◆3月30日(金)の子どもたち
2018年03月30日 金曜日
◆大きく成長した一年間(つぼみ)

今日は聖堂へ一年間のお礼をしにお散歩に行きました。散歩の準備だけでも、靴下を渡されると靴下に足を入れようとしたり、靴箱へ行き、自分の靴を出し靴を履こうとしたり(つぼみの部屋の前へわざわざ移動し履くんです)、されるがままだった一年前に比べ、本当に成長を感じます。
出発前の点呼。お名前を呼ばれると、しっかり手を挙げてお返事ができるようになりました。〇ちゃんは体が後ろへそれるかのようにピーンと手を挙げていました。
聖堂へ着きました。大きな仏様へ一年間のご挨拶。ご挨拶もしっかりと手を合わせ、自然に行っていました。そして、今日は屋上へ行ってあそびました。屋上へ着くと、辺りを走ったり、自分の帽子を振って~上から下からおおかぜこい~と歌い、更に走ったり。狭いところがやはり好きです。
端っこの狭い通路を行ったり来たり、お友だちが集まってきて、みんなで何度も通って楽しんでいました。本当に動きが活発になり、かわいいいたづらもたくさんするようになり。つぼみ組最後のお散歩も無事に終わりました。
一年間、ご協力いただき、ありがとうございました。子どもたちに癒され、本当に楽しく過ごすことができました。いよいよふじ組。また新しい環境での成長が楽しみです。(T.Y)


◆虫探し、春の訪れ(きく/ふじ)

園庭に出る前に保育室でチューリップやお花が笑ったの歌を歌ったり、ペープサートでありや虫の絵を見て「園庭にもいるかな」と言いながら出て行きました。私より先に園庭に降りていた子どもたちが「アリさんいないよ。先生も探して」と駆け寄ってきました。さあ、虫探しです。園庭の隅の方をみんなでしゃがみこんで「アリさんいないね」と探していると小さなアリが1匹見つかり、みんなで群がって見ていました。
イモムシを見つけた子どもたちは、怖くて触れず葉っぱを持ってきて乗せようとしましたがなかなか乗ってくれず、待ちきれずに触ってみたらフワフワしていることを発見しました。もう、葉っぱに乗るまで待ってはいられません。自分で手のひらにイモムシをつかんで乗せて、周りにいる子に見せていました。
お花もいっぱい咲いているのに気づき、「きれいだね」と色々なお花に触れ、桜を見上げたり、花ばらが散って集まっている所も見てまた「きれいだね」と言っていました。
花や虫を見ている間も、保育者が弾くギターの音に気づき、見に行ったり、飛び降りのマットのところで寝っ転がったり、座って周りを眺めたりと休憩も取っていました。
虫や花に触れ、春の訪れを肌で感じていました。 M.K


◆春~spring(ふじ/たんぽぽ)

オオカミが出てくるお話が好きな子ども達。怖いのに見たい。このころから怖いもの見たさ、好奇心が活発に動き始めているのですね。大人になってもこの感情は見え隠れしていますよね。子どもと大人同じなんですね。人間の心理と言うものは不思議です。
保育士が園庭でギターを弾いていました。まさしく路上ライブのように保育士の周りに集まりギターの音色に耳を傾け〇ちゃんはうっと~りした表情を見せ聞き惚れていました。その様子をみつけて少しずつ輪も広がり今度は鳴らしたいという気持ちが芽生え、触らせてもらい自分で音を鳴らす喜びで笑顔が沢山でした。
同じ遊びの場所にいて一緒に遊んでいるように見えてもまだまだ一人の世界の中で遊んでいる子ども達。それぞれが違うことを考えて遊んでいるので時には気持ちがぶつかることがあります。それも相手がいること、相手の気持ちを知ることが出来るなど、とてもよい発達です。そういう経験をしていく中で、今の子どもたちが一緒にと気持ちを共有して楽しくなれる方法は虫探しです。
1匹の虫を見つけて追いかけたり触ってみたりと同じような感情表現をみせ気持ちを共有する楽しさ。芋虫1匹とっても子ども達は嬉しさと驚きで満ちています。
園庭から戻ってきた◇ちゃんから「できたよ」の声がかかり何かと覗いてみるとベランダでお友達が脱いだ靴がきれいに一列にならんでいました。◇ちゃんがみんなの靴をせっせと並べてくれそろえてくれていました。嬉しくて「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えると「みんな並べてなかったらやってあげたの」と優しさと気遣いがあふれ出ている言葉を聞けて心が温まりました。
来週から4月新しい年度の始まりです。
去年の今頃は初めましてから始まり、元気のいい泣き声が響いていた1階フロアー。あっという間のこの1年、子ども達と楽しく元気に過ごせ、成長を一番近くで感じさせていただき、保護者の皆様とも子どもの成長、発達を通し一緒に共有共感する時間をいただけた事、本当に感謝の気持ちしかありません。
これからも大好きな子どもたちの成長を見守らせていただきたいと思っています。
ふじ組のみなさん1年間ありがとうございました。
(K☆H)


◆桜を見ながら・・・(きく)

いよいよ、きくぐみ最後の日がやってきてしまいました。
そのため、今日は、単独で本5ふれあい公園に行ってきました。
桜が満開に近いくらい咲いている中で、大きな岩に順番によじ登ってポーズを決めてみたり、お店屋さんごっこを始めたりと、自然とみんなで関わって遊ぶことが多く感じました。
その中で、桜の花びらを集めていた〇ちゃんと◇ちゃん。
枝に手が届く程の低い木の周りには花の形のまま落ちているのもあり、つぶれないようにそっと拾い集めて、「きれいだね」と眺めていました。
しばらくすると、落ちている花びらだけでなく、木に咲いている花にも興味が出始めました。
「ちょっとピンクだよ!」と顔を枝に近づけて話す〇ちゃん。
「こっちはまだ小さいね!」とつぼみを見つけて話す◇ちゃん。
2人の桜観察はしばらく続きました。
小さい桜を見つけた◇ちゃんに対して、「これから大きくなるんだと思うよ」と保育士が答えると、「どうやって?だって、お口ないから、ご飯食べられないよ。」と真剣に話す◇ちゃん。
そこで、木の根元に行き、「木はストローみたいになっているから、ここから土の中のお水を飲んで、大きくなっていくんだよ!あと、お日様にあたることが、ご飯の代わりなんだよ!」と話すと、2人とも「そうなんだぁ・・・」とまだ理解は難しいようでしたが、その後も不思議そうに桜を見ていました。
最後は、桜の下で水分補給をして、「次に来るときはもも組さんだね」と話しながら、園に戻ってきました。
この一年、大きく成長をしていった子どもたち。
今日できく組がら、それぞれのグループのもも組へと旅立っていきます。
楽しい事ばかりではなく、時には不安に思う事も、我慢をしなくてはいけないこともあると思いますが、これからも色んな経験をして、素敵なお兄さん・お姉さんになってくれることを楽しみにしています。
保護者の皆さま、一年間、本当にありがとうございました。(E.Y)

◆みんなで過ごす最後の日(うみグループ)

年長児と過ごす最後の日が来てしまいました。
今日は1年間共に過ごしてきたうみグループの仲間と一緒に大聖堂・方南公園へお散歩に行ってきました。
久しぶりのお散歩で、年長児と一緒に手をつなぎとても嬉しそうな子どもたち。
最後と言っても寂しさより、楽しさや嬉しさの方が増して子どもたちの表情も晴れやかでした。
方南公園の桜が散りはじめ、花びらを拾い上げて桜のシャワーをしていました。
今日は風が吹き、キラキラと輝く花びらと子どもたちの「みてみて~」と駆け寄る笑顔がまぶしく映りました。
給食もうみグループの保育室へ年長児がきてくれました。
すでに食べ終えている児もいたのですが、お弁当箱で食べているところへ駆け寄って「いいな~」と憧れのまなざしで見ている児がいたり、食べている最中も手を握ったりスキンシップを取りたがる児がいて、とても喜んでいました。
年長児の一人が「もうこんなおいしい給食も最後なんだ」とつぶやき、「また遊びに来るね」と名残惜しそうに保育室を後にしました。
嬉しい気持ちでいっぱいの笑顔がたくさん児が見られた一日でしたが、年長児はしみじみと最後の日をかみしめているのだなと感じました。
進級・進学を楽しみに思う気持ちと、寂しい気持ちが入り混じるこの時期は、子どもたちの心境の変化も見られ、言葉では言い表せないような気持ちになります。
一年間過ごしてきた思い出を大切に、それぞれ新たな場所で輝けることを願っています。
一年間ありがとうございました。(B・k)


◆みんなでお散歩へ(にじグループ)

今日は今年度最後の日。
4月からは新しい学年の名前で呼ばれます。
今日はもも・ゆり・ひまわり組のみんなで、お散歩に行きました。
ぽかぽか温かい陽気の中、向かいました。
行先は大聖堂。
一年間の感謝をお伝えしに行きました。
年長児と最後のお散歩ということで、子どもたちは「◎ちゃんと手をつなぎたい」と盛り上がっていました。
聖堂の前に着き、大好きな坂道を全力で走り、登りました。
入り口に着くと、静かに入ることを約束して大きなみ仏さまの前へ行きました。
「南無妙法蓮華経」とごあいさつをして、
「一年間ありがとうございました」
「ゆり組、ひまわり組、小学校へ行っても、よろしくお願いします」
と、お参りをしてきました。
「みほとけさま、わらってる」「おうえんしてくれてるかな」と話していました。
参拝が終わり、今度は波羅蜜橋へ。
こちらも全速力で走りました。
走ることの大好きな子どもたち。長い通りを2回も走りました。
大分疲れてきた様子だったので、お茶を飲んで休憩し、いい時間になったので、いつもは通らない、いろいろな道を散策しながら帰りました。
桜の道を通って、「きれいだね」と言ったり、「このみち、しってる」と話したり。
楽しく会話をしながら歩いていました。
途中、ヤモリを見つけ、恐る恐る捕まえた◇くん。
「すごいね」「みせて」と盛り上がっていましたが、ちゃんと返してあげ、帰ってきました。
たくさん走った後なので、上着を脱ぐ子もいました。
もも組の▽くんは、初めは自分で腰に巻いて持っていましたが、気付いたらほどけて落ちてしまっていました。
それに気づいたゆり組の▲くん。
嫌な顔一つせず、自然と拾って持ってあげていました。
やさしさを感じました。
やさしく、純粋で素直な心を持った子どもたち。
その心に、こちらの心が温かくなり、たくさんの学びと感動、元気をいただきました。
そのことに感謝を申し上げます。
これから進級していく子どもたちを、ずっと応援しています。
一年間、本当にありがとうございました。
(H.K)


◆ありがとうの気持ち (そらグループ)

とうとう今年度最後の日となりました。
朝の会では、「ひまわり組さんとさようならの日」「もうお手紙書いたよ」とひまわり組と本当にお別の日であることを子どもたちなりに感じているようでした。
そして、「ゆり組さん」「もも組さん」「きく、たんぽぽ組さん」と呼ばれるのも今日まで。
お友だちと顔を見合わせて笑い合い、一つ大きくなることを喜び合っているようでした。
きく、たんぽぽ組はお散歩へ。
もも、ゆり組の子どもたちは、ブロックやおままごとで遊ぶ一方、
ひまわり組へお手紙を書いたり、めんこやサイコロを作ってプレゼントしようと制作に取り組む姿が見られました。
ひと段落したところで、園庭にいたそらグループのひまわり組にお部屋に来てもらいました。
ゆり組の☆ちゃん。
「◇ちゃん来て。」と自分のお道具箱まで作っためんこひまわり組の◇ちゃんにあげました。
交わす言葉は多くないですが、笑い合いとっても嬉しそうな表情が印象的でした。
園庭の時間だったので、ひまわり組と一緒に園庭へ。
宝探しをしたり、保育士と一緒にトランポリンを飛んだりと子どもたちの笑顔がキラキラと輝いていました。
いよいよ来週から一つ学年が大きくなる子どもたち。
一瞬一瞬の時を大切に、子どもたちの姿を見守っていきたいと思います。
そして、保護者の皆様にも今年1年間大変お世話になりありがとうございました。
来年度も宜しくお願い致します。(O.Y)

◆今まで本当にありがとう(ひまわり)

今日で最後の育子園生活でした。
年長児は少し寂しそうでもあり嬉しそうな表情に見えました。
実際私自身がそのような表情をしていたからかもしれません。
うみ・にじグループの年長児はグループ散歩に行きました。
そらグループは園庭に出て宝探しをし、その後旧そらグループの子ども達と交流し手紙などを頂きました。
朝の集まりでは、沢山の思い出の話をしました。
育子園生活の中で一番○○だった○○は?
1一番おいしかった給食は?
・カレー、鮭、から揚げ、スペシャメニュー、麺類、なめこ汁、リンゴが入ったサラダ等。ここ数年、カレーが好きという答えは減ってきています。今日の給食はから揚げです。出来たよ給食っと給食室の先生が子供に声をかけました。育子園の最後の給食だよと心がこもったやりとりでした。
2一番おいしくはなかった給食は?
・非常食、キノコ料理、味のないサラダ、ぶよぶよのお肉・・・等。
非常食発言は笑ってしまいましたが、美味しくなくても食べなきゃいけない時が来るかも知れません。そして、その時に再度味を再確認しつつ感謝出来るのだろうと思っております。
3一番優しい先生は?
ここではあえて名前を伏せておきます。
沢山出ました。少し安心です。
4一番怖い先生は?
ここではあえて名前を伏せておきます。
怖いだけではないようなので一先ず安心?です。
5一番楽しかったクラスは?
・つぼみ~一人(抱っこしてもらったから) ふじ~2人(散歩カーに乗せてもらえたのが良かった、おもちゃ沢山つかえた) きくたんぽぽ~一人(先生たちが怒らないで優しく教えてくれた。怒ったかもしれないけど、私がまだ意味分かってなかったのかもしれないけど・・との事でした) もも~三人(私たち嫌い同士だったのに仲良しになれたから) ゆり~5人(T先生が面白すぎた) ひまわり~過半数(みんなでやるってことが本当に楽しかった)
6一番嫌な思い出は?
・先生たちがふざけていた事
名前は伏せておきますが、この場面ではこれからふざけないんだよと沢山教えてもら
えました。
7一番いい思い出は?
沢山ありました。
8一番可愛い先生、カッコいい先生は?
名前は伏せておきます。カッコいいと言われた職員は嬉しそうでした。私は選ばれませんでしたが、好きとカッコいいは違うよと明言を残した子どもがいました。それも何だか微妙な気持ちにもなりました。
保護者の皆様、ひまわり組の子ども達、今日まで本当にありがとうございました。
ひまわり組の子ども達と一緒の時間を過ごす事が出来私たちは幸せでした。
今まで過ごした思い出は忘れません。
あまりいう機会も少なくなって言えなかったけど
大好きです。
職員一同より

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