育ってほしい姿10の姿
2018年03月16日 金曜日
平成30年度から改訂される保育所保育指針に「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」として、具体的に10の事項が示されています。「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」という5領域の発達を互いに関連させながら「学びに向かう力」を育んでいきます。
『10の姿』とは・・・
1. 健康な心と体
2. 自立心
3. 協同性
4. 道徳性・規範意識の芽生え
5. 社会生活との関わり
6. 思考力の芽生え
7. 自然との関わり・生命尊重
8. 数量・図形、文字等への関心・感覚
9. 言葉による伝え合い
10. 豊かな感性と表現
しかし、これはゴールではなく、幼児期から小学校、そして中学校、高校・・・社会へ、人としてつなげていきたい大切なものです。
幼児期に「社会情動的スキル」「非認知能力」を育む大切さは、様々な研修に参加していても出てくる内容です。また、幼児期の成長が大人になっても影響を及ぼすこともわかっています。この重要な時期に携わる保育者は、心して保育に取り組まなくてはいけないと、改めて気の引き締まる思いです。
明日卒園式を迎える年長児たちは、子ども主体・子ども中心の保育の中『10の姿』を育んできました。4月1日には新しい世界へ羽ばたいていきますが、この成長をつないでいき、小学校でも活躍してくれると信じています。
保育主任
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