◆6月20日(水)の子どもたち
2018年06月20日 水曜日
◆ 気になる存在(つぼみ)
園生活も慣れ、楽しんで過ごしている子どもたちの姿がよく見られるようになり、嬉しく思います。
月齢も違いそれぞれの発達は違いますが、慣れてきたことで保育者の認識や友達への認識も高まってきたように感じるようになりました。分かりやすいのは人見知りだと思います。毎日過ごしている保育士の顔を覚えてくれていたり、見慣れた保育者の顔を見るとニコニコしてくれたり、朝も泣かずにお母さんから保育士のところまで来てくれるようになり、安心してくれているんだなと感じます。
友だちの存在にも気づき、お互いに顔を触りあったり、ちょっと手を出してみたり(本人は頭をなでているつもりのよう)と友達との関わりも少しずつ増え見られるようになりました。
今日は雨のため、おひさま広場で遊んだのですが、ふじ組の子たちが大きな紙にクレパスでお絵かきをしていて、「何かお兄さん達がやっているぞ」というように覗き込んで気になっている姿もありました。
いろんな形でいろんな存在を知っていっているのだと感じた一日でした。
(K.E)
◆ 大きな紙にぐーるぐる(ふじ1)
色んな色を使って、たくさん描こう
今日は、雨のため1日お部屋で過ごしました。
朝の集まりまではいつも通り各クラスで自由に遊びました。
〇ちゃんは、絵本コーナーに座り色んな絵本をパラパラめくって読んでいました。しばらく読んでいると保育者がいつも読み聞かせの前に歌う「お話し、お話しパチパチパチパチ…」を歌い始めました。(はっきりとではなくメロディーを歌う感じで。)歌い終わると、絵本をこちらに向けて読み聞かせのようにして見せてくれました。全部読み終わると自分で拍手していました。
〇ちゃんは、毎朝の読み聞かせを楽しそうに見ているので、保育者が毎日行なっている様子をちゃんと見ているんだなと思いました。
他にも、☆ちゃんと◇ちゃんは人形に布をかけてトントンして寝かせていました。
保育者の真似をすることが楽しくなってきたのだと感じます。
お部屋にも吊るしてありますが、6月の制作で長靴を作りました。その他に大きな傘を作ろうと思い、子ども達に大きな紙にお絵描きをしてもらおうと思いました。筒になっている大きな紙を、保育者が望遠鏡にして子ども達を覗くと興奮をしながら楽しそうです。
「お絵描きするひとー」と聞き、興味のある子を先にして2組さんと一緒にお絵描きを始めました。ぐるぐるーっと勢いよく書き始める子ども達。お友だちと笑い合って描く子や、一人で集中して描く子など様子は様々でしたが、大きな紙に思いっきり書くことはとても楽しいようです。描いていると、あちらこちらから「アンパンマン!」の声が…どうやら、ぐるっと丸を描きアンパンマンを描いているようです。とても楽しい雰囲気で活動が出来ました。
先に描き始めた子で、飽きてしまった子と廊下に出ました。廊下には、車とパソコンと働く車が描かれている被り物を用意しました。最近のふじ組で人気の「はたらくくるま」の歌を流し、被り物を被って車遊びをしました。
音楽が流れると踊りだす子やお互いの被り物の乗り物を指差し合いながら「パトカー!」など乗り物の名前を言い合っていたりしていて楽しそうでした。また、働く車を頭に付けている子ども達がとても可愛かったです。
(I・K)
はたらくくるまカッコいいね
◆ お友だちと一緒なら(ふじ2)
あんぱんまん描いたよ
朝から雨が降っています。
今日は室内で遊ぶことにしました。
今日は頭囲・胸囲を初めて測ってもらいました。
元つぼみ組の児は慣れている看護師の元へ、自分からやってきます。
上手に測ってもらっているのを見て、他の児も何だろうと寄ってきました。
先日の身体測定で泣いてしまった☆君。今日は大丈夫かな?と思い、そっと無理なく誘ってみました。すると、みんなが落ち着いている事に安心したのか、泣かずに測定してもらうことが出来ました。「上手にできたね」と声をかけ拍手すると、☆君もパチパチと手を叩いて笑顔を見せてくれました。☆君がまた一つ出来る事が増えたのが、とても嬉しく思いました。
朝の集まりでは、大型紙芝居の「だるまさんが」を読みました。
お話が分かっている子ども達は、一緒に揺れたり「どて」「ぷしゅー」「ぷっ」などそれはそれは上手に身体で表現してくれました。
伸び伸びと一緒に参加するお話し会になりました。
そして、今日は大きな紙を用意して、クレパスでお絵描きをしました。
保育士が用意しているのに気づく児も多く、なんだろう、そこへ行ってみたいなと期待を高め、ドアの所で待ちに待っています。
「いってみよう」と誘うと、張り切って数名の児がやってきました。
クレパスを手に取り、くるくる、しゃーしゃーなど描き方は様々でしたが、一人ひとり喜んで描いています。
〇ちゃんはしっかりとした筆圧で、丸を描き、その中に小さな丸を3つ描いていました。
「なにかいたの?」と尋ねると、「あんぱんまん」と元気よく答えてくれました。
本当にあんぱんまんの顔のように描いた〇ちゃん。「上手にかけたね」と保育士が声をかけると、嬉しそうに笑顔を見せてくれました。
△ちゃんはいつもはあまり興味を示さないのですが、今日はやる気がありそうです。
みんなが描いている側へ寄って行って、クレパスを手に取り、しゃーしゃーと描けました。
長い時間ではありませんでしたが、興味を持ってくれたことが嬉しく思いました。
お友だちを見て、影響を受けたおかげだと思います。
お互い刺激し合って、遊びの幅や出来る事が増えた1日でした。
その後は、おひさま広場や廊下で、コンビカー・肋木・トンネル・ビリボ(カラフルな半円形のもの)などで遊びました。
雨の日でも、刺激的な1日となりました。
これからも刺激し合って、遊びの幅を広げていきたいと思います。 I/Y
だるまさんが…みんなユラユラ
いっぱいかいたよ
◆ あじさい製作しました(きく)
あじさいのお花だよ。小さいお花がいっぱいあるね。
先日、玉ねぎでカタツムリを作ったので、今度はキュウリであじさいを作ってみました。お部屋に飾ってあった本物のあじさいのお花をみんなで見ながら、小さいお花がいっぱい集まっているのを見たり触ったりしました。お花がいっぱい集まっているので、キュウリのスタンピングをいっぱいしてあじさいを作ることを知ると、子どもたちも興味が沸いてきたようです。キュウリを目の前で切って、絵の具がしみ込んだスタンプ台に付けて紙にスタンプすると丸い形が付くのを見て「やりたい」と子どもたちから言い出しました。キュウリも園庭から取って食べたりしているので、その興味をもっているキュウリでスタンプが押せると言うので、張り切ってやりだしました。順番が待ちきれず、あじさい型の紙を持って、隣で座って待っている子もいました。
紙の色は、薄いピンクと薄い水色、薄い紫色を使いました。絵の具の色も、ピンク、水色、紫を使いました。子どもたちが好きな色を選んで自由に押していきました。1色が良いとひたすら同じ色でスタンプする子、並べてスタンプする子、キュウリが折れるのではないかと思うぐらい力を込めて押す子、トントンとリズミカルに押す子とそれぞれでしたが、みんな楽しみました。いっぱいスタンプをして満足したようです。同じ色を使ってスタンプしたあじさいですが、それでも個性的にその子らしい素敵なあじさいができました。
カタツムリと共に飾って、この時期ならではのきく組みんなのあじさいを楽しみたいと思います。M.K
キュウリでペッタン。いっぱいスタンプするよ。
お花並んでるの。
◆ 宝さがしゲーム (たんぽぽ)
お絵描きしたり
ももんちゃんシリーズのももんちゃんのお顔に1~30までの数字が書かれたビニールテープがはってあります。
これは昨年のたんぽぽ組が宝さがしゲームに使った物なのですが、そろそろ今年のたんぽぽ組も楽しめるかな?とやってみました。
お部屋のあちこちに1~30までのテープを貼り、探すのです。
見つけたテープはももんちゃんのお顔に貼り戻します。
あちこち、あちこちあらゆる場所から出てきます。
おままごとだったりブロックのかごの網目だったり誰かの背中だったり後ろ髪だったり・・・
番号順に確認して、14番がないよーとか26番がありませーん、と伝えるとどこだどこだとみんなで探します。
あったー。と見つけた子はヒーローです。
もう一回、とリクエストに応えて続けて2回遊びました。
室内遊びと戸外遊びの違いもだんだん理解が深まっています。
今日はシール張りやお絵描き、ごっこ遊びで過ごしました。
シールの後の片づけやお絵描きの後の手洗いも自分たちでちゃんとできています。
何も言う事はありませんでした。
そろそろご飯の時間です・・・子どもたちは自主的にぱぱぱっとお片付けをしお布団を敷く手伝いをしてくれました。
そこでもう一回、ももんちゃんの宝さがしゲームをして給食の準備をはじめました。
また一つ楽しいことが増えました。(N・S)
自前のステージで歌ったり
◆ 梅雨(うみグループ)
はやく食べたいなー
今日は梅雨ならではの朝から大雨日和。
お部屋で何をしたいかを発表してもらうと「〇くんと一緒に大きいブロックで遊びたい」「★くんと〇ちゃんとおままごとコーナーで遊びたい」と次々にしたいことを言ってもらい、◇先生も「今日は調理をしたいです。◆先生から野菜を貰ったので炒めて食べたいと思います。きちんと前を向いて話を聞いてくれているお友だちと一緒にしたいと思います。」と発表すると、今まで姿勢を意識していなかった子どもたちの背筋がピンとなったのは言うまでもありません。
室内遊びの時間になると発表していた通りの遊びを始める子や保育士が栽培のフローチャートを作っていて、前回行った昆虫のフローチャートと同じように絵を描くのを手伝っていました。「モロッコいんげんってどんな感じかな」「こうかな」などと言いながら自分のクレパスを持ってきて、育てている植物の絵を真剣に描いてくれました。そして、裏面にのりを付けてペッタンこ。自分が描いたものがそこにあるのが嬉しいような誇らしい様な表情を見せてくれた子ども達でした
。
待ちに待った調理の時間の時には、テーブルをうみグループの子どもたちが取り囲み、野菜を切りながら野菜の説明を◇先生がすると真剣な表情で耳を傾け、質問をしたりしていました。そして、炒める時には「油がはねるかもしれないから近づかないでね」と注意すると一歩後ろに下がって炒める様子を食い入るように見ていました。
給食の後に調理を始めましたが、「もっと食べたい」という子どもたちの気持ちが伝わってきました。
色々なことに楽しめるような環境をこれからも提供していきたいと思いました。
(K.H)
真剣なまなざし
モロッコいんげんはどんなふうに描く?
◆ 雨の日室内遊び (にじグループ)
朝の集まりが終わったあと、ゆり・ひまわり組の子ども達と一緒に、ハンカチ落としや椅子と異ゲームをして遊びました。
雨の日でも元気いっぱいの子ども達。朝から身体を沢山動かしてお友達とゲームで盛り上がりました。
負けてしまうと泣き出したり、「もうやめる」と言い出す児もいてましたが、保育士が抜けてもゲームは続き、「やりたい人は集まって」とやはり年長児が中心となって遊びが広がっていきました。
机上遊びの方では、今日もお祭りの小道具作りをしました。
今日はわたあめ作りです。
プチプチにマジックペンで色をつけて、それぞれ好きな味付けをしました。
「にじいろわたあめ」「いちごとチョコレート」子ども達の発想で色とりどりのわたあめが出来上がりました。
雨の日には、まんだら塗り絵や年長児のコースター作りなどの机上遊びに集中している姿があり、室内でしかできないゲーム遊びをお友達と楽しんだりもしながら、子ども達との遊びを深める時間にしていきたいと思います。(B・K)
◆ 色の変化 日本の歴史プロジェクト10 (そらグループ)
コーヒーフィルターで染めてみました
今日もビー玉遊びは人気です。
子どもたちと4つのお約束を確認しました。
・お口に入れない。
・お友だちに貸さない。
・終わったら先生に返す。
・ビー玉あそびで使うものを先生に見せる。
朝の会が終わるとすぐにチビブロックに行き、迷路などを作る姿がありました。
チビブロックで迷路を作るのも一人ではなく、お友だちと共同して作る姿がより一層増えたように感じます。
ビー玉遊びをしていた年長の○くん。
ブロックで作った箱の中にビー玉を入れたところ、ブロックの色に反射してビー玉が黄色に変身。
「うわぁ!見てみて、透明のビー玉なのに黄色になった」と興奮気味にお友だちに見せていました。
「僕の青も入れてみていい?」と小さな発見に心躍っている姿が微笑ましく感じました。
染め紙も行いました。
パレットの中で色が混ざったり、色を吸い込んでいく様子が楽しいようです。
昨日の提灯に続き、うちわにも貼ってみました。また、小さな傘を作って染める年長児もおりました。
染め紙が提灯やうちわへと形が変わっていくのが楽しみで仕方がないようです。
嬉しそうにな表情を見て、私たちも嬉しくなります。
その喜びを共感していくために出来上がるまでの過程も大事に寄り添っていきたいと感じます。(O.Y)
ブンブンゴマも回した時に紫になったり、赤になったりと色の変化が楽しめます。
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