◆5月17日(木)の子どもたち
2018年05月17日 木曜日
◆毎日違うね (つぼみ)

絵本を読んでみました。「いないいないばあ」という絵本です。絵本の表紙を見せてみると、ニコニコと側にやってきて表紙を触ろうする〇くん。興味津々です。「いないいない~ばあっ」と読んでみると「ばあ」のフレーズで、にこっと笑う△ちゃん。それぞれの反応が、絵本に対する興味に感じます。生活の中に、無理なく楽しんで取り入れていきたいと思いました。
園庭に出て楽しむ時間もありました。保育室からテラスまでの道のりも自分で外まで移動する姿もありました。日々変化を感じます。
まだ、保育士に抱っこしてもらっているのが安心だった□ちゃん。今日の園庭では、保育士の膝から降りて玩具に手を伸ばしていました。そんな気持ちになるまではしばらく抱っこしていてほしかったようですが、□ちゃんの前向きな気持ちがとっても嬉しかった姿です。
子どもたちの、姿が日々目まぐるしく変化していることを感じた日でした。昨日こんな姿だったのに、今日は違う…そんな驚きもくれるつぼみぐみの子どもたち。日々の楽しさは子どもたちがだくさん提供してくれます。大人も負けないように、子どもたちに楽しいこと紹介していきたいです。U・A


◆自分の気持ちを伝える (ふじ1)

昨日の懇談会はふじ1組全員の保護者の方々に来ていただき親睦を深められたと思います。
また、子ども達の普段の様子・1日の流れを知る良いきっかけになったと思います。
懇談会へのご参加ありがとうございました。
今日も快晴に恵まれ子ども達もなんだか楽しそうです。
カタカタトレインで遊んでいた〇くんと◇ちゃん。
◇ちゃんは「かーしーて」と言っていました。それを聞いた〇くんが1つ電車をどうぞ。と渡してあげていました。「かして」「どうぞ」のやり取りができていて成長を感じる瞬間でした。自分の思いを相手に伝えるのは難しい年齢ですが、「かして」「やめて」 など少しずつ覚えていけるようにそれぞれの場面で保育者が援助をしながら教えていければと思います。
お外に出ると、しゃぼん玉がゆらゆら浮かんでいるのを発見。どうやらつぼみさんがいる方から飛んできているようで「きゃーー!」と言い興奮しながら走り出します。
しゃぼん玉を追いかけたり目で追ったりして楽しんでいました。周りにはつぼみさんがいるので、ぶつかったりしないように気を付けたり、そばに寄り添ってくれたりとお姉さん気分になって優しくしていました。
トランポリンの方から「先生!」と呼ぶ声が…。
何かと思って見に行くと☆くんがトランポリンの上でスヤスヤしている姿が…。
どうやらトランポリンを楽しんでいるうちにその揺れが気持ちよくなってしまったのか寝てしまったそうです。
そんな可愛らしい姿が見れ、とても癒された気持ちになりました。(I・K)


◆挑戦してみよう!(ふじ2)

今日は園庭で遊びました。
「お外に行こうね」と声をかけると、大はりきりの子ども達。
テラスに出ると、早く遊びに行きたい気持ちからか、靴を自分で履こうと頑張っている姿がみられました。
マジックテープを剥がすところまで、靴に足をいれるところまで…と、それぞれできるところまでが違いますが、”じぶんで”を頑張っていました。
園庭へ行くと、それぞれ遊びたい方向へ向かって行きました。
門の近くのすべり台は、何度か挑戦していたものの、お兄さんお姉さんが登っているのを見て、今日は反対側からのぼるチャレンジを試みていました。
すべりやすい斜面、階段はついているけれど、なかなかの難所です。
ゆっくりゆっくり上っていき、上まで登ることが出来ましたが、表情はちょっぴりこわばっています。早々に降りようとしますが、降りる方が大変。座ってみたり、向きを変えてみたり、「あーん!」と声を上げて保育士を呼んでみたり…。手段は色々ですが、自分で降りる方法を考えているのでした。
ズボンが真っ黒けになりながら、降りられたその表情は満足気でした。
今日は子ども達のいろいろなチャレンジが見られて、とても嬉しく思いました。
これからも子ども達のチャレンジする姿をお伝えしていきたいと思います。
(I・Y)


◆一緒だね(きく)

今日は、園庭遊びをしている子どもたちの中で、「一緒だね」という言葉を多く耳にしました。◎ちゃんと◇ちゃんが一緒にジャンプをして楽しんでいるとき、☆ちゃんと♪ちゃんがお花や葉っぱを一緒に集めているとき、□ちゃんと〇ちゃんがお山に一緒に座っていたときと、様々な場面で「一緒だね」「一緒なの」「一緒、嬉しいの」とお話ししてくれました。
◎ちゃんと☆ちゃんは、地面の上をジャンプしていたのですが、トランポリンで高くジャンプしている子どもたちの様子を見て、トランポリンに行き、ジャンプを楽しんでいました。「どこであればジャンプを楽しめるのか」を視覚的に判断している姿が見られ、素晴らしく思いました。
☆ちゃん・♪ちゃんは、お花や葉っぱの形や色、感触をお話していました。集め終わった後に二人に「何集めてるの」と聞いてみると、「小さいね、白いお花とおっきい葉っぱ、緑なの見つけたよ。なんかつるつるしてた。」と教えてくれました。いろいろな特徴をお話ししてくれたことに驚き、同時に素晴らしく思いました。
□ちゃんと〇ちゃんは、お山のトンネルの頂上に二人座って「一緒なの」と教えてくれると、「おーい」と言って手を振ってくれました。たくさんのお友だちや保育士が手を振ってくれたことに嬉しくなって、二人で一緒に笑って嬉しそうにしていました。
子どもたちは、お話しているときにお友だちの表情を見たり、一緒に笑い合いって遊んでいる様子を見て、「一緒」の楽しさをたくさん感じていました。その中で、思い通りにならないこと・お友だちの優しさに触れたとき・自身がお友だちに優しくできたときなどを経験しながら、日々成長しています。
4月からあっという間に5月になり、子どもたちもお友だちの表情を読み取る力や言葉にして伝える力がまた一つ幅を広げています。お友だちと「一緒」に遊ぶにはどうしたら良いか、グループができたときには何と言って入ったら良いのか、考えている様子も園庭で多く見られました。自身で考え行動してみて、違っていたら保育士に「~したかった」と思いを教えてくれることも多くなり、私たち保育士は嬉しく思っています。子どもたちとの関わりの中で、成長が嬉しく感じました一日となりました。(K・K)


◆みつけた! (たんぽぽ)

今日も暑い日。暑さに負けない元気さで園庭に飛び出していきました。
最近よく何かを拾っては「みてみて」と持って来てくれることが多いです。それは木の実だったり枝だったり葉っぱだったり小石だったり虫だったり。
宝物を見つけたように大事そうに持っています。
今日も〇ちゃんはきれいな葉っぱを選んで何枚も束にして集めていました。「ママにあげるんだ~」とニコニコ笑顔で教えてくれました。
「持って帰るからあとで紙でつつんでね」と、どうやったら持って帰れるかまでちゃんと知っています。さすがです。
そして、△ちゃんは木の実をひとつ見せに来てくれました。
「これね、みつけた。」「☆ちゃんに見せてあげるの」「これかわいいから。いってくるね!」
とお友だちの元へ大急ぎで走っていきました。
☆ちゃん、△ちゃんの手のひらに乗った木の実を見て「わぁ!どこにあったの?」と興味津々。「あっちだよ~」と冒険が始まりました。
自分が見つけた宝物を、誰かと共有したり、気持ちを話すことで、嬉しい気持ちが増したり、もっと大事にしようという気持ちが生まれたり。
誰かのために…という気持ちがより子どもたちの気持ちを前向きにしているのだと感じます。
『みせてあげたい』という時の表情は一段と輝いています。
S.S



◆思いに気づく (うみグループ)

今日もとても良い天気で子供達は外でも元気に遊びました。
室内では、観察している豆の成長を互いに伝え合っていました。
「すげー!これじゃ、空までいっちゃうじゃん!」
「こんなに伸びたら止まらないんじゃない?」
と言い合っているのが素敵でした。
どこまで成長するのか分からない事で想像が膨らみます。
こういった子供の感性を奪わないように、この時期のそのような発想や発言を大切に見守っていける大人の存在でありたいと思います。
遊びのゾーンでは様々な玩具を使って遊びます。
使い方はありますが、遊びの展開はある程度見守っていく必要があります。
おままごとゾーンから積み木ゾーンに移動されていたぽぽちゃんがありました。
「せんせーい、赤ちゃんセットのカゴなのにさ、赤ちゃんが一つもないよ!」
という声も聞こえました。
積み木ゾーンには積み木を使って、ぽぽちゃんのベッドを作っていた子供達がいたのです。
硬そうなベッド…とも思いましたが、子供が何かに見立てて遊んでいます。
大人にはそう見えなくても子供がそう見立てるものを見守っていく事を大切にしたいと思います。遊びの展開で玩具の使用場所が変わる事があります。その過程や結果を見通したり見守っていく必要性を感じました。
園庭では、サツマイモやゴーヤ・キューリに水やりをしました。
わざと水にかかろうとする子供達がいます。
天気が良いのであえて私自身もあえて気にせず普段通りに行いました。
子供達は「キャー」と叫びながらも離れません。
嫌よ嫌よも好きのうちという言葉のような…意味は違えど子供達の純粋さに心を打たれました。そして、出来る限りその思いに寄り添いたいと感じます。
k★y
◆おしゃれ配信中!(にじ)

保育士が室内装飾を作っていると、女の子たちが「何してるの?」と集まってきました。
「お部屋の飾りを作っているんだよ」と伝えると、女の子たちは興味津々。
「どうやって作るの?」「どんな形??」と次々に質問が飛び交いました。
今作っているのは、布を使ったもので、子どもたちの前で生地の裁断をしていると、「これ、かわいい!」「もらってもいい?」とゆり組の女の子が聞いてきたので、「どうぞ。」と切れ端を渡すと嬉しそうにもらってくれました。
装飾を作りながら、その切れ端を何に使うのか気になり、「何に使うの?」「これだけで足りる?」と、今度はこちらが質問をしてみたところ、「お人形を作る!!」とのこと。
画用紙に人の形を描いて切り取り、その上に切れ端を貼りつけて洋服にしていきます。
上下別々の生地を使ったり、「パンツも履かせないと…」と小さい生地を貼りつけたりと、それぞれに工夫をこらしてお人形を作っていました。
完成したお人形を使ってそのままごっこ遊びに展開していったゆり組の女の子たち。
「また、違う布があったらちょうだいね!」「次はパパ作る!」と次の約束もしました。
その様子を見ていた、もも組の女の子たちは、お人形作りは難しそうでしたが、画用紙に切れ端を貼りつけるだけでも満足のようで、出来上がったものを「ママに見せよう!」と嬉しそうに私にも見せてくれました。
もともと、にじグループの子どもたちは、切ったり貼ったりする制作が好きな子が多く、ダイナミックな製作をすることが多いのですが、たまには、女の子が好きそうな製作も取り入れてもいいのかなと、女の子たちの反応を見て感じました。
製作を通して、にじグループから、おしゃれを配信していきたいと思います。
(E.Y)
◆イメージ通り(そらグループ)

朝の会の後、小さな声で今日の活動を伝えました。
「頭囲・胸囲測定」です。注意点は、「先生たちは声を掛けないから、気が付いたら来てね。園庭に行く時間の前には…」
という事だけです。
朝の会が終わり、看護師が部屋に来たのをすかさず見つける子ども達。あっという間に行列です。「〇〇く~ん。〇〇ちゃ~ん」と呼ばれる児もほとんどなく全員終えることが出来ました。
行列でも遊ぶ前にやっておきたいという児。行列だから先に遊んでおこうと、行列を気にしながら遊んでいる児。色んな選択があり、子ども達自身が選ぶ姿を見ることが出来ました。
昨日自由画を描いた児の絵を見て、「描きたい」と数名の児が描いていました。もも組の〇ちゃんと△ちゃん。まだまだ、具体的な絵になってはいないものの「何を描いたの?」との質問に「☆☆を描いたの」「これはね、△△だよ」と自分が描きたいものをイメージ通りに描けた嬉しさが伝わってくる返答でした。
広告紙を見つけた男児が作り始めたもの。「剣」そして、「鉄砲」。
女児が作り始めたもの「魔法のステッキ」同じ素材でも、性別により、子どもの性格のより作るものが変わってきます。
もも組の児は「あれが作りたい」「あれが欲しいいの」と上手に作っている児に聞きながら、手伝ってもらいながら、嬉しそうに完成させていました。これもまた、イメージ通りに仕上がった様子。とても嬉しそうでした。(M.C)


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