思いやり
2018年04月23日 月曜日
先日、一歳児クラスに入らせていただいたときのできごとです。
A君が、保育士のもとへやってきて「あれ…あれ」と壁にかかっているティッシュを指さしました。
少し、鼻水が出ていたA君。
鼻水が出ていることを教えてくれたのだなと思いつつティッシュを取ってあげると
「うーん。うーん。」と手を出し「自分でやりたい」という気持ちを表してくれたので「おはなふくんだね。どうぞ。」と渡してあげました。
するとA君は、自分の鼻をふくのではなく、近くで泣いていたお友だちの涙をふいてくれました。
こちらの想像とはべつに、お友だちのためにというA君の姿に感動させられました。
他者の認識や思いやりの気持ちが芽生えてくるこの時期だからこそ、子ども同士の関わりや主体性を大切にしてあげたいと感じさせられます。
保育副主任
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