◆4月19日(木)の子どもたち
2018年04月19日 木曜日
◆まるで小さな保育士さん (つぼみ)

日差しも出てきて、気持ちのいい時間を散歩で過ごしてきました。お出かけ前には、名前を呼んで点呼しています。名前が呼ばれると、”ハッ”とした顔でこちらを見る〇くん。『なあに!』とばかりな表情をしていました。
生まれてから、たくさんの人に呼ばれてきた、自分の名前。それぞれに、ちゃんと自分の大事な名前を知っている様子の子どもたちでした。
散歩中は心地いい風が吹き、ウトウトする子も・・・チラホラ。
しばしの休息をした子は園に帰ってきてから、園庭でも少し遊んでいます。たくさんの育子園のお世話好きのお兄さんお姉さんにかわいがってッてもらう時間もありました。園庭で楽しんでいた〇ちゃんですが、お腹が空いてきて、保育室に戻りました。調乳中は、『おなかすいた~』とばかりに泣いていましたが、丁度幼児組の子どもたちがそんな姿に気が付いて窓越しに、覗きに来てくれました。
「〇ちゃん!〇ちゃん!だいじょうぶよ~」かわいいお姉さん達があやしてくれました。馴染みの顔に、馴染みの声・・〇ちゃんに笑顔が戻ってきました。つぼみ組の子どもたちにも、育子園のいろんなクラスの子どもたちにも助けてもらいながら、毎日を過ごしています。U.A


◆一緒に(ふじ1)

今日はいい天気に恵まれ園庭であそびました。昨日の雨は園庭を程よく湿らせてくれたので砂ぼこりもたたず気持ちの良い気候の中、子ども達も元気にあそんでいました。
外階段に集まっている子はポカポカ陽気の中で保育者と一緒に手遊びをして楽しく過ごしていました。そこに泣いて抱っこの〇ちゃんが仲間入りすると笑顔に変わりました。ニコニコしながら一緒に手遊びを見たり聞いたり一緒にちょうちょうになり咲いている小さな黄色い花を見に行ったり、ミントの葉を触ってみたり嗅いでみたりしました。
鉄棒に誘ってみると今度は上手にぶら下がってぶら~んぶらんとしてあそんでいました。楽しく遊んでいる☆ちゃんに周りであそんでいた子ども達も集まってきてぶら~んと上手にぶら下がって鉄棒は子ども達でいっぱいになりました。みんなで一緒にとても楽しそうなステキな笑顔を見せてくれました。
一緒にすることでとても楽しそうに鉄棒にチャレンジしたり鉄棒の楽しさがみんなに伝わったようでした。プラスみんなでする力も作用するようでいつもより長くぶら~んとぶらさっがていることが出来ていたように思いました。y.n

◆ひとやすみしながら・・・(ふじ2)

朝の集まりで、紙芝居を読んだ後、一人ずつ名前を呼んでいきました。
「〇〇ちゃん」と呼ばれ、「は・あ・い~」と返事と共に保育士と手と手をタッチ。
目と目があってニコッと笑い合ったり、今まで手を出さなかった子も今日は手を出してくれたり・・・。日々の変化がとても嬉しく感じます。
今日は朝から晴れ。園庭で遊びことにしました。
子どもたちもくつしたをはく、帽子をかぶるなど外に行く支度も日に日に早くなったように感じます。
「くつ、もってきてね」と声を掛けると、自分のクツを覚えている児は”はい”と保育士の所まで持ってきてくれました。
〇ちゃんは今日は自分で履こうと集中して取り組んでいます。片方はけると、嬉しそうに「みてー」と教えてくれました。「うわー、〇ちゃん自分ではけたの?すごいねー」と言うと、うふふとほほえんでいました。そしてまたもう片方のクツに挑戦。今日は両方はけて、とても頑張った〇ちゃんでした。
園庭へ出ると、砂場の玩具が無く、「せんせー」と教えに来てくれた△くん。一緒におもちゃを出すお手伝いをしてくれました。今日もお気に入りの黄色いシャベルを手に、嬉しそうに遊びへと向かって行きました。
◇君と手を繋いで花壇の側をお散歩していると、アリを見つけました。アリもお散歩しています。アリを追いかけますが、アリの方が速い動きで・・・何度も見失いながら、まてまて~と追いかけました。
すると☆ちゃんがニヤニヤしながらやってきて、追いかけてきてほしそうな表情です。
「まてまてー」と追いかけると待ってましたとばかりに走っていきます。
追いかけっこをしていると、みんなも集まってきて、みんなで「よーいどん!」とかけっこ大会の始まりです。あっちへこっちへたくさん走り、気が付くと段の所へ腰かけて一休みしていました。
ちゃんと無理なく遊びを楽しむ姿に、心配しなくていいんだなと思った一コマでした。
I・Y


◆できた!!(きく)

昨日鯉のぼり制作をしたので、ギターに合わせてこいのぼりの歌を皆で歌いました。何度か歌ってきましたが、今までは保育士が歌っているのを子どもたちが聴いているという感じでしたが、今日はなんとなく口ずさむ姿が見られました。
上手に描けた絵を一枚ずつ皆に見せてみました。
「これ、○くんの。」「◎ちゃん描いたの。」と自分が描いた絵を思い出し、指をさしたりにっこり笑ったりする児もいました。昨日お休みしていた児は「僕もやりたい。」と期待と興味を持っている様子でした。
昨日はお部屋で過ごしていましたが、夕方雨があがると「もうお外行けるね。」と窓を眺めて嬉しそうにしている子どもたち。今日は張り切って園庭へ遊びにいきました。
コンビネーション遊具の上に行きたいと思った△くんが、ローラー滑り台から登ろうとしていました。保育士が太鼓橋から登るよう誘うと、嫌だと拒否します。まだ自分の力で登り切れたことはなかったのです。でも、「△くんならできるよ。」と保育士に見守られる中、自分の力で初めて登りきることができました。「やったー、できた。」と飛び跳ねて大喜びしていました。今までできなかったことができて最高の笑顔でした。
一緒に過ごしている中で、いつの間にかできるようになることもきっと沢山あることと思います。その一つひとつを丁寧に見つけ、受け止め、共感していくことを大切にしたいと感じました。T.Y


◆新しいお友だち (たんぽぽ)

今日は朝の集まりで新しいお友だちを紹介しました。
「新しいお友だちは先生のおばあちゃん家の近くの川で網で捕まえてきたザリガニさんと先生のママのお友だちがあかちゃんきんぎょから育ててたキンギョさんです」
と紹介すると真剣に聞いていた子どもたち。
みんなで名前をきめました。
ザリガニは・・・がにがにちゃん(理由:たぶん女の子でみんなのざりがにさんの発音が、がにがにだったから)
キンギョは・・・たんちゃんとぽぽちゃん(理由:きんちゃんとぎんちゃんと迷いましたがたんぽぽ組のお友だちということで決定)
お友だちとのお約束をして「よろしくね」と迎えました。
お約束・・お友だちのごはんを紹介しそれ以外のみんなが食べているものやおもちゃなどはあげたらお腹が痛くなったりびっくりすること。
ガタガタ動かすとびっくりしてしまうこと。
のぞいて「よろしくね」と声をかけたり「あっ動いたー」「ごはん食べたんじゃない」と見ていました。
たんぽぽのお部屋にいますので優しく観察していただけたらと思います。
園庭で遊びました。
昨日の寒さから変わりあたたかくおひさまが輝いていました。
砂場でお山を作ったり、大きなシャベルを持って散策したり楽しんでいました。
〇くんと◇くんはアリを発見。
「アリさん、アリさん」と言って手でやさしくつたわせていってアリを手なずけているようでした。
優しさが伝わってきます。
遊んでいると△くんが「せんせーおばあちゃんちの近くで釣ってきたんでしょ?」としっかり話しを聞いたのがわかり印象に残っていたんだなぁと嬉しくなりました。
昨年からいるメダカと一緒に子どもたちと大切に育てていきたいです。
t*s


◆もったいない&梅(うみグループ)

今日は朝から雲が避け、青い空が広がっていました。
うみグループに入ると「〇先生、おはよう」といつもと変わらず元気な挨拶が聞こえてきました。ふと子どもたちの姿を見ると額に色とりどりのスズランテープを巻いて得意気な表情。
今週から流行っている忍者ごっこの一環で、部屋のところどころに忍者たちがいて「にんにん」といいながら気分は本物の忍者。
楽しい忍者ごっこですが、気が付くとゴミ箱にスズランテープが沢山入っている事態になり、朝の会で「どうしてスズランテープがゴミ箱に入っているか」とみんなで考えました。「きれちゃったから」「ぼろぼろになったから」「もったいないばあさんがくる」とたくさん考えられることを発表してもらい、実際にゴミ箱をのぞいてみると、まだ使えそうなきれいなスズランテープもたくさん入っていたりともったいない状況になっていました。
『忍者ごっこを楽しくするのはいいことだけど、「スズランテープ、もうぐしゃってなったから捨てよう」「あきたからすてよう」っていうのは違うと思うよ。』と伝えると今までの自分たちを振り返って、まだ使えそうなスズランテープを自分たちのお道具箱に入れたり、再利用しようとする姿が見られ、ものを大切にするという気持ちをこれを機にさらに育んでいきたいと思いました。
園庭では虫探しや植物探しに夢中で、今日は特に梅拾いに夢中になっている子が沢山いました。たくさん拾った梅をどうするのか様子を見ていると網のついた砂場道具とバケツを持ってきて擦りはじめ、「今梅ジュース作ってるんだ」と嬉しそうにバケツを囲んで作り始めていました。思ったよりも梅の汁や実がバケツに落ちてこないので何回も網の下をのぞいて「あ、ここにあるからもうちょっと頑張って」とお互いを励ましながら擦り続けていました。
汁になるにはまだ時間がかかりそうです。
この季節ならではの環境を目いっぱい楽しんでいる子ども達。
これからも様々な環境を通して子どもたちの成長を見守って行きたいと思いました。
(K.H)

◆小さいママたち(にじグループ)

少しだけお部屋の設定を変更し、おままごとコーナーが少し広くなりました。
早速おままごとで遊び始めたのはもも組の女の子たち。
食べ物を並べたり、ぬいぐるみを持って来てご飯を食べさせたりと、始めは思い思いに遊んでいましたが、
〇ちゃん「私、ママね!」
◇ちゃん「いいよ!私もママね!」「じゃあ、△ちゃんもママね!」
△ちゃん「わかった!」
・・・こんな会話から、関わりを持って遊び始めました。
今まで遊んでいたことを引き継ぎつつだったので、一見すると「一緒に遊んでる?」と感じてしまいそうですが、ちゃんと遊びとして成立しているんです。
〇ちゃんはお料理をして、「ねぇ、ママたち。お野菜はたくさん食べた方がいいわよ」と声をかけたり、それを聞いた△ちゃんはお世話をしていたぬいぐるみにニンジンを食べさせたり、他のもも組の子が通ると、「ママたち、※くんがお家の前にいるわ!」と◇ちゃんが報告したり、それぞれが自分の持ち場で上手に関わって遊び、とても楽しそうなやり取りでした。
包丁さばきやご飯の盛り付け方など、とっても上手で、きっとお家の人の料理の様子などを見ているんだなと感じました。
もも組の子どもたちはまだお当番活動が始まっていないのですが、時期を見てお当番を始めた際に役に立つ日が来るのかな・・・今日のママたちの活躍を見ていて楽しみになりました。(E.Y)

◆様々な楽しみ方(そらグループ)

今日は39人の子が登園しました。
誰がお休みかすぐに分かる年長・年中児たち。「〇ちゃんいないね」と話すなど、友だちへの関心の強さが伺えます。
こいのぼり制作を引き続き行いました。「早く作りた~い」と意欲満々です。
はじき絵・吹き絵・シールと好きなものを選びますが、表と裏で違う取り組みをする子も数人いました。
初めから「はじき絵と吹き絵にする」と言う子もいれば、お友だちがやっているのを見て「こっち側はシール」と変える子もいます。
興味を示すきっかけは誰かの作品の影響があっても、その後はそれぞれ自分の感性のままに取り組んでいるように感じます。
その過程で子どもたちは、色や形の変化、絵の具の弾き具合等に驚いたり喜んだりと、様々な表情を見せてくれました。
拭き絵をしながら、「あ、赤と青が混ざったら紫になった」と、色が混ざる事で生じる変化に気付いた年少児もいます。
色々な技法を通し、どんな発見や心の動きがあるのかを、今後も楽しみに取り組んでいきたいと思います。
O・Y


Posted in 園のこだわり