◆7月13日(金)の子どもたち
2018年07月13日 金曜日
◆ 盂蘭盆会に参加しまいた。(つぼみ)

みたままつり(盂蘭盆会)の式に参加しました。
ホールに入ると大勢のお兄さんお姉さん達に圧倒されたり場見知りをする子どもたち。保育士のそばにぴったりくっついていました。そんな中トコトコホール中を歩き回る〇ちゃん。年長児の奉献が始まる前に奉献の準備をしてならんでいた年長児の前に歩み寄り様子を観察していました。
少しずつ場所や雰囲気にも慣れそれぞれ動き始め扉のノブを掴んでみたり、壁に寄りかかったりとひょうきんな姿を見せてくれいました。
落ち着いて盂蘭盆会に参加でき目には見えないけれど、ご先祖様たちを感じる機会にふれることができありがたい1日になりました。
つぼみ組の成長をご先祖さまに見守っていただきましょう。
今日は式終了後プールに入りました。気持ちよかったようで率先してタライの中へ入る◇くん。手でぴしゃぴしゃ水をはじきながら水しぶきを浴びていました。顔にかかった水をぬぐう方法がわからず顔を必死に指で突っつき水を落とす◇くんでした。
まだ入ってる~と出るのを嫌がる▽くん。よほど楽しかったようで最後の最後、眠くなるまで入っていました。
水遊びみんな好きな様子で自ら水に入る子や手を入れる子さまざまな反応でした。これから夏本番。たくさん入って楽しい思い出をたくさん作っていきたいと思います。
(K☆H)


◆みたままつりとプールで、それぞれの姿 (ふじ1)

今日は一段と暑くなるとの予報。朝からプールに水を溜めていると、子どもたちも窓越しにその様子を見つめ、心待ちにしているようです。
午前中、みたままつり(盂蘭盆会うらぼんえ)という仏教行事をホールで行ないました。ちょっと難しい行事ですが、雰囲気だけでも感じられたらとふじぐみからも何人か代表で参加することにしました。ホールに行く前にお話し。「ホールに行って、みほとけ様にナムミョーってご挨拶しようか。」と小さい声で話すと、子ども達も神妙な顔をしてシーッととても静かにお話しを聞いていました。
ホールには、既にお兄さん達が集合していて、なんだか物々しい雰囲気です。少し緊張気味で中に入り、ペタッと座りました。何が始まるのかなという感じで、きょろきょろあたりを見回しています。
ゴーンと鐘が鳴りました。始まりの合図です。まずはみほとけ様にごあいさつ。ふじぐみの今日の参加目的のメインです。きょろきょろしながらも、周りのマネをして、合掌する姿も見られました。ケープをつけた年長の代表児が数人出てきて、奉献(みほとけ様にお供え物をします)が始まりました。オルゴール風の音楽も鳴り、厳かな雰囲気に包まれました。ふじぐみの子たちも、意味はわからないながらも、その雰囲気は感じ取ったようで、静かにその様子を見ていました。
・・・と思ったら、早起きの〇くんは座ったまま、うとうと。雰囲気を感じ過ぎてしまったようです。思わず、笑ってしまう可愛いエピソードとともにホールを後にしました。
ホールに行かなかった子達は、一足先にプール遊びを楽しみました。相変わらず静かに楽しんでいます。初めて、プール遊びを体験する△くん。初めは、水着に着替えて、テラスに出て・・・となんだかよくわからずに不安そうでしたが、保育士が貝の形の玩具をポトンとタライの中に落として見せると、笑顔が出ました。
何度かやっている7うちに、自分で水の中に手を入れ貝を拾い、落としてみて、キャハーと笑ってみせるようになりました。今度は、カップに水を入れて渡してみました。ジャバジャバと音を立てながら水をタライにこぼすと、またキャハー。自分でも、カップに水をすくうのを何度も繰り返していました。
後半チームのプールには、大きな変化がありました。前回までは、静かだったプールが今日は賑やか。大きなプールに自ら入った数人が、水しぶきをあげてダイナミックに遊び始めたのです。どうやら、スイッチは水のだーいすきな※くん。普段から、水が頭からかかろうが、全く気にしない※くんが、大きなプールでザブザブと水をかぶって遊んでいるのに、周りにいた子たちも刺激を受け、気付けば一緒になって、きゃあきゃあと声をあげ遊んでいました。
今までプールの中には入ろうとしなかった☆くんも、あまりに楽しそうな様子を見て、ついに自らまたいで中に入ることができ、最高の笑顔を見せてくれました。
子どもたち同士、刺激や影響を与え合って、遊びが発展していったり、できなかったことができるようになっていくのが、保育園のいいところ。それぞれが持つ大きな力を信じて、楽しみにして、日々見守っていきたいです。
(T.M)


◆ 新たな雰囲気を味わう。(ふじ2)

今日も元気な14名の子供たちの声が朝から響き渡っていました。
そして今日は、みたままつりの行事に何人か参加してみました。
お盆という行事で、ご先祖様たちに感謝をする日です。ホールに行く前に、気持ちを落ち着かせられるよう、わかりやすく内容を伝え、静かな気持ちで歩いていく事を初めに伝えてから向かうと、そーっと歩く子ども達の姿で、話を聞いてくれていた事がわかり、日々成長している姿に心が嬉しくなりました。
ホールに入ると、たくさんの幼児を前にし、いつもと違う雰囲気に、少し戸惑いながらも、幼児の奉献の儀を静かに座って、見る事ができました。終わりの挨拶では、拍手をする子もいました。普段は元気に遊ぶ子ども達ですが、いつもと違う静かな雰囲気を、体験する姿は落ち着いていて、立派でした。
部屋に戻ると、先にプール遊びをしていた子ども達と入れ替わり、張り切って水着に着替え、プール遊びに参加しました。○ちゃんは水を流すとクルクル回るおもちゃを手にして、たらいのへりの高さが丁度良く、そこに、おもちゃを乗せて水をかけて楽しんでいました。工夫して遊ぶ姿に感心してしまいました。
◇くんはプリンカップとペットボトルを並べ、ジョウロで水を溜め地道に静かに遊んでいました。まるで研究者のようでした。
これからますます、暑くなるので水分をこまめに補給して、夏ならではの遊びを取り入れていきたいと思います。S・A


◆ みたままつり参加しました(きく)

お盆の話をすると真剣に聞いていました。煙に乗ってご先祖様がキュウリの馬に乗って空からおりてくるという話をじっと聞く姿に分かっているような理解しようとしているような感じが伺われ、関心があるところを大事にしたいと思いました。
ホールでは、年長児の奉献に関心を持ってジーッと見る姿があり、知っているお兄さんお姉さんを見つけて目で追っていました。迎え火も立ち上がってみていました。「煙、見える。あの煙に乗ってご先祖様がくるんだって」と言うとうなずいていました。年長児が奉献でお供えしたものを見に行き、キュウリで出来た馬を見てきました。キュウリに足がついていて不思議そうに見いていました。
園庭では、得意になった盆踊り「あんぱんまん音頭」「元気音頭」をお兄さんお姉さんたちに交じりながらも張り切って踊っていました。自分たちだけが練習していたと思っていた子どもたちは、1番上手に踊れると思っていたようです。
どこまでお盆のことが分かったかはわかりませんが、関心を持って話を聞いたり参加していたことに驚きました。色々なことに関心が持てるようになてきたことを大切にしていきたいと思います。M.K


◆ きました・きました~ (たんぽぽ)

今日は『みたままつり』に参加しました。
朝の集まりでごあいさつをしたあと『たのしいおぼん』の歌をうたいました。
歌が「きました、きましたたのしいおぼん」とはじまります。
2番まであるのですが最初のフレーズは一緒なのでそこだけは、と歌う中で覚えていきました。
みたままつりってなんだろう?と話をしました。
みんなのお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、そなまたおじいちゃんおばあちゃんずーっとずーっと繋がって今のみんながいるんだね。
みんなのことを見守ってくださっているご先祖様。今日はお迎えをしてみんなここにいるよー元気でやってますよーと盆踊りを踊ろうと話していきました。
ホールに行くと年長の代表による奉献のお兄さん・お姉さんたちが準備していました。
みんなが集まりご挨拶をすると奉献がはじまります。
〇ちゃんのお姉ちゃんも奉献でその姿を見ていました。
「〇ちゃんのお姉ちゃんだよね」
と話していました。
素敵なお姉さんたちをじーっと見ていました。
その後は園長の話のあと迎え火をたいておむかえしました。
たのしいおぼんの歌をうたった後は園庭にでて『元気おんど』と『アンパンマンおんど』をおどりました。
幼児と一緒に輪になり踊る姿を見てご先祖さまもきっと喜んでいるなと感じました。
今日も暑くなったので踊った後は「お水飲みに行こー」と水分補給も欠かせませんでした。
シャワーを浴びてさっぱり。
とても気持ちよさそうでした。
給食のとき
「きました、きました楽しいおぼん」と口ずさんでいました。
t*s


◆ 精進料理(うみぐるーぷ)

今日はみたままつりでした。
仏教行事なので、年長児の代表が奉献の儀に参加しました。
うみぐるーぷの子ども達は、ホールに移動し奉献の儀を見たり、迎え火や、たのしいたままつりの歌を歌いました。
園長先生からみたままつりの話があったのですが、子ども達は僕も知ってる、それ知ってると話の内容をよく理解しているように見えました。
迎え火とは何か、送り火とは何かクラスの集まりの時間に話していましたのでとてもイキイキとしておりました。
何かの動物に乗ってやってくるんだけど…との質問に対し、馬、牛、きゅうりなどのキーワードが出てきました。
さよならするときにはゆっくり帰ってもらうように何かの動物に乗って帰ってもらうんだけど…の質問に対しては、ナスの豚でしょ?と自信満々に言った年中児の○君がいました。
少しほっこりさせてもらいました。
また、お盆の話やご先祖様の話を通して、盆踊りのあり方や意味合いも共有出来ました。
お盆に踊るから盆踊りなんだね、見えないけど一緒に踊っているんだね、笑って楽しくやらないと悲しいよね、などどうやって取り組むべきかを考えていきました。
園庭では盆踊りを行いご先祖様を迎え入れた後、沢山遊びました。
セミの抜け殻と共にセミの鳴き声も増えていきます。昨日は羽化中のセミを見つけたり、今日は羽化前の幼虫を見つけたりと発見だらけです。
その中で、今朝、表情が強張っていた年長児が保育者に声をかけてきました。
先生、聞いて、昨日見つけたセミを○ちゃんがタオルで叩いてた。僕は悔しくて悲しかった。どうして○ちゃんはそんな事するの。○ちゃんだって叩かれたら嫌でしょう?どうしてそんなイタズラするんだ。
と言っていました。
命を守る事を知るだけではなく奪われる事を知る事。
このように異年齢ならではの、ごく当たり前に起きる成長発達の違いから生まれる行動がそれぞれの子ども一人ひとりの一つの学びでもあるのかもしれないと感じる時があります。
美しい光景だけではない、人間社会を目の当たりにした子ども達が何をどう感じていくか、保育者は寄り添いながら共感しつつ、様々な視点を伝え子ども達が自分で自分なりに考えていけるように関わっていかなければならないのかもしれないと感じました。
丸ばつという答えを教えずに感じて貰う関わりを大切にしたいと思います。
また、給食についても話をしました。
野菜しか使われてない給食という事、肉や魚は使っていないという事を伝えました。
肉や魚を頂くということは、命をもらっている事、殺生についても話をしました。
命のつながりから、ご飯は野菜だけのご飯になる事もあるんだよと伝え、精進料理とも言うんだよと伝えると、お葬式の話になりました。
先日飼っていた犬が亡くなってしまい、骨になった事、それを見てやだった事、悲しかった事をもも組の○君が教えてくれました。
すると、お箸で骨を壺に入れるんだよね。とお葬式や火葬に立ち会った子ども達が深妙な面持ちで手を挙げていました。
命の繋がりに、今ある命に、感謝していきたいと皆で合掌礼拝をしたうみぐるーぷの朝でした。
k★y


◆ 盂蘭盆会 (にじグループ)

今週部屋に突如現れたヤモリも仲間に入り、にじグループの飼育コーナーは賑わいをみせます。
子どもたちも新入りには興味津々です。
今日も様子を見る子どもたち。
「なんかかわいそうなんだけど」とヤモリの気持ちになって教えてくれました。
理由を聞くと、「お皿の下は狭そう」ということでした。
子どもたちは大きな家がいいという回答でしたが、もしかしたらヤモリは狭い家のほうが落ち着くのかもしれないという考えになりました。
また昨日の午後園庭でセミの抜け殻を大量に回収する子どもたちがいました。
そこで見つけたのがまさに今セミになるという奇跡的瞬間でした。
途中で部屋に戻る音楽が流れ、お迎えの時見ようねということで今日の朝確認すると、「白い色だったよ」「写真撮ってもらったんだ」「抜け殻もなかったよ」「セミいなくなってた」と表情はみんな必死です。
生き物への興味が絶えない子どもたちですが、今日はみたままつり(盂蘭盆会)に参加しました。
ご先祖様に感謝しようという難しい内容でしたが、前回読んだ絵本『おぼん ぼんぼん ぼんおどりの日』、『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』の内容を振り返りながら説明をしました。
「きゅうりはうま」「なすはうし」と覚えています。
年長児の子どもたちには奉献がありました。
お花をもつ、お灯明をもつ、きゅうり・なすをもつと教えてくれました。
時間になるとホールへ向かいます。
音楽とともにゆっくりと奉献が始まります。
子どもたちは釘付けになり、「あっきゅうりだ」「なすに足がある」と小さい声で教えてくれました。
園庭では『元気音頭』『アンパンマン音頭』を踊りました。
元気音頭では「おはよう」「いただきます」「いってきます」とセリフもあります。大きな声で元気よくできました。
終わるとそのまま園庭で遊びます。
「ヤモリの食べるクモ探そう」「セミ探そう」と張り切ります。
しばらくすると、「みてみて」と見せてくれたのはまだ成虫になっていないセミでした。
もうすぐ成虫になるため木に逃がし、ゆっくりゆっくりと木に登って行く姿を下から見守っていました。
(A,Y)


◆ みたままつり (そらグループ)

今日はみたままつりがありました。
子どもたちは奉献の児を始め、みたままつりに向けて準備をしてきました。
ご先祖様をお迎えする意味を知り、盆踊りを踊ったり、みたままつりの歌をうたったり。
以前読んだ絵本の内容を覚えており、「ひいひいおじいちゃんも来てくれるかな」「早く会いたいから、きゅうりの馬に乗ってくるんだよね」「そう、帰る時はゆっくりだから、なすの牛に乗っていくんだよね」と話していました。
子どもたちなりにしっかり迎え火を理解し、気持ちを整えホールへと向かいます。
奉献が始まると興味津々で見つめます。
年長児はさすがの落ち着きで、とても素敵な奉献の儀でした。
「ぼくもやりたい」・・・年中児からはそんな声も聞こえてきます。
園長から、みんなのお父さん・お母さんにもママやパパがいて、そのまたお父さん・お母さんがいる事、そうして命は繋がっており、ご先祖様が見守っている事等の話がありました。
迎え火の後は園庭で元気音頭とアンパンマン音頭を踊ります。
笑顔いっぱいで踊る子、小さい子の手本になって踊る子、恥ずかしがる子、本番になると踊れなくなってしまう子と様々ですが、今の精一杯の姿を表現していたと思います。
式典中、ふざけてしまう子に対し「それがご先祖様に見せたい姿なの?」と声をかける年長児の姿も。その言葉に何かを感じたのか、その場は静まりました。
また1つ、子どもたちの成長を感じられた日でした。
O・Y

Posted in 園のこだわり