◆6月14日(木)の子どもたち
2018年06月14日 木曜日
◆出来ることが増える喜び(つぼみ)

今日は地下鉄車庫まで散歩に行きました。
以前に比べ動くものなどを見ると「あっあ」と声を出してみたり、身体を動かしてみたり、指を差してみたりと反応が多くなってきたように思えます。
一本だけみて園庭へ。遊びなれた園庭では泣くことなく気持ち良く過ごせていました。
遊べる時間も少し長くなり、子どもたちにも余裕が出来てきたように感じます。〇くんももう帰る時間だと察したようで、自分から帰ってきていたのですが「くつぬぎぬぎしようにね」と声をかけるとその言葉を理解したのか、座ってマジックテープを剥がすという動作まで出来ました。
「ないないだよ」と下駄箱を指差し声をかけると、下駄箱まに靴を入れることもできました。「すごいね~」と喜ぶと〇くんも拍手をパチパチ~ととても嬉しそうでした。
出来たことを一緒に喜ぶことも、その喜びから自信を持ちいろんなことがもっとできるようになっていくのが楽しみに感じます。
(K.E)


◆五感を使って (ふじ1)

日差しが和らいだので、本五ふれあい公園にお散歩に行ってきました。バス通り側の部分で遊ぶのは久しぶりです。こちら側は、自然の草や木がたくさん。時期的にも、緑が生い茂っていて、気持ちが良いです。芝生の中にも色々な種類の草が生えていて、触ってみると手触りが気持ち良いものもあります。一緒に触ってみました。小さな葉がたくさんついています。
大きな八つ手のような葉も落ちていました。茎を持って、ほうきのように掃いてみる子がいます。ぶんぶんと振ってみる子もいます。
他園の子があまりいなかったからか、公園は静かでした。色んな音が聞こえます。鳥がたくさんいて、「チュ チュ チュ。」と鳴くと、「あ!」とそちらを見る〇ちゃん。△くんは、道路の方から「ゴーゴー」と音がしてバスが通ったのを見つけ、「ババ!(バスのことです)」と言って、指を差しています。
ちょうちょも飛んでいました。ひらひらと飛んでいるのを見つけると、「きゃー!」と声を上げて、みんなで追いかけます。花に止まったので、保育士が「しー。そーっとね。」とささやくと、子どもたちも「しー」と言ってそっと近づき、またちょうちょが飛ぶと、「きゃー!」と喜んでは盛り上がっていました。
五感をフルに使って遊ぶ子どもたち。私たち大人も同じ目線になって、様々なものを見て触って・・・、共感していくことの大切さを実感します。
(T.M)


◆のんびりゆったり行こう(ふじ2)


今日は、朝からゴロゴロする子がちらほら…。
疲れを見せる週の中日です。
朝の時間に充電した子たちは、すっきりしてきたようだったので、近場でのんびり行ける地下鉄を観に行くことにしたため、「今日は、電車を見に行こうね」と伝えるとみんな喜び、張り切って支度をすると足取り軽くお散歩カーの所に来ました。
みんなよく分かっています。
今日のお散歩のテーマは、「ゆっくり、のんびり、気になるものは、立ち止まってみよう」にしてみました。
保育者と手を繋ぎ歩く子たちの視線は、様々です。
交番前に止まるパトカーや走っていくバスやコンクリートミキサー車など見つけるたびに教えてくれたり「あっち」「いた」と言葉で伝えてくれます。
乗り物好きな子たちには、興奮状態が続きます。また、橋から川が見えると「さかないた」「かわ」と嬉しそうに言っています。
帰りには、コンクリートの隙間を指さし何かを見つけた様子の〇ちゃん。その姿に惹かれて一緒に歩いていた◇ちゃんも△ちゃんもしゃがみこみ指さし、三人で片言ではありますが、三人には、通じる言葉だったのか嬉しそうにやり取りしていました。
少しの時間とはいえ、ゆっくり探索が出来たからか「そろそろ園庭で遊ぼうか」と誘うとにっこり。三人共に足取り軽く園庭に戻りました。
メインの電車は、来るたびに喜びの歓声を上げて、走り出すと「バイバイ」と言いながら手を振る子も一段と増えてきて見る楽しさを満喫しているようでした。
走る前に「プシュー」と大きな音が毎回出るのを覚えていた☆くんがタイミングを見ていたのか「プシュー」と言うと電車から聞こえてきて☆くんは、とても満足そうです。
園に戻るまでに3本の電車を見て大喜びな子ども達。
今日の散歩の大収穫は、沢山あったように思います。園庭に到着すると水分補給をすると各々が園庭に行き遊び始めました。満足し、どの子も幸せそうに給食を食べていました。
これからものんびりゆったりさんぽを取り入れていきたいと思います。
(N.Y)


◆縄跳びできます(きく)

園庭に行くと縄跳びを欲しがる子が増えてきました。取ってあげると嬉しそうに持って行きました。跳べないのにどうやって遊ぶのかなと思っていたら、そんな心配はいらなかったようです。みんな跳んでました。縄を舞い上げると自分も一緒に舞い上がり、ピョンピョンと連続でも跳べているようです。見ている方としては、縄自体は跳んではいず、縄と共に飛び上がっている感じではありますが、子どもたちは得意そうに何回も跳んでいました。
「上手ね」と言うと連続で何回も跳んで見せてくれます。縄と共に飛び上がっているのだから縄跳びが出来ているというのかもしれません。さすがきく組の子どもたちです。縄跳び得意ですと言えそうです。
その後は、電車ごっこでお友だちと一緒に楽しんでいました。1人で縄跳びなんてまだ早いと思ったのは保育士だけで、子どもたちは跳べています。そして遊びを見つけていました。
きく組のカタツムリが大きいのが2匹、小さいのが3匹になりました。砂を入れて、卵が産めるように準備、どうなっていくのか楽しみです。 M.K


◆伝える (たんぽぽ)

保育者たちも見落としていたのですが、プランターの地面すれすれのところに大きな大きなゴーヤを☆くんが見つけてくれて、今年初のゴーヤをお味噌とお砂糖で炒めていただきました。
人生初の子もいたかもしれません。
思わず口から出てきてしまう子もいましたが、夏の味覚の経験です。
中の種の部分を取り除きみんなで順番に触ってみました。
ふわふわの中に種がある。 発見です。
お買いものに行ったら見つけてみよう・・・と呼びかけています。
季節の野菜のお話でした。
今日は園庭で、気持ちを伝える姿をみました。
♡ちゃんのケース
♡ちゃんは小さいお友だちが大好きです。
そしてとても優しいのです。
小さい子にはどんなふうに触れたらいいかをよくわかっていて、力の加減がとても上手です。
つぼみ組の黄色いかわいい帽子も大好きだから、この前ちょっとお借りしてかぶってみました。
つぼみ組の小さな子を見つけるととっても嬉しくて近づいて行きます。
そして、「いいこ、いいこ」と頭を撫でてお顔をそっと覗き込みます。
私が守ってあげる、そんな♡ちゃんの心の声を聞いたような気がします。
♧君のケース
藤棚のしたのローラー滑り台、下から上がってはいけないことをちゃんとわかっているのだけれど、ついつい手をかけてしまったようです。
上るつもりはなかったのです、ただ手をかけてしまいました。
そこで年長の◇君が登場します。
てっきり遊び方をまちがえているのかしら?と思ってしまった◇くんは上らないように♧くんの頭を押さえました。
♧君は上る気はなかったので怒りました。
「いたい。イタイ、痛い、いたい。」
上っちゃだめだよ・・・ 「痛い。イタイ、いたい、痛い。」
そのやり取りがしばらく続きました。
二人とも自分の気持ちを伝える姿でした。
言葉で伝える姿、動作で伝える姿に「立派でした。」と拍手を贈ります。
日々皆は成長し、胸に響く感動も沢山あるのですが、今日はハイハイレースをしてみました。
よーいどん。
みんな歩行歴もう1年以上になるでしょうか・・・でも、ハイハイの腕は落ちていませんでした。(N・S)


◆優しいお姉さん(うみグループ)

朝、お部屋に入ると「ブーーーン」といつもは聞こえない音がしました。
「先生、カブトムシが飛んでるー!」と口をそろえていう子ども達。
どこを飛んでいるのか探していると天井にピタッととまっています。
「あれ?カブトムシが3匹になってる!」
2匹だと思っていたカブトムシが3匹いたのです。
子ども達はカブトムシに大興奮です。
虫かごの中の土が少し硬かったのか、カブトムシは生まれてから土の上に出てくるまで時間がかかりました。「新しい土に変えよう」ということになり、保育士と数人の子ども達でカブトムシの土を買いに行きました。園に戻り、虫かごの土をみんなで変えると、土の中を見ることができ、蛹の殻が出てきたり、新しい発見もあったようです。
園庭では、手をつないで歩く年長児と年少児の姿がありました。
6月からうみグループに新しく入った○ちゃんの手をひいて歩き、一緒に遊んだり、少し高い位置にある水をとってあげたり・・・年長児のお姉さんの姿は本当に素敵です。
優しく声をかけ、着替えの時には、すぐに自分の着替えを済ませ、自分より小さい年少児のお手伝いをしたり、お昼寝のときには、一緒にベッドに行き「トントンしてあげるね」と保育士と同じようにお腹のあたりをトントンとしてくれます。
保育士がお手伝いをしてくれる年長児に「ありがとう」と声をかけると、とてもうれしそうに「うん」とうなずき、素敵な表情も見せてくれます。
年長児の優しいお姉さんやお兄さんの姿を見て年中児や年少児も、着替え、お昼寝など、いろいろなお手伝いをしてくれます。そんな年中児や年少児も大きく頼もしく見えます。
これからも子どもたちの素敵な部分をたくさん見つけていきたいと思います。
(K.Y)


◆無限の園庭 (にじグループ)

今日は耳鼻科検診がありました。
昨日の帰りの集まりでも話していたため覚えている子どもたちもいました。
以前、健康診断や眼科検診で自分の名前・お礼を上手に言えた子どもたちは今日もみんなの前で練習をしました。
耳を診たり、鼻を診たり、口を開けて喉も診ました。
耳・鼻・喉は繋がっているんだよ、とお話しをすると不思議そうな表情の子どもたちでした。
にじグループの順番がくるとホールへ向かいました。
自分の番が近くなるとドキドキな子どもたちで「こわい」というお友達もいましたが、泣かずに頑張りました。
室内に戻ると今日は年中児だけの遊びを提供しました。
以前年少児が新聞紙で行なった遊びを年中児の子どもたちも「やってみたい」ということで新聞紙をお腹に走る遊びを行いました。
コツを掴むとすぐに走り出します。
また、新聞紙の島に立ってペアになりじゃんけん遊びもしました。
じゃんけんに負けると自分の新聞島を一回折ります。
徐々に島が小さくなり、島から落ちたら負けというゲームです。
じゃんけんに負けても島から落ちなければ負けじゃないというゲームはとても盛り上がりました。
どんなに新聞島が小さくてもバランスでなんとか持ちこたえるということが子どもたちを盛り上げたのかもしれません。
負けた子どもたちも笑顔で「もう一回」という姿もありました。
園庭の時間になると、水遊びが盛り上がりました。
砂場に穴を掘り水を運ぶ子どもたちと一緒に流れていく道を作っていきました。
それを見た子どもたちは「川だ」と教えてくれました。
川の道を広げていく子どもたち、水を運ぶ子どもたちに自然と別れて遊びを広げていくと、「街みたいだね」と教えてくれました。
「葉っぱを刺してみようよ」「カエルが遊びにくるかな」と広がる子どもたちの発想に周りの子ども達もたくさん参加してくれました。
水の量が多くなってくると川が崩壊してしまい、急いで補修工事が行われたり、子どもたちは自分の持ち場を忙しそうに手を動かし遊んでくれました。
園庭遊びは無限の遊びを楽しめる環境があることを感じました。
今後も楽しめるように発展していけるような関わりを行なっていきたいと思います。
(A,Y)


◆おいしい (そらグループ)

今日は園庭のきゅうりを食べてみました。
給食室から道具を借りて、包丁で切ってみるときゅうりの良い匂い。
「うわぁ~」
「早く食べたい」
「お替りある?」
と子どもたちも食べる前から興味深々。
園庭に行く前に試食をしていたので、帽子を被って並んでいた子もきゅうりを食べているお友だちを見つけて「食べたい」と後から行列が出来ていました。
野菜を苦手としている子も美味しそうにたべていました。
園庭で採れたもの、目の前での調理などをみて、食べる楽しさ喜びを感じているようでした。
きゅうりを食べた後は園庭へ。
大きいきゅうりはないかと探す年長児。
ゴーヤのカーテンも気になるようで「先生ゴーヤ採っていい?」
とまだまだ小さいゴーヤを採りたくてしょうがない様子でした。
園庭菜園も実をつけ始めて、きゅうりは食べごろです。
今回は、保育士が包丁で切りましたが、少しずつ子どもたちと一緒に調理する楽しさや
食べる楽しさを味わっていきたいと感じました。(O.Y)


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