◆4月6日(金)の子どもたち
2018年04月06日 金曜日
◆ 一週間(つぼみ)

入園して慣れ保育も1週間が経とうとしています。少しずつ慣れてきてくれているようで泣き声がなく遊びに夢中になったりお昼寝したりと静寂の時間が訪れることもあります。
ベランダに出る風が気持ちよかったようでボールを転がしたりしました。
黄色の外用帽子を柵の上に乗せていつでも園庭に出られるようにしていると風で帽子が動きそれを見つけた〇くん。何だろう?と手を伸ばし掴んで上に掲げぽいっとほってみたり。どんなものでも玩具にすることができる天才です。◇ちゃんはクッション椅子の中に積み木を入れたり出したり。自分から玩具を見つけに行けるようになっています。
昨日まであそべなかった子たちも少しずつ遊べる時間が長くなってきました。居心地のいい場所だと早く思ってもらえるといいなと思います。
(K☆H)


◆ 砂場のお山(ふじ1)

今日もお天気は子ども達の味方でした。午前中はポカポカの天気で暑いくらいでした。
昨日までは園庭に出れば泣き止んでいた子も今日は泣いている子が何人かいました。そこで砂場に大きな山を作ってみることにしました。
何が出来るのかなと保育者に抱っこされて不思議そうに見ている〇くん。山がどんどん大きくなってくると自分からしゃべるを持って砂を掘り出しました。小さいしゃべるで小さいお山も作っていると◇くんもやってきました。一緒に砂を掘り出していると☆ちゃんも仲間に入って小さな可愛い山が出来ました。
その後は◇くんもひとりで色々なことにチャレンジしていました。築山にハイハイで登ったり、築山の頂上から砂場であそんでいる子に(もしかしたら自分の作った山に)手を振っていました。下りるときはまだ不安そうで保育者に助けを求めてきたので一緒に手をつないで降りてきました。y.n


◆ それぞれのペースで (ふじ2)

慣れ保育5日目です。今日も朝から泣き声の大合唱でした。保護者と別れてから大きな泣き声を上げる子どもたち。泣きながらも頑張っている子どもたちの姿が印象的でした。少し落ち着いた子から朝のおやつを食べ、その後は少しお部屋の中で遊んだ後、園庭で遊びました。
お部屋の中では、気になるものに手をのばして触ってみたり絵本を読んでみたり様々なことをして過ごしていました。驚くことにあまり泣かない子もいてくるくるチャイムの玩具で夢中で遊んだり、気に入った絵本を手に取りしばらく大事そうに持っている姿もありました。
園庭では、砂場や滑り台と色々なところに行き探索し遊びながらも大人が少し離れると不安から泣き出す子がいました。そんな姿を見ていた進級児の◎くんが心配そうに頭を撫でてあげ、優しく励ましてくれました。
ゆりかごスイングでは、新入園児の◇ちゃんが乗っていました。
保育士がそっとゆらしていると、そのうち段々と気持ち良くなりウトウトしはじめ寝てしまう姿も見られました。また滑り台では、楽しそうにお友だちに続いて何度も滑り遊んでいました。
砂場ではシャベルを手に持ったり手で触って砂の感触を味わっている子もいて遊び方も様々でした。まだ新しい環境の中で不安そうな子が多くいて、泣いて一生懸命に伝えようとしてくれました。その気持ち一つひとつを大切に受け止めていきこれからも関わっていきたいと思いました(T.S)


◆ お誕生日(きく)

今日は○くんのお誕生日を皆でお祝いしました。
朝登園すると、保育士にお誕生日だったことを嬉しそうに話す○くん。
集まりの時間に前へ出てきてもらい、周りのお友だちと少し高いところに立つと、ドキドキ緊張した表情になっていました。冠をかぶってバッチをつけ、皆でおめでとうの歌を歌いました。一度歌い終わると、アンコールの声があがりました。なので、2回も歌ったのですが、2回目は更に元気な声で、そして笑顔でお祝いしました。「おめでとう。」と大きな拍手になると、緊張した○くんの表情も和らいで嬉しそうにしていました。きく組のメンバーで初めて3歳の誕生日を迎えました。次は僕が、私がと期待を持っている児が沢山いました。お友だちの誕生日を喜んでお祝いすることや、お祝いされることの嬉しさを感じる中でお兄さんお姉さんになることの気持ちが芽生えていくことと思います。
そして、今日はもう一つお祝いしました。それは、『降誕会』といっていつも皆を見守ってくださっているお釈迦さまのお誕生日です。降誕会はホールにて行われました。年長のお兄さんたちが、お花やお茶、お菓子などをお供えしました。厳かな雰囲気に子どもたちも静かにじっと見ていました。その後からは、式に参加できる児はそのまま残り、少しずつ園庭へ遊びに行きました。お釈迦さまが生まれた時に甘い雨が降り注いだという伝えがあり、これも年長児が代表で小さなみ仏さまに甘茶をかけました。そのみ仏さまがロビーの所に飾られているので、午後、おやつを食べた後皆で見に行く予定です。
新年度に入って一週間が終わりました。きっと心も身体も疲れていることと思います。おうちの方との時間で、また充電して来週元気な皆さんに会えることを楽しみにしています。(K.Y)


◆お祝い(たんぽぽ)

おーめでと~おーめでと~〇君おーめでと~
育子園のお祝いの歌を皆で歌いました。
明日お誕生日の〇君を、一日繰り上げてお祝いしました。
ピアノの音に合わせてみんなの前に・・・ステージは椅子です。
ちょっと高い所に立ってみんなの前に出ました。
緊張気味の表情で、フエルトで出来たろうそく3本のケーキにふーっと息を吹きかけました。
皆で「おめでとー。」と拍手をしていた時・・・
「いちご、どうぞ。」て言って、手に持っているかのような仕草で〇君にプレゼントしてくれたお友だちがいました。
新入園児の☆ちゃんです。
〇君とはまだ出会ったばかり、まだ友情は芽生えていません。
では何故?
おめでとうだからです。
おーめでと~ってお祝いの歌を歌って皆で拍手して、お祝いののケーキをふーってして、これは嬉しいお祝いのことって知っているからです。
では何故知っているの?
そうやっておうちの人たちに☆ちゃんも大事に大事に見守られて嬉しいことを沢山経験しているからです。
☆ちゃんだけではなく、一人ひとりの遊ぶ姿、言葉、色々な場面で皆深い愛情で育まれていることを感じています。
お誕生日は皆順番に必ずくることをわかってきているかな・・・と思う発言がありました。
「次は誰のお誕生日?」
皆順番に3歳になろうね、としめくくりました。
園では今日は降誕会のお祝いをしました。
朝、わかりやすくお釈迦さまのお話をしたのですが、興味を持って聞いていた子を誘ってホールのお集まりに参加しました。
「お迎えきたら、ママとやる。(甘茶を掛けること。)」と早速言っていました。
少しずつ興味を広げて、ホールの行事にも参加していきたいと思います。
一週間が無事終わります。
たんぽぽ組は優しい風が吹き始めました。(N・S)


◆ 想い&虫祭り(うみグループ)

今日は降誕会があり、子どもたちもどんな日かと言うのを少し理解しているようで「何の日か知っている?」という質問に対して「神様のお誕生日」と答える☆くんでした。
「そう、御仏様のお誕生日で、今日は奉献も〇くんと◇くんがやってくれます。」「きっとみんなの前でやるから緊張しちゃうと思うけど心の中で応援してあげてね」と保育士が言うと「応援する!」と言う子や奉献を行う子は「力になるよ」と大人のような回答をしてくれました。
降誕会が始まり、奉献の曲が流れると静かな雰囲気になり、みんなで奉献の子たちを見守ったり、年長の子ども達は「次は自分たちの番!」という気持ちで真剣なまなざしで見ている子がたくさんいました。副園長から降誕会についての話がありましたが、最後まで聞いたりと話を聞くという姿勢がとても素敵なうみグループでした。
お部屋に帰った時に奉献をしていた子に「みんなの応援聞こえた?」と聞くと「たくさん聞こえたよ」とまた大人のような回答が帰ってきました。そんなセリフが言えるなんて素敵だなと感じました。
園庭では低年齢のクラスの子たちが先に遊んでいて、中には兄弟の子がいると「あ、△ちゃんだー」と言って手をつないだり、頬を触ったり、「こっちだよ」と言って案内してあげたりとお世話をしてくれる子がいました。少しこわばっていた低年齢の子の表情も穏やかな表情に変化していて安心していることが伝わってきました。
園庭に住んでいる虫たちも次第に顔をだし、「先生あっちに小さいはちがいた」「テントウムシがいたよ」「ダンゴ虫見つけた」「ハサミムシみたいな虫を捕まえたよ」と沢山の虫の名前が子どもたちの中で飛び交っていました。
虫さがしも本腰を入れてスタートです。
子どもたちのしたいという気持ちを大切にしていきながら今後も見守っていきたいと思いました。
(K.H)


◆ ク~イズ!クイズ!!(にじグループ)

今日は少し早いお釈迦様のお誕生日、降誕会の式典に参加しました。
朝の会で子どもたちには、ロビーに掲示してある降誕会クイズの話もまじえて話をしました。
そして、にじグループオリジナルのクイズも出し、子どもたちに降誕会に興味を持ってもらえるように働きかけてみました。
式典が始まり、年長児の奉献、副園長の話、甘茶供養(御仏様に甘茶をかける)と続き、いよいよクイズの答え合わせです。
降誕会クイズは全部で3問あり、にじグループはどれを聞かれても大丈夫なほど自信満々で、司会の保育士の問いかけに、元気に手を挙げて当ててもらうのを待ちます。
・本当の降誕会はいつ?・・・4月8日
・お釈迦様は、生まれてすぐ何歩歩いた?・・・7歩
・お釈迦様の誕生した日にどんな雨が降った?・・・甘茶
にじグループは2問めが当たり、みんなでしっかり答えられました。
式典後、にじグループオリジナルのクイズの答え合わせをしました。
・お釈迦様のいるお家(花御堂)はどんな飾りがしてある?・・・お花
・花御堂にいるお釈迦様はどんなポーズ?・・・右手の人差し指を上にあげている
どれも、ちゃんと見ていればわかってしまう簡単なクイズでしたが、子どもたちはホールにつくなり真剣にポーズをまねたりして、子どもたち同士で答えを探し始めてくれました。
答え合わせの結果は、みんなもちろん正解。
仏教行事など、子どもたちには難しいこともありましが、これからも、子どもたちが興味をもって参加してもらえるような関わりをしていきたいと思います。(E.Y)

◆ みんなでお祝いいたしましょう (そらグループ)
今年度最初の仏教行事、降誕会がホールにて行われました。
今日まで「降誕会ってどんな日?」ということを子どもたちと一緒に確認してきました。
ホールに行くと、花御堂にいる御仏様の姿の真似をしてみる子どもたち。
みんなで御仏様をお祝いするかのようにとても微笑ましい光景でした。
音楽がなり奉献が始まると、子どもたちも静まりひまわり組の奉献を見守っていました。
そらグループからは3名が奉献を、1名は御仏様に甘茶を捧げました。
もも組は、幼児組になって初めての行事参加でした。
奉献を静かに見つめたり、歌も元気いっぱいに歌い素敵に参加していました。
降誕会の後は、園庭とお部屋にて遊びました。
園庭では、グループの枠を超えて遊ぶ姿が多く見られます。
ひまわり組の女の子数人は、バケツに砂を入れ、落ち葉と水を入れて混ぜ混ぜ。
「○ちゃんお水持ってきて」
「☆ちゃん葉っぱいっぱい持ってきて」
「みんなもっとどんどん持ってきて」と的確な指示をし、役割分担をしながら遊ぶ姿はひまわり組ならではだなと感じる瞬間でした。
泥んこになりながら遊ぶ姿も目立ってきました。
子どもたちは泥水が大好きです。洋服や顔に泥が付いてもお構いなし。
お部屋に戻り、しっかりと着替えをして給食に向かいました。
降誕会があり、子どもたちも御仏様へ改めて感謝の気持ちをお伝えする機会となりました。
お迎えの際に、ロビーにて甘茶を捧げる用意がされているかと思いますので
ぜひ、お子様と一緒に行ってみてください。(O.Y)


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