◆6月13日(水)の子どもたち
2018年06月13日 水曜日
◆ 毎日、変わるよね (つぼみ)
今日は、園に地域の方たちが遊びに来ていてにぎやかな日となりました。園内は賑やかですがつぼみ組の子どもたちはいつもの毎日を過ごしています。でも、みんな毎日すくすく成長しています。
5月から入園した〇くん。抱っこしてもらうのが安心で過ごしてきました。園庭や散歩に出ると泣いてしまう姿がありました。でも、今日の〇くんは保育室で遊んでいる時からあそびにとっても積極的です。目の前のおもちゃに「〇△□!!」とかわいい声を出しながら楽しめていました。
園庭に出てからも、マットの上で声を上げながら〇くんなりに楽しんでいました。
毎日毎日の積み重ねでみんな慣れて行ったなと4月当初を思い出しました。今は、慣れてきた子が増えてきて、なんだか忘れがちですが一日一日、楽しい経験を心に残していけるような大人でありたいと思いました。U・A


◆ 楽しく遊んでます(ふじ1)

園庭に出る前の室内遊びの時に☆ちゃんがお部屋の角の方にいました。何をしているのかのぞいて見ると積み木を積み重ねて上手に集中して遊んでいました。しばらく頑張って積み木を重ねていましたがミッキー体操の曲が流れ始めると踊りに行っていました。
園庭に出て遊びはじめると☆ちゃんは砂場を囲む丸太の上をアリが歩いているのに気づきます。アリを指さして行き先を見ていましたが見失ってしまいました。アリが歩いて行った方を指さしてあげると見つけたようでとても嬉しそうにしていました。
そのすぐ近くの砂場で遊んでいた〇くん砂をカップに詰めていろいろな所へ持ち歩いていました。鉄棒や花壇近くと歩いているうちに大きな石を発見して興味を持っていました。持っていると危ないので石の近くにダンゴ虫がいたので教えててみました。しかしそれには気づかず、すぐ近くに落ちていた梅の実を拾っていました。〇くんは普段から梅の実を拾ってカップにいれたりするのが好きなので喜んでいました。
一緒に梅の実がどこから落ちてきたのかを梅の木の下に行ってまだ木についている梅の実を見たりしました。そこから姫りんごの実を見に行ったり木の実探索ツアーの開始です。
西側の道路の方にも木の実を探しに行きましたがお友だち達がバス通りに面している角の所でバス通りを通る車を見ていたので〇くん素早くバス見学仲間に入っていました。
いろいろと興味を持つものが時と場所で変化していきその場で楽しく参加したり観察したりいろいろな事に興味を示してその場面で関わる時間も少しずつ長くなってきたように感じました。y.n


◆ 一緒に(ふじ2)

今日も15名のふじ2組。全員出席です。
朝から賑やかに始まりました。
男の子たちは電車コーナーに集まっていました。
三人ともゴロンと横になり、自分たちでつなげた線路に電車をのせて、走らせて遊んでいました。短めの線路でしたが、三人でなんとなく譲り合って、しばし電車遊びを楽しんでいました。
朝のミッキー体操の曲が始まると、「きゃ~」と声を上げます。
すくっと立ち上がり、体操の準備はOKです。
今日のふじ2組の体操は一味違います。みんなでいつもにも増して張り切っています。部屋のあちこちにひろがっているものの、それぞれしっかり踊っていました。
保育士と手を繋いで踊りたくなって「ん!」と手を差し出す〇くん。それに気づいて「わたしも」と手を差し出す△ちゃん。「〇くんと△ちゃんで手をつないでみようか」と声を掛けると、2人で手を繋いでにっこり。それを見ていた他の児も仲間入りし、みんなでワイワイ楽しいミッキー体操になりました。
さて、今日も天気が良いので、園庭へ遊びに行きました。
シャボン玉を吹いてみると、心地よい風にのってふわっと飛んでいきました。
目をキラキラさせて遠くからやってきた☆くん。シャボン玉が大好きなようです。
プーと保育士が拭くたびに目を大きくさせてみています。シャボン玉が風に乗ると、☆君もそれを追いかけていき遠くまで行ってはまた保育士の元へ帰ってくるのです。今日の☆君、なかなかの運動量でした。
築山でも子ども達が集まっていました。
お兄さんの真似をして急斜面に挑戦している◇ちゃん。お兄さんたちは軽々登っているのですが、ふじ組にはチャレンジな斜面です。でも◇ちゃんはあきらめません。凛々しい目つきで何度も挑戦していました。8分目までは行けたのですがもう少し・・・の所で力尽きてしまいました。その後◇ちゃんは、自分で登れる場所を見つけて、てっぺんでみんなと遊んでいました。でも◇ちゃんの頑張りは素晴らしかったです。
猿の置物の所でも何やら集まっています。
シャベルで猿に砂をかけられているのを見て、▽ちゃんが砂を払ってくれました。「ごしごしきゅっきゅ」と声を掛けるとそれに合わせてきゅっきゅと身体を洗う真似をしています。他の児も面白そうと思ったのか、一緒に合わせてきゅっきゅとしてくれました。
スッキリした猿に、▽ちゃんはカップに入れた小石を口の所へもっていって食べさせてくれました。▽ちゃんの優しさが伝わってくる一コマでした。
個々の遊びも楽しんでいますが、お友だちとの関わり合いも多く見られた一日でした。
これからもっともっと増えてくると思います。楽しい関わり合いが持てればいいなと思います。 I・Y


◆ できたよ(きく)

今日は園庭へ遊びに行きました。いつものように身支度をする時間。以前まで、帽子や靴下を持ってきては「できない。やって。」という声が多かったように感じます。帽子を被ろうとしても上手く被れなかったり、甘えの心で手伝うように要求してきたりする姿の方が多く見られていました。
今日は「見てー。できた。」と言う声と嬉しそうに保育者に見せに来る子どもたちの姿が印象的でした。一人の児ができたと言うと周りのお友だちも自分でやってみようという気持ちが湧いてきたのだと思います。自分でやると宣言した◎ちゃん、初めて一人で帽子をちゃんとかぶれて自分でも驚きながら報告してくれました。△くんは靴下のかかとの部分が土踏まずの所までしか届いていませんでしたが、とても満足そうでした。
自我が芽生え、「自分で」と思う時もあれば、思うようにできない時もあり、
本当は一人で出来るものも手伝ってもらいたい時もあると思います。毎日子どもたちの沸き起こる気持ちも姿も違います。そんな子どもたちの気持ちをしっかり受け止めることで、一人で出来ることに自信を持てるのだと思います。毎日あっという間に時間が過ぎていきますが、できるようになったこと一つひとつ丁寧に認め声をかけていくことを大切にしたいと思います。
園庭では、ボール遊びや縄跳び、ゆりかごスウィングなど少人数でまとまって遊んでいました。お友だちの名前も覚え「○○くん」「◇◇ちゃん」など仲の良いお友だちの名前を呼びあって遊んでいます。お友だちを通して園での生活がより一層楽しく感じられているように思い嬉しく感じています。(T.Y)


◆ 「〇ちゃん逆上がりできるんだよ」と・・今日も観察・・ (たんぽぽ)

朝、思いだしたように「〇ちゃん逆上がりできるんだよー」と話してきました。
逆上がり?結構高度な技です。
〇ちゃんの自信満々な様子に「園庭でやろうね」と楽しみにしながら声をかけました。
園庭に行くとさっそく鉄棒へ。「先生みててねー」とぶらさがります。
「ねっ。逆上がりできたでしょ」と嬉しそうに見せてくれました。お姉さんたちが鉄棒をしているのを見ていた〇ちゃん。そしてそのお姉さんたちが「逆上がりできるよー」と話していたのをしっかり聞いていた〇ちゃんです。
その後みんな集まってきてみんなで 逆上がり をしていました。
子どもたちの『できたー』を大切に、今の逆上がりを見守りたいと思います。
そして今日も園庭に出るときゅうりのプランターに行ききゅうりがなっているか見ていました。「大きいのないね」「小さいのは取らないんだよね」「大きくなったらとろうね」と子ども同士話しています。
昨日収穫したので大きいきゅうりはないなぁと見ていたら収穫サイズの大きめのきゅうりを1本発見した〇くんと◇ちゃん。それを見たつぼみ組の保育者が初きゅうりとして1本欲しいな。と聞いてきました。
たんぽぽのみんなは昨日おいしく味わったので、あげることにしました。
つぼみ組の赤ちゃんは食べれませんが見たり触ってみたり感じる為に。〇くんと◇ちゃんが収穫しつぼみ組に「はいどうぞ」とあげました。
まだまだ小さいきゅうりがあり、まだまだ観察が楽しめそうです。
昨日に続き虫探し隊もいそがしそうです。
ダンゴムシやミミズを発見しみんなで囲んで観察しています。
そしてなんとカタツムリも発見した子どもたち。気になって触っているのでいつまでも顔を出してくれません。
触っているとびっくりするからでてこないよ。そっとして見ていよう。と話していると少しずつ殻が動き始め にょき と顔を出しました。
大興奮の子どもたち。顔を出し動き出したカタツムリに釘付けです。
みんなで「でんでんむしむし かたつむり~」と歌いました。
梅雨時期ならではの楽しみを味わっています。
t*s


◆のれん作りから〜(うみグループ)

今日は室内でたっぷり過ごしました。
朝の集まり後には年長児はうみグループの一画を使いお泊まり保育のディスカッションを行いました。年少児、年中児はその他の遊び場でゾーン遊びを行いました。
年少児、年中児には今日の活動を伝えながら自分の好きな場所で遊んでいくのですが、何をやろうか決まっている子どもとそうでない子どもがいます。
その間に遊びが時間の都合上締め切ってしまったりと思うようにいかないこともあります。そんな時などは、明日の遊びの予定にしようと提案するのですが、当日になるとまた違うものに没頭して機会を逃したりもします。
その子ども達にあった関わりとともに、その子ども達が欲している今の遊びの内容を見ていき遊びに誘っていきたいと思います。
今日は、一人ひとり順番に十分に遊び込めるように一人一枚手ぬぐいサイズの布を渡しました。それには保育者が漢字で子どもの名前を書きました。
読めないよ。漢字はダメだよ。これでわたしのか分からなくなっちゃう。
などのネガティブな発言もありましたがそんな事は何処へやら。
お絵かき、カラーリングの時には肌身離さず持っており、いつのまにか漢字で書かれた自分の名前のものもわかるようになっていたのが不思議です。
カラーペンで絵や色をつけた後、屋台で使うマヨネーズの様な入れ物に入った絵の具を、ビューっと出して染めていきました。
先生、これすごく楽しい。やってみたかったんだ。本当にありがとう。
と嬉しそうに楽しそうに行っていたのが印象的です。大人でもあの出る瞬間とそれを無限に自由にダイナミックに何かにかけられるのは心が踊ります。
最初は赤青黄色の選択で順番になってもらいそこからは自由に使えるようにすると、情動が感じられる子どもの姿が見られます。
心が踊り止まらないといった様子でした。
その後は手ぬぐいを揉み洗いしました。
うわ、茶色になった。
これじゃせっかく綺麗になったのに変になっちゃうよ先生。
と心配していました。
それを絞り地面に広げて干していきます。
本当に綺麗。
すごいよ。あ、わたしのこれ。ねぇ、それぼくのだよ。
そんな事を言いながら太陽熱で温められた手ぬぐいを叩きながら乾かしていました。
しばらくすると、風が吹き、飛んでいく場面もありました。それを体験した子どもが手ぬぐいをお腹の前に広げ風になびかせていました。
皆んなも風に乗って乾かしてみようよと声をかけると、わぁーっと表情が明るくなり身体が大きく動き出し走り出す姿はまさに風でした。
そして、また叩いて乾かし、走って乾かし、最後に手のアイロンをかけ完成しました。
今回行わなかった子ども達はまた次回遊びの提供をし、アプローチをかけて見たいと思います。
k★y


◆ 実験してみました(にじグループ)

年長児はお泊り保育の話し合いのため、お部屋にはもも組とゆり組だったにじグループ。
そのため、いつもよりもお部屋が広く感じ、子どもたちも「年長さん、帰ってくる?」「ひまわりさん、どこ行ったの?」と気にするほどでした。
朝の集まりで夏祭りの話題になりました。
子どもたちのイメージは、花火・わたあめ・くじびき・ヨーヨー・着物(浴衣)と、いろいろ上がり、その中でもヨーヨーと花火は印象に強かったようで、集まりの後にどうやったら作って飾れるかという話になり、制作コーナーで話を進めてみました。
最近、染め紙やにじみ絵など、絵の具を使った制作をすることが続いていたので、「絵の具につけたらいいんじゃない」という意見が多かったので、保育士から少しだけ提案をしてみました。
「ただ、絵の具につけるだけだと、この前と一緒だから、クレパスで描いてからやってみるのはどう?きれいになるか、実験したいんだけど。」と話すと、「いいよ!」とやる気満々の子が数人集まりました。
「まずは花火だから・・・」と、障子紙にいろんな色で線を描きはじめ、「夜だから、黒の絵具にして」とのリクエストで黒の絵の具を用意。
障子紙を絵の具に漬けて、10まで数えて取り出し広げると、見事にクレパスが絵の具をはじいて実験成功です。
これに大喜びして子どもたちは、「この色ならどう?」「この紙は??」「サインペンなら見えるかな?」と次々に実験が続いていきました。
最後には、絵の具の色はすべて混ざってしまい、真っ黒になってしまいましたが、子どもたちは大満足で、「楽しかった!!」と何度も言うほど。
その後、保育士が障子紙を乾かしに席を外すと、「片づけもやろう!!」と、筆やパレットを水洗いし、机も拭いてくれました。
楽しい実験をして、次にヨーヨーを作る計画を立てていた子どもたち。
その計画が実現するよう、私たち保育士も一緒に準備をしていきたいと思います。(E.Y)


◆ 日本の歴史プロジェクト7 (そらグループ)

朝の集まりで今日の流れを伝えると、「早くやりたい」と大好きなミッキー体操も「今日は無しでいいから早く作ろう」と意欲満々の子どもたち。
年長児は3グループが集まり、お泊まり保育の話し合いも行いました。
以前のブログで、日本のおばけを調べ、大きな模造紙に沢山のおばけを描いた事をお伝えしましたが、その時に「どんなおばけか教えてあげたい」との声が上がり、今回は1枚1枚の紙におばけを描き、おばけの名前と特徴をクレパスで描いてみる事に。
「ぼくはからかさおばけ描く」「一つ目小僧描きたいな」と、それぞれ絵本やおばけの塗り絵等をお手本にし、描きたいおばけを選んでいました。
「本物とおんなじ色にしよう」「こわい色がいいね」と、色にもこだわりを見せる年中・年長児。おばけの解説も加えます。
年少児は下書きを描いたものを渡すと、「この色きれい」と言い、カラフルに塗っているのが印象的でした。
また、年長児数名はスズランテープで火の玉を作ります。
「目玉は1つにしよう。その方がこわいよね」と盛り上がっていました。
どちらの子たちも、「いっぱいおばけを作ったら、みんなに見てもらいたいな」と話していました。そしておばけ屋敷へと思いを膨らませます。
その中でも「もも組さんが見ても大丈夫な、こわすぎないおばけ屋敷にしよう」「ちょっとだけこわくしよう。泣いちゃったらかわいそうだもんね」という言葉が何度も出てきました。
それを聞いた年少児も、「ちっちゃい子がこわくないの作るんだよね」と同調します。
自分たちが興味あるもの、楽しいものに取り組みつつ、小さな子たちを気遣うやさしい気持ちに、こちらの気持ちも温かくなります。
どんなおばけ屋敷に発展するか、とても楽しみです。
O・Y


Posted in 園のこだわり