◆7月23日(月)の子どもたち
2018年07月23日 月曜日
◆それぞれに関心がひろがっています (つぼみ)

日差しの厳しい毎日です。園庭に日差しがかんかんと照る前に外に出ました。まだ、木陰の多い園庭は風が吹くと気持ちがいいです。少し、水に触れる機会も作ってみました。シャワーから水が出ると「きゃっ」とかわいい声が上がります。夏の気候も手伝って、夏遊びで楽しい姿がたくさん見られています。
保育室で、絵本を読んでみました。『いないいないば~』という絵本です。ちょっと手遊びをしてから読んでみると子どもたちの目線がこちらに向きます。そんな姿がでてきているんだと思うと成長を感じます。それぞれに一人遊びを楽しんでいる姿が主ではありますが、保育士の声に振り向いたりそばにやってきたり、気持ちがこちらに向くことが増えてきました。
楽しいかったり、嬉しかったり、といい面もいっぱいですが子ども同士の関心も深まっているように思います。それぞれの成長を見守りながら双方が心地よく刺激し合えるように仲介していけたらと思っています。U・A


◆セミの抜け殻(ふじ1)

暑い日が続きますが園庭を見ると園庭の地面はほとんど木々の木陰で覆われていて日差しはごくわずかに差しているだけだったので園庭に出てみることにしました。
園庭に出てみると暑かったのですが子ども達は元気にあそび出しました。大好きなトランポリンに行ったり車の遊具に乗って遊んだり楽しそうに遊んでいましたが、トランポリンの上は日が当たっていたので早めに日陰へと誘導して涼しい所へ行き遊びました。
週明けの園庭はセミの抜け殻の宝庫でした。木の枝の先端や葉っぱの上など沢山のセミの抜け殻が見つかり保育者が子ども達に見せたり一緒に捕ってみたりしました。カナブンやセミもたくさんいました。セミは鳴き声だけでなかなか姿を見ることはできませんでしたが、もう寿命なのか地面に落ちていたセミを発見。まだ生きていたので木の幹の低い所に付けてあげると元気に歩き始めました
。子ども達も興味津々見ていました。☆ちゃんや△くんはその後セミの抜け殻も保育者と一緒に捕ってとても大事そうにふるいの中に集めていました。
〇くんと◇くんは砂場で遊んでいたのですが、カナブンを見つけたので見せてあげると平気で触ってつまんでいました。指先を使って上手に捕まえたかと思ったら◇くんはぶんと投げつけていました。その時の顔がとても誇らしかったように見えたので、保育者に着いた虫を追い払ってくれたのかもしれません。とてもかっこよかったです。
水分補給でお馴染みの収穫したきゅうりも塩もみして食べてみました。今朝のテレビでも食べることで水分を補給することの大切さを放送していました。お水が嫌いでもきゅうりは大好きな子もいます。きゅうりの水分と塩分も補給でき、また元気いっぱい遊んでいましたが、早めにテラスでシャワーをたっぷり浴びてお部屋に戻りました。
子ども達の様子を見ながら元気に夏ならではの遊びを楽しみたいと思いました。y.n


◆だるまさんが・・・(ふじ2)

今日の予想気温は37度。朝のニュースで聞いたときは驚きました。
聞くだけで気が滅入ってしまいそうです。
今日は無理なく涼しげな一日を過ごすことにしました。
朝の集まりで、「だるまさんが」を読みました。
みんな揃ってユラユラ揺れる様子は本当に可愛らしい姿です。
「どて」「ぷしゅー」もだいぶ板についてきました。
集まりが終わると、新聞紙を子ども達の目の前に持ってきました。
大きな新聞紙をビリビリ・・・と破くと、うわっと驚く児、「え、やぶいたの?」という心配そうな表情の児、興奮気味の児など、子ども達の反応は様々でした。
「これはやぶいていい紙だよ」「絵本とかは破かないでね」とだけお約束しました。
興奮気味だった〇くんが、話が終わるや否やサッと保育士の所に紙をもらいに来て、早速ビリビリ・・・。上手に一枚一枚破いて見せてくれました。
初めての経験だろう△くんは、〇くんの行動を見て、「あ、やぶいていいんだ」と納得したらしく、仲間入りし、△くんも上手に破いて見せてくれました。その感触が楽しいようで、何度も何度もやぶいては「きゃぁ~」と声を上げて楽しんでいます。
みんな、しばらくの間その場に座り込んで、黙々と破いています。
ダイナミックに大きな紙を破ったり、破けた細長い紙を拾っては、細かくちぎってみたり、楽しみ方はそれぞれでしたが、夢中になって楽しんでいました。
だんだん新聞紙だらけになった部屋に気付いた☆ちゃん。「えい」と突然ダイブを始め、ニヤニヤしています。プールに見立てて楽しんでいるようでした。☆ちゃんのダイブはその後も続いていました・・・。
さきほど戸惑いを見せていた△くんは新聞紙遊びに慣れて来たようです。
新聞紙の上を「うわーい」と笑顔で寝転がったり、新聞紙を飛ばして見せたり。いつも部屋で大人しめな△くんですが、今日は何か目覚めたように興奮気味です。いつもとはまた違った一面が見られ、思いきり遊びを楽しんでいました。
新聞紙を十分に楽しんだ後、みんなで新聞紙のおかたづけ。みんな協力的です。小さな手で新聞紙を掴み、袋の中へと次々入れてくれました。
そしていっぱいになった袋に顔をつけると・・・
みんなの大好きな「だるまさん」になりました。
こどもたち、大喜びでした。
そのあと、テラスで水遊びをしました。
足湯のように水に足をつけて、涼をとる子ども達。
気持ち良さそうに夏の遊びを満喫しました。 I・Y


◆やりたいことフルコース(きく)

保育士のエプロンについていたオオカミを見て、「3匹のこぶた、やりたい」と言い出し、劇遊びが始まりました。椅子を並べて藁の家を作り、おままごとコーナーは木のお家になり、机を運んで煉瓦のお家も作りました。
藁のお家の中でおにぎりを作って食べていた子ぶたたちの所にオオカミがやってきました。逃げ足の速い子ぶたたちは、あっという間に木のお家に逃げ込みました。オオカミの「優しいオオカミだよ。入れて」と言うと「やだよ」とすぐに返ってきます。今日はちょっとセリフを変えて「みんなとお友だちになりたいんだよ」と言うと子どもたちもちょっとひるみ、小さい声で「やだよ」と言っていました。子どもたちの優しさから断るのにためらいがあったようです。
煉瓦のうちの煙突からオオカミが入ってい行こうとすると、すぐに子どもたちは火になり手で炎を表現していました。回を重ねる度に表現が上手になっていきます。
劇遊びの後は「アンパンマンやる」「キラキラやる」と言ってみたままつりにやった盆踊りを踊りさらに「エビかにエキス」まで踊り、3曲通しで一気に踊りました。本当に上手になりました。
かたつむりにキュウリの餌をあげたりしているので、みんなが作ったかたつむりにもキュウリ作ってあげようということで、作り始めました。黄緑の画用紙に緑のスタンプを使って、手形と指のスタンプをペタペタ押しまくりました。さあ、どんなキュウリになるのでしょうか。
園庭にも行きました。暑いのでホースで水撒き、みんな自然に集まってきて水しぶきを浴びて気持ちよさをジワリ味わっていました。それでも暑すぎてすぐに帰ってきました。シュワーを浴びて、子どもたちは満足そうでした。
あれやる、これやるとやりたいことが次々出てきて、すべてこなし満足した1日でした。やりたいこといっぱいあるって、良いことです。次は何をやりたくなるのでしょうか。楽しいきく組です。 M.K


◆暑い日の発見(たんぽぽ)

毎日暑い日が続いています。今日も猛暑日ですが、休み明けの月曜日はプールはお休みの日。園庭に出る時間が長いと危険な暑さなので、お部屋で遊んでから園庭では時間を短めに遊ぶことにしました。
暑い中で「お水がのみたい」だけでなく、「つかれた」「ねむい」など、身体の変化や感じたことも保育士にいつでも言ってねと伝えています。猛暑が続く中で、熱中症などの危険が高いため、意思表示もとても大切なことです。
身体のことを言葉で表現するのは難しいことではありますが、個々に言葉をかけ、時間も考慮しながら楽しみたいと思います。
園庭に出て早速ホースのシャワーからお水を出すと吸い寄せられるように集まってきました。
それは幼児組の子たちも同じでした。
すると年長の〇ちゃんが、「虹が見えるよ。ここだよ~!みてごらん」とたんぽぽ組の子たちに優しく教えてくれました。
虹を見つけたくてどこどこ?と覗きながらみんなで水の下にくるので、気付けば全身びしょ濡れです。暑いのでこのくらいが気持ちいい~といった表情でした。
少し横から見てみると虹がようやく見えたようでみんな大興奮。
今までも何度か子どもたちに言ったことはあったのですが、なかなか見つけられずにみんな頭に「?」が浮かんでいました。今回はお姉さんが近くで指をさして優しく教えてくれたので、子どもたち自身で発見することができました。
「晴れの日に雨がふると虹ができるんだよ」「雨じゃなくても、こうやってお水でも虹ができるよ」と伝えると子どもたちは興味津々です。
影のある場所、日がさす場所といろんな所でやってみて、晴れてても日陰では虹はみえないことも発見しました。
年長児の「もうそんなこと知ってるよ~」の言葉に羨望の眼差しが向いていました。
一緒に見て、知れたこと、とても良い経験でした。
外はとても暑かったのですが、素敵な発見に心躍る子どもたちは元気いっぱいでした。
S.S


◆カブトムシ(うみぐるーぷ)

今日はカブトムシのお墓作りをしました。
先日、カブトムシが死んでしまい朝から子ども達は大騒ぎでした。
亡骸を手に持ち上げ「グラグラする」「動かないよ」と体の変化に気づいておりました。
最初に発見した年中児は観察中に周囲から触りすぎだよと言われていた男の子です。
興味を抱いていたからこそいつも触っていたからこそカブトムシの死に気づいたのかもしれません。
それぞれの行動に必ず意味があり役目があるのだろうと感じます。
何が良くて何がいけないのかは本当に見極めが難しいと感じた瞬間でもあります。
死んだカブトムシをそれぞれ手に乗せあいますが表情は曇っていました。
「先生、どうして死んだの?」と聞く子もいました。
「なんで死んでしまったと思う?」と反対に聞いてみると少し考え、それぞれに「餌が少なかったから」「いじりすぎたから」「触りすぎだからだ」と言っていました。
そこで「先生はさぁ、どうして死んだと思うか聞かせて」と言われました。
最初に聞かれていたのに聞き返していたので当然のことでした。
正直に、保育者として、個人の意見として伝えました。
「命には寿命があること」
「運命は決まっているのかもしれないということ」
「触りすぎて短くなった命、餌が少なすぎて短くなった命かもしれないということ」
「餌をあげてもいじらなくても今日死んでしまったのかもしれない」
そんな話をすると子ども達はそのあとの虫の観察で「先生が言っていたでしょ、触ったから死んだって」
「違うよ、じゅもう(寿命)だよ」とどっちつかずの話をそれぞれ解釈していました。
白黒つけない話を意識しましたが白黒つかないことを理解することが難しかたようです。
「カブトムシの匂いが臭い」と言いだし匂いを嗅ぐ行動が見られました。
「お寿司の上に乗ってるやつの匂いがする。先生匂い嗅いでみて。これなんだったっけ?」
と興味津々でした。
それを見ていた女の子は「可哀想でしょ。やめなよ」と注意をしていました。
そんなカブトムシが今日、手足や胴が外れてしまった状態で見つかりました。
「大変だ、頭が取れている」
と次々にパーツを探し出し、一人ひとりが手に持っている姿は驚きました。
そんな中、安心した様子で「よかった、他のカブトムシは生きてる」と言いました。
「ねぇ、さわらないでっていってるでしょ。死んだの見たでしょ。」
「なんで・・・。」
「また死んだら可哀想でしょ。だから触っちゃダメだよ」
「◯ちゃんのかぶとむしじゃないでしょ?」
「・・・・。」
そんな会話が聞こえてきました。
思わず私は子ども達の邪魔をしてしまいました。
「じゃぁ、誰のカブトムシなの?」と。
後で口出ししなければ良かったと分かっていたものの、思わず仲介と共有の時間を設けました。
相手の気持ちを考える事。
伝える側も伝えられる側も相手のことを考えてみる事。
どうして言ったのか、どうして言われたのか。
子ども同士での会話だけではその深層部まではたどり着くのは難しいですが、そこまでたどり着くことが必要な時とそうでない時もあると感じます。
保育者の役割とは何か改めて難しさを感じます。
今日のカブトムシのお墓作りにほとんどの子ども達が参加してくれました。
・土を掘る役
・埋める役
・花を手向ける役
・皆で合掌
その中でも「セミいたよ」「抜け殻あった」「カナブンみっけ」とお墓作りはどこへやら・・・の場面もありましたが、一先ず待ってもらいつつ皆で合掌し、「今まで遊んでくれてありがとう」と気持ちを伝え、声に出して言えました。
お墓を作り終えると「早くきて、セミいるから」とお墓作りの最中に待ってもらっていた年中児が腕を引っ張ります。
アブラゼミがいました。
捕まえると大声でジジジジジジジジジジーーーーと鳴くのです。
皆が集まり出します。
「順番に見せ合ったらいいよ」と子どもに渡します。
すると「ねぇ、逃がしてあげようよ」と年長女児が言いました。
「どうしてそう思うの?」と聞くと「なんかかわいそうにみえちゃって」
と言いました。
園庭ではゴーヤとキュウリも収穫し、給食の時間に調理をし食べました。
前回、どんな材料で調理をするか子ども達に伝えていたのもあり、ゴーヤチャンプルを自分たちでよそい食べていました。セミバイキングではなくバイキング形式にすると、ゴーヤが好きな子供はゴーヤだけを取っていました。
たまにはバイキングで好きなものだけを食べる感覚を取り入れてみるのも良いかもしれないと感じました。
k★y


◆夏の思い出(にじグループ)

今日は、お泊り保育開け最初の登園日ということで朝の集まりではどんなことが楽しかったのか聞いてみました。
きもだめしや花火、プールでお風呂など、普段は園にいない夜の時間をお友達や保育士と一緒に過ごした出来事を話してくれる児は多くいて、特別な時間を楽しめたことが伝わってきて嬉しかったです。
染めTシャツを着てきてくれた児も何人かいて、「自分達で染めたんだよ」と話すと、もも・ゆり組の児は感動した表情でじっくり見ていました。
週明けなので、それぞれ楽しかった出来事があったようで、年長児のお泊り保育に負けじと「僕はプールにいったんだよ」「〇〇に行ってきたよ」「アイス食べたんだ」と沢山子ども達から夏ならではの楽しい出来事が聞けました。
朝の集まりの後は、年長児がお泊り保育の印象画を描きました。
絵を描きながら色んなことが思い返されて、お友達と会話を楽しみながら「そうだ、花火も描こう」「おばけも面白かったよね」と次々に描きだしていく子ども達。
もも組の児も「何描いてるの?」と聞いていて、「おばけだよ」と年長児が答えると「そんなおばけいないよー」と笑いながらも興味深々で見ていました。
年長児へのあこがれも増々高まっているようでした。
これから夏休みに入る児もいますが、夏にしかできない経験を沢山して大きくなっていくのだろうなと楽しみに感じました。(B・K)


◆おもいで (そらグループ)

先週末、ひまわり組はお泊り保育でした。
保護者の皆様にとっても不安な一夜だったかと思いますが、元気な姿で帰っていく子どもたちの姿を見て、私たち職員も嬉しく感じました。
今日は早速、お泊り保育で作ったTシャツを着て登園する子もいました。
朝の会では、ひまわり組にお泊り保育で楽しかったことを一言ずつお話してもらいました。
「おばけが楽しかった」
「花火が楽しかった」
「夜ご飯(屋台)が楽しかった」
「プールでお風呂が楽しかった」
と沢山の楽しかったという気持ちを教えてくれました。
発表を聞いたもも、ゆり組の子どもたちも憧れの眼差しでお兄さんお姉さんたちを見ていました。ゆり組の子どもたちは「次は僕たちだよね」と来年向けて今から楽しみにしている様子が伺えました。
朝の会の後、ひまわり組はお泊り保育の印象画を描きました。
「花火描こう」「あ、お風呂描かなくちゃ」とお泊り保育の出来事を思い出しながら一生懸命に描いていました。お部屋に飾りましたのでお迎えの際などに、お子様と一緒にご覧になってみて下さい。
今日は休み明けなのでプールはありません。
園庭の時間になってもお部屋でじっくりと遊ぶ姿が多くありました。
一方で、園庭ではセミの鳴き声が響き渡っておりました。
そんな中、セミの羽を見つけたもも組の〇君。同じもも組の☆君に「見て、お山のとことで羽見つけたんだよ」と見せていました。
それを見た☆君。その後木を見上げて一生懸命にセミを探していました。
今週も気温が高い日が続きます。
外遊びの前後には、お水を飲んでから遊びに行くことを子どもたちにも伝えています。
これから夏真っ盛りとなり、今週末は和田一丁目の盆踊りもあります。
夏ならではの遊びを楽しく過ごせるように、子どもたちの体調にも注意していきたいと思います。(O.Y)


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