◆6月15日(金)の子どもたち
2018年06月15日 金曜日
◆雨が降る前に(つぼみ)

雨が降らないうちに園庭にでました。
砂場の玩具を手に持ち顔の前でカンカンぶつけ合いぶつかるたびに目をキュっとつむる◇ちゃん。その姿はまるでラッコの様でした。
雨が降り始めたのでテラスでシャボン玉をしたりボール遊びをしました。
しゃぼん玉を取ろうと手を伸ばす子どもたち。地面に割れずに着地しているシャボン玉を見つけ掴もうと試みるも割れてしまい「あれ?」と首をかしげる姿が可愛らしかったです。
少しだけ外遊びができ良い気分転換になりました。
〇ちゃんはお部屋の手洗い場への階段を自分でハイハイして登るようになりました。手を洗うことが楽しいようでお友だちが洗ってる様子を見つけると「私も」と伝えてくれるようになりました。
□くんはラックで遊んでいるお友だちがグズグズし始めると頭をなでなでしてくれます。
▽ちゃんは靴が脱げてしまうと保育士に「やって」と伝えてくれました。
子どもたちが毎日いろいろな成長を見せてくれ保育士達は日々嬉しい気持ちで過ごさせてもらっています。
(K☆H)


◆きんぎょはどこだ?(ふじ1)

今日の朝の集まりの際に「きんぎょがにげた」の大型絵本を見ました。
金魚が水槽から逃げ、絵本のどこかに隠れているというお話です。「きんぎょさん、どこに隠れてるか分かる?」と聞くと〇くんが指を差して教えてくれました。みんなにも「ここにいたね。」と言葉を掛けると「あぁ!」と言って絵本に近づいて覗いていました。
隠れているものを見つけることも出来るようになったのだと成長を感じました。
また、ミッキー体操が終わると自然といつも絵本を読んでる所に集まってくれる子もいて一日の流れを理解して、自分から動くことが出来ていて凄いなぁと感じました。
外を見て見ると、まだ雨は降っていなかったので急いで準備をして出ていきました。
最近仲良しな◇くんと☆ちゃんはお外に出ても一緒に遊びます。縄跳びの先をひとつずつ握り園庭をあっちこっちと駆け回っていました。☆ちゃんが先頭で進んでいると後ろの◇くんが転んでしまいました。☆ちゃんは転んだことに気付いたのが後ろを振り返り◇くんが起き上がるのを待っていてあげていました。ふたりの関係性と☆ちゃんの優しさに温かい気持ちになりました。
しばらくすると、一気に雨が降ってきました。慌てて子ども達をお部屋に戻しましたが、子ども達は雨に大興奮です。
お部屋に戻ってからは、おひさま広場に滑り台とジャンプ台を置き、廊下には車を用意しました。
マットで作った小さな滑り台で遊んでいた△くん。滑り台を滑り降りるたびに下に敷いてあるマットを一回一回直していました。△くんが直している間に次々と子ども達が滑ってくるので、マットがずれて・・・を何度も繰り返していました。△くんがなかなか滑れないので押さえててあげると満足そうな顔で滑り始めました。△くんの几帳面な性格を見つけることができました。
(I・K)


◆キュウリを味わったよ。(ふじ2)

週末の疲れはあるものの、15人が元気に揃うことができました。
朝のお集まりのとき、「雨が降るかもしれないけど、お外に出たい?」と質問すると、何人かの児が「でたい。」と口々に答えてくれ、園庭で遊ぶことにしました。
そこで大きく実った、キュウリを発見したので、◎くんを連れて、きゅうりが大小様々色んな所に出来ていることを見せていると、ぞろぞろと、他の児も集まってきて、収穫している姿を見ていました。
園庭遊びを、もう少し楽しんでから、◎くんと後で食べようねと約束をして、再び遊び始めてから、雨がポツポツと降ってきてしまいました。
そこで、予定していたキュウリを子どもたちに見せると「食べてみたい」と答えたので、テラスで集まって食べる事にしました。
◎くんも、さっきのキュウリだと気づき、興味深々。
キュウリをまな板で切るのを、静かに見ている子どもたちの目は、いつになく真剣でした。
一人ずつキュウリを受け取り、◎くんは、戸惑う様子もなく美味しそうに食べていました。
☆ちゃんは不思議そうに見てから口にすると、一瞬で苦い顔になり、べっと口から出した後、再び食べ最後まで間食しておかわりをしていました。
。
◎くんは下に落ちていた、キュウリを、ツンツンして部屋に入っていきました。
キュウリを手にしたけど、口にしないままの児もいました。ほとんどの児が美味しそうに食べておかわりをしている姿に給食で見ている姿とひと味違って見えました。
収穫から、実際に食べる経験をした子どもたちの目は、いつにも増してキラキラしていて、何か自信に繋がったような、いつも以上に大きく見えました。
キュウリって、こんな味するんだという発見が、貴重な体験となったと思います。
これから、夏野菜が増える時期なので、また野菜の収穫ができたら、試食してみたいと思います。
部屋に入ってからは、廊下でコンビカーを元気に滑走するなど、おひさま広場では滑り台やジャンプ台などを用意して、発散できる遊びをしました。S・A


◆カタツムリ(きく)

きく組の子どもたちが大好きなカタツムリ。5月に見つけて飼い始めたのですが、当初は殻の中にこもっていることが多く、水をかけてしばらく待っていると触覚を出していました。
6月になり梅雨入りすると、朝から活発に動いている様子が見受けられます。
雨の季節に現れる虫だということは知っていましたが、改めて梅雨の季節が来ているのだとカタツムリを見て感じます。
今日は、カタツムリの制作をしました。玉ねぎをスタンプにしました。玉ねぎの部分がカタツムリの殻の部分になります。
まずは、玉ねぎを半分に切りました。中身が見えると、「白いね。」「丸がいっぱい。」など興味深く観察する子どもたちです。手に取ってにおいもかいでみました。ツーンとするのでむせそうな子もいれば顔をしかめる子もいましたが、なぜか「もう1回。」と繰り返しかぎたがるのです。いい匂いではないけれど、またかぎたいという不思議な気持ちです。
一生懸命に握りしめていると皮がポロポロ剥けていってしまい「あれ…。」と近くのお友だちと笑っていました。
沢山観察した後は、好きな色を選んで画用紙にスタンピングしていきました。始めは大人が手伝っていましたが、添えていた手を離して様子をみると、子どもが押した方がきれいに玉ねぎの模様がついていました。スタンプを押す力の強弱で模様の出方も変わってきます。身近な野菜を使って、大好きなカタツムリが出来上がりました。
子どもたちが好きなもの、興味を持ったものから遊びにつなげていけるよう、これからも生活や遊びなどの姿に注目していきたいと思います。(T.Y)


◆自分で決める(たんぽぽ)

朝の会の後、今日はどうしようか、どこで遊ぼうかではなく、どうしたいか?どこで遊びたいか?一人ずつ聞いてみました。
聞いてみると、一人ひとりに自分の考えがちゃんとあり、自分はこうしたいとか、これがいいいという答えがありました。
お部屋で遊びたい子4人、お外(園庭)で遊びたい子その他全員と意見が分かれました。
保育者たちも相談しました。
多数決で決めるか、少しお部屋で遊んでから皆で園庭に出るか。
両方できると何となく平和的な解決のような気になりますが、それでは自分の考えではなくなります。
追々平和的解決が必要な年齢にもなってきますが、今は自分で決めるという選択を経験したいところでした。
ここはスッパリ二手に分かれて、園庭に行く子はいつもの支度をして玄関に向かいました。
お部屋の子は早速積木で遊び始めました。
やっぱりどうしようかな・・・と気持ちが揺れた子もいました。
ここからは園庭組の様子です。
玄関で一つ皆と確認をしました。
雨がポツポツ降ってきたら、もしかしたらザーザー降ってくるかもしれません。その時はすぐに帰ってきてね。
さあ行こう、とその時に遊んでいたふじ組の様子が急にあわただしくなりました。
雨降ってきたよー。 保育者たちが口々に声を掛け合っています。
残念。今日は自分で選択してきたのに一歩も外に出られないなんて残念。
だから自分たちで雨を確認することにしました。
雨が降ってきたら帰ってきてね・・・ちゃんと覚えています。
玄関から出るといつもならわーいと駆け出すところですが、一歩一歩慎重な足取りです。
両手を広げて掌で雨を確認する仕草、「雨降ってきたー。」
自分の掌がぬれる感触を確かめて、納得して帰ることにしました。
お部屋を選択した4人は外の様子を窓越しに見ていたようで、「おかえりー。」と迎えてくれました。
その後次々と遊びのリクエストが出てきました。
出来るだけ気持ちに沿えるよう準備をしながら楽しく過ごしました。
最近続けて取り組んでいる「染め」も慣れてきて、広げた時の色の染まり具合に「あー。」と感嘆の声も上がりました。
入口ののれんが出来上がり、記念撮影もできました。(N・S)


◆雨模様(うみグループ)

今日はあいにくの雨だったので室内で過ごすことになりましたが、朝の会で「今日はお部屋でどんな遊びをして過ごしたいか?」を聞くと「〇くんと一緒にカプラしたい」「★くんと一緒にパズルをしたい」「△ちゃんと一緒に魔女っ娘ごっこしたい」とたくさんの発表がありました。ひまわり組さんやゆり組さんだけでなく、もも組さんも積極的に手を挙げて発表してくれていました。
そして、「金曜日は何の日か」と保育士が質問すると「お片付けの日」と大きな声で答えてくれるうみグループの子ども達。「朝の会が終わったら、お片付けをお願いします」と保育士が伝えて、朝の会が終わると自分たちのロッカーからリュックを持ってきて、お片付け開始。
必要な物、いらないもの、完成したもの、途中のものと分けて片付けて行きます。ひまわり、ゆり組さんは手際もよく一人で片付けて行きますが、もも組さんはまだ1人で片付けるのは難しいところもありますが、1人で片付けようとしたり、お友だちが途中の物をリュックに入れようとすると「それは持って帰らないよ」と言って教えてあげたりする姿もあり、手伝ってもらうだけでなく自分たちでやろうとする姿が見られるようになってきました。
片付けの時だけでなく、子ども達同士の遊び方を見ていると「前に☆くんがそういう風に遊んでいたな」と思う場面が多々あり、日々の生活の中で色々な姿を参考にしているのが分かります。大人や年上の子ども達の行動や言動一つひとつが子どもたちにとって目新しくうつっているようです。
子どもたちの興味、関心を大切にして今後も見守っていきたいと思います。
(K.H)


◆提灯制作(にじグループ)

にじグループの保育室をお祭りのようにしたいというプロジェクトが今週から徐々に動き始めています。
今日は、昨日の夕方から取り組み初めていた風船で提灯作りを行ないました。
風船に和紙をのり付けしていくですが、筆にのりをつけて和紙に塗る作業は、想像よりも難しいものでした。
取り組んでいた子ども達は、「遊んでないで真剣にやってよね」「そこ〇ちゃん塗っといて、私こっちやるから」と大人びた言葉使いが飛び交う中、協力していました。
その隣では、もも組の児が「これどうして色つかないの?」「これは何を描いているでしょうか」と、筆を使用していることにより、のりづけではなくお絵描きのような感覚になっていましたが、年上の児の真似をしていることを楽しんでいる姿がありました。
そして、今日新たに画用紙に子ども達の名前を漢字で描き、その周りをマジックペンやクレパス、シールを貼って飾り付をした提灯も作りました。
漢字のかっこよさにひかれて、「やりたい」と言う児が沢山集まりました。
一人ひとりの名前が入った提灯は、一体感が生まれると共にお祭りの雰囲気が盛り上がっていくような兆しが見えてきたように感じました。
お祭り作りなどをきっかけに、制作に興味を持って取り組む児が沢山います。
それぞれの発達にあった制作を取り入れながら、みんなで作り上げ、盛り上がっていくとよいなと思います。(B・K)


◆気持ち新たに(そらグループ)

今日は金曜日。1週間の終わりという事で、道具箱・ロッカーの整理の日です。ひまわり・ゆり組は慣れたもので、家に持ち帰るもの・まだ園で続きをするものと自分で仕分けしながら片付けていきます。もも組も少しづつ上手になってきました。「ママに見せたい」と嬉しそうにリュックにしまう児もいました。
しっかりと習慣になっていくと良いなと思います。
そして掲示もさせていただきましたが、子どもたちの発達・日々の様子を見ていく中でロッカーの並び順を替えることにしました。その為に、いままで自分が使っていたロッカーの掃除もしました。
「新しいところ~?」となんだかワクワクする子ども達。新しい場所になる児は半数ほどです。新しくなる児だけ名前を呼びました。「やったぁ」と嬉しそうです。
朝の会のあと、年長児から順番に掃除していきました。
帰りには、新しい場所に変わっている予定です。場所は、掲示させていただきますのでよろしくお願いします。
年長児は、第三回お泊り保育に向けての話し合いを行いました。行程表に沿って、何を食べたいか、どんなことをしたいか、意見を出し合ってみました。少しづつ、内容が固まりつつあるようです。残り1か月とちょっと・・・期待・不安が入り混じりながら無事に当日を迎えられると良いなと思います。
もも・ゆり組は、その間にロッカーの掃除をしたり、室内で思い思いに遊びました。
(M.C)


Posted in 園のこだわり