◆7月31日(火)の子どもたち
2018年07月31日 火曜日
◆全員来ました!(つぼみ)

久しぶりに○ちゃんが登園し、数日ぶりに12人全員の出席です。この暑さに負けず、元気に遊んでいる子どもたちを見ると、子どもたちのパワーはすごいなと感じます。
それにも増して、いろんなものに興味を示していたり、他の子が気になって来たりする時期なので、保育中目が離せません。言葉での表現より、泣いたり動作で表現したりの方が多いため、手が出ることも多くなってきました。
それも一つの表現で子どもたちの成長段階なのだと思いますが、その表現も「○○だったね」「いやだよ」「うれしいね」など言葉で代弁してあげたり、その時の気持ちに寄り添ったりして、子ども同士の関わりも広げた行けたらなと感じました。
(K.E)


◆小麦粉粘土、果たしてその感触は? (ふじ1)

夏の目標は、水、土、砂、粘土など様々な素材に触れ、その感触を味わい、楽しむこと。ということで、色水遊び、プール、泥んこ遊び、、、様々な遊びを取り入れて、保育士も一緒にその感触を楽しんだり、子どもたちの反応を見守っています。
今日は、小麦粉粘土をしてみました。その名の通り、小麦粉(に水を混ぜたもの)をこねこねする粘土遊びです。粉の状態から、子どもたちの前で一緒に作ってみました。まずはさらさらの粉を触ってみました。指でちょんと触れてみます。指先についた粉を指と指を擦り合わせて、払っていました。次は、タライに入れた粉に水を入れ、こねます。保育士がこねるのを見て、もうひとりの保育士が思わず「おいしそー。」と言うと、〇くんも思わず手を合わせて、いただきますをしそうになっていました。
段々と粘土状になってきた小麦粉を少しずつ分け、子どもたちに渡しました。なんだか得体のしれないものにみんな警戒。保育士が指で押してみせると、好奇心旺盛で積極的な何人かが自分でも触り始めました。手で握ると、べたーっとくっつきます。引っ張ってみたり、くっつけてみたり、不思議な感触を味わっています。
慎重派のメンバーは、なかなか触れようとしません。目の前に置かれた粘土をしばらく見ています。保育士が何度か指で触ってみせると、恐る恐る指先で触れてみました。指先でぎゅーっと押してみました。そして、その押し付けた指先を横にずらし、粘土を伸ばしてみました。
ちょっとずつちょっとずつ形が変わっていく粘土。なんともいえない感覚のようです。そのあとしばらく、静かにべたーっべたーっと指で粘土を伸ばし続けていた△ちゃん、ふと見ると、首がぐらぐら。なんと、寝ていました。眠くなってしまう感触だったようです。
※くんは、やはり慎重派。手にべたべたとつく感触もあまりお好みではない様子。それでも、保育士や周りの子たちが楽しそうに触れているのを見て、なんだか楽しい気持ちになってきました。しばらくそのままにしていた粘土に、ちょっとずつ触れてみます。すごーく嫌そうな顔をしながらも、もう一回触ってみる姿に、見ているほうは笑ってしまいます。
保育士が、細長くした粘土を輪にして、ドーナツのようにして「トントントントン眼鏡さん~♪」と歌いながら、目に当てて見せました。※くんと◇ちゃんは大喜び。「ちょうだい」というのであげると、そーっと持ち、自分たちも目に当てて顔を見合わせて笑い合います。※くん、やっぱり感触は嫌なので嫌そうな顔、でもやっぱり楽しいので笑顔、また嫌そうな顔・・・、くるくると変わる表情がなんとも可愛くて面白いのです。
1つの遊びに子どもたちが見せる反応は、やはりそれぞれ。表情をくるくる変えながら見せるその反応が、見ていて楽しい今日この頃です。
(T.M)

◆小麦粉粘土の感触を楽しみました。(ふじ2)

ふじ組になり、初めての小麦粉粘土をしようと小麦粉の袋を見せた所…。不思議そうにする子興味津々な子と関心のある子が保育者の所に集まってきました。
その時に〇ちゃんが袋を指さし「ケーキ」と一言。
お家でケーキを作ったようで頷き、教えてくれます。
その話から「何が出来るか」とワクワクする気持ちが高まって行きました。
ボールでこねる前に粉を指先触れて見たり、保育者がこねる姿を見つめたりと小麦粉粘土になる工程をじっと見つめ、早く触りたくてしょうがない様子でした。
今回は、白い粘土と赤の食紅を入れた赤い粘土を作り、少人数ずつで粘土遊びをしてみました。
遊んでみたいもののすぐには、手を出さずじっと見つめ、考えている子がほとんどで慎重な姿を見せています。
保育者と指先で触ると気持ち良かったようで指先から徐々に触り始め、手のひらでこねてみたり握っていました。
小麦粉の袋を見て「ケーキ」と言った〇ちゃんは、粘土を触りながら「ケーキ作ってるの」と教えてくれました。
握ったり、こねたりと工夫して遊びこんでいました。
また、隣同士に座った子たちは、粘土をこねながらも感触の楽しさを伝え合うかのように笑い合って何やら声を出して楽しんでいます。
□くんに粘土を渡すと感触を嫌がらずおそるおそる握ると粘土を引っ張りちぎる感触が楽しかったようで何度もちぎっては、様々な角度から見ようとします。
保育者が「楽しいね」と伝えると満面の笑顔を見せて「楽しい」気持ちを表現してくれました。
ちぎる感触を満喫していた□君は、飽きずに長い時間楽しんでいました。
その楽しそうに遊ぶ姿に惹かれた子たちが交代にやってきては、感触を楽しむ姿を見せてくれました。
遊び時間は、様々ですが思い思いに遊びことを楽しんでいました。
赤と白の粘土が混ざるとピンク色になった事に気付いた子たちが「粘土」と言って変化を伝えてくれました。
作ったものを見立てる子感触を楽しむ子、変化に気付く子と様座な姿を見せてくれた子どもたちでした。
暑くて戸外に出ることが出来ませんでしたが、じっくり遊ぶことができてみな、満足そうです。
その後の廊下でコンビカーに乗ったり、ボールプール、とたくさん体を動かし発散もしていました。
これからもさまざまな遊びを通してに気付きを大切にしていきたいと思います。
(N.Y)


◆友だちと (きく)

今日は、気温が高かったため、お部屋で過ごしました。
室内遊びとなりましたが、子どもたちは、パズルやおままごと、電車遊びなど、思い思いの遊びを見つけ楽しみます。
集中し遊びこんでいたので、「子どもたちの世界」「遊び」が途切れないよう、ミッキー体操、朝の集まりはせず見守ることにしました。
見守るなか印象的だったのは、様々な遊びのなかで子ども同士の関わり、他児を思いやるといった心温まるような関わりが見られたことです。
パズルを楽しむ、○○ちゃんと△△ちゃん。
「せんせいできるようになったんだよー」とニコニコで行っていました。
はじめは、それぞれパズルを楽しむ平行した遊びかと思っていましたが、しばらくすると…。
「はい、これあったよ(混ざってたよ)」「それは、ここだよ」「できてきたね!」
などと、二人で助け合いながら行っていたのです。
今後、様々な場面でこのような子ども同士の関わり合いが増えてくると思いますが、大切な子ども同士の学びの場として、温かく見守り保障していきたいと思います。
(T.N)


◆じっくりと。(たんぽぽ)

今日は晴れ。プールに入りたいところですが、朝から厳しい暑さのため、室内で遊ぶことにしました。
たんぽぽで大ブームのお絵描きとシールは本日も大盛況です。ただ描くのではなく、イメージがしっかりしてきたこともあり、「これは、くじら」「これはディズニーランド」と書いたものを子どもたちの方から教えてくれるようになってきました。
そしてお友だちと「それいいね」「なにかいてるの~」と言葉を交わすほど余裕たっぷりで、楽しんでいます。
電車遊びに長い時間夢中になる子たちもいました。
お部屋にある線路を使い切りそうなほど繋ぎ合わせ、長い線路を作るとそれぞれ好きな電車を走らせます。
長い線路、トンネルを抜けたり分かれ道があったりととても楽しいのですが、その分一方通行でないと何度も衝突事故が。
「そっちいってよー」「こっちにこないでー」「ぶつかっちゃう~」最初はこんな声がたくさん聞こえてきました。そして小さな押し合いも。
方向を決めてもどこかで逆走する子もいたり、ぶつかってしまい困り顔の〇くん。
そんなやりとりを繰り返していると、「わ~あぶな~い」「こっちこっち~」「ここもあいてる~」「はんたいでーす!」と徐々にみんなから出る言葉が変わってきました。
「あっちいって」ではなく「あっちもあいてるよ」と。そんな言葉や言い方の変化は子どもたちの中でも届き方が違うようで、自然と路線を変えたり、「あ、そっか!」と方向を変えたり。
狭くてぶつかりそうになると足でトンネルを作ってあげたり。自然と互いに笑顔になるやりとりに変わっていました。
みんなが心地良くいれると、集中力も高まるので遊びも深まり、どんどん面白くなります。
心地よい中で過ごせるよう関わりたいと思います。
S.S

◆新絵の具島(うみぐるーぷ)

今日は室内遊びとなりました。
室内ではそれぞれのゾーンの中に絵の具ゾーンを設け絵の具遊びを行いました。新しく絵の具の島が出来たようでした。
今回行なった絵の具遊びは、はじき絵でテーマは花火です。
夏の絵を描けばいいんじゃない?という子ども達に夏といえばと話してみるとカブトムシやセミやかき氷やお祭りと、日頃の保育の中で感じたものを取り上げていました。
今日はあえて特別感を出すために普段とは違った技法と絵の具を使ってみる事にし、子ども達との話から実はこんなのを…と実際に目の前ではじき絵を実践してみることにしました。
使った絵の具は黒だけです。
子ども達は不思議そうに、心配そうに見ています。きっと消えてしまうのではないか、綺麗な絵が台無しになってしまうのではないか、というような不安を抱えていたのではないかと感じます。
実際を見てみると、おぉーと声が上がり、男の子が拍手と皆に求めていました。
よほど感動的だったのだと感じます。
はじき絵自体は以前も行なっていましたが、テーマや、分かりやすい内容、イメージしやすいものであると尚反応の良さを感じます。
あえてテーマを縛る事でどんなものにしようかなと試行錯誤の内容が深まっていくのも一つです。
何度も行う子どももおり、そのたびに土台のクレパスの色や模様が工夫されているのがよく分かりました。
そのうち、好きな絵を描いて黒絵の具を塗る子どももいました。
しっかり、夜のイメージをしていたようで星と女の子と家を描いています。
もも組の男の子が、先生、僕がちっちゃい時に見た花火描いたんだよと言いました。
その時に、イメージを持たせようとする導入も大切だけれども今までで一番、記憶や思い出の中から…という投げかけも忘れないようにしたいと感じた瞬間です。
花火を描くという設定を伝えたのですが、僕電車描く、ママ描いたという子どももおりました。
周囲の子ども達が、違うよ、花火だよと言います。
すると、ママと花火とタイトルを変えたのです。
絵を変えたのではなくタイトルを言い換えました。
これには驚きました。
色んな潜り抜け方があります。
子ども達は素晴らしい力を持っています。
また、カブトムシの餌を買いに行ってくれた子どももおりました。
始めての事で少し緊張した様子で行き緊張した様子で帰ってきました。
そして、代表で餌を入れるとその、表情は和らぎカブトムシに関心はいかず私の役目は終わったとその場を離れていました。
目的とその内容を子ども達が教えてくれます。
自分はこれが好き、自分はあれが好き。
それぞれの好きが日常の中で増えていく事、そしてそれを体感出来る1日を大切にしたいと思います。
k★y

◆夏〜ひまわり 夏野菜カレー(にじグループ)

「今日で7月最後だよね」「明日から8月だね」と子どもたちが教えてくれました。
昨日の集まりやお父さん、お母さんからきいたことを教えてくれたんだと思います。
朝の集まりで一輪咲いたひまわりについて図鑑を持ち入りお話をしました。
ひまわりは太陽のほうを向くと書いてあります。
それはなぜなのか、子ども達に聞くと「太陽を浴びて大きくなるから」と答えます。
人間が太陽を見ると眩しくて大変ですが、ひまわりには目がないと子ども達は教えてくれます。
「ひまわりはよく見ると太陽に似てるね」と素晴らしい回答もでました。
その図鑑にはスイカの種はどのくらいあるか、ということも書かれていました。
子ども達はすぐに手を挙げて「4個」「12個」「100個」「1000個」と答えます。
育子園の子ども達の数は200人でそれ以上だよと教えると「ひゃくじゅうにこ」と自信満々に答える姿はとても可愛らしく感じます。
種類や大きさにも異なり、約400から500の種があると書かれていました。
子ども達にはあまり馴染みのない数でパッとこない表情でした。
また今日はママ先生にも参加していただき、紙芝居やお当番をやっていただきました。
子どもたちはたくさん甘えてみたり、変な顔をして笑わしてみたり楽しい様子が伺えました。
昨日新たな仲間が加わりました。
ショウリョウバッタです。
以前いただいた、トノサマバッタより大きい見た目で葉っぱとほぼ同じ色で見つけるのも一苦労です。
餌は園庭に生えている雑草と図鑑をみて学びました。
今日は一通り生き物たちへの餌を与え終わるとカブトムシへと向かいました。
「先生たくさんハエがいる」と驚く子どもたち。
様子を見に行くと大量のコバエでした。
あまりの多さにベランダに出て餌を与えました。
今日も気温湿度の高さにプール園庭に出れず、餌やりを目的としてベランダへ。
少しカブトムシと遊んでいると子ども達は汗をかく暑さです。
しばらくしてからシャワーを浴びながら水遊びを提供しました。
今日は夏野菜カレーでした。
「僕ナス嫌い」「かぼちゃ嫌い」様々なところから夏を感じる子ども達です。
(A.y)


◆日本の歴史プロジェクト16(そらグループ)


朝から30度近い気温です。残念ながら、今日のプールそして園庭遊びは見合わせることになりました。
部屋での遊びが盛り上がります。
朝の会で、出来上がった作品を発表したい児が多くなってきました。素敵な発表の仕方について、少し伝えてみました。1段高い台に乗って、何を作ったのか大きな声で伝えることが出来る児が増えてきました。経験の積み重ねは大事だなと思います。
朝の会の後、年長児だけでちょっとしたゲーム。「早く遊びたいからやりたくない」「説明を聞いて難しそうだから見ている」そんな選択をする児もいました。
まずは、やってみたい児7人だけで。自分、友だちの手を順番にたたいていくという簡単なものをゆっくりやってみます。何度か繰り返すうちにだいぶ上手になりました。
最初見ていた◎くんが「やってみる」と途中参加。
よく見ていたので、すぐに理解してできました。『やってみる前に見てみる』という◎くんの選択は間違えていなかったようです。
それを見て、△ちゃんも「やってみたい」と参加していました。△ちゃんは、最初戸惑いながらもコツをつかみ、おもしろいとの感想でした。
ルールや説明を聞いてみんなで楽しむ活動も少しづつ経験できたらと思います。
今日は新たなおばけが出来上がりました。『ひとつ目小僧』黒いポリ袋にめだまと舌をつけてかぶったら完成です。何人ものひとつ目小僧が出来上がりました。
「お~ば~けだ~ぞぉ」と両手を前に出して驚かせようと、顔はニコニコの子どもたちでした。お部屋で持て余し気味のひとつ目小僧たちは、1歳児のお部屋・園長先生・・・たくさんの人たちを驚かせるため園内へ。
「こわい~」とたくさんの人に驚いてもらい、大満足で部屋に戻っていました。
今後開催予定の『おばけやしき』でも大活躍間違いなしだと思います。
おばけトンネルにもコウモリなどの飾りが付き、少しづつ仕上がりつつあります。☆君は、最後の片付けまで責任を持って取り組んでいました。
また、明日もやりたいと意欲十分です。(M.C)


Posted in 園のこだわり