◆7月5日(木)の子どもたち
2018年07月05日 木曜日
◆ パワースッポット (つぼみ)

今日は久々に日差しを感じない日となりました。小雨もぱらついて、真夏日から一休みです。広場を使って、楽しんできました。つぼみ組の保育室以外の環境も慣れてきている様子です。
つぼみ組の保育室の扉を開けて「おいで~」の声掛けに、ニコニコと廊下に「向かってくるようになりました。廊下に出るだけでも、慣れない場所に不安そうにしていた姿が懐かしいです。広場で遊ぶ経験も何度かしてきたからか、廊下に出ると広場なる扉の前で待っている子もいました。毎日の生活は、子ども達の中で積み重なる経験にちゃんとなっていることを感じました。
広場には、肋木とトンネル、ボールを用意しました。経験するたびにできることが増えていきます。寝返りから腹這い、はいはいにと一生懸命特訓している○ちゃん。広場では、ボールがとりたくて手も足も自分で動かせるもの全部使ってボールを取りに行きます。手にとれた時のうれしそうな顔。みているだけで、パワーがもらえます。
子どもたちは、日々一生懸命に成長しようと努力しているようです。そんな姿が見られる保育の現場は本当にパワースポットです。もらったエネルギーを子どもたちにお返しできるようになりたいです。U・A


◆ 「さあ、行こっか!」 (ふじ1)

朝から雨が降ったり止んだり。お外に出られるかな~出られないかな~と悩んだのですが、今日は外には出ずに遊ぶことにしました。そして、今日も始めての場所へ。。。
広い育子園の中、少しずつ活動範囲を広げています。行き先はホール。広いホールで身体を動かして遊ぶことにしました。ホールの準備ができた所で、「さあ、行こっか!」と声をかけると、遊んでいた玩具を放り出し、ぱっと目を輝かせます。どこに行くかはわかっていないようですが、“なんか楽しい所に行く”ということはよくわかっていて、「行く」という言葉に反応します。お部屋に散らばっていた玩具も、少しですが自分達で片付けました。
ドアを開けると、我先にと飛び出していきます。途中、笹飾りの前で、ちょっと一休止。上を見上げて手を伸ばし、保育士が作った飾りを一緒につけたり、自分の写真を見つけて喜ぶ姿がとても可愛らしいです。
どこに行くのかわかっていない子どもたちをホールのドアの前に集め、「ここがホールだよ。」と伝えました。中に入ると、広い空間にすべり台や鉄棒など数種類の遊具があり、さらに目がキラキラ。さっそく気になるもの目がけて突進。初めての場所は遊具以外にも気になるものがたくさん。あっちこっち触ってみたり、動かしてみたりと本当に子どもの好奇心は素晴らしいです。見ている大人は大変です・・・。
平均台を用意したのですが、座ってまたいで進む子がほとんど。ちょっと難しいようです。そこへ、〇くんがやってきて、立って渡ることに挑戦しました。ゆっくりゆっくり慎重に、カニさん歩きで進み、一人で渡りきることができました。「〇くん、やったね。」と保育士が拍手をすると、“ボクもワタシも効果”で他にもチャレンジする子がいました。保育士に手をひいてもらって、渡り切ることができた△ちゃんも満足げ。子どもが持っている、好奇心、チャレンジしようとする力、大切にしていきたいと思いました。
最後は、大好きなミッキー体操、わーお!を思いきり踊り、ホールの窓からテラスへ直行。シャワーを浴びてさっぱりしました。
(T.M)


◆ あたらしい事を楽しみました。(ふじ2)

今日は久しぶりに15名全員出席することができました。
階段を上る練習を兼ねて、初めて3階ベランダで遊ぶ事にしました。
朝の会を終えて、部屋を出ていつもは行かない方向へ向かうのだと、わかった子どもたちは、いつもと意気込みが違うことが表情で、わかる程でした。
階段の前に立つと、両手をついて上る児、手すりを持たず上る児、様々いましたが手すりを持つように声を掛けていきました。
先に上った児たちが、後に来る児何人かを待ち、「みんな頑張れ。」と応援する頼もしい姿も見られ、全員が自分の力で最後まで上る事ができました。
3階に着いて更にドアを開けて入る子ども達の表情も、新しい何かを見る好奇心でいきいきと輝いています。途中、幼児を目の前にして、緊張気味でしたが、ベランダでは、三輪車を目の前にして、自ら三輪車に乗り込み、足が届かないものの、何とか乗って楽しむことができました。
いつの間にか二人乗り自転車に乗った二人を後ろから力強く押している◎君がいました。
重たいのを頑張って後ろから一生懸命に押している姿に嬉しくなりました。
他にも三輪車に乗った児を後ろから押してあげる児の姿がチラホラと見ることができ、一歳とは思えないたくましい児が揃っていたことを教えられました。
雨が少しチラついてきたので、そのまま3階のにじグループで遊ばせてもらう事にしました。
初めて見る玩具や幼児を見て最初は圧倒されていたのが、慣れるとコーナーを自由に歩いて見学したり、玩具を器用に扱い遊ぶ児や、気になる物を見つけて遊び、場所見知りすることなく、遊べていました。
製作コーナーというのがあり、そこには○ちゃんと※ちゃんがすでに参加していました。
色々な形の型紙をのりで貼り合わせていくのですが、のりを器用に扱い塗り、保育者と一緒に貼り並べていくのです。丁度のりが1本しかなく、どうするのか見ていると。※ちゃんは隣の○ちゃんに「どうぞ」と貸してあげていて、嬉しくなり、○ちゃんを褒めると、またまた嬉しい表情で返してくれました。
今日は育子園に入ってから新しいこと、2つに挑戦しました。階段を上る事、新しい部屋で過ごす事に順応して、楽しめていたことが、大きな成長だと感じました。A・S


◆ 見つけられるかな?(きく)

今朝、子どもたちと一緒に昨日のことを振り返ってみました。
昨日、園庭で何を見つけたのか覚えているか尋ねると、「セミ。」と思い出した子が口々に言っていました。一度は捕まえてカゴに入れ様子を見ていたものの、段々と弱っていく所をみかねて、昨日の午後見つけた場所にそっと返すことにしたのです。今日はみんなで園庭へ行き、幼虫のセミがどうなったか見に行くことにしました。
昨日、見つけた子について行きながら目的地まで到着しました。昨日返した所には姿がありません。きっと自分の力でどこかへ移動したのだねと話しながらみんなで周辺を捜してみました。
土を深く掘って探していた子どもたち。「先生、いたいた。」と興奮しながらシャベルに見つけたと思われる虫を見せに来てくれました。よく見ると、それは小さな蛾でした。
今度は、「見つけた。」と捕まえたものは草の上にあったセミの抜け殻でした。もしかしたら、これが羽化した後の抜け殻なのかもしれません。
残念ながらそのセミは見つけることが出来ませんでしたが、昨日のセミにまた会えるかと期待をもちながらみんなで一生懸命探すことができたということに嬉しく感じました。
また幼虫を見つけられるチャンスがあるといいなと思います。(T.Y)


◆ 今日の天気は?? (たんぽぽ)

今日の天気は?と、いつも朝の集まりで聞いていますが今日は、「あめー」「あめかなぁ?」「朝はあめふってたんだけど」「くもりじゃない?」と窓からだとよくわからない様子でした。
そしてこんな会話もありました。「雲が流れてるー」「風がつよいんじゃない?」窓から外の様子を見てしっかり意見を伝えあっていました。
お部屋からだと雨が降っているかわからない、ということで外に行ってみてみることにしました。
外に行く準備をして玄関で靴を履いていた時「雨降ってないよー」と〇ちゃん。「外で遊べるね」と確認し外に出た途端、ぽつん。ぽつんと少し肌に感じるくらいの雨です。
「雨から逃げよう」と走りました。走っているところは木の下だったので雨を感じず、ほんとに雨をよけているようでした。
「もっと走ろう」と△くん。気付くとマラソン大会のように走っていました。
雨もおさまりしばらく遊んでいると「あっ、また雨ふってきたー」と気づきます。雨がつよくなってきましたが、木の下にいると雨が当たらず自然とそれぞれの木の下に集まります。「大きなぼだいじゅの木の下で~♪」と歌をうたいながらあまやどりを楽しんでいました。
あめがふったらあまやどり。みんなと一緒なら楽しい時間です。そんな経験も今後心の支えになったらと憂鬱な雨を楽しいに変えていく子ども心を感じました。
t*s

◆ 影響(うみグループ)

久しぶりの雨で、園庭に出れないのでやはり少しさびしそうでしたが、室内でどんなことをしたいかの発表をするときには、「はい」と元気よく多くの手が挙がるほど室内で遊びたいものがあるようです。
7月7日は七夕。当日は雨になってしまうかもしれないと言うことを伝えると「じゃあ、ちゃんと会えますように」って書けばいいんじゃないという☆くんの優しいこころを感じました。
うみグループの笹の所に行くと子どもたちが「俺はサッカー選手になりたいって書いたんだ」「俺は空手」と自分たちの願い事の話しで盛り上がったり、保育士がこういうのもあるよと制作の本を持ってくると「やりたい」と言って女の子たちを中心に織姫と彦星の制作を始めたりと七夕を楽しんでいる子どもたちでした。きっと会えますようにという気持ちを込めて作ってくれていたと信じています。
うみグループの虫かごにはカブトムシやダンゴ虫、幼虫と色々な虫が生活しています。
カブトムシの触り方も子どもたちは慣れてきたようで、「ぎゃー」と腕に乗せられただけで泣いていた〇ちゃんが自分の手に乗せて観察していたときには驚きました。しかし、ドンドン上に登ってきてパニックになってカブトムシを引きはがそうとすると腕にカブトムシの爪が更に食い込んでしまい大泣きしてしまいました。しかし、カブトムシが他の子のところに行くとまた観察をしたりとカブトムシに夢中になっていました。
日々の中で友達の影響もあり、苦手だったものが好きになったりと子どもたちの成長をひしひしと感じる今日でした。
(K.H)

◆ いろいろな人との関わり(にじグループ)

給食室のお手伝いで、トウモロコシの皮むきをしました。
朝の集まりで「今日、給食の先生のお手伝いがあるみたいだから、やってくれる人はよろしく!」と話すと、みんな快く集まってくれ、皮むきがスタートしました。
途中から、そらグループの子どもたちも加わり、段ボール5箱(60本くらい)のトウモロコシがあっという間に剥けてしまいました。
その中の1本に、なんとアオムシがついていて、子どもたちは更に大騒ぎ。
にじグループには虫かごがなかったため、そらグループから借りて、これからの成長を見守ることになりました。
剥けたトウモロコシを給食室に届けて保育室に戻ると、ふじ2組が遊びに来ていました。
初めて会う子どもたち同士なので、様子を伺いながらのやり取りでしたが、普段、なかなか交流が取ることが難しいので、今日はとてもいい機会になったと思います。
中でも、七夕飾りを作っていると、興味を持ったふじ2組の子どもたちが数人集まってきたので、一緒にのり付けをしました。
ふじぐみの子どもたちが戻ってから、「作ったやつ飾ったかな?」「また遊べるかな?」と、遠慮がちな関わり方でも、やっぱり気になるんだなと改めて思い、これから、こういう機会を沢山増やしていてたらいいなと思いました。(E.Y)


◆ 日本の歴史プロジェクト13(そらグループ)

朝のあつまりで、『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』という絵本を読みました。
「自分のおじいいちゃんのお父さんはどんな人?」それは自分のひいおじいちゃんで、そのひいおじいちゃんのお父さんのお父さんは自分のひいひいおじいちゃんで・・・という風に遡っていき、最後は祖先のサルにまでたどり着くという、自分のルーツやご先祖様との繋がりを描いた絵本です。子どもたちは「ひいひいひいおじいちゃん」という繰り返しのくだりに大爆笑。その後「おじいいちゃんとおばあちゃんいるよ。遠くに住んでる」「ぼくは近くにいるよ」「ママにひいおじいちゃん達の事聞いてみる」等の言葉が聞かれました。
ご家庭で質問があるかも知れません。
みたたまつりも近い為、「自分のご先祖さまとは?」について、子どもたちと考えていけたらと思います。
今日はおばけ屋敷の続きに取り組みました。からかさおばけの足作りを中心に行います。
以前もお伝えしましたが、子どもたちには作りたいおばけ屋敷のイメージが更に膨らんできているようで、「日本のおばけをいっぱい作ろう」「ドラキュラも作りたいな」「ドラキュラはルーマニアのおばけだよ」「じゃあ、ドラキュラやミイラ男とかは同じ場所に置いて、『外国のおばけコーナー』にするのはどう?」「いいね」という会話が繰り広げられています。
おばけを作りながらその構成についても考え、共有している姿に頼もしさを感じます。
子どもたちが作り上げるおばけ屋敷がどんな風になるのか、楽しみは膨らむ一方です。
その過程をじっくり楽しみながら取り組んでいきたいと思います。
O・Y


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