◆6月7日(木)の子どもたち
2018年06月07日 木曜日
◆ 気持ちの切り替え(つぼみ)

昨日から梅雨に入ったとのことでしたが、今日は晴れてくれいい天気になりました。
そして今日は幼児Gの健康診断ということもあり、朝からの0歳児健診となりました。
いつも9時になると、雰囲気や体内時計で「おやつの時間」となんとなくわかるのか、わさわさしてくる子たちの姿があります。しかし今日は健診があるためまだ食べれません。検診が始まりあっという間に泣きの時間がやってきてそして過ぎ去ります。
終わった後はいつものおやつタイム。少し前まで泣いていた子どもたちも終わって安心したのか落ち着いておやつを食べていました。
少し前まではなかかな泣き止まなかった時期もありましたが、こうやって切り替えが出来るようになった子どもたちの姿を見ると嬉しく思います。
園庭でもいろんな探索活動が始まり、あちこち興味があることろへいってみたり、いきいきしている子どもたちの姿が見られました。
お兄さん達の中にいてもどんどん進んで行く子どもたちの姿を見ると、いろんなものを感じているのだなと感じます。
(K.E)


◆ 階段初挑戦(ふじ1)

今日は大聖堂の屋上にお散歩しに行きました。以前は小さい子チーム大きい子チームに分かれ、大きい子チームだけ大聖堂には行っていました。しかし今回は、お休みの子を除いて全員で大聖堂に挑戦しました。
大聖堂の御仏様にご挨拶をしてから屋上に上がりました。金色に輝く大きな御仏様を見るのは初めての子もいて、ジッと見つめている子もいればその大きさに圧倒されて固まっている子もいましたがそれぞれが興味を持って見ていました。
今年度初めての御仏様へのご挨拶だったので、ふじ組全員が大きく成長できるようにとお願いしました。
屋上へ上がると、広い空間に興奮したのか散歩カーから降りると一斉に駆け出していきました。アジサイがとてもきれいに咲いていることを保育者が伝えると見たり触ったりして楽しんでいました。〇ちゃんは別の所に咲いていたアジサイを見つけると「あった!」と言って教えてくれました。
屋上の一番奥には、ベンチも置いてあります。それを見つけると次々とよじ登って乗っかっていました。絶対に登れないだろうな、、と思っていた☆ちゃんが登れた時はビックリしました。「すごいね、のぼれたね!」と拍手をして言葉をかけると、嬉しそうな顔をして拍手をしていました。おりる時もお友だちの真似をするように足からおりると転ぶことなくおりられました。
自分のことを支える腕の力も、地面を蹴り上げる力もついてきて成長を感じました。
しばらく遊んでいるうちに、数人の子が屋上のさらに上の階に続く階段を見つけると上りだしました。結構長い階段なので登り切れるか心配でしたが、手すりを掴み一歩一歩踏みしめるようにして一番上まで登りきることができました。
上から、下にいるお友だちや保育者に「おーい」と手を振ると下にいた子が上にいる子に気づきどんどんと階段に集まってきました。子ども達は、階段を登ることは初めてだったので保育者も、踏み外したり押したりすることがないように安全に気を付けて見守っていきました。
今日は、階段の魅力を初めて知った日になりました。これからは大聖堂の屋上に行き階段を登ることが増えていくだろうと思うので安全を見守り、配慮できればと思います。
また、子ども達の「初めての体験」をこれからも大事にしていきたいと思います。
(I・K)


◆ 見て触って感触を楽しむこどもたち(ふじ2)

昨日の雨が過ぎ、今日は気持ちが良い晴れ。日差しはあるものの、風もあり、まだ過ごしやすく感じました。そこで、ふじ1組と大聖堂へ散歩に行きました。
散歩とわかると、率先して自分の靴下を取りにきます。自分で履こうとしたり、保育者に履かせてもらおうと、直接持ってきたりと、それぞれ張り切って準備をしています。
出発する前に必ず、育子園の仏さまに「行ってきます」のご挨拶をします。
「南無妙法蓮華経」と唱えると、一緒に手を併せている児、保育者を不思議そうに見ている児、泣いていた児がピタリと泣き止んだりと、育子園の生活に慣れてきているのが、垣間見れた気がしました。
大聖堂へ着くと、大きな、仏さまの前まで行き、一年のご挨拶をしてきました。
子どもたちは不思議そうに、キョロキョロ周りを見渡したりしていましたが、静かにご挨拶をすることができました。
大聖堂の屋上では、気持ちが良い風が吹いていました。早速、アリが群がっている所に子どもたちが集まっていました。アリを自分の手に登らせて、わ~というリアクションでアリを放している児が何人かいました。とても新鮮な体験だったと思います。
もう一方では、鍵に夢中でカチャカチャと、動かしてあそんでいる光景が見られました。
こうして好奇心旺盛で五感を使い、毎日が発見な子どもたちにとって、見て、触れて、やってみてを繰り返していくのは、これからの幼児期に向けて必要でとても大切な事だと改めて思いました。
屋上には更に階段を上り、もう一つ屋上があります。階段をドキドキしながら上り、そこから見える景色を見て、少し遊んでから、また保育者に手を持ってもらいながらドキドキ顔で一人ずつ階段を上手に降りました。S・A

◆ 3匹のこぶたになりきって(きく)

今日も元気いっぱいです。
最近、お友だち同士がまとまって遊ぶ姿や、動物フィギュアを見て動物になりきったりする姿が見られる為、朝の時間に表現遊びを行ってみました。
子どもたちと一緒によく読んでいる「3匹の子ぶた」のお話で、保育者がオオカミ役、子どもがぶた役になりました。
保育者が自分たちの力でおうちを作るようにと絵本に出てくるセリフで声をかけると、お話の世界に引き込まれるように表情がぱっと変わりました。
保育室内でお話が展開されていきます。
一人一脚椅子を持って並べ、形を整え、まずは藁の家をつくりました。
次におままごとコーナーは木の家、絵本コーナーはレンガの家に見立て、金槌で叩いて釘をうったり、レンガを一生懸命運んだり煙突をつくったりする真似をしながら3匹の子ブタのおうちが完成しました。
そこへオオカミ役の保育者が登場です。
おうちをノックし、入っても良いかと尋ねると子どもたちは「ダメ。」と大きな声で断っていました。オオカミに吹き飛ばされると今度は木の家へ皆で一斉に移動しました。
木の家も吹き飛ばされ、最後はレンガの家へ。お話の内容をちゃんと知っている子どもたち。オオカミが息を吹いても飛ばされません。
煙突から登ってくると急いでお湯を沸かして、オオカミは逃げていってしまうと、「やったー。」と大喜び。
子どもたちにとってオオカミは怖い存在ですが、それをみんな一つになってやっつけたという喜びで嬉しそうに飛び跳ねていました。
きく組の子どもたち全員でひとつのお話を楽しむ経験ができました。
遊びのなかで一つの役になりきったり、言葉や身体を使って表現することの面白さや楽しさを今後も沢山味わっていけたらと思います。
「もう一度やりたい。」という声があったので、また出来たらと考えています。(T.Y)


◆ 特別感 (たんぽぽ)

今日は朝からテラスの点検で工事の人がいました。1日点検になるため通れないですということで「今日はいつもと違うところから行きます」と朝の集まりで伝えました。
よく聞いている子どもたち。外に行く準備をしたら黄色いドアの前で待ちます。いつもと違ってもしっかり対応している子どもたちです。
園庭に出るとそれぞれの遊びたい場所に向かっていきます。シャベル・ボール・トランポリンなど遊んでいました。
段々と遊びも広がっていき虫探しや丸太にまたがり遊んでいました。
丸太に乗っていた〇くん「新幹線なのー」と電車ではなく新幹線にみたててました。
次々に乗り換える子もいながらみんなで楽しんでいました。
いつもきゅうりの観察をしていますがまだまだ花目だったりちいさいきゅうりで収穫できないでいましたが。きゅうりだけだと思っていたら〇ちゃんが「これはなに?」とインゲンを発見「〇ちゃんが見つけたー」と嬉しそうに見せてくれました。何本かできていたので収穫し給食の時に調理していきました。
前はゆでていたお豆ですが今日はフライパンで炒めていきました。「〇ちゃんが採ったお豆だよね」といいながらみんなで出来るのを待ちました。「静かにきいててね」フライパンに入れたときのいい音が聞こえました。
「聞こえたー」「ジューってしたね」としっかり子どもたちの耳に届いていました。炒めたお豆をみんなでおいしくいただきました。『きゅうり』『お豆類』みんなの楽しみはまだ続きそうです。
ちょっと特別がおいしさを増すような。。。
次はどんな作りかた、味になるか楽しみです。
t*s


◆ 宇宙(うみグループ)

今日は健康診断がありました。
子ども達は少しドキドキしながらも、自分の名前と年齢を言っていました。
受診時に泣く子どもはおらず成長を感じます。
朝の集まりでは保育者が古シーツを部屋に持って来ると「それ何?布団でしょ?何するの?」と興味津々でした。
実はこれを使って何かを作ってみようかと思うんだけど手伝ってくれるかなと問いかけると「いいよ」と二つ返事です。
何になるのだろう?とシーツを洋服のように巻いたりすると子どもたちがそれぞれ何が出来上がりそうか答えてくれました。
「マント」「マフラー」「洋服」「ドレス」「バッグ」「ズボンのポケット」「スカート」「おままごとの布団」・・・etc.
沢山候補が出ました。実際にそれも作ってみたいと思います。(子ども達の発想に合わせて)
今回は部屋の飾りになればと暖簾作りを予定しておりました。
子ども達に実はこういうものを作ろうとしているんだとジェスチャーで伝えていくと「あ~わかる。なんだっけそれ」「いらっしゃいませのやつでしょ?」と分かったものの名前が出てこないようです。
のがつくよと伝えると「の?」「はたじゃないの?」
おしいね。
の、れ・・・。
「のれみふぁそらしど」と三歳児。
「のればた」と年長児。
「のれん」と年長児。
暖簾を見たことがあるかを子どもたちに聞いてみると「おふろでみた」と年長児。
そこでどんな暖簾を見たことあるかを聞いてみました。
「お蕎麦屋さん」「ラーメン屋さん」「おふろ」「古いお店」「中野のパスタ屋さん」(タコのマーク)「お寿司屋さん」・・・etc.
いくつか名前が挙がり今度はどんな色や模様が良いか発表してもらいました。
「青とかいいと思うよ。だってさ、いつも行くお風呂屋さんは青で文字が書いてあるよ。文字は白で」年長児。
「お風呂屋さんは、男の人のお風呂と女の人のお風呂があるでしょ。だから、男の人のお風呂は青で女の人のお風呂はピンクにしたら良いんじゃない?」と年中児。
「お寿司屋さんは白がいい。だって、僕が行く所が白だから」と年長児。
そのような話をしていると健康診断が始まったので、中断し話は次回に持ち越しました。
他にもどんな暖簾があるか等を和田周辺を散歩し見つけてみたいと思います。
園庭ではナメクジとダンゴムシを集めていました。
二つの入れ物に分け、「ダンゴムシゾーンです。ナメクジゾーンです。」と皆に見せています。菩提樹の下も甘い香りが立ち込めて小さな花を集める子どもたちがいました。
季節の変化を日々感じているようです。
室内で飼っているカブトムシの蛹も成虫になっており、後は自力で土をかき分けて地面に出るだけです。子どもたちは今か今かと待っています。「先生、いまここだよね」と図鑑を見て成長段階を確認し「は~うれしいな~もうすぐだな~。早く出てこないかな~」と喜んでいます。
「出てきたら宇宙だよね。ぱちぱちって。」三歳児。
「うん・・・。拍手ね。」
k☆y


◆ 相方(にじグループ)

昨日梅雨入りしましたが、今日は晴れて園庭で沢山遊ぶことができました。
園庭では、いつも仲良しのもも組の2人が手を繋いで遊んでいました。
一人が別の場所へ行こうとすると、もう一人がついていき、少しでも離れると「まってよ~」と泣きべそをかくのを繰り返していました。
少し動くだけでも泣きべそをかかれてしまうので、さすがに疲れた様子で保育士の方へ来ていましたが、着いてこなくなると「〇ちゃん、どこいったかな?」と少し心配して呼んであげたりもしていました。
また、別の場所では、いつも一緒に遊ぶ友達がお休みで、鉄棒にぶら下がってつまらなそうにしている年長児がいました。
「どうしたの?」と声をかけると「△ちゃんがいないと何をしたらいいかわかんない」と言って寂しそうでした。
しばらくすると他の年長児が鬼ごっこをしているのを見つけて一緒に遊びだすことができました。
一人ひとりに園での生活のなかで、安心できる場所や人などの環境があり、子ども同士の中でも様々な人間関係が見られます。
一番に安心できる友達との関係が築けていたり、その友達と一緒にいられない時には様々な心境の中で、相手の気持ちに気づくことができたり、他の仲間とも関係を築く機会にもなり、日々少しずつ変化する環境の中で子ども達は成長をしているのだなと感じました。(B・K)


◆ 健康診断(そらグループ)

今日は、健康診断でした。6月のカレンダーにも予定を記入してあるからでしょうか。「今日は・・・」と話し始めようとすると「健康診断でしょ」と答えてくれる◎くん。
意識の高さを感じました。
健康診断では、どんなことをするのか確認もしました。衣服を脱いで並ぶこと。医師の前で名前を言う事。そのまま園庭に行く児は、帽子も忘れないこと。
室内遊び中、「そろそろだよ・・・」と声を掛けられると、すぐに集まっていました。やはりここでも、意識の高さを感じました。年長児は、何も言われなくても『名前順』に並んでいたとのこと。衣服を脱いで並ぶ際も、早く準備できた順ではなく、自分の場所に並ぶ年長児。
着替えるスピードもやはり違いました。
自分の事は自分で出来るように頑張る。とお泊り保育に向けて家庭でも頑張っているという話も聞いています。確実に、ひとつひとつしっかりとできるようになっていますね。この先の成長も楽しみです。
医師の前で恥ずかしくなってしまう児もいましたが泣く児はひとりもなく、名前・年齢・朝何を食べてきたか?の質問になんとか答えようとする子どもたちでした。
梅雨の晴れ間、園庭でもたくさん遊びました。友だちが少ないから、という理由で園庭にはいかずじっくりと室内遊びを楽しむ児もいます。
それぞれの思いの中、思い切り遊んでいます。
汗をかいた児は、さっぱりとシャワーも浴びました。(M.C)


Posted in 園のこだわり