虫のほうが魅力的
2018年05月18日 金曜日
先日、年中女児Aちゃんに「一緒に園庭に行こう」と誘われついていきました。Aちゃんは、まだ、友達と積極的にかかわって遊ぶのは得意ではありません。早速虫さがしが始まったのですが、私を逃がしては大変と思ったのか、右手には土を掘るためのスコップをもち、左手は私の腕を掴んだまま離しませんでした。片手での虫さがしに苦心しながらも腕を離そうとしないAちゃんに「信用されていないのかな・・・」と少々自分の行動を内省しつつ、虫さがしにつきあいました。
しかし、15分ほど経つとに、私の存在よりも虫さがしに夢中になって、いつの間にか、掴んでいた私の腕を離していました。虫のほうが魅力的になったようです。しばらくそばで遊びを見守りました。
最初は一人で虫さがしをしていたAちゃんですが、その後同じ虫さがしの仲間と一緒に遊び始めることができました。共通の遊びがあれば、年齢は関係ありません。相手は年上の女児でした。肩を並べて虫を探す後ろ姿にほのぼのしました。
友だちと関わるAちゃんの様子を見て「もう私はいなくても大丈夫かな」と安心して離れることが出来ました。
保育主任
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