◆7月17日(火)の子どもたち
2018年07月17日 火曜日
◆まねっこさん (つぼみ)

休み明け、つぼみ組の子どもたちは全員集合です。ほんのり日焼けしている姿もあり、楽しい時間があったのかなと想像するだけでうれしくなります。
保育室にあるカスタネットのおもちゃで○ちゃんとあそんでいました。音をならしてあげるととってもよろこでいました。でもそのうちに、鳴らしてみたくなった○ちゃん。かわいい手の力ではなかなか音がならなくて・・・そのうちにその場を離れていきました。
そんな姿もあるんだなと思いタンバリンを借りてきて持ってきてみました。物珍しさでそばにやってくる子ども達ですが、鳴らしてみせると真似して自分の手でもならしてみます。
自分の手で音がなることにとっても嬉しそうな表情をしていました。
最近、手を振って「ばいばい」としたり「おはよう」の声掛けに頭を下げる子もいます。笑顔で話しかけるとにこっと笑い返す子もいます。子どもたちは、それぞれに周りの姿をよく見ているものだと実感します。
かわいいと思う姿が真似してもらえるよう・・、又、伝えたいことが真似してもらえるように、スポンジのような吸収力の子どもたちの前では自分の立ち振る舞いに気を付けたいと思いました。U・A


◆カナブンさん(ふじ1)

今日はみたままつりの送り火を園庭で行ないました。少し離れていますがベランダから送り火を行う様子をみんなで見させてもらいました。子ども達も何をしているのか興味津々で見ていました。
ベランダの柵の上に置いてあった子ども達の赤い帽子にカナブンが止まっていました。みたままつりが終わってから園庭に出て行くときにカナブン付き帽子も一緒に砂場にやってきました。子ども達も何かなと集まってきて自然に輪が出来ました。保育者の「さわってみる」の声に〇くんが触ってみていました。〇くん以外は遠目に見ているだけだったので保育者が触ってみると◇くんも触ってみていました。
子ども達が触っても静かにあまり動かないカナブンがかわいそうだったので放してあげることにしました。なかなか帽子から離れないカナブン・・・。逆に帽子が砂から少し浮くぐらいしっかりと帽子にくっついているカナブンに子ども達も少し不思議そうな顔をしていたので、カナブンを木に放してあげることでカナブンの足がとても強くて木登りが上手なのが見れるかなと思い木にカナブンをつけてあげました。
移動の途中に△くんの目の前をカナブンが通るとびっくりして後ろに下がってしまいましたが興味は失せることなく一緒にカナブンを見ていました。
カナブンは木にくっつくなり予想以上に元気になり、上手に木を登り始めました。木についている名札の板と木の隙間をトンネルをくぐるように上手にすり抜けてどんどん上に登っていきます。子ども達の目線もどんどん木の上の方まで上がっていきカナブンが見えなくなるまで見送っていました。
突然現れたカナブンのおかげでとても楽しい虫観察が出来ました。子ども達同士もとても楽しそうで暑さを忘れてカナブンの応援をしていました。
その後も砂場で遊んだりきゅうりを収穫して食べたり、すいかの実が生ってきたのを観察してみたりしました途中、水分補給をして最後はたっぷりとシャワーを浴びてスッキリサッパリしてお部屋に入りました。y.n


◆感じて伝える事の素晴らしさを知りました。(ふじ2)

先週金曜日にお迎えしたご先祖様をみんなでお見送りするために園庭に行こうと保育者が話をすると、「帽子」「用意」「行こうか」と話が出来る子たちが片言ながらも行ってくれました。
内容は、分かっているというよりも園庭に出たいという気持ちからか張り切って準備をしてテラスに出てきました。
保育者がお題目を言うと気づいた子たちは、合掌しご挨拶をしています。
送り火の式中も気になる子たちは、じっと見つめしっかりとお見送りをしてくれたので、ご先祖様は、喜んでくれたかなと感じる一コマでした。
日本ならではの「お盆」という行事に参加する中で、ジッと見つめる姿に頼もしさをを感じられました。
その後は、園庭遊びと、テラスで水遊びをしました。
プール前にいた「カナブン」見つけた〇くんは、驚きと不思議さでその様子を見つめていましたが、動く事が気になってしょうがないのかじわりじわりと進んでみたり、指さし声をだしてジャンプしたりと最後には、触ってみようとするなど、見つけた喜びと動く不思議さなど嬉しさを全身で表現しています。
それを見ていた△くんが「触ったらいけないよ」「触らないで」と言っているかのように、「やめて」と言葉を発して、守ろうとしてくれます。
夏ならではの光景で両者ともとてもいい表情をしていました。
日々の中で沢山経験している中で、感じる力が身に付いているかのように思います。
これからも一人ひとりの「感じる力」と「伝えたい気持ち」を大切にしていきたいと思います。
(N.Y)


◆喜びを伝える(きく)

連休明けも元気いっぱいの子どもたちです。日に焼けた子も数名いて、集まりの時間に「どこへ行ってきましたか?」と尋ねると、『海入った。』と笑顔で教えてくれました。一人が発表すると次々と質問するよう要求してきます。『汽車に乗った』『公園の滑り台であそんだ』『アンパンマンに会った』『おいしいごはん食べた』など誇らしげな表情です。大好きなおうちの人と一緒に過ごせて沢山充電してこられたということが伝わってきました。
園庭ではお盆の送り火が行われました。ご先祖さまと言ってもまだピンとこない子どもたちにとって難しいかなと思ったのですが、先週のみたままつりにも関心をもつ姿が見られたのでみんなで見てきました。『ご先祖さまばいばいなんだよね。』と言っている子がいました。立ち上る煙と共に空へ帰っていくということがなんとなくわかったのかもしれません。理解しようと保育士の話に耳を傾け真剣に受け止めようとする姿に感動しました。
送り火の後は園庭で遊びました。虫探しが大好きな子どもたち、最近はセミの抜け殻集めに夢中です。固定車の後ろにあるオシロイバナの茎の所に沢山セミの抜け殻がくっついていました。近くの地面を見るとアリの巣より大きい穴が沢山開いているのを発見しました。ここからセミの幼虫が出てきているようです。
この間羽化しそうな幼虫を見つけたのもこの場所でした。もしかしたら次こそは羽化する瞬間を見られるかもしれないです。
この感動を伝えたくて○君は遠くにいる保育士の所へ言いにいったり、別の遊びをしている友だちへ報告しに走っていました。喜びを言葉で伝えられるようになって、より一層共感が深められるなと感じました。T.Y


◆送り火、きゅうり、からのコンビカー(たんぽぽ)

連休明けの皆はこんがり日焼けして、充電完了といういい顔で登園してきました。
海、プール、川、蝉取り・・・と夏の楽しみを満喫してきたようです。
今日は送り火。
先日キュウリの馬に乗ってお迎えしたばかりですが、今日はお見送りの日です。
玄関先からナスの牛に乗って送り出す様子を見ました。
また来年。 ひとつ大きくなっている姿を見に来てください・・・
実は、園庭に出る前に一つ心配なことがあってみんなと考えました。
その心配なこととは、暑すぎるということです。
プールには入らない日なので長い時間の園庭遊びが心配でした。
そこで提案してみました。
きゅうりやゴーヤを収穫した後ふじ組を思い出してコンビカーで遊ぶ。
乗るー。のるー。乗りたーい。と反応は100%好感触です。
これなら外にも行けて、気になる収穫もして、そして久しぶりの車に乗って、盛りだくさんな感じです。
水分補給もしっかりしました。
久しぶりのコンビカーでしたがハンドルさばきに脚さばき、腕は落ちていません。
行ったり来たり、廊下を何往復もして楽しみました。
そろそろ給食準備の時間になってきたところでどのように声をかけようかと考えました。
お味噌とお醤油とお塩とお砂糖、油をもらいに行こう。 この言葉にきまりです。
思った通りさっと片づけて給食室へ移動しました。
園庭から帰る時も次の事を伝えています。
たとえばシャワーするよ、とかゴーヤ洗うよーとか。
次のお楽しみがイメージできているのでしょう。みんな素早い動きです。
連休で大きくなったきゅうりとゴーヤを今日も美味しくいただきました。
朝の会の時、部屋で育てたあさがおの種をとりました。
花が咲いたところに丸くぷっくりできることを見せながら教えました。
黒い種が4~5個、ころころと出てきたときは不思議そうな顔をしていました。
ところが園庭で★くんが「せんせいー、種あったよー。」と一粒の黒い種をくれました。
築山のふもとで咲いているおしろい花の種でした。
ちゃんとお話を聞いていたのね・・・と嬉しい気持ちになりました。
今週はいよいよ年長のお泊り保育です。
みんなが年長になったら、今年の夏の沢山の思い出話を聞かせてあげたいお思います。
(N・S)


◆ご先祖様&猛暑日(うみグループ)

今日は3日間の連休から明けて、久しぶりの登園です。
先週はお盆に入り、迎え火をしたりと自分たちのご先祖様をお迎えしましたが、今日は育子園の送り火が園庭であり、ベランダからの参加になりましたが、朝の会で迎え火、送り火についてもう一度確認をすると、「きゅうりとなすだよ」「キュウリがうまで、なすがうし」「うまで早く来てくださいっていうんだよ」「うしはゆっくり帰ってねってことだよ」と説明してくれました。完璧です。
ベランダに出て園庭の方を見るとウッドデッキに牛(なす)が見えると「牛がいるね」と話し合い、副園長が火をつけると煙が立ち上り、「ご先祖さまが帰るね」「焼き芋大会のときと同じ匂いがする」「ちょっと臭いにおい」と煙をの匂いや動きを観察し、合掌しながらそれぞれの気持ちを心に秘めながら送り火をしました。
園庭に出ると「ミーンミンミン」とセミの鳴き声が響き、セミを探す子どもたち。
「あそこにセミがいる」と指さす先にはセミが一匹。しかし、木の上の方にいるのでなかなか採れません。ツリーデッキに上って登り棒の近くにいき、手を伸ばしても届かずでした。
そんなセミがとまっている木の地面の辺りを見ると穴が開いていて「セミの穴だよ」と言って穴の中に指を入れてセミがいないか確認したり、他の木の近くではセミの抜け殻が沢山見つかり蝉採りが本番になってきました。まだうまくは取れないものの自分たちでこうすればいいという話もしていたので、いつかセミを子どもたちだけで採れる日が来るのが楽しみになってきました。
子どもたちの興味関心があることをとことん追求できるような環境をこれからも提供して行けたらと思いました。
(K.H)


◆気合、入ってます(にじグループ)

今日は、先日お迎えしたご先祖様を、お見送りしました。
本来は、園庭に出で近くで参加するのですが、今日は、あまりにも暑いのでホールからお見送りをさせてもらいました。
始まる前に、なすの牛を実際に手で触り、「小さいけど、どうやって乗っていくのかな」など、子どもらしい疑問を抱きながらの送り火となりました。
その後は、もも・ゆりはお部屋と園庭に分かれて自由遊びとなりましたが、ひまわりは朝の集まりをする場所に集まってもらい、週末に近づいたお泊り保育の荷物の確認をしました。
子ども達も期待十分で、「ママと準備したよ!」「僕、ひとりで準備したんだよ!」と興奮気味に始まった荷物チェック。
しかし、いざリュックを渡し、開けてみようとすると、いつも使っているリュックと違うために開け方が難しかったり、荷物にひっかかってファスナーが開かないといったハプニングがあり、そのたびに子どもたちは大騒ぎで、説明するこちらも、「話聞いて!!」となる場面が何度かありました。
①から順番に入っているものをチャックしていきますが、そのたびの「俺の洋服見て!」「私のパンツがない」など、またしても大騒ぎ。
でも、いつもと違うのは、お泊り保育のことは自分で何とかしなければ・・・という気合をとても感じ、「くつした入ってなかったから、ロッカーの入れていい?」など、自分で考えてみたり、「あいちゃうから、結わいた方がいいかな?」と相談にきたりという事が多くみられました。
気持ちが高ぶって、興奮してしまうのは当たり前のことですが、その興奮が時に「大丈夫かな・・・」と大人を不安にさせることもありますが、今日の姿を見ていると、安心して任せられるような気がします。
その様子を見ているもも・ゆりの子どもたちも、次は自分たちと期待につながったことと思います。
それぞれがそれぞれの立場で、週末のお泊り保育を迎えられるような関わりをしていきたいと思います。(E.Y)

◆送り火とばけたくん (そらグループ)

今日は4冊の絵本が新しく届きました。
「ばけばけばけばけ ばけたくん おまつのりの巻」
「おばけなんてこわくない」
「進化の迷路」
「ゲゲゲ 妖怪ずかん」
この中から、「ばけたくん」の絵本を朝の会で読んでみました。
食いしん坊のばけたくんが、お祭りの屋台でチョコバナナやかき氷など色んなものを食べていきます。その度に食べたものに化けていくというお話です。
子どもたちも「わー」「あはは」とページをめくるごとに笑いが起きていました。
朝の会が終わると新しい絵本を読もうと集まる児。
お化けものの絵本も充実してきたため、お化けを作りたいと集まる児もおりました。
園庭ではセミの鳴き声が響いていました。
「セミいた」「捕れるかな」とセミ探し。
一方では、大きなきゅうりを見つけて収穫する児もおりました。
今日もとっても暑いですが、セミの鳴き声に負けないくらい子どもたちも元気いっぱいです。
今週はいよいよ年長児はお泊まり保育です。
今週も元気に過ごしていけるように子どもたちの体調管理にも気を付けていきたいと感じます。(O.Y)


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