◆ 5月24日(木)の子どもたち
2018年05月24日 木曜日
◆ いち・に、いち・に(つぼみ)
天気が良くなったので今日は散歩に行くことにしました。
月齢も生活リズムも違っている12人の子どもたちですが、同じ時間をそれぞれのペースで過ごしています。
朝から寝ている子はいなく、全員が散歩カー・バギーに乗って出発です。その中でも眠くなれば眠ったり、周りに興味がある子は散歩カーからのぞきこんで景色を眺めたり、それぞれが今したいことをしたり、いろんなことを感じてるようでした。
本五ふれあい公園では保育士から離れて歩き回ったり、保育士の所まで歩いたり、ハイハイしたり、笑顔がたくさん見られ、前回とは違った姿が見られ嬉しく思いました。
帰り道もウトウトする子はいなく、周りにとても興味を持って眺めていました。
日々成長している子どもたち。今後もいろんな姿が見られるのが楽しみです。
(K.E)
◆ 大好きな時間 (ふじ1)
給食、美味しいね。
食べることが大好きな◎くん。まだ泣いていることの多かった4月のころから、給食やおやつになると、にこーっと笑顔になっていました。でも、まだ食べさせてもらうことが多く、自分から手づかみやスプーンを使って、口に入れる姿はあまり見られませんでした。最近、給食の時間もやっと少し余裕が出てきたこともあり、◎くんがスプーンを持つ手に保育士の手を添えて、一緒に口に運ぶということをやってみています。そのせいか、昨日、自らスプーンを手にする◎くんの姿が見られるようになっています。
そして外では、昨日、今日と、砂遊びを楽しむ◎くんがいます。◎くんにシャベルを渡してみました。給食の時と同じように、保育士の手を添えて、一緒にシャベルを持ち、砂をすくってみます。すくった砂を容器に入れました。もう一回というように、シャベルを差し出してきます。小さな石を指でつまむことも楽しんでいました。気づけば、全身砂まみれ。自分の手を使って、砂遊びを楽しみました。
給食の時間。。今日もスプーンを自ら手に持つ◎くん。手を添えて一緒に口に運ぶと、それはそれはうれしそうな顔をして食べています。そしてスプーンをブラブラと揺らして、“もう一回”のアピール。日々の食事での関わりはもちろん、砂遊びの中でシャベルで砂をすくうことも、一つひとつが子どもの成長のきっかけになっているのだということを改めて感じました。
そんな◎くんの向かいには、寝ながらも手は動き続け、口に食べ物を入れ続ける△くん。今日は遅刻で給食の時間に登園してきた◇ちゃんは、いつもは受け入れ時に泣いてしまうのに、よほどお腹が空いていたのか、友達が給食を食べているのを見てあっさり椅子に座り、涙もなく給食を食べ始めました。初めは不安しかなかった給食の時間にもだいぶ慣れ、いつのまにかお楽しみの時間になっていることも感じ、嬉しく思います。
(T.M)
砂場でお山作り。
◆ どこでも楽しいことを見つける天才たち(ふじ2)
電車が来たよ。
最近のふじ2組の子ども達は、ブロックを電話に見立てているかのように長いブロックを耳に当てて、話をしている姿を良く見かけるようになりました。
その姿から、他の子たちも始めていて、気づくと5~6人くらいが通話中です。
日々の中で、大人がしている事を良く見ていて遊びの中に取り入れ始めたことを感じます。
そんな姿が散歩中にも見られました。
地下鉄車庫を目指し、保育者と手を繋いで歩くことも慣れてきた子たちは、歩いてみました。
目に入るものすべてが気になり、歩きながらも指さし見つけた喜びを表現し、指さしだけで足りない子は、体を上下させて全身を使い、表現してくれます。
表現の仕方も様々です。
電車の音がすると「あ!」と言って電車が来る方に視線を向けてみたり、耳に手を当てて音を感じようとしたりとするなど保育者がしていたことをやって見せてくれます。
電車の登場に大きな歓声が上がるほど楽しめるようになりました。
帰りには、すぐに戻らずに遠回りをしてみました。
交番の前に停まっていたパトカーに大喜びしていた○君は、「うー」「ピーポー」らしき声を上げておまわりさんに手を振ってうれしさを表現していました。
すぐに満足すると次のものを発見し、足取りも軽くどんどん前に進みます。
少し前までは、手を繋いで歩くことよりも一人で歩きたかった○君が保育者と手を繋ぎ、散歩を楽しめるようになりました。
また、道で会った人に「バイバイ」と手を振る△ちゃん。
お店の前で指さし、名前を言える子がいたり、声を出して「ここにお買い物に来たよ」と教えてくれているかのような姿を見せてくれたりする姿にも大きな成長を感じる関わりになりました。
その後は、園庭で水分補給をしてから遊びました。
どの場面でも小集団になり、子どもたち同士でのやり取りを楽しむ姿も見られます。
今は、色々なところで観察し、表現する姿が見えるため今後も子どもたちの発想を大切にしていきたいと思います。
(N.Y)
靴下を履かせてあげるね。
車に乗ってお話し中。楽しいね。
◆ 手をつないで歩くのも上手になりました(きく)
上手に歩けるようになったでしょう。
園の回りをまわってくるお散歩に行きました。前回とは、違うお友だちや保育士と手をつないで出かけました。今日は大型のトラックがいっぱい見られ「トラック」と手を振りながらも道の端によけて止まってトラックが行ってしまうのを待つことも上手にできました。途中で靴が脱げた子を履くまで待ったりと、気づかうこともできるようになりました。保育士に連れられてと言うよりも、自分たちで手をつないで周りにも気が回るようになりました。少人数でのお散歩ですが、2回目にして手をつなぐことも上手になりました。バスを見たり、花を見たりと余裕で散歩を楽しんでいます。今度は、もう少し遠くに歩いて行けたらいいなと思っています。
お散歩よりダンゴ虫に夢中だった子は、「お散歩行かない」と言い、園庭でのダンゴ虫探しを選択していました。しかし、皆が戻ってくる姿を見つけると、「お散歩行きたい」という気持ちの変化が見られました。ダンゴ虫には充分満足したのだけれど…ダンゴ虫とお散歩どちらがいいか、今のところは究極の選択のようです。
また近いうちにお散歩行きたいと思います。
M.K
やっぱりダンゴ虫だよね。散歩よりダンゴ虫だよ。
◆ 見ようとする物の変化(たんぽぽ)
きゅうりができてきた
保育室で育てているきぬさやを2回調理したことがきっかけになっています。
皆の視線が植物に注がれていることに気がつきました。
園庭のプランターでは今年もゴーヤやきゅうり、ピーマンなどが育ち始めましたが、小さな実が付き始めた事に気付いているようです。
園庭に出ると、そっと葉っぱをかき分けて観察していたようでした。
「ここにあるよ。」「ここにもあったよ。」と見つけた場所を教えてくれました。
黄色い花の付け根部分にゴーヤときゅうりが育ち始めています。
ちょっとの衝撃でも実はぽろっと落ちてしまいそうですが、小さいながらも大きくなろうとがんばっていることを知っているから、本当にそっと触れて確認しています。
大きくなったら食べようと今からキープしているのかもしれません。
そんな観察眼が違う場所でも発揮されました。
それは藤棚です。
場所によってですが、藤棚の花の後に種が出来てきたのです。
見た目は大きなきぬさやのようです。
あれはたべられるのかな? 見上げながら考えました。
ひと房採って、触ってみることにしました。
表面がフサフサしていてあったかそうです。
フカフカした感じはもしかして・・・そらまめくんのベットかもしれない。
期待でいっぱいの表情につられて一緒にワクワクしてしまいました。
中できっとお豆が寝ている。目を細めてそーっと覗いて見てみました。
中の様子はわからないけど、静かにとんとんしてあげました。
保育室での栽培、クッキングが子どもたちの視野を広げ興味を深めるきっかけになりだしたことに喜びを感じます。
育子園の今年のテーマは「日本」です。
たんぽぽらしく、少しずつ配信していこうと担任間で話が盛り上がり始めています。
子どもたちのなになに?というキラキラな眼差しとわくわくをこの先も考えていこうと思っています。(N・S)
きっとそらまめくんのベットだよね
幼児たちの活動にも興味が出てきました。
◆ 探し物はなーに (うみグループ)
どんなものを食べるの
今日は園庭に行く前に一昨日ボランティアでうみグループに入ってくれたお兄さん、お姉さんたちがホールでもも組には絵本を読んだ後に、3匹の子ぶたの役になりきって演じてくれたり、ゆり・ひまわり組には『猛獣狩りに行こうよ』と『ジャンケン列車』を行ってくれました。お兄さんお姉さんたちがいるだけで嬉しい子どもたちでしたが、一緒に遊ぶことが出来て、「楽しかったねー」と話し合ったりしていました。
園庭に出ると虫探しや石探しに夢中になっている子が多く、保育士が園庭でヤモリやダンゴ虫などの虫を見つけてカゴの中に入れるとその虫たちの為に「ヤモリってありを食べるんだって」と、アリがたくさんいる場所を探していました。虫それぞれがどんなものを食べるのかや世話をすることの大切さを一緒に考えてみんなで育てていきたいと思います。
石探しは女の子たちを中心に砂場や地面の砂の中から貝殻や小石を見つけて行く遊びです。「あ、ここにもあったよ」「こっちには貝殻があった」と自分たちが拾った貝殻や小石を入れるための入れ物にはたくさんの宝物が入っていました。「この石ステキでしょ」「きれいだね。つるつるしてるね」と拾ったものを保育士に見せに来てくれたり、一緒に拾っている子と見せ合ったりと石探しに夢中になっていました。
夢中になる環境を提供していくことの大切さを改めて感じる今日でした。
これからも子どもたちが楽しい、やってみたいという気持ちになれるような関わりをしていきたいと思いました。
(K.H)
小石・貝がら拾い
猛獣狩りに行こうよ
◆ アイの雲(にじグループ)
朝の集まりが始まる前に、何人かはすでに座って待っていてくれました。
子ども達は窓の方を向いて座っているのですが、そこからは空がよく見えて、ある日は「つばめがいる!」と、集まりの途中で見つけた児がいて指をさして教えてくれました。
今日は「先生!アイの雲がある!」と教えてくれた〇くん。
「愛の雲?」「ハートの形っていうこと?」と聞くと、「違うよ!アイ!!」「ほら、こうやって書くとアイでしょ?」と指でなぞって教えてくれたのは、アルファベットの「I」でした。
「なるほど!」とお互いにやっと通じ合えて喜びました。
雲の話で保育士と〇くんが盛り上がっていると、次々に子どもたちが「ひこうきに見えるよ」「なんか恐竜みたいかも」などと話していました。
集まりが始まる前の子ども達との時間は、自由でとても楽しいなと感じました。
一人ひとりの話をじっくり聞いたり、会話する時間をもっと大切にしていこうと改めて思いました。(B・K)
◆ お楽しみ会 (そらグループ)
みんなでお家にかくれんぼ。
今日はボランティアで入って下さっているお兄さん、お姉さんたちによるお楽しみ会がホールにて行われました。
始めに3グループのもも組対象に行われました。
手遊びの後に、『さんびきのこぶた』の大型絵本を用いて、子ブタが登場したり、オオカミが登場したりと子どもたちも参加型の絵本の読み聞かせでした。
オオカミに食べられそうになると、みんなで家を守ったり、オオカミを追い返そうと果敢に向かっていくもも組の子どもたちでした。
もも組の後は、うみ、にじ、そらグループの順番に、ゆり・ひまわり組が遊びました。
手遊びから始まり、猛獣狩り、ジャンケン列車で遊びました。
何回か遊んだことのあるゲームですが、ゆり、ひまわり組も存分に楽しみあっという間に終わりの時間となりました。
終わった後も離れがたい子どもたちでしたが、「ありがとうございました」と元気にお礼を言ってお部屋に戻りました。
子どもたちにとっては、馴染みのある絵本やゲームでしたが、
遊ぶ場所や遊んでくれる人によって、子どもたちの楽しみ方もまた新たなものになっていくということを感じました。
子どもたちの姿から改めて環境設定の大切さを学ぶ時間となりました。(O.Y)
猛獣狩りに行こうよ。
お姉さんと一緒にが大好きな子どもたちです。
Posted in 園のこだわり