行きました。
以前は保育士と一緒でなければ行かなかった所ですが、今日は自分で向かって行きました。
些細なことですが、△ちゃんの成長が嬉しく感じました。
そんな△ちゃんの移動を察知したみんなも、一緒にトランポリンへと向かいました。
やはり「いっしょ」が楽しいようです。
「きゃっきゃ」と楽しそうな声が、トランポリンから聞こえてきました。
奥の方では沢山の穴を見つけた□くんと☆くん。
以前にもセミの幼虫を見つけた場所です。
側に生えてる草を見てみると、セミの抜け殻を発見しました。
「うわぁ!」と驚いて興奮気味の□くんに対して、☆くんは動揺せずサッと手で抜け殻をつかまえました。またまた「うわ」と声をあげる□くん。すぐさま抜け殻を守らなくてはと思ったようで、「だめ、だめ(そっとして)」と☆くんに一生懸命伝えていました。
そして持っていたスコップに乗せ、落とさないようにそーっとみんなに見せていました。
少しの時間でしたが、それぞれ成長がみられたり、優しさがみられたり・・・。
子ども達の様々な姿がみられました。
そして暑かったので、最後にシャワーをしました。
一人ひとりゆっくり浴びると、みんな心地よさそうです。
◎くんは、シャワーの水を出すと、自分で身体をゴシゴシ、頭もゴシゴシ・・・。
とっても上手にシャワーが出来たのに驚きました。
さっぱりした子ども達は涼しいお部屋へと帰ると、横になってゴロゴロ。
ゆっくり休んで、疲れや暑さから癒されていました。
暑さもまだまだ続くようです。
天気や子ども達の様子に十分配慮しながら日々を過ごしていきたいと思います。 I・Y


◆ 収穫(きく)

今日は園庭へ遊びに行きました。緑のカーテンを見るとキュウリやゴーヤが沢山なっているのを子どもたちが発見しました。キュウリは実がなり大きくなっていた為子どもの手の届く高さまで垂れ下がっていました。ねじると簡単に収穫できました。ゴーヤは高いところに実がなり、子どもの身長では届きません。保育士に抱っこしてもらい、自分たちの手で収穫しました。
暑かった為いつもより早めに切り上げて保育室で収穫したゴーヤを調理することにしました。野菜が苦手な◎くん。自ら収穫したゴーヤを使って調理しようと誘うとすぐにお部屋へ向かっていきました。
ゴーヤを包丁で切ると種が入っていました。わたをくりぬくと興味を持って触っていました。触った手のにおいをかいで眉間にしわを寄せていました。
砂糖と味噌で炒めました。段々と時間が経つにつれてじゅーじゅーと音が鳴り始めました。
「いいにおいがするー。」と興味を持って見ていました。
完成すると一人ひとりの所に回って配っていきました。ぱくぱくと食べられる子もいれば、口に入れた瞬間辛そうな表情の子もいました。大きなキュウリも同じように炒めたのですが、こちらの方が進んで食べていました。やっぱりゴーヤは大人の味のようです。
今日の給食はジャージャー麺でした。聞きなれない言葉だったのか、給食を配っている間に「ジャージャー麺。ジャージャー麺。」と子どもたちからジャージャー麺コールがお部屋で響き渡っていました。
暑い夏ですが、沢山食べてこの時期を乗り切れたらと思います。T.Y


◆ やりたかった(たんぽぽ)
昨日のお手紙でお知らせしたとおり、今日から屋外遊びの進め方を担任間で相談しています。
朝の会でも子どもたちに伝えました。
みんなじっと私の顔を見ながらよく聞いてくれました。
大事な話をしていることがわかったようです。
プールに入れない日があるということは残念な表情でした。
朝から水着を持ち歩いて楽しみにしている子もいましたから・・・
でも絶対できないのではないこと、外にも行けないわけではないことを話しました。
わかったようなよくわからないような顔をしていましたが、どうしてかという事、それは皆を守るためです。それはちゃんと伝わったように感じます。
お部屋に貼ってある危険マーク、その横には厳重警戒の真っ赤になっている日本地図。
危険です、と言いながらそのマークを皆で見てみました。
まだ2回目、3回目の夏です。
うまく乗り切れるように周りの大人が上手に助けていきたいと思います。
今日はほんのちょと短い時間の園庭遊びをしました。
真っ先に花壇に駆けつけ巨大きゅうりを採ってくれた♡くん。
ゴーヤも次々見つけました。
今日はこのくらいでいいか・・・と切り上げ方もスマートです。
コンビネーションの方では思いのぶつかり合いがありました。
コンビネーションにはローラー滑り台がついていますが、上れるようになった子のお楽しみです。
まだ上れない子は滑ることが出来ません。
わかっています、でも滑りたかった・・・
ローラー滑り台を下から反対上りしようと思ってしまった△ちゃん。
上には太鼓橋を上った〇ちゃんが滑ろうと思って待機していました。
でも下には反対上りをしようとしている△ちゃんがいるから滑ることができません。
△ちゃんには太鼓橋の挑戦を提案しました。
よし。やってみようと気持ちを高めて行ったものの、下から見上げてみるとどうやって上るの?と動きが止まってしまいました。
その横を〇ちゃんがすいすいと上っていきます。
気持ちが萎れてしまいました。
やりたかった・・・
「せんせいできたよ」上から笑顔で手を振る姿のイメージはできています。
その日が来たときは一杯喜びあいたいと思っています。
部屋ではシール遊びが流行りだしました。
自分で選んでシールを用意するようになりました。
やりたかった気持ちはあちこちで膨らんでいます。(N・S)


◆ 素敵な姿(うみグループ)

★くん…「それぼくが作ったやつだよ。」
☆くん…「だっておちてたんだもん。」
★くん…「でもぼくのだから。」
朝、お部屋に入ってから数分で☆くんは泣いていました。
LaQでつくった大きなカブトムシの取り合いです。
すると、それを見ていた○くんが「じゃあぼくの貸してあげるよ。」と、すぐに自分が作ったカブトムシを持ってきて☆くんに渡しました。小さな声で「ありがとう。」と言う☆くん。○くんが貸してくれたカブトムシを見ながら、同じようにLaQで作りはじめました。
プールやシャワーなど、お部屋から移動するときには、みんなで並んでいきます。
そんなとき、少し遅れてしまう子がいると、すぐに見ていたお友だちがかけより、手を繋いで「一緒にいこう。」と声をかけてくれます。
今日は、身体測定を行いました。お部屋から職員室までの短い距離ですが、年長児が「◎ちゃん一緒に行こっか。」と声をかけ、職員室まで送ってくれました。
園庭遊びでは、片づけをするときに、子ども達が保育士の様子を見ながら、お友だちが使っていたシャベルやバケツを片付けてくれたり、ネットをかけてくれたり、たくさんのお手伝いをしてくれます。今日も「先生のお手伝いする。」と年長女児がお手伝いをはじめると、「ぼくもやるよ。」と、年長児が一緒に片づけをしてくれました。
掃除や午睡の準備をしているときには「先生、お手伝いすることある?」と、かならず聞きにきてくれる子もいます。
子ども達は保育士の動きや様子、話し方など、本当によく見ていて、子どもたちなりに状況を考えて、お手伝いをしてくれたり、保育士の真似をしてみたりしているようです。
お友だち同士の会話を聞いていると、どこかで聞いたことが… ということもよくあります。
お友だちを助けてくれたり、保育士を助けてくれたり、子ども達は毎日大活躍です。
(K.Y)


◆ 暑い中でも楽しめること(にじグループ)

暑い日が続き、外に出て遊ぶことも危険な日があること、晴れていてもプール遊びが出来ない日があることなどを、朝の集まりで話をしました。
熱中症の症状なども、少し子どもたちには難しいと思ったのですが、話すことで少しでも気にしてくれる子がいるかもしれないという願いを込めて話すことにしました。
今日は、朝のうちは少し曇っていたので、子どもたちも「プール出来る?」と聞いている子もいましたが、気温が高くなる予報が出ていたので、残念ながらプールは中止。
「外もダメなの?」と残念そうに言っている子どもたちを見て、少しでも外に出られたらと考え、前々から予定はしていた絵の具遊びを実行することにして、朝の集まりで話をしました。
すると、一緒にやってくれる子がたくさん集まり、3階ベランダの日陰を見つけて、紙を広げることにしました。
子どもたちが自分で場所を決め、ガムテープで角を留めてスタートです。
1枚は、海を作るために、青や水色で塗っていきます。これに、魚を貼って涼しい気分が味わえるような作品を作れたらと考えています。
2枚目は、最近、昆虫作りが盛んなので、出来た昆虫を貼るための木などを作るために、緑や黄緑で色付けをしていきました。
花火の夜空に続き、2度目という事もあり、始めから「足でやってもいい?」「手形やっていい?」という子がいて、始めから大騒ぎ。
洋服が汚れることなど気にすることなく、ダイナミックに進んでいきました。
あまりのすごさに、予定していた枚数よりも多く色付けすることができ、そのうち何枚かは、穴が開くほど、子どもたちが集中してやっていた姿が見られました。
暑い日が続き、戸外遊びが大好きなにじグループにとって、外に出られないのは残念なことですが、そういう時だからこそ、制作などがどんどん発展していくなど、この状況を利用して楽しめることを、子どもたちと見つけていき、楽しく夏を乗り切りたいと思います。(E.Y)

◆ 日本の歴史プロジェクト14(そらグループ)

連日の暑さの中でも、元気いっぱいな子ども達。昨日、手紙にてお知らせさせていただいた内容を子どもたちにも朝の会で共有しました。
暑さがおさまるまでしばらくプールには入れないこと、外遊びの時間も短くなることを残念がる児も多かったのですが、その分室内での遊びが広がっていくのではと楽しみな保育士でもありました。
早速、「お化け屋敷つくりたい」との声が上がりました。自分が行ったことのあるお化け屋敷やお泊り保育での夜の探検のことを思い出しながら案が出ました。
まずは、必要な材料の段ボールの調達です。9名でダンボールの置いてある倉庫へ、内緒に通路を通って行ってみました。内緒の・・・というところに、ワクワクの子ども達。
「この扉の向こうは・・・」という保育士の話を怖がる児もいる中、年長児の〇ちゃんは「お泊まりの探検で通ったから大丈夫。」と頼もしい声も聞かれました。
ワクワクで到着した倉庫には、残念なことにダンボールが一つもありませんでした。
そこで◎ちゃん「オオゼキでもらえるかも」とみんなでオオゼキへ行ってきました。一人ひとつ、計9個の段ボールをもらってくることが出来ました。
そこから、そのダンボールでどんなものを作るのか相談です。妖怪図鑑やおばけ大集合の本を広げながら、『ぬりかべ』『おばけトンネル』の2つを作ることに決まりました。
手順を確認し、作りたいものを決め、作業スタートです。
最初に手順を確認しておいたせいか、子どもたち同士役割を決め、途中保育士に助けをもらいながら順調に進んでいきました。
もも組の男児たちも『何やってるの?」と興味を持ち、一緒に参加。両面テープをつけたりガムテープを貼ったり、ひまわり組の児達も優しくフォローしてくれました。
やっている児だけではなく、興味を持った児も次々と参加できるところは良いところだなと思います。
完成まではまだかかりそうですが、途中経過を給食前に報告。
大きなぬりかべに驚く子ども達。おばけトンネルに興味津々の子ども達。
ここから「やってみたい、つくってみたい」が広がっていくといいなと思います。
そして、どんな『おばけやしき』が出来上がっていくのか楽しみです。
室内でじっくりと遊びこめる分、ブロックやラキュー、積み木で作り上げる作品も高度になっているように感じます。
素敵な作品が沢山飾ってあるので、帰りにぜひ見てあげてください(M.C)


Posted in 園のこだわり