◆3月26日(月)の子どもたち
2018年03月26日 月曜日
◆日々の中で世界を広げる子どもたち(つぼみ)

今日は、今年度、最後の避難訓練に参加しました。
放送が流れると、静かに聞いている子どもたち。
この一年の中で体験してきたからか、保育者と一緒に園庭に避難することも上手になったように感じます。
その後は、そのまま園庭であそびました。
安心して遊べる場所の範囲が広がり、各々が行きたい場所を目がけてあそび始めますが、気付くと赤い帽子をかぶった子たちが集まり、楽しそうです。
その中での子どもたちの声を聞いていると単語だけでなく、長い喃語を話し、まるで会話をしているかのようです。
玩具や小石を友達に差出し、「どうぞ」と言ってみたりと関わりの中で会話を楽しさを感じるような姿を見せてくれます。
みんなが話す日が心待ちになります。
大門前の築山だけでなく、その側の水道を発見した子どもたちは、手を伸ばし、水が出ると気付いているようです。
移行したことにより、水道が一段と身近になった子どもたち。
水道をひねると水が出ると分かり、手を伸ばして工夫しているようでした
。
保育者と目が合うと「見つけたよ」「触って見たいな」と言わんばかりの笑顔を見せてくれます。
たくさんの人の中でも着実に世界を広げ、その発見した喜びや楽しさを表情や動作で保育者に伝えてくれるのは、立派です。
また、自分でやってみたいと思ってくれたのか、靴やズボンなど手を伸ばしてやってみようとする子が増えました。
様々な場面で世界を広げようとしています。
いよいよ来週からは、ふじ組。日々の発見を子どもたちと楽しめたらと思います。
(N.Y)


◆優しい気持ち (きく/ふじ)

朝、ミッキー体操が終わり「ミッキーバイバイ~」とすると朝の集まりをします。
いままでも朝の集まりはしていましたが、今は椅子に座って朝の集まりをしていて、お姉さん・お兄さんみたいです。
朝の集まりで子どもたちが集まったその時です。
「ファンフォン 火事です」と放送が入り避難訓練がはじまりました。
ぱっ。と表情もかわり放送をよく聞いている子どもたち。
防災頭巾をかぶり園庭へ避難していきました。
ベランダまで出るとさっきまでの真剣な表情が変わり、「わーい」と遊びモードに。
「火事で危ないから逃げるよ」と伝えると、あっそうだったと思い出したように避難モードになりました。
先月までの1階からの避難より階段を下りたり集まったりと難しくなっていますがしっかり避難出来ていてすごいなと感じました。
なにもないのが1番ですが、もしもの時のために訓練をしっかりしていき安心・安全を守っていきたいと思います。
そのまま園庭で遊んでいきました。
砂場では砂をカップに入れて遊んでいる姿が多く楽しんでいます。
それを持ってテーブルに置きピクニックのように遊んでいました。
アリを発見した男の子たちは「ありさんいたー」と嬉しそうに見ていました。
そのうち「えい」「えーい」とありを叩いていきました。
面白半分でやっていることもアリにとっては一大事です。
「アリさんも痛いんだよ」「ほら、ありさんも『痛いよー』って言ってるよ」とバタバタもがいているアリさんを指さして見せると子どもたちをじーっと見て
「ありさんがんばれー」と子どもたちから応援の声を掛けていました。
アリの気持ちに寄り添う子どもたち。
アリさんだって痛い、虫だって痛い。
相手の気持ちを想像すること・相手の気持ちになれること。
そんな気持ちを大切にしていきたくて、その優しい気持ちが広がっていったら素敵だなと感じました。
春感じる今日この頃。
今週で3月も終わり。新しい30年度がスタートします。
これからも楽しく過ごしていけたらと思います。
t*s


◆春を感じながら(ふじ/たんぽぽ)

今日は避難訓練があり園庭に避難しました。子ども達も戸惑いもなく、避難できました。
ダンゴムシがいるかな~と虫探しが始まった子ども達。植木鉢やプランターを覗き込みながら歩いていると〇くんが「アリさんがいたよ」と地面を指差し周りのお友達に大発見をしたように教えてくれました。みんなは輪になるように座り「ほんとだ~いたね~」と目で追いかけその先にはたくさんのアリが。「いっぱいいるよ」と今度は壁に向かって平行に一列に並びながらアリ観察が始まりました。◇君と▽君がスコップにアリを乗せてウッドデッキの上へ乗せるとちょこちょこ歩くアリ。「行っちゃうね」「どこ行くのかな?」と2人の会話がどんどん広がっていきます。隙間に入って見えなくなると「ありさん遊んでくれてありがとう」と保育士が伝えると2人も同じように「ありさん遊んでくれてありがとう」「ばいばい」と伝えてくれました。自然物から心の成長を感じることが出来た瞬間でした。
トランポリンの上で座り込んで跳んでいるお友達にぷんぷん怒っている◎ちゃんがいました。どうしたの?と声を掛けると「だってお友達が飛んでいてそれで転んじゃったんだもん。」と自分の気持ちや嫌だった出来事を話してくれました。以前はただ泣いて表現していた気持ちもこうだからいやだったと言えて伝えられるようになったことに成長を感じることができとても嬉しい気持ちになりました。今週でふじ組みでいることが終わり、来週からは一つ大きくなります。これからの成長が今から楽しみで仕方がありません。
(K☆H)


◆カウントダウン (うみグループ)

ついに、3月最後の週となりました。
1か月間移行期間として過ごしてきましたが、来週からは1つ大きくなるんだということを子どもたちに話した時には「いぇーい!」と歓声があがり、喜んでいました。
園庭に出ると、もも組の子どもたちは「氷鬼しよう」と誘ってくれて、みんなで氷鬼をしました。鬼きめやルールを理解しているのに加えて、「鬼ひとりじゃかわいそうだから、ぼくもやろうか?」「〇くんもいれてあげて?」と優しい言葉が聞こえてきたり、「ずるい!」「今タッチしたからね!!」と声をあげたりすることもあり、子ども同士の関わり方にも成長が見られました。
園庭から帰る頃の時間になると、年長児が縁日を開いていて、くじびきやヨーヨー釣りなどをさせてもらい、嬉しそうに帰っていきました。
最後の週も子ども同士の関わりを大切に過ごしていきたいなと思います。(B・k)



◆一つ大きくなるということ(にじグループ)

今日は月曜日。
今週でいよいよ今年度、最後になります。
子どもたちと確認していきました。
きく・たんぽぽ組の子どもたちは、もも組へ。
もも組の子どもたちは、ゆり組へ。
ゆり組の子どもたちは、ひまわり組へ、進級します。
それと同時に、今のひまわり組の子どもたちが小学校へ行くので、お別れになります。
子どもたちに聞くと、自分が何組になるのかをよくわかっていました。
きく・たんぽぽ組の子どもたちもです。
一つ大きくなることを喜んでいるようでした。
残りの一週間、大切に過ごしていけたらと思います。
朝の集まりの途中、火災訓練の放送が流れ、園庭へ避難しました。
きく・たんぽぽ組の子どもたちもよく話しを聞いて、無事に避難できました。
訓練から戻ってきて、園庭で遊びました。
きく・たんぽぽ組の◎ちゃんと◇ちゃんが「きゅうしょくしつ、かじなんだよね」と話しかけて来ました。
今日の訓練は、給食室で火事が発生したということで行いました。
それを覚えていたようです。
「きゅうしょく、だいじょうぶかな」「きゅうしょく、たべられるかな」と心配していました。
訓練は練習という意味だから大丈夫だよと伝えると、「そうなんだ」と言ってまた遊び始めていました。
微笑ましいやり取りでした。
園庭では、ひまわり組の子どもたちが、縁日をしてくれていました。
わなげ、魚釣りなど用意してくれたものを嬉しそうに観て、教えてもらいながらやっていました。
この一周間も、子どもたちの気持ちに寄り添いながら、楽しく生活ができるよう、関わり見守っていきたいと思います。
(H.K)


◆ねぇ、どうする?(そらグループ)

お休みが明け、なんだかソワソワした始まりになりました。朝の会で、新ひまわり組・新ゆり組・新もも組に分かれてまっすぐに並んで座ってみました。
大きい児を真似てかっこよく。にはまだ至りませんでしたが、この先いろいろな場面で新ひまわり組って素敵だなという姿を沢山見せてくれること、楽しみにしています。
そんな朝の会の途中で、火災による避難訓練がありました。
放送をよく聞いています。『どこからの出火であるか』よくわかっています。
養成館の階段を下りて外への避難です。普段通ることのない場所ですが、慌てずしっかりと避難する姿に成長を感じます。
遊びの中で、子ども数人集まって何やら相談。よく見かける光景です。
園庭の鉄棒では、ゆり組の女子3人がぶら下がりながら相談です。
ツリーハウスの下では男子3人組が、「ここから登るか?」「向こう側から登るか?」よじ登りながら相談です。
数人いても、うまく話がまとまっている様子。誰か一人が強くてその意見に。と言うわけでもなさそうです。きちんと自分の意見・想いを伝え合えている様子に感心しました。
大人が入らず、子どもだけで楽しめている姿でした。(M.C)


◆縁日(ひまわり)

今日はラスト一週間という事で、やりたい事リストの中から縁日を行いました。
準備をしていざ開始という時に避難訓練が始まり、また1からのスタートとなりました。
むしろ育子園生活最後の避難訓練が出来て身も心も引き締まったようにも感じます。
ホールでは、縁日の遊びのゾーンの準備を行いました。
射的〜割り箸鉄砲を保育者が作り、的を子ども達が作りました。中には可愛い女の子の的も…。役割は、ゴムつけ、ゴム探し、的を直す事〜5、6人。
輪投げ〜土台は保育者が組み立て、色ぬりやお絵かき、輪っかは子ども達が行いました。異年齢で描くと様々なタッチや色が印象的ですが、同じ年齢、思いの共有をしている子ども達の絵はまとまった統一感のある絵となっていました。役割は、輪を渡す、輪を取る、点数を言い計算する事〜一人。
玉入れ〜箱に玉入れと文字を書いてもらいましたが、絵も描いていました。その絵には点数や計算、式など数学的なものまで書いてあり、ゲームの点数を意識しているようでした。役割はボールを渡し、箱に投げ入れてもらい、ボールを取って渡す事〜一人。
魚釣り〜たらいに水を入れ、魚を浮かばせました。役割は竿を渡し、盛り上げるようなコメント、声かけをする事〜五人。
スーパーボールすくい〜たらいに水を入れスーパーボールを浮かばせました。役割は、ぐるぐる回して、取り方を伝える事〜五人。
スーパーボール入れ〜土台を保育者が作りました。使ったのはお泊まり保育で使用したプラカップです。綺麗な配色でスーパーボールが際立っておりました。役割は、飛び出たスーパーボールを拾ったり、点数を計算し、伝える事〜5、6人。
ヨーヨー釣り〜保育者の手伝いを子ども達なりに行ってくれました。ねじったり、ゴムを引っ張ったり、一人で持てるのに僕が持つよっと何かしら手伝いたいという気持ちが可愛いらしかったです。役割は、コツとヨーヨーの回収をする事〜五人
くじ引き〜箱を作った後、当たり外れの記入を紙に記し、それを二回折って穴に入れるという作業をひたすら行なっておりました。きっと工場で働くのが向いていると感じました。役割は、くじが当たるまで引かせる事〜5、6人。
時間がなく、少ししか店を開けずお客さんもチラホラでしたが満足していました。次回は早い時間から行い子ども達の姿を見たいと感じました。
k★y


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