◆4月9日(月)の子どもたち
2018年04月09日 月曜日
◆ てつだうよ~ (つぼみ)

休みを挟んでの保育園。子どもたちは相変わらず、新しい環境を研究中です。泣いてみたり、周りを見渡してみたり・・・姿は様々ながらも一生懸命安心を探しています。そんな姿は、けなげでもあり頼もしくもあります。ちゃんと、自分の力で慣れようとしているように思います。
泣きながの登園でしたが、保育室の玩具に手を伸ばし興味を示していた〇ちゃん。どうやって遊ぶのかなと玩具をひっくり返してみたり、触って見たりしています。保育士がやってみせると真似しにやってくることもあります。
そんな〇ちゃん、ラックに乗っているお友だちを揺らしてあやしている保育士をじっと見つめていたのですが、ゆっくり側にやってきて一緒に押してくれます。まるで、一緒に手伝ってくれているよう・・・。チラホラと個性が見え始めてきました。
子どもたちそれぞれの楽しいを見つけていきながら楽しい時間にしていきたいと思っています。UA

◆ お気に入りを探そう (ふじ1)

また、一週間が始まりました。登園してきた新入園児さんたち、園や部屋に入ってきただけで泣くという事は、先週の出来事を覚えているということです。保育士の顔もちゃんと覚えていてくれたようで、たくさん涙を流しながらもなんとか受け入れ、少しすると涙が止まって遊び始めることができているのに驚きです。
進級児の子たちもお父さんお母さんと離れるときには、涙を流す子もいました。少し先輩とはいえ、不安な気持ちが募っているのは確か。丁寧に関わってあげたいと思います。
9時を過ぎて、スムーズにおやつに移動することも出来ました。おやつのあと、またお部屋であそび始めた●くん、◎ちゃんがお皿で顔を隠して遊んでいるのが楽しそうで自分もやりたいとアピール。お皿は◎ちゃんが使っているので、代わりに持ち手つきのボウルを渡してみました。●くんの顔を隠し、「いないいない・・・ばあ!」と言い、ボウルから顔を出すと、●くんもばあ!とおどけた顔をしてくれ、周りの子たちも笑顔。朝から、楽しい穏やかな時間が流れました。
先週の終わりから、「ママー。」と涙の止まらない△ちゃん。今日も朝から涙ですが、一人の保育士がじっくり関わると、少し落ち着くことができました。園庭に出て手をつなぎ、一緒に歩き回って、いろんな遊具で遊んでみます。すべり台を一緒にやってみました。まあまあの感触。今度はトランポリンに行ってみました。まだ、ジャンプは難しいですが、保育士や他の子が跳ぶと、振動でぼよんぼよんと揺れるのが楽しいようで、穏やかな笑顔になりました。気に入ったようです。しばらく座り込んで、揺れを楽しんでいました。
その後はほとんど涙もなく、給食も好きなものを自分で食べる事ができました。
そして、お昼寝・・・。朝、保育士が操作するパソコンを一緒に見ていたとき、画面に小さなアンパンマンを見つけ、「あんまんまん!」と言っていたのを思い出し、「アンパンマンのうた、歌ってあげるね。」と言って布団に横にすると、アンパンマンを聴きながら、静かに眠りに入っていきました。
それぞれのお気に入りを一緒に探し見つけ、嬉しい、楽しいの気持ちに共感することで、安心感につながっていくと良いなと思います。
(T.M)


◆遊びたい!(ふじ2)

ふじ2組がスタートしてから2週目に入りました。
朝泣いている子も、ちょっとずつ遊びにも気が向くようになりました。
朝の集まりで絵本を読むと、自然と集まってくる子どもたち。
「いないいないばぁ」と保育士が言うと、真似して自分の顔をかくしたり、お友だちの顔をかくして’いないいないばぁはこうやってするんだよ。’と優しく教えてあげる姿も見られました。
園庭へ行こうと靴をはいて準備が整うと、うわ~っと元気よく飛び出していきました。
砂場の玩具を保育士が出していると、みんな集まってきて、準備のお手伝い。よいしょよいしょっと倉庫から出してきてくれました。遊ぶ気満々の子どもたちです。
カップやシャベル、バケツなど、遊びたいものを自分で出してきて遊んでいました。
砂をサラサラ触ってみたり、バケツ一杯に砂をつめようと、せっせとシャベルを使って頑張っている姿も見られました。
数日前、こわごわすべっていたローラーすべり台を楽しそうに何度も何度もすべっている〇ちゃん。ローラーすべり台は人気で、みんなですべっていくので下の方はギュウギュウです。
でもお友だちと一緒にギュウギュウするのもなんだか楽しそうです。
ログハウスで、お姉さんがお店屋さんごっこをしていました。
「いらっしゃいませ」「なににしますか?」というやり取りを側で見ていた◎ちゃん。
わたしもやってみたいと思ったのか、お姉さんの隣に立って、一緒にお店屋さんを始めました。まだ上手く言えないけれど、気持ちだけは一緒です。カップを持って’どうぞ’というしぐさをしていました。
自分から遊びたいという気持ちがどんどんふくらんでいる子どもたち。
これからも興味を持って、いろんな遊びを楽しんでいってもらいたいです。
IY


◆ 虫探しとお友だち(きく)

園庭に出る前にチューリップやお花がわらったの歌を唄ったり、虫の話をして出かけました。「アリさん、いるかな」「いないよ」「じゃあ、探しに行こうか」と言いながら園庭に降りていきました。
園庭の隅に大きなアリを見つけ、「いた、いた」と言って枝でつつきだしました。ちょっと前だと小さなアリしかいなかったので見つけるのが大変だったのに、、大きなアリを見つけるとつついてみたくなるようでみんなで枝を探しては、つついていました。そのうち、大きなアリが、いっぱい動いているのを発見、アリをつつくための枝で追いかけまわしていました。
アリ探しもお友だちが1人2人と増えていきましたが、お友だちと一緒に車に乗ったり、部屋の中に入り込んだりと、お友だちと居る心地よさや安心感があるようです。狭い所でくっいて遊ぶ姿がありました。
4月始まったばかりなので、色々な環境が変わってちょっと不安感もあるようです。そんな時お友だちと居ることで安心するのでしょう。お友だちの存在が大きくなってきました。もっとお友だち関係が広がっていくことを楽しみにしています。M.K


◆ 言葉の素敵さ(たんぽぽ)
たんぽぽ組になり、二週目が始まりました。
今日も天気がいいので、園庭に出て遊びました。
園庭では、きく組の子との朝ぶりの再会を喜ぶ子もいました。顔を合わせるとにっこり。言葉はいりません。一緒に駆けていきます。
砂場で、ザルに砂を入れ、木の枝を差し、どこかへ駆けていくきく組の◎くん。聞くと、たんぽぽ組の〇ちゃんに、お誕生日のケーキをあげたいのだとか・・・そんな◎くんの思いを聞いた〇ちゃんでしたが、「〇ちゃんまだだよー!」と。そうなのです、〇ちゃんのお誕生日は6月なのです。
それを聞いて◎くんは肩を落としがっくり。そんな姿を見て〇ちゃんは、「でもありがとう・・」と少し恥ずかしそうにケーキを覗き込み、笑顔で受け取っていました。
『誕生日はまだだけど、嬉しいな』という素直な気持ちを、「ありがとう」という言葉で伝えられたこと、とても素敵だなと思います。
〇ちゃんの素直な言葉に、ことばの持つあたたかさに改めて触れた気がします。
日頃からたくさん素敵な言葉をかけてあげることで、子どもたちから出る言葉も素敵なもので溢れてくれたらいいなと思います。
木登りができる気には、黄色い卵がたくさんついていました。
てんとう虫の卵だそうです。低い位置にもたくさんついていたので、子どもたちも興味津々で観察していました。私も卵を見たのは初めてだったので、子どもたちと一緒にじっくり観察しました。
これからどんな風に大きくなっていくのか・・成長が楽しみです。子どもたちとも一緒に見守っていきたいと思います。
S.S


◆ だって…それなら(うみグループ)

今日も元気な姿を見せてくれた子ども達。
朝の集まりよりも遊びが大事と目先のことに飛びついていく力を育んでいるようです。もう少し時期が来たらきっと目先の事よりももう少し先を見通せたり、集団への興味を抱いていくのだと信じて成長を待ちたいと感じます。
そんな今日は、朝の集まりで休日の話をしてもらいました。
一番最初に話したのはゆり組の○さんです。
どうやら、タケノコ掘りに行ったようです。
誰と行ったの?と聞くと2人で行ったと言いました。パパとママは?と聞くと、親戚と行ったというのです。しかも2人で。
親戚のお友達は何歳?と、2歳。
2歳のお友達と山に入ったの⁈と言うと、そうだと言い張ります。
蜂がタケノコの場所を教えてくれたとも言っていました。
今日の夕飯に取れたタケノコをタケノコご飯にするそうです。
タケノコ以外にも幼虫が取れたそうです。
それは大きさ的にカブトムシとクワガタムシの幼虫の様です。
明日、お部屋にやって来ます。
皆で観察できればと感じます。
因みに、虫が苦手なお友達〜?と聞くと数人手を挙げておりました。
他にも、海に行って海老や蟹を捕まえた後、家でまだ飼っておりまだ生きているという子どもやグアムに飛行機で行って、お菓子とジュースとチキンを選んだ子ども、mustangにも乗ったと嬉しそうに話していました。
発表後に僕はザリガニや鰻見つけたんだよ!と教えてくれた子どももおりました。
子ども達が休日に体験する物の中で一番生き生きしているものは生き物の話のようにも感じます。神秘的な姿を目の当たりにし沢山の刺激を受けて、様々な学びを得ているのだろうと感じます。
室内ではそれぞれの場所で遊びだし、フリースペースではダンスタイムを設けました。
合計5曲ほど楽しく踊りました。
もっとやりたい!次はこれ!とエンドレスなので園庭に行く時間には終了としました。
給食後も、またダンスしたいと言っていた子どもがおり、そのような発言を耳にすると自然と喜ばしい気持ちにもなります。
さて、園庭では年下の子ども達を気遣う姿が見られました。
1歳児クラスの子どもが泣いておりました。
それを見た幼児が寄り添ってただ、ただ、手を握って体に触れ立っております。それでも泣き止まず、幼児は少し困った表情を浮かべていました。
1歳児クラスの子どもが転びました。
幼児が駆け寄り砂をはたき落としておりました。
そうすると自然と泣き止みその場から離れていくのです。
水路の中に葉っぱを敷き詰める子どもがおりました。いたずらかお掃除なのかと思いました。
しかし、いたずらをするような発達には見えなかったのでもう一度見守ると、見てー!お箸出来たよ!と橋ができていました。
どうしてこの橋を作ったの?と聞くとだって○ちゃん→2歳児がいつもここを通るときズルッと滑ってるの見てるんだもん。
との事。
子ども達は子ども達をよく見てよく考えているのです。
太鼓橋ってこうやって登るんだよと教えておりました。
k★y


◆ はじめてのお当番(にじグループ)

新年度が始まって、二週目がスタートしました。
お休みの時の楽しかった話や、年長女児は花踊りの話をしてくれ、月曜日元気な子どもたちに会えて安心しました。
今日は朝の集まりの後に、ゆり組の子どもたちとお当番カードを作りました。
先週は年長児が作っていたのを知っていたので、すぐに取り掛かることができ、それぞれの個性が光る作品となりました。
お当番をする姿や、カード作りをする様子を見て、もも組の女の子が2人で「〇〇ちゃんたちもお顔描きたい」と言いに来てくれました。
「お当番さんできるようになったら作ろうね」と約束し、別の紙にクレパスで顔を描きました。
お友達と顔を見合わせてにっこり笑顔で上手に描けたのを見せ合い、「これはママとお父さんなんだ」と嬉しそうに話していました。
今日のお当番は新しく入ったお友達が自分から引き受けてくれました。
「先生、僕やったことないんだけど」と言われ、「やりたかったの?」と聞くと「うん」とうなずき、「じゃあ、お願いしようかな」というと「いいよ!」と元気よく答えてくれました。
お友達が取り組む姿に刺激を受けて、「やってみようかな」「やってみたいな」という気持ちが湧き、遊びが広がったり、生活の中でも安心して過ごすことができているようでした。
子ども同士の関わりを大切に、にじグループの遊びや生活が展開していくのを一緒に楽しんでいきたいなと感じました。(B・K)


◆ みつけたよ(そらグループ)

新年度が始まり、2週目のスタートです。もも組・ゆり組・ひまわり組、自分がなに組になったのかしっかりわかってきています。
新しく入った◎くんと△くんも、長い時間をそらグループで過ごすようになってきました。笑顔もたくさん見られるようになり、周りの友だちも名前を覚え、「まだ遊びたい」と楽しいを感じてくれている様子を嬉しく思います。
今年度初めての身体測定も行いました。ゆり組、ひまわり組は慣れたものです。あっという間に終わります。もも組は、昨年の後半から行っているので測定場所には慣れているものの、部屋の前で上履きと靴下を脱ぐという作業が新しく加わりました。
これから毎月です。上履きを隣のお友だちと揃えるというのもなんだかちょっぴり嬉しそうなもも組の子どもたちでした。
園庭では、いろんな場所でいろんな発見をする子ども達。
☆君と〇君は、空を見上げて「英語があるよ~」。雲が見事にSの形になっていました。
新入の◎君は、「せんせいあそぼうよ」と赤い滑り台のあたりで立ち止まり、何かを発見。小さな虫です。長く伸びた触角でしょうか?「えびみたいだよ~」とちょっと興奮気味に見つめていました。
▽ちゃんは、きれいな花びらを拾い、見せくれました。「ママのおみやげにするの」と大事そうに見せてくれました。
春。とても良い季節です。子どもたちのたくさんの『みつけたよ』を楽しみにしています。
(M.C)


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