◆5月25日(金)の子どもたち
2018年05月25日 金曜日
◆ 砂遊び (つぼみ)

今日は園庭で遊びました。行動範囲が広くなりましたが、今日もその姿がたくさん見られました。移動できない子はシートへ連れられ。自分から移動できる子は、園庭に出て、まずは辺りで遊んでいました。
今日は砂場へ誘ってみました。バケツにたくさん砂を入れると、スコップでざくざく、砂をいじったり。カップに砂を入れると、その砂をつまんでバケツに入れようとしたり。お砂遊びを楽しんでいました。そのうち、他のクラスの子どもたちも集まりにぎわってくると、砂遊びをしていた子が移動し始めました。
木の小屋の中に入って行き、つかまり立ちをして、顔を出していました。風も辺り、とても気持ちよさそうでにニコニコしていました。未知の空間に入ってきた感じでした。シートの方でも、まだお座りできない◎くんが、バンボに座り、ちかくにある、バケツやボールを触ろうと手を伸ばして遊んでいました。まだまだ、未知なる空間はたくさんありそうです。(T.Y)


◆ てんとう虫みつけたよ。(ふじ1)

朝から元気いっぱいの子ども達はお部屋の中でも走り回って遊んでいます。
四角い台をコツコツと並べ始める〇くんの姿がありました。最近では台をつぼみ組の扉の前に置いてつぼみさんの様子を見ていることもありますが今日は少し違うようです。〇くんは台をお部屋中から集め一列に並べていました。電車を作っているように思えました。電車が完成すると台の上に乗り、満足そうです。次第にお友だちが集まってきて満員電車のようでした。ただ乗ったり座ったりするだけのものでは無く違ったものに見立てて遊ぶことも出来るのだとを学ばせてもらいました。
お部屋での集まりが終わった後は園庭に出ました。園庭には木影がたくさんあり暑さをあまり感じられないほど涼しげで時折吹く風が気持ちよく子ども達もそれぞれの遊びに熱中していました。
てんとう虫を見つけたので、子ども達に見せてあげました。興味津々に見つめ指を出して触ろうとしますが素早く動くてんとう虫に少しびっくりしているようでした。しかしやっぱり気になるようで他の子に見せに回る保育者の後を追いかけて何度も触ることにチャレンジしていました。
春から夏にかけて、虫などがたくさん見られると思うので生き物に興味をもてるような声掛けや環境を作れたらと思います。また、些細なことでもいいので発見や嬉しい出来事があった時には子ども達と気持ちを共有できるようにしていきたいです。
(I・K)


◆ こんなこと出来るようになりました!(ふじ2)

朝の自由遊びをしている◎ちゃんから「ミッキー」とリクエストがあり、ミッキー体操の事だと思いました。そこで、保育士の歌や動きに合わせて、自然と何人か集まり、一緒に体操する空間ができました。両手をユラユラするタイミング、膝を上げるタイミング、ジャンプするタイミング、何となく覚えているようです。
一緒に参加している子、見ているだけの子、色々でしたが歌や身体を動かす事に、目をキラキラさせて、こんなにも楽しそうにしている子ども達に、一つの成長を感じました。
園庭に出る時、靴を自分で取りに行った子が、自分の靴を見つめて、足を入れようとしたり、保育士に手伝ってもらおうと待つ姿が見られるようにもなりました。靴のマジックテープを剥がすところから、「ペりぺり」と言いながら苦戦して、頑張っています。
一つ一つ、一緒にやって見せながら、やってみる気持ちを育てられるような関わりをしていいきたいです。
ウッドデッキにも登れるようにもなりました。一人が登っている姿を見て、我もと自然に集まってきました。自分の力で登ろうとする子、保育士に押してもらう子、様々ですが、出来た喜びで満足した子は、嬉しくなり、好きなポーズで表現していました。
ハイハイ歩きの〇くんは、最近立って歩くようになり、広い園庭の中を転々と散策を楽しんでいます。幼児の子ども達が集まる場所にも顔を出し、見に行ったり、奥にある自動車の乗り物に一人でよじ登り、機嫌良く座席に座っていました。それを見た、ふじ組の◇ちゃんは運転席のハンドルを軽快に回してドライブを楽しんでいた2人でした。
途中で避難訓練のサイレンが鳴り、保育士の誘導で園庭の中央に集まり避難しました。
保育士の動きや、雰囲気がおかしいと感じた子ども達は、少し不安な表情をしたものの、落ち着いて静かに避難できました。お散歩車の中に集められた子ども達は、保育士の顔を見ながら、本当に落ち着いて最後まで上手に待つ事ができました。
避難が終わり、水分補給をしました。のどが渇いた子は自然に補給場所に集まってきます。のどを潤した子は、再び好きな場所へ向かい遊び始めました。
今日も色々な発見があった一日となりました。これからも、子ども達の達成感を身近に感じられるような関わりが、できるよう心掛けたいと思いました。(S★A)


◆ おめでとう(きく)

今日は、週末3歳の誕生日を迎える◎くんのお祝いをしました。
「3歳になるお友だちを呼ぶから前へ出てきてね。」と言うと、自分が呼ばれるのではないかと目を輝かせて待っている子どもたちでした。いつも元気いっぱいなのに、いざ名前を呼ばれると恥ずかしくなってしまうきく組の子どもたち。◎くんも名前を呼ばれると、照れながらも前へ出てきました。しかし、質問をすると打って変わってしっかりと応えている姿に感心しました。
お祝いしている子どもたちも良く話を聞いています。好きな食べ物は「すいかとバナナ」と応えると、「僕も(私も)すき。」と嬉しそうに笑っていました。
お母さんが作ったご飯は何が好きか、という問いに対しては「(焼いた)魚。」とのことでした。
みんなからお祝いされることで嬉しい気持ちになったり、改めて一つ大きくなれたという気持ちを実感できたりした時間でした。これからもお誕生日を迎える子どもたちと共に喜び合っていけたらと思います。
今日は園庭に遊びに行き、しばらくすると避難訓練の放送が流れました。今まではお部屋でみんなと一緒に過ごしている時の出来事が多かったのですが、今回は園庭での放送。それぞれが散らばって遊んでいました。
遊んでいる最中でしたが、放送にすぐ気が付き保育者を求めて急いで走ってきたり、話を聞いて決められた場所に集まったりすることができました。月に一度の避難訓練。危険を自ら感じて逃げなければという気持ちを持つことができた子どもたちの姿に感心しました。(T.Y)


◆ 考えてみる(たんぽぽ)

夏日のような暑さになると聞いていましたが、午前中は風も吹いていて、比較的過ごしやすく、今日も園庭で元気いっぱい遊びました。
お天気は「あつい」ではなく「はれ」と言えるようになってきました。
暑い日なので、裸足で行っても『〇』にしましたが、裸足ではトランポリンや太鼓橋などの遊具は使えない『×』ということを伝えると、最初は「やったぁ!裸足でいく!」とはりきって言っていた子も、遊具で遊べないと聞くと子どもたちも考える様子も見られました。
「何をして遊びたいかよーく考えて靴下と靴を履くか決めてください」と伝えると、いつも真っ先に裸足を選ぶ□ちゃんの手には靴下が握られていました。
『今日は裸足じゃないの?』と聞いてみると、「トランポリンしたい。けど脱ぎたくなったら階段のところにおいておく・・。」としっかり伝えてくれて、きちんと考えてくれたのだと嬉しくも思い、子どもたちの考える力には本当に感心するばかりです。
園庭に出るとすぐ、トランポリンの上で遊ぶ△ちゃんたち。元気に勢いよく飛んでいます。ですが、後ろにはふじ組の男の子が座っていました。
「△ちゃん、後ろみてごらん」と伝えると、小さい子がいることに気付き、そっと手を差し伸べてあげたり、手助けしてあげようとする姿がありました。
すると動いた拍子に男の子の靴が片方脱げてしまいました。
△ちゃんが靴を拾い履かせてあげようとするのですが、トランポリンの上なのでお友だちが飛ぶたびにぐわんぐわん揺れるのです。
揺れるので、うまく足を入れられず苦戦しましたが、最後までやりきってくれました。
すっかり頼もしいお姉さん。小さい子がいたら、どうしたらいいか、優しく飛んであげたり、助けてあげたり・・そんなことを自然と考えてあげられる優しさに心あたたまりました。
園庭遊びの途中、避難訓練があり、園庭の道路側に集まり避難しました。
遊んでいる途中の放送でしたが、保育士の話をちゃんと聞き、遊びをすぐにやめ、素早く集まることが出来ました。突然のことにも落ち着いて行動でき、とても上手でした。
S.S


◆ 園庭を部屋の中に(うみグループ)

今日は避難訓練がありました。
子ども達すぐさま机の下に潜るので、音楽で聞き分ける事や地震です、火事ですの言葉よりも緊急事態という点で理解し行動しているように感じます。
そこで子ども達に火事のサイレンだから机に潜るんじゃなくて…とそこまで言ったら、年長男児が、違うよ、皆んな、火事だよ、地震じゃない、口と鼻押さえて、と声をあげておりました。
訓練ではありますがその勢いと的確?な指示に思わず笑みがこぼれそうでした。
避難している際も階段ゆっくり降りようね、手すり持つんだよ、前進んでと声を掛け合っていました。
その姿は年長児でした。
その様な自発的かつ集団への思いやりや行動的な姿を成長と感じます。保育者の様に振る舞う姿を見守りたいと感じます。
室内では造形遊びなどで完成した作品を持って帰ったりと各々のお道具箱や飾り棚の整理をしました。
着々と身に付いてきた様で、持ち帰る物の分別や量を考えている様に感じます。
園庭では虫を集める子ども達がおりました。
今、カブトムシの幼虫が蛹になり14日目です。
20日目で羽化する予定です。
羽化予定日は6月1日です。
蛹は2匹見えており2匹目は6月11日の予定日です。
子ども達とカレンダーを見ながら楽しみにしております。
蛹の色の違いや形の違いで成長速度が違う事と段階が違う事、性別が違う事を知りました。
また、ヤモリも見つけ、ダンゴムシ、ワラジ虫、ハサミムシ、アリ、ナメクジ、カタツムリ、ミミズなどを捕まえて虫かごに入れております。
以前飼育について話したものの当時は飼育よりも狩本能である虫取りへの興味や思いが強く、飼育まで思いが届かなかったり興味が向かなかった様に感じます。
その為、保育者がミニミニ園庭を虫かご内に作り過ごしやすい環境を用意しました。
見るだけの観察は出来ますが触れる事は今はしないようにと子ども達に伝えています。
保育者の飼育方法や世話を通して学んでほしいという思いと見た目での発見や学びを共有し、その後に実際に触れて見たりその後の過程の中で見つける変化で感動する瞬間を…と思っております。
子ども達の呟きや発見等を虫かごに貼っています。大人と子どもの距離感や今子ども達の興味は何か見えていけるよう考えて行きたいと思っております。
k★y


◆ 子どものつぶやきから(にじグループ)
以前、おままごとコーナーで遊んでいる時の女の子たちの会話の中で、こんなものがありました。
A「おままごと、かわいいものないかな・・・」
B「お部屋が広くなったらいいんじゃない?」
A「これ(仕切りのパーテーション)がボロボロだからだめだよ」
B「新しいのつける??」
子どもたちのつぶやきを聞いて、何か出来ることはないかなと考え、カーテンづくりを提案してみました。
個人的に持っていたヨーヨーキルトを見せて、「これをつなげて飾ったら可愛いと思うの」と話すと、女の子たちは「いいねぇ」と賛同してくれ、積極的にお手伝いをしてくれました。
さすがに針と糸での作業は難しいので、出来上がったヨーヨーキルトをボンドで繋げる作業をお願いしました。
「これとこれ、くっつけようかな」「ピンクだらけにしようかな」と女の子たちはとっても張り切ってくれ、たくさんあったヨーヨーキルトはあっという間にくっついてしまいました。
乾かして翌日、いよいよパーテーションに貼りつけをすることにしました。
保育士は貼ってほしい場所だけを伝えて、その他の作業は子どもたちにお任せしてみました
。
初めは「私が貼る」「この順番はダメ」ともめ始めていましたが、しばらくすると、「ここにはこの色にする?」「こっちから貼るね」など、協力する姿勢が見られるようになりました。
出来上がりに、女の子たちはもちろん、近くにいた男の子たちも「いいじゃん」と絶賛してくれ、「次はここにつけたいね」と提案も上がりました。
子どもたちのつぶやきから始まったカーテンづくりですが、喜んでもらえたようでよかったです。
これからも、子どもたちのつぶやき・発達を見て、出来る限り応えていけたらいいなと思いました。(E.Y)


◆ ぼくが、わたしが作りたいもの(そらグループ)

「忍者の衣装が作りたい」と朝1番に〇ちゃん。前回作った時には、自分のイメージ通りの色がなかったのですが、注文し届いたことをきちんと知っていた様子。
早速、作り始めました。丸首で作り試着。けれど、忍者はⅤ字の方が格好良いとさらにⅤに切り好みのビニールテープで補強します。
巻物などを胸元に入れたいからと内側にポケットを作ることにしました。
〇ちゃんのイメージはどんどん膨らみます。それを形にしようと試行錯誤。
納得のいくものが出来上がるまで、しばらくかかりそうです。
△くん・☆ちゃんも「衣装が作りたい」と順番待ち。その間に自分の作りたい色・形を考えています。丸首・Ⅴ字、補強のテープの貼り方、個性が出ます。
やりたいと次々に集まってくるのですが、必要な手助けはしてあげたいとの思いで、4人限定。少人数ずつ、じっくりとイメージ通りのものが出来上がるように。
午前中、できなかった児は午後にしっかりと関わりたいと思っています。
◎君は、武将のような兜が作りたいと新聞紙で兜作り。出来上がり、被って見せ満足の様子。
〇君は、こんなもの作ったらいいんじゃない・・・とアイデアマンですが、自分が何を作りたいか。と聞くと特にないとの返答。〇くんのアイデアを元にまた、少しづつ日本の歴史とは・・・が広がっていけばいいなと思います。
お部屋に入ってすぐ右側の壁際に、仕上がった作品をディスプレイしていく予定です。作品をみんなで共有しながら、やってみたい。作ってみたいが広がっていくといいなと思っています。
火災の避難訓練もありました。放送を聞かず、地震と勘違いし最初机の下にもぐる児もいましたが、『給食室からの出火』という大事なところはきちんと聞いていたようです。みんな無事に避難することができました。(M.C)


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