◆3月20日(火)の子どもたち
2018年03月20日 火曜日
◆ 粘土遊び (つぼみ)

昨日、4月からの新年度に向けてお部屋のレイアウトを変えました。みんなは素早く新しい環境を察知し、お部屋で夢中になってあそんでいました。中には朝、入口が違うだけでバイバーイと手を振り帰ろうとした子もいましたが、4月から新しいお友達も加わり、またどうなるでしょうか。
お部屋でも集中してあそんでいましたが、今日は食事のスペースに粘土あそびのコーナー、おひさま広場も開放して、自由にあそびました。粘土あそびは、数人ずつ声をかけながら行いました。粘土あそびにもさまざまやり方が見られました。とにかく、細かくちぎっていき並べる子、保育士がコロコロ丸めると、それを真似してコロコロ楽しむ子。◎くんは、大きな粘土の塊を力を入れてちぎろうとし、ちぎる度に力が入るため、うーとうなっていました。
隣りの机では粘土のお盆や入れ物を並べている子もいましたが、その中で、一時間近く楽しんでいる〇ちゃんがいました。自分のあそびのスペースを確保できて満足してるのか、その集中力に驚きました。これから、更に手先を使ってあそべるようになるなーと、今後も楽しみです。(T.Y)


◆ふじ組懐かしいけど、ちょっと違う(きく/ふじ)

1階の廊下とふじ組の保育室に遊びに行きました。廊下では、いつもの慣れたところで安心して遊びだしました。車を出すと、すごいスピードで走りだし、端から端まで何回往復することか、走っていました。トンネルを作るとどんどん通りに来て楽しんでいましたが、ぶつかることもなく上手に通るようになり、感心しました。そのうち2台の車にまたがりクラクションを鳴らしている姿には、びっくりたくましさを感じました。
ふじ組保育室に入ると、環境が変わっていてちょっと戸惑い、見渡していました。でもよく見ると、見慣れたおもちゃばかりでそっと手をですと遊びだしました。遊びだしたらいつもの自分たちの部屋のおもちゃ、いっぱい広げて楽しんでいました。安心して遊べるのか落ち着いてのんびりと遊ぶ姿は、慣れた部屋だから落ち着いているだけでなく、少しお兄さんお姉さんになった感じがしました。
1年の成長は大きいものです。ふじ組の部屋に戻ってみても子どもたちがちょっと違うように見えるのは、やっぱりきく組になるだけの成長を遂げているのだなあと思いました。 M.K


◆ 室内遊び(ふじ/たんぽぽ)

今日は、雨のため室内にて遊びました。朝のおやつの時間に◇くんが保育士に「今日雨だからタクシーで来たんだよ!」と嬉しそうにお話してくれました。「誰と来たの?」と聞いてみると、「パパと来たの」と答えてくれました。自分から今日の出来事をお話してくれ、またこちらが聞いたことに対してしっかりと答えてくれた◇くん。とても素晴らしかったです。
朝の時間に「いじわるだめよ」の紙芝居を読みました。どの子もみんなとても静かに紙芝居を見てくれました。子ども達のこの集中力にはいつも驚かされています。紙芝居を読み終わると少しお話のふり返りをしました。
「皆は、お友達が使ってる玩具を取ったり、ダメ!とかお友達にいじわるしてないかな?」「使いたい玩具があるときはなんて言うのだっけ?」と聞いてみると子どもたちは、「いじわるしたらごめんなさいする。貸してって言う」などそれぞれが感じた事や考えたことを教えてくれました。保育士のお話を聞いてそれに対してちゃんと自分の考えを上手にお話してくれ一生懸命に伝えてくれようとする姿にとても感心しました。
その後はお部屋で遊びを楽しむ子ども達。しばらくするとブロックを取り合う二人の男の子。少し離れたところで見守っていると最初は、ブロックをお互いに取り合っていた二人でしたが、少しすると一人の男の子▽くんが「どうぞ」と言いお友達にブロックを貸してあげていました。きっと▽くんもブロックを使いたかったのですが、我慢してお友達に譲ってあげたのです。大きな成長を感じた瞬間でした。また一つお兄さんになった▽くんでした。
また粘土やブロックや線路をつなげたり、バンダナを腰につけ身に着けたり女の子は洗濯ばさみを髪につけオシャレを楽しんでいました。キッチンや流し台では、お皿を洗い何やら忙しそうにする〇ちゃん。洗ったお皿をちゃんとタオルで拭いていました。そしておままごとコーナーでは机の上にご馳走(ケーキやチーズ、ジュースなど)を並べて「いただきま~す」と楽しそうにお友達と遊んでいる子もいました。
ケーキを目の前に「お誕生日おめでとう!」と言う△くん。「誰がお誕生日なのかな?」と聞いてみると△くん!とすぐに答える△くん。近くにいたお友達は、それを聞いて「◎ちゃんだよ~」と言ってそんなやりとりが何度か続いていました。また粘土遊びも沢山行いました。粘土に使う棒の先に丸くした粘土をつけてアイスクリームをつくる子。またワニや恐竜の卵や歯、ゾウなど様々なものをつくっては、「見て~見て~」と保育士に見せてくれる子ども達。室内にてそれぞれがやりたい遊びを自分で選択して遊びました。(T.S)


◆ はじめての音楽クラブ(きく・たんぽぽ)

今日は、はじめての音楽クラブをホールで楽しみました。講師と「宜しくお願いします」のご挨拶をしてから、自己紹介とお部屋でのお約束の話をしてくれました。
その後、鈴とカスタネットの楽器二つを使って、リズム遊びをして楽しみました。ピアノのリズムに合わせて、楽器を鳴らしたり、行進したりしました。講師が、「オオカミだみんな下に隠れて」と言うと、子どもたちは床に伏せて頭やおしりを手で隠していました。「さあ、また歩きましょう」の言葉で、子どもたちは楽器を鳴らしながら、行進して楽しみました。
ピアノの曲もアンパンマンなど知っている曲もあり、子どもたちは嬉しそうにしていました。講師のお話のときには、表情を見て聞いていました。楽器の使い方も、その都度講師が教えてくれて、子どもたちも再度確認しながら楽しんでいました。そして、子どもたちで手をつなぎ、一つの円になって座り、講師がタンバリンを持って、子ども一人ひとりの所へ行き、タンバリンをたたいてもらいました。最後に、講師に「ありがとうございました」のご挨拶をして、今日の音楽クラブを終了しました。
子どもたちは、はじめての音楽クラブに緊張しながらも、音楽クラブの講師のお話を体育座りをして聞いていました。そして、「楽器をもらった人は座りましょう」という言葉にも、耳を傾け、受け取ると座っていました。
鈴とカスタネットの二つのグループに分かれた時も、きちんと待っていました。お話を傾聴する力の成長を改めて感じ、同時に嬉しく思いました。お部屋でのお約束も聞くことができたので、リズム遊びをたくさん楽しむことができました。改めて、幼児組になる子どもたちの成長を嬉しさを感じながら、保育士も一緒に楽しむことができました。(K・K)


◆ 音楽クラブ(もも)
今日からきく・たんぽぽ組も音楽クラブに参加することになり、もも組はゆり組の時間から音楽クラブに参加することになり、「ゆり組さんの時間からやるの初めて」と参加前から楽しみにしていました。
今日は「春が来た」と言う歌を講師と一緒に歌いながら歌詞を覚え、時には歌詞に出てくる鳥になりきってホールの中を走ったり、歩いたり。音が変化すると寝てみたり、隠れたりと音を聞き分けたり、「ちょうちょう」の歌に合わせて男の子が花、女の子がちょうちょうになりきって、ちょうちょうが花の所に行き、蜜を吸ったりと沢山変身して楽しみました。
色々なピアノの曲に合わせて鈴やカスタネットを鳴すのも楽しみました。
最後にはゆり・ひまわり組が音楽クラブでやる「焼いもじゃんけんぐーちーぱー」をゆっくりと一緒にやってみると普段お部屋でもやっているグループもあるので大盛り上がり。
講師と一緒にやるところをお友達とペアになって楽しんだり、じゃんけんの勝ち負けがまだわからない子もいましたが、お友達や講師に教えて貰いながら楽しむことができました。
ひとつ大きくなったことを実感しながら楽しんだ音楽クラブ。
しかし、まだ甘えたい気持ちも持っているもも組の子どもたちなので一人ひとりの気持ちに寄り添った援助をこれからもしていきたいと思いました。
(K.H)

◆ 心を一つに (ゆり)

今日は『年長児になったら頑張ること』という質問から始まった音楽クラブです。
「優しくする」「くつを履かせてあげる」「早く起きる」
「先生の話をきく」「友達と取り合いをしない」「わがままをいわない」
「喧嘩をしない」「歌を頑張る」「大っ嫌いっていわない」etc…
とたくさん挙がりました。
恥ずかしくあったり、「まだ考え中」という子どもたちもいました。
またお部屋でも聞いてみたいと思います。
年長児になるには心を一つにしないと、というお話がありました。
一つのことをやり遂げるにはみんなで行う気持ちが大切です。
『心』とはなにか、そこから子どもたちと考えます。
心臓とは違う、難しい、いろいろ考えが出ました。
なにか一つのことを頑張ろう、できたら嬉しい、できなかったら悲しい、という気持ちということを教えてもらいました。
実際にみんなで足を伸ばして座り、ピアノのリズムに合わせて足を叩いたり、足を曲げたりと行いました。
最初はバラバラでしたが、徐々に揃ってくるようになりました。
心が一つになった瞬間でした。
最後はおきまりの焼き芋じゃんけんを行いましたが今回は年長児も混ざっての特別バージョンとなりました。
負けても嬉しそうな子どもたちの表情が印象的でした。
(A,Y)

◆ 思い思いの場所で (ひまわり)

今日は、きく・たんぽぽぐみから ゆりぐみまでのクラスが音楽クラブでホールを使用するため午前中は、幼児グループの保育室で過ごしました。
「今日は、にじグループで遊びたい」
「僕は、順番に行ってくる」
子どもたちは、思い思いのお部屋を選択し楽しみます。
自ら考え主体的に行動する子どもたちを見ていると、キッザニアでの頼もしかった姿を思い出します。
子どもたちの活動を見ていて印象的だったのは、自分が遊びを楽しむだけではなく、きく・たんぽぽぐみさんなど年長児の遊びに興味を持ちやってきたときに優しく声をかけてあげる場面が多々あったことです。
そして、もう一つが次の活動に移る時間…。
「あっもう給食の時間になるホールに戻らないと」
「〇〇くん〇時になったよ」
「卒園式のとき、校長先生言ってたよ」
と、早速、卒園式で教えていただいたことを実践する姿でした。
自ら学び成長しようとする子どもたち…。
改めて、大人は子どもを信じ見守る存在なのだと感じさせられます。
(T.N)


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