◆3月29日(木)の子どもたち
2018年03月29日 木曜日
◆ 光を目指して(つぼみ)

今日は園庭であそびましたとても良い天気で段々と気温も上がり暑いくらいでしたが子ども達はいつも通り元気にあそんでいました。日差しが強いせいか子ども達も日差しを避けているのか普段はあまり行かないような築山のトンネルをくぐったりしてあそんでいました。築山の下のトンネルはつぼみさんでも狭く薄暗いのですが友達の声援を受けて頑張って潜り抜けてくる子や自分から興味を示して通り抜けてくる子などとても楽しそうでした。
〇くんは1回通り向けると自分からまたトンネルの入り口に戻ってトンネルをくぐりぬけてていました。その前を◇ちゃんが進みトンネルの出口付近では☆ちゃんが保育者と一緒にトンネルくぐりをしている子に手をたたきながら頑張るように声援を送っていました。次々にゴールしてくる子に☆ちゃんも満面の笑顔で応えます。〇くんが出てくると☆ちゃんと顔が会い☆ちゃんと〇くんでお互いに嬉しそうに笑顔になっていました。
△ちゃんもトンネルをくぐっていましたが次はコンビネーションの下のお部屋のようになっている部分に入っていきました。入っていくと丸太の上に隙間から入ってきていた日の光が当たっていました。その丸太の上に不思議な形で光を落して明るくなっている所を不思議そうに優しく触れていました。とても幻想的な光景に見え△ちゃんはどんなことを感じていたのかなと思いました。
トンネルを通っている時の出口から入ってくる光、丸太を照らす光同じ光でも不思議さを感じたり面白さや美しさなど色々なことを感じていたのかなと思いました。
y.n


◆ お散歩に行きました。(きく/ふじ)

今日は、聖堂までお散歩に行きました。玩具を片付けて自分たちでお散歩に行く準備をして出来ないところは、「出来ない手伝って!」と言ってくる子もいました。
そして準備をしていよいよお散歩に出発です。歩きたい子は、お友だちと手をつないで頑張って歩いていました。行きの途中、沢山の桜がきれいに咲いてきました。また犬にも会えて嬉しそうな子どもたち。順番に皆で小さなチワワを触って「いっていきます」をしてきました。また働く車にもたくさん出会い「バス居た!、ごみ収集車だ!」と道路を走る車もよく観察している子もいました。お友だち同士でお話ししながら散歩を楽しんでいる子もいました。一生懸命に歩き聖堂に着くと、大きなみ仏様にご挨拶をしてきました。保育士がみんなは、きく組さんになるの?たんぽぽ組さんになるの?と聞いてみるとまだあまり分かっていない子が多かったので、「みんなはきく組のお兄さん、お姉さんになります。」と伝えると首をたてにふり「うんうん」とうなずいていました。み仏様にご挨拶をした後は、屋上で遊びました。たんぽぽ組の子と合流をして一緒に遊びました。今日は太陽が出ていてとても暖かい気温で、少し暑いくらいでした。お散歩カーからおりるとさっそく階段をすたすたと上がっていきお友だちと一緒に虫探しを始めたり、屋上からの景色を保育士と一緒に楽しむ子やお店屋さんごっこをする子、のんびりとベンチに座りちょっと休憩してしている子もいました。遊んでいる途中に保育士の所まで少し小走りで近づいてくる◎くん。両手をお腹の下にあててトイレに行きたいことを教えてくれました。お兄さんパンツを履いている◎くんは、トイレに行きたい時は、出る前にいつも保育士に教えてくれます。またその後△ちゃんも「トイレ行きたい!」と保育士に教えてくれ二人ともトイレでちゃんと排泄することが出来てとても素晴らしかったです。たくさん遊び帰りもお散歩カーと歩く子とわかれました。お散歩カーの中では、帰りもお友だちと会話をする子がいました。「∇くんのお家は2階にあるの。◇くんは?」「〇くんが、〇くんのお家この先だよ~」と通った道の横を指さして教えてくれる子もいました。お友だち同士で会話を楽しむ姿があり色々な話題が出てくるので本当にすごいなと感心しました。(T.S)


◆ ゆき! (たんぽぽ/ふじ)

さらに暑くなりました。昼間は半袖でも良いくらいです。「お散歩行こう!」と声をかけると、みんな乗り気です。早く出発しようと靴下を先に履いている中、◎くんは、「お散歩行かないの。」とまだ遊びたくて言っています。なかなか靴下を履かない◎くんに、「銀座線みたいにぴゅーっと早く履けるかな。」と言うと、ぱっと気持ちが切り替わり、靴下を履き始めました。その子の興味のあるもの、好きなものを織り交ぜながら、声をかけたり身の回りのことの意欲につなげていくのは、効果があります。
お支度が早く済んだので早々に園を出発しました。園庭も園外も桜満開。桜の花を見つけながら、歩きました。大聖堂に行く途中の犬のいるおうち、冬の間は家の中にいたようですが、今日は暖かかったので窓が開いていて、おばさんが犬たちを連れて出てきてくれました。久しぶりに見るわんちゃんたちに子どもたちもちょっとドキドキしています。おばさんが犬におやつをあげる様子も見せてくれ、真剣に見つめていました。
ちょっとずつ寄り道しながら、大聖堂に到着しました。今日は大きなみほとけ様にごあいさつ。「きくたんぽぽの素敵なお兄さんお姉さんになります!」と宣言してきました。その後は、エレベーターで8階へ。。久しぶりの屋上です。階段を上って、展望デッキに行くと、すぐに四角い照明のところに一人ずつ配置。「いらっしゃいませ。」「いらっしゃいませ。」とお店屋さんが始まるのが、かわいいです。他にも下に広がる道路を眺めたり、ダンゴムシを見つけたり、たくさん走ったりして、みんなのほっぺは真っ赤っか。お茶もいつも以上におかわりコールが絶えませんでした。
帰り道は、裏道を通ってきたのですが、こちらも桜があちらこちらで満開。ブース病院の桜は特に見応えがあります。風が吹くと、花びらがちらちらと舞うのを見て、△ちゃんが「ゆき!」と言いました。「ホントだ。雪みたいだね。」と落ちた小さな花びらを一枚ずつみんなの手のひらに乗せてあげると、大切そうに指でつまんで持っていました。今度は、花吹雪の舞う中の散歩を楽しんでみたいです。
(T.M)


◆ 子ども同士(新うみグループ)

今日は集まりで手遊び歌をしました。
こぶたの道、とんとんとん(ドラえもん)、りんごごろごろ・・・。
子ども達はドラえもんの「俺ジャイアン」バージョンがお気に入りのようでした。
新しい玩具も紹介すると殆どの子ども達がやりたい!と挙手しておりました。
順番は焼き芋じゃんけんで決め、交代で貸し借りをしていましたが、待っている子どもが多人数いた為、お兄さんお姉さんたちは隣の広場で「かごめかごめ」や「花いちもんめ」を始めました。
お兄さんお姉さん達は順番待ちが億劫になったようです。
自分で違う遊びを見つけて切り替える力に感心しますが、その隙に、新もも組の子どもが新しい玩具を手に入れている姿が印象的でした。
もちつもたれつで、うまく回っていると感じた瞬間です。
園庭では鬼ごっこや、虫さがし、泥遊びをしていました。
「ちょうちょいた!」と追いかけたり、手にダンゴ虫や、ミミズを持ち園庭を練り歩く姿はまるで宝を見つけたかのようです。
園庭から帰る際に中々帰りたがらない子どもがおりました。
「ママがいいの!」と言うので「ママだと思ってくれる?」と抱っこを装うと「ちがう!パパ!」というので「パパだと思って手つないで帰ろうか?」「違う!やだ!」と言っておりました。
そこで、「お友達だったらたくさんいるよ!誰と帰りたい?」と聞くと「○君」と言いました。
○君は当番で着替えておりましたが、玄関に来てくれて○ちゃんと手をつなぎ帰っていきました。
避難訓練など命に係わる際は、そうもいっていられませんがそうでない時はたくさんの選択肢を提供できたらと思います。
k☆y


◆ ないしょだよ (新にじグループ)

すっかり春の日差しです。3月もカウントダウン。年長児に贈り物を作ろうと、年少児・年中児がそれぞれの精一杯の思いを形にしていました。表現の仕方は、様々でした。<だいすき>なんて、文字にしている子もいました。工作している子もいました。「ねえ、誰にあげるの?」と尋ねてみると「ないしょだよ。びっくりさせるんだ!」と言ってました。そんな返答に、驚きます。相手の気持ちも、想像しながら贈り物を作れるんだなと思うと、子ども同士のとってもいい体験をしてきたんだなと思います。今の2歳児もこれからの体験が楽しみです。
2歳児は、保育室と園庭を楽しんでいます。朝の集まりでも、手をあげたり、ゲームに参加している姿がありました。「女の子、立ってくださーい」の声かけに2歳児も一緒に立ち上がっていました。大正解!女の子です!ただ、そこにいるだけでなくいろんなことを体験してみようという姿がありまた嬉しい発見です。
園庭では、春がちらほら・・・虫探しが始まりました。屈んでいる2歳児の姿が、去年の今頃よりも一回り大きくなっていました。時の流れの速さに驚いています。蝶にも出会った子供たち空を見上げながら、一生懸命追いかけています。
「はやいな~・・・どうして?」
「いそいでるんじゃない?ママみたいに」
そんな可愛いつぶやきも聞きながら、蝶を追いかける子どもたちの姿にまた癒されていました。
(U・A)


◆ あとわずか (新そらグループ)

幼児組は朝と帰りの二回、集まりの時間を設けています。
一緒に同じ活動をすることもありますが、それぞれに好きな遊びをすることも多く、皆が集まり話を聞く大切な時間です。
好きな遊びをしたい気持ちをちょっと我慢する時間でもあります。集まりを始めるときに子どもたち全体に声をかけたり、ピアノのを弾いたりして合図をします。新ひまわり組の子どもたちは最前列に座り集まりの時間を待つ児が増えてきました。新ゆり組の子どもたちもお兄さんお姉さんの姿を見ながら真似して座る児も少しずつ増えてきました。新もも組の児も集まりに参加するということが慣れてきました。
「遊びの途中でも一旦手を止め切り替えること」「集まりに参加し話をきくこと」の二つが出来ることは遊びの面での発展や生活の面での自立など重要なものとなってくると思います。
短い時間、小さな積み重ねですが、大切にしていきたいと思います。(K.Y)


◆ 気持ちの変化 (ひまわり)

ひまわりぐみの子どもたちが、ホールで顔を合わせるのも残り二日…。
今日は、改めて「今の気持ち」を子どもたちに聞いてみました。
「みんなと遊べなくなるのが寂しい」「小学校は楽しみだけでもっと育子園で遊びたかった」
「もっとみんなでサッカーしたかった。小学校に行ったら育子園のこと思い出しちゃう…」
ホールでの生活が始まり今日まで、就学前の子どもたちの気持ちの変化を見守ってきましたが、徐々に「名残惜しい」という気持ちが強くなってきたようです。
しかし、以前と変わらないのは「みんなで」という仲間意識…。
本当に、強い絆で結ばれていた「ひまわりぐみ」だったのだなと感じさせられます。
今日は、恐竜制作の続きと園庭遊び、幼児グループの保育室に分かれ遊びましたが、遊び込んでいる子どもたちの姿は、普段と変わらず全力です。
お別れは、寂しいですが「今」を精一杯生きている子どもたちを見ていると、本当に、その瞬間、その瞬間を大切にしてあげるのが大人の役割なんだと感じさせられます。
残り二日…。子どもたちが安心して巣立っていけるよう温かく見守っていきたいと思います。
(T.N)

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